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みなさんこんにちは。じぶん経営診断士のトシです。
分かるが増えれば人生が変わる、をキャッチフレーズに、社会人のキャリア支援を行っています。
分かるとは分けられること。分かるを増やし、できるを増やす。できるを増やし、キャリアを豊かにする。
ということで、みなさんのキャリアが豊かになるお話をしていければと思っています。
このシリーズでは、自己啓発の父と呼ばれるアルフレッド・アドラーの名言を中心にシリーズ化して、
私の視点も交えてですね、アドラーの言葉を配信していきたいというふうに思っています。
本日のアドラーの言葉は、人間は自分の人生を描く画家である。
あなたを作ったのはあなた。これからの人生を決めるのもあなた。という言葉ですね。
よく運命っていう言葉があってですね、
自分では影響できないような、自分の意思とは関係なく定まっている。
そういうふうに捉えてる人も結構いるんじゃないかなと思うんですけど、
私は、わかるが増えれば人生が変わるってことをキャッチフレーズにいろいろ発信をしているんですけど、
例えば変えられない運命のことを宿命というふうに定義して、
運命と呼んでるものについては、自分の意思決定で変わっていくもの。
運命を分けてみますと、命を運ぶと書きますよね。
なので、自分自身で運んでいく、動かしていく、そういうことができるもの。
これが実は運命であるというふうに捉えることができます。
よく社会人のキャリア支援とか学習支援ということで、
コミュニティ活動とかこういった情報発信をさせてもらってるんですけど、
この運命の運ぶ、命を運ぶってことを考えたときに、
今までキャリアっていうのは転職とか、そういうことだけのすごく限定的な言葉として見ていたんですけど、
キャリアっていうのは車輪がついた運ぶものっていうのが語源のスタートなんですけど、
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そうやって考えてみると、自分の運命をどうやって運んでいくのか、
それ自体がキャリアだなっていうことをすごく感じます。
だからこそ、ものすごく狭い定義の転職活動だけを指してキャリアを築くとか、
社内でのどんなポジションになっていくのかっていうことがキャリアっていう限定的な意味ではなくて、
自分の人生をどう運んでいくのかということを考えていきたいなと思っています。
現在に至るまで、すでに過去から現在にかけて、いろんな判断を我々は下して、
今の位置に自分がいるという事実があります。
例えば親から自分と合わない価値観を落ち着けられたりとか、
縛られて家保護に育てられて親の言うことを聞かざるを得なかったとか、
会社でいやいや残業しながら休日出資金しながら働いてるとか、いろいろあるんですけど、
そういうところに自分が身を委ね続けたりしていることも含めて、
自分たちの決断なんだっていうことですね。
嫌であれば会社を辞めるっていうことも自分の意思決定でできますし、
親に押し付けられてる価値観が嫌だったら、それに対してNOというような権利も私たちは持っています。
そういったことを改めて考え直してみて、これまでの人生を作ってきたのは自分だし、
これからの人生を作っていくのも自分。
そういうふうに考えると、ものすごく可能性に満ちているのが、これからの自分の人生じゃないかなと思います。
ぜひ自分の命を運ぶキャリア、これを真剣に考えて、
自分の意思決定を下していきたいなというふうに思う、アドランの言葉でした。
本日はここまでで、また配信していきます。