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2017-08-16 15:47

第110回「質問:格言や名言を部下たちに浸透させていくためには?」

第110回「質問:格言や名言を部下たちに浸透させていくためには?」
上場企業から中小企業までエグゼクティブコーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が経営や人生で役立つマインドの本質についてわかりやすく解説する番組です。
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秋山ジョー賢司の稼ぐ社長のマインドセット
なぜ一流の経営者たちは、ぶつかる壁を次々と越えられるのか。
そこに隠されたマインドの正体。
ポッドキャスト、稼ぐ社長のマインドセットは、上場企業から中小企業まで、
エグゼクティブコーティングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、
経営や人生で役立つマインドの本質について、分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。秋山先生、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今日も質問来ておりますので、早速ご紹介していきたいと思います。
はい。
ちょっとですね、今回年齢とか職種がわからないので、ご質問だけご紹介いたしますね。
常語録、大変参考になっています。
私自身にも使っていますし、部下たちにも共有しているのですが、うまく社員たちは受け取ってくれません。
どのように浸透させていけばいいのか、アドバイスをいただけないでしょうか。
はい。
というわけですね。
嬉しいですね、常語録を使っていただいて。
本当ですね。自分自身にも、社員の方々にも。
はい。
そういえばね、常語録といえば、この間すごい素敵な常語録というか、機能する常語録を発見しました。
発見しました。発見したんですね。
ちょっと紹介していいですか。
ぜひぜひ。
こんな言葉です。
運がいいと思いなさい。そう思ったら、どんどん運が開けてくるんだ。
なんか聞いたことありますよ、これ。
結構有名な、どちらかというと、語録というか名言じゃないですか。
これ誰の言葉か、ご存知ですか。
いやー、なんか本田さんとか、稲森さんとか、松下さんとか、その類だった。
当たりです。
記憶が。
これ松下幸之助さんの言葉ですね。
なるほど、松下さんですね。
これ素晴らしい。
え、何が?
機能しやすい。
え、機能しやすい。
この言葉が。
実は語録の中で、いい言葉、素敵な言葉という切り口もありますが、
すごい機能しやすいと、機能しづらいという切り口もあるんですよ。
これは機能しやすいですね。
秋山先生っぽい切り口ですね。
ちょっとだけ説明しますね。
もう一度言葉だけいいですか。
運がいいと思いなさい。そう思ったら、どんどん運が開けてくるんだ。
これは文法上で言うと、Aを思ったらBですよってことですよね。
運がいいと思いなさい。そう思ったら、どんどん運が開けてくるんだ。
これをちょっとだけ難しい言葉で言うと、十日の複合概念って言うんですが、
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AをするとBになるよってことです。
そのAの部分がですよ、これは運がいいと思いなさいですよ。
結構簡単にできそうな感じですね。
ところがね、これ言葉が運がいいと思いなさいって言われたらどうなると思います?
なんでとか。
そうそう、思えないよと。
ところが、運がいいと思いなさいよと、そう思ったら、できるわけですよね。
思ったら、どんどん運が開けてくるんだ。
このどんどんがいいんですよ。
それは音的にとかじゃないですか。
例えば、運がいいと思いなさいだけだとすると、思えないよって言われますよ。
運がいいと思いなさい、そう思ったら運が開けてくるんだ、嘘つき合いなんですよ。
ところが、運がいいと思いなさい、そう思ったら、どんどんってことは、
じわじわとかゆっくりっていうニュアンスも入るので、受け取りやすいんです。
ですから、自分に対していい暗示がかかりやすい、すごい優れた文章です。
この一文、自分に機能させるという意味で素晴らしいと思います。
言葉がどうこうって話ではなかったですね。
言葉もそうなんですが、より文法上、いい暗示がかかる文章として、
私、最近これ気に入って使ってるんですよ。
そうなんですか。クライアントさんとかにですか。
私に。
自分自身に。
そうそうそう。あ、俺すごい運がいいなーって。
確かになーって。
ちょっと運が良かったりする実感できる被害じゃないですか。
お店行っていいサービスもらったとか。
やっぱ俺普段が運がいいと思ってるから、また運が開けてきちゃった。
それは加速していくんですよ。
自己暗示が強まっていくから。
それはチョイスしてる。
そうやって自分自身には使われてるんですね。
ご質問がありますね。
そうですよね。
名言とか格言をどうやって浸透させていくのか。
しかも他人にって話ですよね、このご質問は。
そうですね。
実は、経営者の方ってこういう風に語録とか名言すごい大切にするじゃないですか。
そうですね。
青和塾とか言ったとか、すごいいっぱい言葉大事にされてますよね。
この時の使い方なんですが、一つは猛烈にそれが自分のために使う。
大切ですよね。
そうですよね。
ところがもう一つの、武漢にということがあるじゃないですか。
その時の使い方でやっぱり気にしないとうまく機能しないんですよ。
やり方があるんですよ。
だってですよ、例えば本を読んで自分が感動したとか、
どこか偉い先生と会ってその言葉をもらった、
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ということは自分がビビビビって痺れてるわけですよ。
でもいいですよ、あなたは偉い人、
例えば稲森さんと稲森さんから直接聞いた、
その感動とあなたが部下に言った場合の感動ってズレが生じちゃうので、
そのことを分かってないといけないんです。
まずはそのズレが生じるということ。
大変失礼な言い方かもしれませんが、
稲森さんがあなたに言った時の感動と同じ感動は
部下に伝えることはできませんよということ。
それは稲森さんのステートであったり、
その声の等とか、いろんな経歴も含めて。
そしてもう一つは、一つはそれね、
もう一つは社長というあなたの方が受け取れる力が強いわけじゃないですか。
しゃべる方もステート高いし、受け取る社長さんのあなたもステート高い。
そうすると、その名言とか格言のビビビビビ、
そう思うっていう感覚が一万ぐらいだとすると、
それを部下の受け取り能力のことを考えた場合、
一万は無理ですからね。
エネルギーが入りやすい状態ですね。
はい。
じゃあどうすればいいかとすると、
やっぱり重要なのはあなたのその言葉を聞いて、
やっぱり重要なのはあなたのその言葉を聞いたときの受け取り力を使うべきなんです。
自分、社長自身の受け取り力を使う?
そうそう、それを示すんです。
そう使うわけですね、では。
じゃあ今日は具体的な作成を一つ。
いいですね。
例えば、自分が大切にしている言葉があったと。
はい。
で、できたら部下にも伝えたいなと思いますよね。
うんうん。
で、そのときに、自分が大切にしていることと同じことをやった部下を見つけます。
目に入るでしょうね。
はい。
そうしたら、例えば今この松井さんの言葉でいうと、
運がいいと思いなさい、そう思えばどんどん運が良くなるという言葉だとすると、
あ、いつもあいつ運がいいって言ってるなと。
そうすると運が良くなっていって、営業成績が上がってきた。
ほらみんな、あいつを見習え。
これNG。
やりがちじゃないですか。
これ絶対ダメ。
あいつみたいになれよとか。
そうそう。
だからあいつうまくいってるんだよ。
これダメです。
お前もやれよと。
そうすると、なんかこう、それって結局誰が社長の言ったことを守ってるかレースが始まるわけですよ。
うんうんうん。
だからしらけちゃう人もいる。
うーん。
そうじゃなくって、例えば部下にそういう人がいたら、
そこの自分の感動力を使うんですね。
こんな感じです。
先日、A君が口癖のようにね、僕って運が良いって思うんですよっていつも言ってると。
そしたら彼は本当に良いお客さんと巡り会って、どんどん成績伸ばしてたと。
僕はその時に、あ、俺が好きな松下さんの言葉をこいつ実践してるなと。
最近俺、それやってないってことに気づいたと。
なので、僕は彼を見習って、やっぱり運が良いと思うってことをこれからも強くやっていくよみたいなことをみんなの前で言うんですね。
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うんうんうんうん。
つまり、彼を見本にして自分にそれをぶつけるっていう姿勢を示すんですよ。
ほー。
そうすると、部下はすごい聞きやすい。
あ、社長もその言葉を自ら自分にぶつけてるなと。
俺たちに押し付けてないなと。
うんうんうん。
それも部下の行動を見て、そして感化されて、自分にちょっと反省じゃないけど内省してるんだなと。
ほー。
これはすごい効果があるんですよ。
そうするとポイントは、ある事実を認識したものをその言葉とはめて、その結果その感動みたいなベクトルを社長、ないし上司とかの自分自身に内定するような形で向けるもの、それを発信すると。
そうです。
こういい感じ。
はい。
これ相手にそれをやるとどうなるんですか。
うん。いい質問ありがとうございます。
例えば、相手っていうのは自分より立場が上の人がすると、そういう事をやってる事を真似するんですね、癖で。
じゃあ今何をしたかというと社長は、人を見てその行動からベクトルを自分に向けるって事をしましたよね。
そうですね。
そうすると、え、人ってそうやって使うの。つまり誰かが何かをしたらそこから感動してその矢印を自分に向ける事をやってるんだというその姿に感動するわけですよ。
うーん。
これ逆にね、あいつはいい事やってるからお前やれっていうとお前やれっていうベクトルどっち向いてます。
その部下というか社員ですよね。
自分の方に向きますよね。
うん。
そうすると部下はどう思うかというと、社長お前やれよって同じ事を起こすんですよ。
ああ。
社長がお前やれって言うから部下はお前もやれよ。
そうそうそう。
しかもそれがこう感覚的には無意識で起きるような感じなんですか。
その通り。だから怖い。
へえ。
そうじゃなくて、ここで感動した。それすげえと思ったんだよ。だから僕それ大切にしてこれから系やってきますって言うと、
みんなも矢印が自分に向いてないから安心してそのことを聞けるんです。
じゃあその社長自身がその事実を見て自分にベクトルを向けてそれを言わなくても本当に自分が受け取って自分自身がやってる姿とか見せるのでも別に言わなくても。
それでもいいです。
とにかく一旦自分が受け取るということをちゃんと伝わるような感じを作る。
そうですね。それをちょっとだけ手法っぽくやると、例えば朝のミーティング。
朝礼とか。
朝礼とか。あとは社長がみんなに毎月出してるレターとか。
ああいう時に、この間部下のこういう人がいました。みんなもぜひ真似してね。じゃなくてこういう人がいました。僕は感銘を受けました。
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最近そういうことをサボってるかもしれないということを改めて実感したので、そのことを肝に銘じて契約してきます。という言い方に変えてほしいんですよ。
だからみんなもやろうねって言わなくても自分で止めるんですか。
そうそう。だからみんなもやれば絶対止める。
はあ。
それは相手の中で湧き起こるのを待つ。
うんうんうん。これ喋っちゃっていいんですか。
すごい使えすぎません?これ。
使えますよ。
これ逆に社員さんとか聞いてたら、オーナー社長を聞いてたりしたら、社長、秋山先生のパグったのこれみたいなのが起きそうなくらい。
いいじゃないですか。で、それって思ってもないことを言った場合ですよ。テクニックだけとして。
本当は思ってないんだけど、秋山先生にいいことを聞いたからやれと。そういうの構わない。
ただしその時のアウトカム何ですかって話じゃないですか。自分も思ってないことを社員にさせるアウトカム何みたいな。
うまく使ってやろうみたいになると機能しないですし。
ですからこれは例えば社員の方も部下の方もこういうのが分かった状態で使いあったって何のマイナスも起きないんです。
今回のこの格言のメカニズムと格言の使い方のメカニズムみたいなお話でしたけども、
今日明日から使いますし、特に社長さんたちはそういうことがいっぱいお持ちじゃないですか。
今のお話をうまく武器として使うとどう浸透させていくか。
そう、そう、そう。
分かりましたね。
ですからこれはお客さんにもそう。あなたの行動を見てこうだと思いました。
なので僕も次からちょっとそういうこと気をつけていただいて思いますでもいいし、家庭内でも構わないし。
これは面白いのでかなり有名な格言がいっぱいあるじゃないですか。
ありますね。
これがなぜ有名たる格言になるのか。
その格言が人にどういう影響を与えるメカニズムになっているのかみたいなところを今後やっていきませんか。
いいですね。私も常々格言を聞いていて、
これって本当はこういう使い方とかこういう捉え方をするとより深まるようになるなというのは思ったりしているので。
あるんですね。やっぱり。
それちょっと定期的に4回に1回ぐらいですかね。格言の何て言うんですかね。
格言の解析と使い方みたいな。
みたいな感じを今後やっていきましょうかね。
ぜひ皆さんもうまく使っていただきたいと思いますので、
今日のやつもうまく次から社内で改良していただいて実践していただきたいなと思っております。
最後にですね、今の私の話を聞いた方はちょっと運がいいかなと思いました。
そう思ったら。
15:00
そう思ったらどんどん。
運が開けていく。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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