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2024-01-01 07:25

#6 防災スペシャリストとして被災された方にお伝えしたいこと

本日発生した「令和6年能登半島地震」に伴い

地方自治体職員であり
東日本大震災の災害派遣経験者であり
内閣府の開催する防災スペシャリスト養成研修を受けている視点から

被災者の方にお伝えしたいことを話しています。
難しい話はなく至ってシンプルです。

よかったら
たくさんの方に届ける協力をしてもらえると嬉しいです。

#地震 #令和6年能登半島地震 #防災
#伝えたいこと #被災 #災害
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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。 この放送は現役の社会福祉士で、障害児子育て奮闘中のTadaが
人と環境の相互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、 誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
みなさんこんにちは、社会福祉士のTadaです。 本当は別の内容の放送を録音して、1月2日の6時半にアップしようと思っていたんですけど、
今日は急遽、今から撮って、今からアップするという形にしたいと思っています。 なんでかというと、今日夕方あったばっかりで、今もニュースでずっと流れていると思うんですけど、
令和6年の都半島地震と名付けられた今日の地震のことについてですね、 僕の立場と経験から少しお話しできることがあるんじゃないかなと思って、
録音させていただいています。 まずこの度の地震の被害に遭われた方、またそのご家族ご友人の方ですね、
大変苦しい思いを今されていると思います。 不安な時間であったりを過ごされていると思うんですけども、
1日も早く状況が収束していって、不安でない日々がまた帰ってくることをですね、 心から祈っております。
僕自身ですね、今被災地にいる方とですね、 連絡が取れない状況があって、少し不安な気持ちにはなってるんですけども、
心を落ち着かせてですね、僕にできることがないかと考えて、 今日のお話をさせていただきたいと思います。
まず僕の経験からお話しさせていただこうと思うんですけど、 僕自身はですね、大きな災害の被災者になった経験はありません。
ただ地方自治体の職員としてですね、 2011年3月のですね、東日本大震災の時に岩手県の宮古市というところに災害派遣という形で、
滞在させていただいた経験があります。 他には今でこそ福祉の仕事に10年以上携わってますけど、その前はですね、防災関係の仕事に
就いてまして、 自分の勤める地域での災害対策であったり、災害対応であったりっていう仕事に従事していたことがあります。
どっちも少し期間が空いてるんですけども、最近の災害に関する取り組みとしては、 内閣府が主催する防災スペシャリスト養成研修という研修を受けてます。
これは全国の自治体の職員の中で、防災に関する知識や対応に長けた職員を養成するという意図で開催されている研修で、
全部で10項目あるんですけども、その中で僕は3項目講習を終えているような状態です。 そんな僕からお伝えできること、
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地震が起こるとこうなる、津波が起こるとこうなる、といったような不安を煽るようなことは全く言うつもりはなくて、
それは本当に確率論でしかないですし、今その情報を知って何か役に立つのかというと、少し不明なところがあるので、
僕から言えることは、安心材料についてお伝えできればと、あとはその災害に対する心構えをお伝えしたいなと思います。
まずですね、もう報道なのですでにやられていると思うのでご存知かと思いますが、このレベルの災害になるとですね、国が動いています。
国が動いているということは、当然そのさらに末端である県であったりとか地方自治体であったりというのがすでに動いているような状況で、
さらに消防や自衛隊など関係各機関が動き出しているところです。
今、避難所や車の中などで不安な気持ちで過ごされている方も多いと思うんですけども、
動くべき人たちは動いていて、最大限のスピードで動いているはずなので、まあそれを信じてですね、待っていただければというふうに思います。
被災地や避難所の状況にもよりけりなんですけども、届けられる場所であれば十分な食事も届きますし、
スマホの充電スペースみたいな機械とかもやってきます。
その中でスマホを使っていろんな情報を収集しようとすると思うんですけど、その時に気をつけてほしいのは特定の個人の情報を信じすぎないということ。
もしその個人がおそらく被災現場にいて、現在被災していて大変な状況にある方だとしてもですね、発信する内容にはその人の主観が加わっています。
なので過度に不安や恐怖を煽るような情報になっているとも言えかねないので、情報収集はなるべく公の自治体であったりとか、NHKであったりとか、ちょっとね信用性が低いとかいう思いもあるかもしれませんけど、こういった時に
フラットな情報を提供しているのは多分そういったところだと思うので、そういったところから情報を取っていくように心がけてもらえればと思います。
それぞれが良かれと思って発信している情報でも、統一性がなかったりするとですね、情報が錯綜してそれを受け取っているさらに多くの人たちが混乱してしまう可能性があるので、本当に気をつけてもらえればなと思います。
そして最後に政府や行政の動きですけども、僕は仲の人なのでここは自信を持って言えるところなんですけど、緊急的な対応の時はやはり見逃し三振をせずに空振り三振の方向でやっていくと思います。
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要は少しでも危険と思う情報であれば、それを積極的に流していって危機啓発を高めていくような取り組みをしていると思います。
なのでそこの土地に詳しい人たちからすると、ちょっと過剰なんじゃないかなというふうに思う方もいるかもしれません。
それでもこういった災害の時に大切なのは、過剰なくらい気をつけることだと思うんです。
それが自分や自分の大切な人たちを守ることにつながると思います。
何かあった後にあの時こうしていればよかったっていうふうに後悔をするよりは過剰に気をつけていた方がいいと僕自身もそう思っています。
そんな形で今日は緊急ではありますが、僕の経験や立場から今回の災害に対する心構えや行動についてお話しさせていただきました。
被災地ではまだまだこれからしばらくは余談を許さないような状況が続くと思います。
どうか心を落ち着けて命を第一に考えた行動を取られてください。
一日も早い事態の収束を祈りつつ、今日の放送を終了させていただきます。
お聞きいただきありがとうございました。
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