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こんにちは、じぶん経営診断士のトシです。
分かるが増えれば人生が変わるをキャッチフレーズに、
世界人の学びをサポートする活動を行っています。
分かるとは分けられること。分けられることで選ぶことができ、
選ぶことで実践ができる。実践を増やして、できるを増やし、
あなたの豊かなキャリアづくりをお手伝いしていきます。
今日は、自立についてお話ししてみたいと思います。
自立というのは、自らを立たせるという漢字と、
自らを立するという漢字があります。
以前は、この2つの自立について、
そんなに意味の違いを大きく感じていなかったというか、
考えたことがなかったんですけど、
改めてこの漢字をしっかり見たときに、
自分を立たせるという自立と、自分を立するという漢字は、
大きく意味が違うということを理解できました。
分かるが増えれば人生が変わるというキャッチコピーで、
いろいろなことを配信したりとか、コミュニティ運営をやってるんですけども、
今回はこの自立ということを2つに分けて発信してみたいなと思っています。
まず自立ということで、自らを立たせることというのは、
どちらかというと物理的な要素というか、
健康面でしっかりするとか、経済力をつけて親から独り立ちするとか、
新しく仕事を始めたときに見習いの状態から、
ちゃんと知識とか技術を身につけて一人でできるようになるとか、
そういうことを自立、自ら立つという感じで表現しています。
もう一個、自分を立するという方の自立なんですけど、
方向付けとか、自分はどっちの方向に進んでいくのかということを表してるんですけど、
よくよく考えてみると、この自立の立、立するの立っていうのは、
法律の立ですよね。
結構見落としがちなんですけど、私たちっていうのは日本に住んでいて、
日本っていうのは法治国家、法が治める国なわけですね。
なので、やっぱりベースに法というのが設計されていて、
その法には、やはり根幹には我々がどうやったら幸せに暮らしていけるのか、
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そういうことで考えられているものなんですよね。
当然、法の抜け道とか、法の悪用とか、そういったこともあるんですけど、
大前提は集団で、国という単位で、
みんなが幸せに暮らすためにはどうしたらいいかっていう知恵が詰まっているのが、
この法律じゃないかなと思います。
そういう意味では、自分の中の法律を持つというのが、
この自立、自らを方向付ける、立するの方の自立じゃないかなと思います。
意外とこれが、経済的な自立とか、親から独立して一人で暮らしていくとか、
仕事が一人前になるっていうところは、よく考えることだと思うんですけど、
自分の法律を持つっていう観点って、なかなか持てないことが多いんじゃないかなと思います。
でも、自分はどっちの方向に行くのかっていうことは、ものすごく大切なことで、
これが自分の人生の羅針盤、方位磁石でいうときに、
どこの方角に向かっていくのかっていうことを決めることであると。
7つの習慣を書いているスティーブン・コーピー博士が言っていることで、
ものすごくそうだなと思ったのが、
現代っていうのは資本主義だったり、会社員でいろいろ働く中で、
時計ばっかり気にすることが多いんじゃないかという問題提起をしていました。
自分のその羅針盤、方位磁石、コンパスを持って、
どっちの方角、自分が行きたい方向にちゃんと行けているかどうか、
そういうのを確認する時間というのを、
時計を見る時間と同じ、もしくは同じ以上に持った方がいい、
そういうことを提唱していて、ものすごく分かりやすいなと思ったんですけど、
そもそもどっちに行くべきなのかということを、
まず自分が自分の法律の中で定めていく。
これがものすごく重要なことだなということを感じています。
今日は、自ら立つ自立と自らを立する方向づける自立、
この2つの違いについてお話しさせていただきました。
本日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
またお会いしましょう。