1. 経営者のマインドサプリ
  2. 第347回「「失敗してもいい!..
2022-03-04 14:15

第347回「「失敗してもいい!」と言っているのに「挑戦しない部下」のマインドを解説します」

第347回「「失敗してもいい!」と言っているのに「挑戦しない部下」のマインドを解説します」経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

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こんにちは、遠藤博之です。 秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さて、という場合今日も行きたいと思うんですが、ちょっと今日質問がですね、長い、いや難しい気がするので、早速ご紹介させてください。
お願いします。
えっとですね、今日のご質問なんですが、製造業の執行役員の方ですね。50歳となっております。ご質問いただいております。
なぜかペンネーム書いておりますね。ペンネームあいうえおさん。何ですかね。執行役員のあいうえおさんからいただいておりますので、いきたいと思います。
社員80名ですとなっております。会社の価値観を中心にチャレンジ精神があります。私自身も若い頃多くのチャレンジをさせてもらって成功も失敗もしてきました。
なので社員には失敗も多いに結構果敢にチャレンジするようにと伝えていますが、リスクに対する言い訳が多く、でもそれをやったらこうなってしまいますよ、などとチャレンジするような社員が出てきません。
という質問です。どうすればよいでしょうかということですね。
そうですよね。どうしましょうかね。
それこそアウトカムはどこに行くんですかね。この質問者の方は。
そうですね。アウトカムは会社のチャレンジしていくというところにみんな向かわせたいんでしょうね。
いいじゃないですか。この方はチャレンジしてますよね。
そうですね。
つまり自分が置かれている状況はなかなかチャレンジしそうな人たちに対してチャレンジしてやってもらいたいという、それを促していくというところにチャレンジしていくわけです。
その時にチャレンジと言っても、この方の場合は自己役員だし、会社がそこに中心に置いているのはあなたにとってはチャレンジではないんですよ。これはもう。
ほうほう。
必達ですよね。
チャレンジ精神の行動をさせなければならないという。
会社の真ん中に置いているわけですから。
確かに。
だからあなたにとってこれは必達なんだと。
そこに対してまずコミットしていかないといけないですね。
もしコミットしたらですよ。
コミットした場合何が必要かというと、相手の現状がどういう現状だということを受け止めて、そこに対して変化を促していくということじゃないですか。
つまり相手の状況を理解しないと動かせないということなんですね。
この方は気持ちが十分分かります。私もどっちかというとそういうことだったから。
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だけど相手の気持ちを分からずして変えようとしている。
つまりなんで君たちは俺らの気持ちが分からないんだということになっちゃってるじゃないですか。
なんでチャレンジしないんだと。なんで気持ちが分からないんだと。
そうそうそう。
だからこの自己役の方にとってこれがあなたへのミッションであり、占めるとするならば、まずは相手のことを理解しないといけない。
相手のことを理解してどういうことかというと、なぜ彼らはチャレンジしないのかということを分かっていかないといけないんですよね。
これ、なんで彼らはチャレンジしないのか。
確かにそこですよね。
一つは、今まで若い時チャレンジしてきたっていう話があったじゃないですか。
はい、この方が。
これって一つヒントですよね。いつの時代のチャレンジだったんだろうと。
その時のチャレンジって良かったのかもしれませんよね。
時代がどういうことですか。
チャレンジしたら成果出やすかったかもしれないし。
若い頃。50歳の方で若い頃って言ってるんで、20代から30、中盤?
そうそう。
20年前頃。
チャレンジしやすいじゃないですか。頑張ったみたいなね。
そことの違いがあるかもしれないなということをまず思いを馳せていく。
僕が喋っているチャレンジと、彼らが捉えているチャレンジの意味合いとか感覚が違うんじゃないのかな。
言葉の持つ意味合い。
失敗した人が一つ目ね。
二つ目は失敗した経験がある人というのはやっぱり決断が早くなっていくわけですよ。
痛い目が合ってるんでね。
だから失敗してもいいかなというふうに言える。
ところが失敗した経験が少ない人にとって失敗してもいいかなってこの言葉のハードルが本当に高い。
なんでなんですか。あえてなんですけど。
失敗しても大丈夫だったっていう経験がなかったら失敗しづらいと思いますよ。
例えば若い人からよく20歳になる前に海外旅行行ってみろみたいなって話し合うじゃないですか。
若い国は旅をさせろってやつ。
あれって今まで自分が培っていた能力が通じないところに行って失敗して帰ってこようと。
そうすると失敗しても大丈夫なんだなって死ねないもんだなみたいなことを感覚として入る。
それはない方法ですよ。
失敗したらどうなるかがわからないし、失敗しても大丈夫だというところに対して確信が持てないわけですよ。
そこをわかっていくと失敗してもいいからだという言葉が非常にきつい言葉になる。
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そこを受け取らなくちゃいけない。
それを何言ってるんですか、そんなことダメなんですよって言っちゃうと気持ちわかるけど、
あなたのゴールに対してコミットしてないよって話になってしまう。
たまにいますよね。
コロナ前とか激しい飲み会の席とか社員がいるときに、
俺なんて昔もう100億どうなるかわからなかったけどどうなるかわかったんだよみたいな話されたところで
社員からすると社長さん無理しようみたいになると。
それは俺にはできないよっていう。
時代も違うし、俺にはそんなの伝わらないし。
やり方はいろいろありますけど、まずは相手の状態を知らない限り、相手に変化を与えることは難しい。
その上でですよ、この人たちがチャレンジすればいいと思いません?若い方たちが。
つまり若い方たちの方のなりのチャレンジ、つまり彼らとしてには動かせばいいわけです。
確かに、まずど真ん中にチャレンジ精神って置いてるけど、
そのど真ん中のチャレンジっていう持ってる言葉そのもの自体が、
全く認識が違いそうっていうのは本当にありそうですね。
だからそれをバーンと押し付けたら、
全部であるあなたはチャレンジはしてないんですよ。
自分が今まで得意だったチャレンジを押し付けてるというか。
右肩上がりの時代の人はゴリゴリの時代のチャレンジをチャレンジとされたら、
こんなに閉塞したコロナ禍においてのチャレンジっていうのはちょっと意味が違いそうですね。
違っててしょ。だから相手に代われと言ってるんですけども、
実は出してる方が変わってない。
これって俺がやってるチャレンジと彼らが捉えてるチャレンジって全く意味が違うのかな、
みたいなところから入らないといけない。
その上で私だったらどうするかということなんですけども、
この会社としてはチャレンジ精神というのを真ん中に置いてるから、
そこはずらしたくないんですね。
例えばこんなことも考えないと思います。
目標はチャレンジである目標なんです。
ただし、この目標はチャレンジである目標なんだけども、
まずはこれを的確にやってみようみたいな言い方ってあると思うんですね。
彼らからすると、いきなりチャレンジとか怖いとかわからないので、
的確にまずは1個これやろう、1個これやろう。
でも目標はチャレンジであることなんですよ。怖いんです。
そこに対して前進していくことができることが彼らにとってチャレンジなので、
そういうふうにチューニングしてあげるというのは、
テクニック論かもしれませんが、
この方たちに必要なスキルになってくると思います。
今のどういう意味ですか?
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テクニックとしてはどこがテクニックなんですか?
目標はチャレンジである目標。
ただし、そこに行くためにはまず1個これ、何かができる。
できることからやっていこうぜっていうふうに言ってあげる。
でもそれってこの方からすると、その言い方がチャレンジだと思うんですよ。
なんでそんなドロッコシーなことを言わなくちゃいけないんですか?みたいな。
やっぱり自分を変えていくしかないと思うんですよね。
この方がですね。
それ自体がチャレンジだというのもある中で。
ちなみになんですけど、でもそれをやったらこうなっちゃいますよっていう
このリスクに対する言い訳が多くみたいな感じに思う社長だったり上司の方って、
結構下の向かってそういう思いをすることって意外と多いんじゃないかなと思ったりしたんですけど、
ここでマインド的になんでこう思うんですか?
どっちが?相手が?
そんなこと言ったって危ないじゃんみたいな。
結局は自分の中で、
あなたはリスク背負ってないけど、俺だけリスクを背負わせるんですか?って感覚あると思いますよ。
無意識かもしれない。
無意識だって上司の方やり方変えてないわけですよ。
いやそれって君が得意なやり方でしょみたいな。
君が得意なやり方を僕に押し付けてるだけで、あなた変わろうとしてないじゃないですかってことじゃないですか。
あー俺だけ変われってことか。
そうそう。
それって俺だけリスク背負えってことかよってなっちゃうってことですか。
それがここまで言語化できてないと思いますが、
怖いこと一緒にやろうねじゃなくて、
怖いことはやれよと。
そう。てか俺にとって怖くないけど、やれみたいな。
なるほどね。そういう。
例えばですよ。
ダイビングインストラクターの時に部下の方に必ず言ったのは、
体験ダイビングに来たお客さんに、不安だって言ったお客さんに対して、
大丈夫です、心配しててくださいってのは絶対言っちゃいけませんって教えてたんですよ。
どうですかね、体験ダイビングで初めてダイビングするんですよ。
ドキドキするんですよ。
インストラクターに、あ、私大丈夫かしら、不安だわって言ったら、
大丈夫ですよ、皆さん、心配してくださいって言われたら、
みんな初めはそう言いますから。
そういう時に無意識で、お前は大丈夫かもしれないけど、
こっちは怖いんだっていうのは思っちゃうわけですよ。
なんて言いましたか、ここは。
不安なんですねと。
よかった、この不安であるってことがノーマルなんですよって言ってました。
これを今の上司部下のリスクに置き換えると。
あ、そうかと、君やっぱりチャレンジするって、やっぱりなかなかして方々は怖いよねって。
俺らの時代とも違うしって、チャレンジって。
なるほどね、でも単純にこの部下の方々との、
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それこそ話し合いというか、対話というか、おしゃべりというかが足りないというか。
言葉の擦り合わせですよね。
言葉の弱みっていうのは、言葉って記号じゃないですか。
記号だから言葉自体にいろんな意味がぶら下がっちゃってる。
でもそれは時代とともにニュアンスが変わってっちゃうので、そこの擦り合わせをしていかないと、
やっぱりチャレンジという単なる言葉で、はしょっちゃってる気がしますよね。
なかなかだいぶヒントをいただいたような気がしますけれども、
やっぱりこのチャレンジ精神って言って引き継がれて、脈々と継がれてるけれども、
今のこのタイミングでこのメンバーで行った時に、
このチャレンジ精神というのが一体何なんだっていうところの話をして、
下の方々の気持ちとかも受け取ってあげないと、
チャレンジする土壌が出来上がってないっていう状態ってことですね。
そうですね。
下の方々はチャレンジ精神って時代がいい時に夢中したことでしょって思ってるかもしれない。
はいはい。川口でお酒飲んだことでしょと。
そうそう。そんなことは見たい。
なるほどですね。
ぜひ言葉の解釈の擦り合わせということをしていくことが、
もしかすると質問してくれた方への大きなチャレンジだと思いますので、
ぜひそこやってもらいたいです。
大きな質問だったんじゃないかなと思いますので、ぜひチャレンジしていただきたいなと思います。
ということでありがとうございました。
ありがとうございました。
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