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こんにちは、じぶん経営診断士のトシです。
私は、会社員とコンサルタント業の2つを本業とする副業家をやっています。
このチャンネルでは、私が中小企業診断士として得た企業経営のノウハウやフレームワークを、
個人の人生経営やキャリア戦略の実現に役立てていただけるような内容をお送りしたいと思っています。
わかるが増えれば人生が変わるをキャッチフレーズに、社会人の学習コミュニティも運営しています。
わかるとは分けられること。わかるを増やすことでできることを増やし、できることを増やすことであなたのキャリアを豊かにする。
そういったお手伝いをしたいと思っています。
今日はですね、自分の人生を経営の視点で捉えるということで、少しお話をしてみたいなと思っています。
自己啓発のものすごく有名な本に、7つの習慣というものがありますけれども、
その著者のスティーブン・コービー博士がですね、人間には4つの基本的なニーズがあるということで、
生きること、学ぶこと、愛すること、貢献すること。
この4つが人間の基本的なニーズということを言っていました。
経営というものをですね、ものすごくシンプルにモデル化すると、経営資源というインプットをですね、
価値というアウトプットにして市場に届ける。そして対価をもらう。
こういったインプットとアウトプットの非常に単純なモデルとして考えることができると思います。
この学ぶこと、基本的な4つのニーズの学ぶこと、これはインプットに該当すると思います。
経営というのはですね、その価値を届けるという観点で、アウトプットする相手が必要ですね。
それがこの人間の4つの基本的なニーズでいうと、愛する人ですね。
誰の役に立ちたいのかといったときに、自分の愛する人の役に立つというようなことが考えられます。
そしてその人に貢献をする。要は価値を提供するということですね。
そして最後に生きること。
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この生きることというのは、誰にも基本的に存在するものなんですけど、
それこそ7つの習慣では原則という言葉がよく出てきます。
価値観や原則という言葉はよく耳にするかと思うんですが、
価値観よりもまずは原則に沿うこと、というのを神戸博士は提唱していました。
原則というのは、漢字で書くとちょっと固い感じがしますけど、
要は誰にでも例外なく当てはまる重力のような存在のものですね。
我々は生きているということを前提にして、
学んだり愛する人に価値提供の貢献をしたり、そういったことを行っています。
生きるという大前提の中で、自分が愛する人のために、
この人の役に立ちたいなという人のために貢献するために日々学んでいく、
そういった人生を歩めること。
これが自分にとって豊かな人生と言えるんじゃないかなと思います。
どうしても仕事をしていると、
起きている時間のかなり多くの時間を仕事に費やすことによって、
無意識のうちに自分の人生よりも仕事の方が上位に位置づけられてしまう。
そんなふうに思う瞬間というのが私にもありますし、
ひょっとしたら皆さんにもあるんじゃないかなというふうに思っています。
もう一度、あくまでも仕事は自分の人生の中の一つの要素だということを改めて認識して、
生きることの上に、誰のためにどんな価値を提供して、
そのために自分自身を成長させていきたいのかということを、
お金を稼ぐという観点だけでなく、
一度考えてみていただけるといいんじゃないかなというふうに思っています。
本日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
また次の放送でお会いしましょう。