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みなさん、こんにちは。じぶん経営診断士のトシです。
分かるが増えれば人生が変わる、をキャッチフレーズに、社会人のキャリア支援を行っています。
分かるとは分けられること。分かるを増やし、できるを増やす。できるを増やし、キャリアを豊かにする。
ということで、みなさんのキャリアが豊かになるお話をしていければと思っています。
このシリーズでは、世界的な大ベストセラーである7つの週刊の著者である、スティーブン・コヴィー博士について配信していきます。
代表作は7つの週刊ということなんですけど、それ以外にもいろんな著書だったり、名言というのをたくさん残されていますので、
そういったスティーブン・コヴィー博士のエッセンスを、私の視点も交えて配信してお届けしていきたいと思っています。
今回は7つの週刊の中の一つのパート、最優先事項、これが切り出された一冊の書籍の第一部ということで、
「時計とコンパス」というところで紹介していきたいなというふうに思います。
この本の第一章の中の始まりのほうに、ほとんどの人たちはコンパス。
コンパスとは、自分にとって本当に大切なこと、人生のミッション。
コンパスと時計、自分の時間をどう使うか、時間管理、これが一致せずにずれていてギャップが生じている。
しかしそのギャップはもっと早く、もっと多くというこれまでの時間管理のアプローチで埋めることはできない。
それどころかスピードを上げればギャップは広がるだけだということを多くの人が実感している。
もし今誰かが魔法の杖を振り、今の時間管理のアプローチで効率性が20%程度上がったとしたら、
時間管理をめぐるあなたの悩みは解決しますか?という質問に対してあなたは何と答えるでしょう。
これで効率が上がると思うと一瞬嬉しくなるかもしれない。
しかしよく考えれば、より短時間でより多くのことができるようになったとしても問題の解決にはならないという結論を出すだろう。
というような始まりがあります。
このコンパスと時計という例え、メタファーですね。
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これはものすごくわかりやすい例えだなというふうに思っていて、
本当に自分の日常を振り返ったときに、
時計を見る回数とコンパスを見る回数というのが、
時計ばかり見ていてコンパスを全く見ていなかったなという気づきがありますね。
よく視点の話で、どんな世界観に生きているのかということでパラダイムという話も配信のほうではよくさせていただくんですけど、
人生を緊急のパラダイムで見ているのか、重要のパラダイムで見ているのかという大きな分岐があります。
時計ばかり見ていると、現代人は緊急中毒、緊急なものに右往左往している。
そんなふうに神戸博士は言っています。
今までの時間をどうにか管理していくという考え方では、
いかにそれらを早く多くこなしていくかという延長線上にこの答えはないということで、
新しい時間管理の考え方として、単なる時間管理ではなくてパーソナルリーダーシップの在り方、
つまり自分で自分をリードしていく、どっちの方向に行くのかを導いていく。
そういったことが必要だよねっていうことを言っています。
今回はここまでですね。
この時計とコンパスというメタファーを、私たちの日常の中でも意識して、
時計を見る前にどっちの方角に行くのかというコンパスを、
ちゃんと確認するということを習慣化していきたいなというふうに思います。
また配信していきますので、ぜひ覗きに来ていただければと思います。
本日も最後まで聞いていただきまして、ありがとうございました。