2020-12-15 12:02

時計ではなくコンパスを持って生きる

じぶん経営診断士のトシが配信する
『じぶん経営チャンネル』

サラリーマンであっても
学生であっても、主婦であっても
じぶんの人生の経営者は自分自身である

この考えのもと

じぶん経営という生き方を実践、
応援するコミュニティを運営しています

わかるが増えれば人生が変わる!をテーマに
わかるを増やして、できるを増やし
あなたのキャリアを豊かにするお手伝いをします


今回は効果と効率について話しています。

効果と効率の違いを知り、より豊かな人生経営をしていただくヒントにしていただきたいと思っています。

仕事において効果的に考えることはもちろん大切ですが、それ以上に自分の人生を効果的に生きられているでしょうか?

そんなことを考えるきっかけになればと思っています。


#7つの習慣 #キャリア #コンサルタント
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こんにちは、じぶん経営診断士のトシです。
私は、会社員とコンサルタント業の2つを本業とする、サブではなくマルチの副業化をやっています。
このチャンネルでは、私が中小企業診断士として得た企業経営のノウハウやフレームワークを、
個人のキャリア戦略の実現に役立っていただけるような内容をお送りしていきたいと思っています。
わかるが増えれば人生が変わる、をキャッチフレーズに、社会人の学習コミュニティも運営しています。
わかるとは、分けられること。わかるを増やすことで、できることを増やし、できることを増やすことで、
あなたのキャリアを豊かにするお手伝いをさせていただきたいと思っています。
今回はですね、時計ではなくコンパスを持って生きるというテーマで、
効果と効率についてお話をしたいというふうに思っています。
前回ですね、戦略とは捨てることということで、個人の実践としては整理をしていく。
不要なものを捨てていく。そして本当に大切な自分の人生にとって大切なものを見つけていくということでですね、
なかなかすぐには見つからないという場合には、ごく身近にある財布の中のレシートだとか書類だとか本だとか、
そういった身の回りにあることを一つ一ついらないを判断して整理していく中でですね、
自分の人生にとって大切なもの、価値観、そういったものを見つけていただくトレーニングをしていただきたいなというふうに思っています。
その整理と整頓ということで、整理と整頓というのもですね、なかなか分かったような分からないような違いが分からないというような方もいらっしゃると思うんですけど、
今回の効果と効率、これもですね、よく効果効率を高めます。そういったワンセットなフレーズで使われることで違いが曖昧になっているという方も私の周りにも多くいらっしゃいました。
ちょっとですね、その効果と効率というところを分けて理解をするところからスタートしてみたいなというふうに思っています。
効果というのはですね、成果そのものを作っていくということですね。
効果を高めるというのは、成果を1から2に増やす、2から3に増やす、こういった行為のことを効果を高めるというふうに言ったりします。
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一方で効率を高めるというのは、同じ成果をいかに少ない労力でそれを実現することができるかということが効率を高めるということです。
ここでですね、効果と効率を分けずにいると何が良くないかというと、これは効果と効率の順番なんですね。
例えばよく会社ではですね、経費削減というようなことが掲げられてですね、例えばコピー用紙だとか交通費だとか会議費だとかそういったものを削減しようというような働きが生まれてくるんですけれども、
実際に経費というのは企業の投資活動なんですね。企業が投資をしてですね、人が動いて成果を上げるためにやっていく、そのために使っていくのが経費という投資のお金なんですけれども、
この効果と効率の順番を間違えてしまうと、この投資活動のお金、これを削減していくことになる。そうするとどうなるかというと、効果を上げるための活動が縮小またはなくなってしまうことで成果がより上がらなくなってしまう。
そして成果がより上がらなくなってしまったことを受けて、また効率を高めなきゃいけないということで、そういった活動費を削っていくという悪いスパイラルに入っていってしまうことがあります。
なので必ずですね、効果を高めて効率を高める。成果というものがある状態で、その成果をいかに小さい労力でできるようにするかということを考えていくという順番がものすごく大切です。
実はですね、我々サラリーマン、会社員というのは、会社が立ち上がってですね、会社が事業を何をやるのかということが決まってですね、会社が上げる成果、顧客が受け取る価値というものが決まって、それを繰り返し反復継続して提供するために業務というものが生まれてきます。
そうすると、ある意味、成果、効果が定義された状態から始まるので、会社員のほとんどはこの効率を高めていくということに、仕事の大半の時間や労力、これを使うことになります。
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そうすると、何が良くないかというと、効率的なものの見方というのが自分の中に染み付いてきてしまうんですね。
いつの間にか効果のことを考えるのを忘れてしまったり、どうやったら効率的にできるのかという前提でしかものを考えないようになっていくということが、この会社員でいることの一つの大きな弊害なんじゃないかなというふうに思っています。
よく何かをやるときに、上司や社長から目的を考えなさいというふうに指摘を受ける方は非常に多いんじゃないかなと思うんですが、目的を考えるというのは、この効果を見つめ直す、効果を考えるというふうに言い換えることができると思います。
そして、仕事において効果を仮に考えることができたとしても、もう一歩引いて自分の人生の効果を考えているだろうかということを、ぜひ自問してみていただきたいなと思います。
会社で働いているときというのは、結局自分の中の人生の一部でしかないですね。ひょっとしたら、それ自体が効率のパラダイムで動いているかもしれません。
ぜひ自分の人生の効果、つまり人生の成果とは何なのか。それはもっと言うと、自分の成功の定義、自分の人生はどうなったら自分自身が成功と言えるのか。この定義が定まっているというふうなことだと言えるかもしれません。
7つの習慣というものすごく売れたビジネス書があるんですけれども、この中に効果と効率について触れているところがあります。
効率を高めるというのは、例えていくと時計であるということが書いてありました。そして効果を高めるとは、例えるとコンパスであると書いてありました。
その言葉を見たときに、私は自分の日常の中で時計ばっかり見ている自分に気がつきました。今向いている方向にとにかく早く前に進もう、早く前に進もう、そういうふうに時間ばかり気にしていて、いかに早く進めるか。
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そんなことを常に考えているなというふうに思いました。しかし、ちょっと立ち止まって、自分のコンパス、自分は本当はどっちに行きたかったのかということを見つめ直す時間をぜひとっていただきたいなというふうに思っています。
ひょっとしたら、今向いている方向に全速力で走ることは、自分が行きたい方向と反対方向に全速力で向かっていることかもしれません。
そして、この言葉を聞いたときに、一番自分の中に衝撃が走ったのは、このコンパスを持って生きるという、自分の生きる意味だったり、生きる価値だったり、成果だったり、自分がどっちに行きたいのかということを考えること自体を、
効率的に、時計のパラダイムで見ていたなということに気がつきました。もっと早く自分の行く方向を見つけないとか、多くの年収を稼ぐことが自分がやるべきことだとか、そういった早くですね、効率的に自分の答えを見つけなきゃいけない。
そんなふうに思い込んでいる自分がいることに気がつきました。
ぜひ時間をとってですね、自分と対話をして、自分は本当はどこに行きたいのか、どっちに行きたいのかというですね、時計を見る時間ではなくコンパスを見る時間、これをぜひ増やして自分の進むべき道、そこをゆっくりでもいいから、まずは向き合って見つけていく。
これが自分経営の第一歩になるんじゃないかなというふうに思っています。
ぜひ自分との約束を大切にしてですね、他人とのアポイントももちろん大切ですけど、自分自身と対話するアポイントの時間を約束していただいて、自分のコンパスを見つめる時間を作っていただきたいというふうに思っています。
今回もお聞きいただきましてありがとうございました。
また次回の配信でお会いできればと思います。
ありがとうございます。
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