2025-04-16 14:17

ポッドキャストにAIを使い過ぎるとボトルネックは人間になる

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#声日記 #ポッドキャスト

表題通りのお話です。ご査収ください。

サマリー

ポッドキャスト制作におけるAIの活用について語ります。特に、GoogleのノートブックLMを用いて音声データを文字起こしし、その内容を整理する過程での便利さやリスクを検討しています。ポッドキャストでのAIの使用が増加する中、配信者の役割や存在意義が問われています。技術が進化する中で、自分の声や個性の重要性について考察が進められています。

ポッドキャスト制作とAI
この声日記は、普段営農とサブカル、あとはポッドキャストを聞く人よ、というふうな番組を配信している私が、ポッドキャストをつくりながら、ポッドキャストについて考えたことを話をしていく声日記となっております。
今回はですね、私のポッドキャストを作っている際のAIの利用について少しお話をしていこうかなと思っております。
具体的に何を使っているのかという話ですが、最近ポッドキャストを作る際には、チャットGPTには基本的にレジュメの相談はめちゃめちゃ投げておりますし、
あと最近よく使うようになっておりますのは、GoogleのノートブックLMというサービスを最近はめちゃめちゃ使うようになってきております。
このノートブックLMで主にどんな使い方をしているのかという話をちょっとしていくんですけれども、要は自分のポッドキャストの音源をそこに上げて編集する場所を聞くというようなことをここ最近はよくやっております。
それって便利?というような部分だったりするんですけどね。どうだろう?結構便利な気がするんですけど、どうでしょうかね。
慣れている人がいたらというか、私も慣れている方だと思うんですけども、聞きながらどこを聞いたらいいかというようなことをやっていくというようなこと。
それが結構判断が早くなるというような使い方ができるかなと思っております。なので情報提供がてらに教えておこうかなと思っております。
GoogleのサービスでノートブックLMというふうなサイトがあります。
こちらのサイトいいなというふうに思うのが、自分で音声ファイルをアップロードするとそれを勝手に文字起こしして文字起こししたものをチャットGPTよろしくAIというかLLMが中身を読み込んでそれに対する質問を投げかけると、
それに対する返答というふうなのをその読み込んだものを準拠にして返してくれるというふうなサービスなんですよね。
なので自分で音源データをアップロードしてそれについて内容を聞くというふうなことをやると結構うまくその内容とかをまとめてくれてたりするんですね。
ただ文字起こしをしているので文字の起こしの精度とかというふうなのは結構あれだなというふうな感じがあったりしております。
このサイトに挙げているリッスンの方でもそうだったりするんですけども、営農とサブカルというふうに挙げるとアルファベットでAと書いてノーがNOの方なのね。
だからあののサブカルというふうな感じになっちゃうんですよね。
だからそういうふうな感じで文字起こしをする際に変な文字起こしになっちゃうというふうなことは当然のことながらあって名詞とかその辺の言い間違いみたいなものとかというふうなのがあるんですけども、
でもそれを差し置いてもなお内容をまとめてくださいとかというふうな話をすると結構ちゃんとある程度まとめてくるなというふうな感じがしております。
それこそ概要とかそういうふうなものを大まかな流れをつかんだりするというふうなことは十分できるかなと思っております。
あとこの部分のこの部分について聞かせてというふうな話をしても同じようにそういうふうな回答をしてくれるというふうなこともできるかなと思っております。
GoogleのこのノートブックLMで私が使っているプロンプトというかやってることなんですけども、まずは音源データの方を突っ込みまして、この音源データを聞き込んだ上で内容の中でどう言ってるかというと、この内容の中で切った方がいいような箇所。
内容を理解する上で、理解を阻むようになるような脇道とかはどういう脇道にそれてるような箇所はありますかみたいな聞き方をするんですね。
ちなみにこの聞き方に関してはですね、私あの今言い淀んだのはなぜかというふうなのと、あんまり人に教えたくないというふうなのと、あと結構長文で指示を書いてたりするんですよ。
長文で書いた指示というふうなのを自分でプロンプト用に用意しておいて、その用意したプロンプトを貼っ付けて、そして内容を書き起こししてもらうという。
そしてその編集基準に当てはまるような箇所の抜き出しというふうなものをやってくれるんです。
だから例えば、こういうふうなお話をしてるんだったら、この辺のことは脇道にそれてますとかっていうふうなことを言われてたりするんですね。
それをやっていくとですね、ちょっと傷つくなというふうに思うのが、私が面白いと思っていったことというふうなのがですね、内容を理解する上で無駄だと思いますというふうに言われることがですね、
たびたびありまして、おめえはセンスがねえからそういうふうに言うんだよというふうに怒りながらその辺の部分を残したりして、
そして残したものでブラッシュアップかけたものをもう一回かけると、やっぱりそれを切った方がいいんじゃないですかというふうなことをAIに言われるというふうなことをですね、
繰り返していくとそれなりに効きやすいものとか当たりをつけやすくなるんじゃないかなとは思います。
自己判断の欠如
あとはここ最近よくやっていることで少し考える、使えてるか微妙かちょっと怪しいところではあるんですけども、炎上リスクというふうなのを聞くようにしております。
これは自分のやっているポッドキャストの中でセンシティブな話題、例えば誰それが嫌いみたいな話題ですとか、あとはそうですね、
例えば性的な話題をしたりですとか、あとは差別とかそういうふうなものに対する話をしているとか、
そういうふうなことをしてしまった際にですね、基本的にこういうふうな話はしないに越したことはないんです。
そんなことは分かっているんですけども話しちゃったのはしょうがないじゃないですか。
それがどのくらいアウトなのかなというふうな、そういうふうなのを抜き出すというふうな作業をやるんですよね。
そういうふうなことで炎上リスクがありそうな箇所を抜き出してくださいというふうなことをやると、
こういうふうな感じで危ないんじゃないですかというふうに抜き出されたものが出てきます。
出てきたものをですね、今度はチャットGPTに食わしてどう思うというふうに聞いて、
それで危なさそうなものは切るし、大丈夫そうなものは残すしというふうな判断をするというふうなことをここ最近はやってたりするんですね。
で、こういうふうにやって便利になった一方で、今度はちょっと自分がどう考えてたか分からなくなるというふうなタームにどんどん入ってくるんですよね。
これどううまく説明できるかというか、うまく私も言葉にできないんですけども、
今日はAIの中に考えております一般的な基準みたいなものが、AIとかこの辺が得意なのはですね、
オリジナリティのあること、変なことではなくて、基準とかが定まっていることというふうなことを話させるの方が得意だなと思っております。
最近もそんな感じで、うまいこと方向性さえ載せればすごく面白い文章を書くようになるというのが分かってはいるんですけども、
それをコツがすごく難しいんだけれども、簡単にできるとしたらこの一般的な基準、どうしたら倫理的にある程度怒られのないような振る舞いができるかというふうなことが結構簡単にできたりするので、
それを使って危なさそうなところを切ってねっていうふうな話をどんどんしていくようにするんです。
それをやった結果、私は頭の中でそのことをサボるようになってしまっているんですよね。
これが近いかな。そう、サボるようになってしまうんです。
これも今までだったら気をつけてこの辺はカットした方がいいな、気をつけた方がいいなっていうふうに思っていたんだけれども、
でもそれをAIが勝手にやってくれているから、じゃあ考えなくていいやっていうふうになって、
判断をAIに投げてその責任を負うことになるのは自分だというふうなのに、そのチェックをしなくなるというふうな状態になっているんですね。
言ってみると、境外化したダブルチェックってやつですよ。
だから前の人が確認してるから、俺別に詳しく見なくてもいいじゃんっていうふうな感じになってるっていうのが今なんですよね。
それもありまして、なんか最近ね、こういうふうなことで結構危なさそうな話はするんですけども、
でもその辺に丸まんま投げちゃってるおかげで、この辺の面白さの担保と、
あと危なさ、自分で話をすべき問題について切り込んで話をしているかどうかという判断というふうなのが結構サボり癖がついていて、
これはこれで有識自体だなっていうふうなことを最近やりながら思ってたりするわけなんですよ。
こうやってポッドキャスト作りにおいてもなおAIを使って物事を考えていくっていうふうなことをやっていくと、
ここ最近レジュメを書くのもかなりチャットGPTの力を借りています。
そういうふうなことをやっていって思うんですけども、この考えはどこまでが俺の考えなんだろうかって不安になることがあるんですよね。
ポッドキャストとAIの関係
だからやっていて、少なくとも話にノリに乗ってきて変な話をしてしまうっていうふうなのは私の言葉なんですけども、
でも事前準備をしてレジュメを書いている段階ではかなりチャットGPTとかに言われてなんかなってしまったっていうふうなことが時々あるんです。
けれども私は自分で喋ってどうにかしてしまうというふうなことをやっておりますので、
結果として私の考えや色が乗らざるを得なくて乗ってしまうという、逆を言うと私のような肉の塊が乗ってしまうので、
本来だったらもっと完璧な形でお出しできるものを完璧な形でお出しできないというふうな状態になってたりするんですよね。
だから何かいらない部品は俺だなっていうふうなことを最近ちょこちょこ思うようになったりするんですよ。
だから俺が離れたら面白くなるのかもしれないなとかそんなことを最近思っちゃったりするんですけど、
でもそれは果たして俺の番組かっていうふうに言われるとそうではないよなっていうふうな感じがどうしてもしてしまう部分なんですよね。
ないし生身でやっていなかったらこんなふうに環境音が乗るようなこともないかなとは思うんでね。
でもあのポッドキャスト配信者が陳腐化する未来っていうふうなのも意外と近くまで来てんじゃねえかなって最近いろいろとやりながら思ってるんですよ。
技術的に誰かの声を模倣して喋らせる技術っていうふうなものももうすでに実用化されております。
その言葉を使って例えば翻訳して自分は全く英語も中国語も喋れないというのにそこの方に翻訳して配信するっていうふうなことも
やろうと思えばできるようになってるし実際にやってるポッドキャストもあるような状態になってます。
同時にそういうふうなことができるっていうふうなことになればここ最近このGoogleのノートブックLMの方にもある機能なんですけども
ポッドキャストを作るっていうふうな機能があるんです。
これどういうふうな機能なのかというとソースを提示するとそのソースに対して話し手の2人が勝手に文章を作って
その台本に応じた感じで喋るっていうふうな機能があるんですね。
今現在公開されている機能は英語しかないんですよね。
だから日本語圏のポッドキャストのソースに指定してこれについて喋ってねっていうふうにやると英語で喋った結果っていうふうなのが出るようになってるんですよ。
これが日本語で配信をされるようになったり、あと私が喋っているような言葉をそのまま喋れるようになったとしたら
未来への懸念
その時私はポッドキャストでわざわざマイクに向かって喋るんだろうかっていうふうなことを悩んじゃうなっていうふうなことを思うんですよね。
この怖さ伝わってるかな。
だから今こうやって自分の体を通して配信する話をするっていうふうなことに何がしかの喜びみたいなものを感じている人間ではあったりするんです。
いろいろと続けていくと辛いこと苦しいこといっぱいあって
基本的にポジティブな反応よりもネガティブなものばかりを見て傷つくことが多いようなそんなようなポッドキャストだったりするわけなんですけども
けれどもその営み自体を本当に自分の声でポッドキャストのLLMだからAIに全部ぶん流せで
私の声で私のように流暢に喋れるようなAIボットが出てきたような世の中になってきたとしたら
それは果たして私がもうやらなくていいことになるんじゃないだろうかって感じがするんですよね。
このチェックとかそういうふうなものをAIにぶん投げれるようなそんなような状況に今現在においてもなってたりするわけじゃないですか。
そうなった時に私はどうポッドキャストをしているのかっていうふうなのが全然今の段階では想像がつかないなって思っております。
もしかしたらそれを使って何か新しいものとかやるかもしれないんですけども
けれどもそこまでしてポッドキャストをやる余力というか必要があるんだろうかとか
そしてそういうふうな状況になったとしたら
例えば自分の声じゃなくて好きな声優さん好きなラジオパーソナリティの声を使って
勝手にいくらでもラジオとかそういうふうなものを作れるようなものの中になってしまったら
YouTubeもインターネットもゴミデータで溢れるね。
まあ今現在もゆっくりボイスを始めとしたりずんだもんが喋ってたりいっぱいあるからいいじゃんというふうな部分でもあるんですけどね。
でもそれが多様になって人間が喋るようなものというふうなものがどんどん少なくなった際に
本当にポッドキャストやる意味って何だろうかなとかね。
あとはマイク業界のマイクをわざわざ買ってやるのが何かなって思うようになりませんかね。
この器具は俺しか持ってないかもしれないなと思いますけれども。
まあそんなようなことをここ最近考えております。
こちらのポッドキャスト番組基本的にお便りとかは来たら返しますし来なかったらほっときますし
そんなような感じのスタンスで配信をしております。
何かしらコメント等がございましたらこちらのリッスン上の方にコメント欄がございますので
そちらの方からコメントいただきますようお願いします。
基本的にお返事は忘れた頃に返そうかなと思っておりますんでね。
よろしかったらそんな感じのやつでお付き合いいただけるとありがたいです。
というわけで今回もお付き合いをいただきましてありがとうございました。
ではまた。
14:17

コメント

私の肉体が滅んでも私の肉声で仮想の私が生き続ける未来を見ているので、そのために声日記を上げているという側面を最近感じでいます。

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