2024-05-26 07:23

時代による評価の変化

前回に続いて、伊福部昭さんのお話しです。


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・市役所で28年間事務職として勤務
・うつ病で5ヶ月間休職
・令和5年3月に早期定年退職
・令和5年4月に「オンライン事務代行ジムスキ」を創業

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00:06
スピーカー 1
みなさん、こんにちは。オンライン事務代行事務仕の和田博です。
先日、緊急地震速報の元ネタは、伊福部明さんのお一子さんが作ったというお話をしましたが、
またちょっと続いて、伊福部さんの話をしたいと思います。
今日は、緊急地震速報から離れて、伊福部明さんの本人のことについてなんですね。
私は、伊福部明さんが大好きだという話は、前回たくさんしたんですけれども、
スピーカー 2
実は、伊福部さんが評価されてきたのは、ここ20年くらいのことでして、それまではそんなでもなかったんですね。
スピーカー 1
僕自身は、すごい伊福部さんを子供の頃から大好きで、
とっても、なんでこんなに評価されないんだろうって子供ながらに思っていたんですけれども、
1970年代とか80年代、高度成長期ですね。
その頃の日本人の音楽というのは、不協和音ってわかりますかね。
わざと音はドミソとかじゃなくて、変な音で和音を作って、ちょっと気味が悪いような和音を作って、
それを響かないから不協和音って言うんですけれども、
そういう曲、その不協和音がいっぱいの曲だったりとか、
スピーカー 2
もうメロディーがなくて、ずっとなんか、ひゃーっていう不協和音がずっとゆっくりゆっくり流れてる曲っていうのが、
スピーカー 1
現代音楽って当時言っていたんですけれども、
それがこれからの時代の音楽だ、これが新しいクラシックだって言われてたんですね、当時。
スピーカー 2
で、その頃は高度成長期で景気も良かったから、
オーケストラの曲の編成もどんどん大きくなってきて、
スピーカー 1
もう100人とかも、100何十人っていう大人数で演奏するような曲がたくさん作曲されました。
スピーカー 2
オーケストレーションって言うんですけれども、
スピーカー 1
当時はかなり大規模なオーケストレーションの曲がたくさん作られていました。
で、私は以前ドラムやってるって話ちょっとしましたけれども、
クラシックでは打楽器を担当してまして、
特に打楽器の人数がすごい多いんですね、その当時の曲っていうのは。
スピーカー 2
やはりクラシックの編成とか作曲とかもある時代を反映していて、
景気が良い時っていうのは打楽器の人数とかがすごく多いんです。
ですので、70年代、80年代の曲は打楽器の人数がとても多くて、
スピーカー 1
ほとんどの曲が高そうな楽器、キンコンカンコンっていうチャイムだったりドラとか、
本当にいろんなものをずらりと並べて、果てに効果音を奏でるっていう、
03:02
スピーカー 1
そんなようなのがかっこいいって思われてたんだと思うんですけれども、
そんな時代でした。
で、そんな時に福部さんの曲はちょっと土俗的というか田舎っぽい感じがして、
当時はダサいとか時代遅れだとかって言われていたんですね。
ですから本当にもう子供流れになんでこんなかっこいい曲が評価されないんだろうって、
僕は思っていたんですけれども、
スピーカー 2
ちょうどバブル弾けたあたりからですかね、
ちょっと景気が悪くなってきて、
あと不協和音の曲、メロディーのない曲とか、
スピーカー 1
これからの音楽だって言われるからやっぱり聴いてるつまんないよねっていうことになってきて、
ようやくまたちょっとメロディックな曲が再評価されてきたのがバブル崩壊後ぐらいなんですけれども、
スピーカー 2
ようやく福部さんの愛の音楽に影響を受けていて力強くて、
すごい日本人らしいっていう音楽がようやく評価されてきました。
他の作曲家の方で日本人らしさを追求して、平和時代の武学とか、
あとはもうちょっと後の時代の歌舞伎とか能とか、
そういうのを取り入れたクラシック音楽っていうのもあるんですけれども、
それとはまたちょっと別の、
スピーカー 1
本当独特の日本人らしさを音楽で表しているのが福部さんの音楽。
スピーカー 2
その福部さんが正当に評価されるようになってきて、
スピーカー 1
僕はとても嬉しいなって思います。
前衛的な作風一変等だった時代から解放されて、
スピーカー 2
改めて日本人の心に響く名曲として、
スピーカー 1
福部明さんの音楽が見直されてよかったなって、
おじさんになった僕は思っている感じです。
それで今日は福部さんのお話をしたんですけれども、
どんどん事務の話から離れていっちゃいますね。
スピーカー 2
実は作曲家とか常にいろんな政治とか時代の背景に振り回されて、
スピーカー 1
影響を受けたりして評判が上がったり下がったりしたりしています。
福部さんは当時の高度成長期の右肩上がりでちょっと勢いに乗っているような時代、
評価されなかったけれども不景気になってきて、
みんなが落ち着いてきたら評価されるようになったんですけれども、
スピーカー 2
他にも時代の先を行き過ぎていたり、
スピーカー 1
政治的な理由で正当な評価をされなかった作曲家ってすごいたくさんいるんですね。
スピーカー 2
福部さんのようにダサいとかカッコ悪いとかって言われていた方はまだ良い方で、
歴史から消されてしまった、戦前とかはすごいみんなに聞かれていたのに、
戦争に協力した作曲家だって言われて、戦後はもう批判もされない、
いなかったことでされちゃったり、記録からも消されちゃってる作曲家っていうのが何人かいらっしゃって、
06:03
スピーカー 2
その方もすごい良い曲を書いてるんですけれども、なかなか評価されてない。
評価の段階でステージで上がってきてないので評価されるようもないんですけれども、
スピーカー 1
そういう作曲作家さんもいらっしゃって、本当にもったいないなって思っています。
スピーカー 2
毎回音楽の話ばっかりしててちょっと事務から離れてしまうので、
スピーカー 1
またちょっと機会があったらそういう方のお話もしたいなと思います。
スピーカー 2
私はもうそういう作曲家の曲だったり、その作家さんの作品だったりっていうのは、
当時の時代とかもあるけれども、作曲家が悪いことをしちゃったりとかなんですけれども、
スピーカー 1
作品自体には罪はないなとは思うタイプなので、
ちょっとその時代のことでなかったことにされちゃった作品とかがあるのは残念だなって思っています。
すいません。2回連続で熱く語ってしまいましたが、最後まで聞いていただきましてありがとうございます。
渡辺博史でした。
07:23

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