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2025-07-30 10:09

#881【防災】『ウチは大して被害が無かった』という人に伝えたい事

サマリー

北海道近くで発生した地震と津波警報を受けて、被災していない人々が抱える心の問題について話します。彼らは西日本豪雨の経験から、影響を受けた日常生活を通じて被災者の気持ちを理解し、心身のケアの重要性を伝えたいと考えています。

防災の重要性
おはようございます。OKファームのOKです。このラジオでは、脱サラシセ農業歴13年を超えた私が、新規就農者やフリーランスの方向けにマーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話をお届けしております。
はい、今日はいつもとテーマが違って防災みたいなお話なんですが、ウチは大して被害が無かったという方に伝えたい事というテーマでお話をしていきます。
えーと、今日ですね、2025年7月30日に北海道の近くというか、ロシアという駅なのか、地震が起きまして、津波警報とか津波注意報が発令されて、いつもと違う日を送った方が日本中でたくさんいらっしゃるんじゃないかなと思います。
僕が住んでいる広島県は、津波注意報も出なかったぐらいの、本当に影響の小さかった都道府県ではないかなというふうに思うので、この安全な地域にいる僕が偉そうにこの防災のことを語るのも、ちょっとどうかなと思ったりしたんですけども、僕自身はですね、2018年の西日本豪雨というもので、ほんの少し被災したとか、考えるようによってはなんですが、
実家のある町が大雨の影響で孤立してしまったとか、自分のお世話になった方、大切な人が救助待ちの状態になったとか、そういう経験をしたことがあるので、その時のこととかを思い出しながら、なんていうんですかね、えーと、めちゃくちゃひどい被害を受けてないんだけども、大変な思いをしたという方に向けてね、僕なりのメッセージをお届けしたいかなというふうに思っています。
まあ結論を先にお届けしておくと、知らないうちに疲れているから、本当にお身体お気を付けください、ご自愛くださいっていうね、身も蓋もないことなんですが、少しだけお話しさせてもらおうと思います。
まずこの被災したとか被災するという言葉なんですけども、リアルにですね、あの大きい地震があったりとか、大雨に見舞われたりした時は、やっぱりこの被災したかどうかっていうのは、建物が壊れてしまったとか、ご家族がお亡くなりになった、怪我をしたみたいな感じで、そういった方にこの罹災証明書っていうものが発行されるんですね。
大雨でうちの家が床植え浸水してしまいましたとか、地震でこの建物が壊れてしまいましたっていうことで、その罹災証明書を持っている人が基本的に行政とかからあなたは被災者ですみたいな認定を受けるということになっているのが基本だと思います。
だからその法的にというのかな、なんかその行政とのやり取りをする中でという意味では、家が壊れているとか怪我をしているとか、そういう明確な何か被害というものが目に見える形で残っていないと被災者かどうかという意味ではそこで線引きがされてしまうんですね。
でもやっぱり直接自分の家は被害がなかったけどとか、怪我はしていないけど、影響を受けている方ってたくさんいると思うんですね。それが当たり前じゃないですか。
もちろん一番手厚くケアされないといけないのは直接被害を受けている方、今回の津波で言っても家が流されましたとかね、被害があった方っていう方が一番大変な思いをされているんじゃないかなとは思うんですけども、
それと同様に日常を乱されてしまった人っていうのも目には見えないけど、やっぱり被災者であるし被災されているっていうふうに思ってもらっていいんじゃないかなというふうに思うんですよね。
心のケアの必要性
まあ今から言うのは少し極端な例かもしれませんけど、東日本大震災の時の被災者の方がその災害にあった時の心境を振り返って答えるみたいなインタビュー番組みたいなものがあった時に、
家が流されたと、でも自分は怪我をしてないし家族も親戚も亡くなっていないんだっていう方が、家が流されたけど誰も亡くなってないので大したことないんですとか、自分は被災した家には入っていないんですよみたいな感じでご証言されているっていうところを見かけることがあったりしたんですよね。
なんか自分よりも大変な思いをしている方がたくさんいらっしゃるから、これぐらいの被害で自分は被害にあってるんですよ、被災したんですよって言ったらその人たちに申し訳ないんですみたいな感じで、被害に合わなかったこと、被災してないことを罪悪感というか多いめに感じているみたいなふうに捉えているという方もいらっしゃるとのことでした。
客観的に見てみると、家が流されたっていうだけでめちゃくちゃな被害を受けていらっしゃるわけで、どう考えても被災者というか大変な思いをしていらっしゃるというふうに思うじゃないですか。
でも当事者からしたら、いやこれぐらいの被害で私が東日本大震災を語るのは申し訳ないみたいな、私にはこの震災のことを語る資格がないみたいな感じでもおっしゃってたんですよね。
自分は被害にあっていないんだから悲しんでちゃダメだとか、辛さを見せちゃダメだっていう感じでもおっしゃってたと思うんですけども、本当にそんなことはないんですよと。日常が乱されてしまったのならそれは間違いなくあなたも被災者なんですよっていうことを僕は声を大にして伝えたいかなというふうに思っているんですね。
さっき言った自分自身が2018年の西日本豪雨の時に自分の家には直接被害はなかったんですけども、やっぱり親戚が住んでいる街が孤立してしまって外部と行き来ができない状態になったとか、大切な人が床上浸水どころか2階まで水が迫るぐらいの状態になって、
2日3日ぐらい自衛隊の方が救助に来るのを待っているというような状況になって、自分自身も本当に被災はしてないし日常は遅れる状態だったんですけども、もやもやしたりとか不安が募ったりとかイライラしたりという日々を過ごしていました。
そして無事、命の危機の状態から親戚とか大切な方が脱出しても、今度はやっぱり復興活動というのかな、自分も日常を送りながらその人たちのお手伝いのためにボランティアみたいなこともさせてもらいましたし、仮設住宅で過ごす大切な人のお見舞いに行ったりとか話を聞いていく中で、
自分自身もやっぱり普段とは違う一夏を過ごしたという思いがあるんですね。
もちろん自分からね、前に出て前に出て、いや僕も被害はなかったんですけど被災してるんですよ、被災者なんですよみたいなことをめちゃくちゃアピールする、PRするというのはまたちょっと違うかなというふうに思うんですけども、
目に見えないところで、気づきにくいところで、災害の影響を受けている人もいらっしゃると思いますので、
結論は最初に申し上げた通りなんですが、本当に知らないうちに疲れているのでご自愛くださいということですね。身も蓋もないというか本当にこれしか言えないんですけども、
ただでさえめちゃくちゃ最高気温が全国的に熱いであるとか、歴代最高を更新しましたみたいなところがたくさん出ていて、
本当に地震がなくても津波の影響がなくても疲れていらっしゃる疲れている時期だと思いますので本当にお体大事になさってください。
そしてやっぱりこう身近な方とかね大切な方とかに、いやこんなしんどいことがあったんだよとかね、いやこれは大変だったみたいな感じで、
愚痴を吐く時間を大切にしていただけたらなと思います。何にも解決にはならないかもしれませんし、
こんなことを喋ってたら相手を嫌な気持ちにさせてしまうかもなっていうふうに思うタイミングもあるかと思うんですけども、
やっぱりその愚痴を吐き合える仲間だとかね家族だとかご友人だとかそういう方にね、こういうことがあって今日イライラしたんだとか、
モヤモヤしたんだとか不安に思ってるんだっていうことがあったら、そういうことをね、そういう時だからこそ話をして、
自分の中の不安を言語化してみるみたいなことも大切なんじゃないかなというふうに思いますので、
身近な方にね、愚痴ってみるとかいうことも大切にしてみてください。ということで完全な自分語りとなってしまったんですが、
うちは大して被害がなかったという人に伝えたいことというテーマでお話をさせていただきました。
普段は農家の方やフリーランスの方向けにマーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話というテーマで一日一つ音声配信をしております。
私OKのフォローがまだの方は是非フォローで応援をよろしくお願いいたします。
はいそれでは最後になりますが皆様腰痛にならないように肩を上げ下げしたり腰を回したりしながら体をリラックスさせてあげつつ、
今日やるべきことに向かって頑張っていってみてください。
ここまでのお相手はOKファームのOKでした。また遊びに来てください。ほいじゃまたな。
10:09

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