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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。この放送は現役の社会福祉士で、障がい自己育て奮闘中のTadaが、人と環境の交互さえに着目した発信を通じ、
皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。6月5日木曜日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
毎日、僕は電車で通勤していて、家から職場までだいたい1時間半から2時間ぐらいなんですよね。
いくつかの電車とかバスとかを乗り継いだりしていくから、公共交通機関をたくさん乗るわけで、その中でたくさんの人を毎日見るわけですよ。
もちろんね、生活時間帯が同じ時間が多いから、周りの人たちもね、見慣れた人たち、全然知り合いじゃないけども見慣れた人たちが多いけれども、
毎回いつも同じわけじゃないよね。いろんな人がいろんなね、条件、要件、いろんな状態でね、街の中をね、うろうろしているわけで僕も含めですけども、
そう、なのでなかなかいつも見ない人とか、あと僕がいつも目に留めてない人とかもいるかもしれないよね。
そんな中でね、昨日見たオシャレな人がいて、ちょっと僕の中のオシャレの価値観がもしかしたら違うかもしれないんですけども、
ちょっとこの話したいなというふうに思ったんですけどね。
昨日の夕方ね、定時で帰って、乗り継ぎの駅のホーム、そこのホームでね、電車を待つ女性がいたんですよ。
どれくらいなのかな、大学生とか20代とか30代もいってないかなぐらいのね、女の人だったと思うんですけど、
まじまじと見てないからちょっとわかんないけどね。
で、僕もその電車の駅のホームを移動している間でチラリと見た程度なんですけども、
両手で何かを掴んで頬張っている姿が見えたんです。
なんだと思います?駅のホームで電車を待つ時間に両手を掴んで頬張るもの。
マカロン。
マカロンかーって思いましたよね。
マカロンはでもね、いいね。そもそも僕マカロン結構好きなんです。
って言ってもね、普段買うことはあんまないんですけど、でもね、マカロンはいいなっていう風に思った。
なんでかって、もう電車の駅の定番といえばコンビニのチキンですよ。
もうあのコンビニのチキンと違って匂わないね。
もう無臭ですよ、マカロンなんて。
近づいたらわかんないけどね、ちょっと遠目で見てたからね。
でもコンビニのチキンは少々離れててもあのチキン臭香りますからね。
夕方の帰りに買うあのコンビニのチキン臭のね、もう苛立ちと言ったらあれやしないよ。
こっちは腹減ってんだぜみたいな感じです。
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そういう意味でね、マカロンはいい。
そして、やっぱりマカロンはいい。
なぜか、スナック菓子と違ってボリボリ音がしない。
スナック菓子ってどうですか?
電車の中とか駅のホームとかで食べてる人見たりします?
僕ね、最近よく見るのは
おじさんがね、スナック菓子食べてるのよく見るの。
なんか中高生とかね、部活帰りみたいなイメージだったような気がするんですけど
それはね、コンビニのチキンの方が多くって
ね、冬場は肉まんだったりするけどやっぱりチキン多くってさ。
スナック菓子はね、だいたいね、決まった見かけるおじさん一人二人ですけど
よくスナック菓子食ってますね。
もちろんね、中高生みたいな制服着た男の子はね、食べてるとこ見たりもしましたけども
なんか目立ちますよね、おじさん食べてると。
別に悪いって訳じゃないですよ。僕もお菓子大好きなんで。
でもやっぱスナック菓子ってボリボリ音がするから。
マカロンは音がしない。いいですね。
そして、やっぱりマカロンはいい。
なんでかって。
ワンカップと違って見た目オシャレよ。
これどうですか?都会はありますか?
ガラス瓶に入ったワンカップ。お酒が入ってるやつですよ。
僕の生活圏域ではワンカップを電車の中で飲むおじさまがいらっしゃいます。
まあね、自由ですから別にね、文句は言わないんですけど周りに迷惑かけてる訳でもないですしね。
でもなんか、あのおじさんが飲んでるワンカップがマカロンだったら
なんか可愛いよね。
まあそんな感じでね、オシャレな女性がいましたよっていうお話をしたかったわけです。
ちょっとね、雑談長くなってしまってどうでもいい話なんですけど、もう一個だけ指して。
本題もちゃんと喋るから今日。
昨日の夜、息子の可愛いがあったわけよ。
毎日可愛いんですけど、
昨日の息子の可愛いは初めて見たかな?
初めてじゃないんだろうけどね、久しぶりだったからね、ちょっと可愛いって思っちゃったわけなんだけどね。
寝かしつけ。
昨日は定時に帰れたから一緒に寝かしつけできたわけですよ。
おやすみって言ってね、息子。
学校復活したんです。体調悪くて月曜火曜休んでたんですけど、
水曜日。久しぶりに学校復活してすごく楽しかったみたいね。
すごく疲れてて、一緒におやすみって言ったらね、
もう数分も経たずにあっという間に寝息が聞こえて、
眠りの世界に行っちゃった感じだったんですけどね。
その眠りについて、数分間僕と妻は寝室に待機してて、
落ち着いてから寝室に出ようかっていう話をいつもしててね、
例に漏れず昨日の夜もそんな感じの時間を過ごしました。
で、スマホのライトで照らして表情とか確認するんですけど、
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昨日なぜか手を上に上げて、バンザーイみたいな姿勢で寝ててね、
これがまたかわいいなっていうふうに思いました。
で、思ってたらさ、スマホのライトで照らしてその様子を見てたら、
突然ビクってしてね、そのビクで多分ちょっと覚醒しちゃって、
寝てたのにって多分自分で思ったんでしょうね。
って言ってね、一人でめっちゃ怒って、また眠りについてました。
かわいい。
以上です。
はい、もうね、雑談が長くなりました。
長くなりすぎたので、こんな雑談いらねえよっていう人のためにね、
概要欄にちょっとタイムテーブルみたいなのね、尽くしとこうかなと思います。
本題ね、6分30秒ですね。
ここから始めていきたいと思いますね。
はい、今日はね、全然冒頭雑談の2つと全く違う話ですよ。
今日のタイトルは、「やり直しがきく世の中に刑法改正を解説」
というタイトルでね、お話をしていきたいかなっていう風に思ったりしてます。
いやー、人生さ、誰だってつまづくことはね、あるし、間違うことだってありますよね。
これは本当、大正、刑法ってね、そこに触れるほどじゃねえよって思ってる人、
お聞きのあなた、そうかもしれないけど、
大正はあれども、つまづくことや間違うことってありますよね。
で、ここで大切なのは、そこからどう立ち直って、どうやり直していくか。
今日はね、そんなやり直しを社会全体でどう支えていけるのかという視点で話そうと思ってね、
実はもうタイトルの通りですけども、つい先日、
前日、僕らのこのね、日本社会のルールに大きな変化があったの、ご存知ですか?
テレビのニュースとかでやってるのかな?全然テレビ見ないからね、分かんないんだけど、
ネットニュースで見る限りあんま上がってなかったよね。
タイトルの通り刑法改正なんですけどね。
これね、まさに今週ですよ。
2025年6月1日からスタートしたばかりの新しい刑罰があって、
後勤刑っていうものがあってね、ここに注目してお話ししていきたいなというふうに思います。
この新しい制度がやり直しが効く世の中にね、どう繋がっていくのか、
今日はね、そんなお話を皆さんと一緒に考えていきたいなというふうに思います。
いやもう6月1日ですからね、できたてホヤホヤというか、スタートしたてホヤホヤですけどね、
もうこの新しい後勤刑という刑罰の制度が実際に5日なので運用され始めているということですけども、
どうですかね、この後勤刑、本当に社会がやり直しを支える方向へ一歩踏み出した、
またね、いろんな角度からあると思うんですけども、
この後勤刑っていうのをやり直しを支えるという社会、
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ここに一歩踏み出したという証なんじゃないかなというふうに思っています。
今日は刑法についてお話ししていくんですけども、
なんでこの刑法が変わったのみたいな、この新しい後勤刑って何?って思いますよね。
そこについて少しね、これまでの刑法について刑罰についてお話ししていこうと思うんですけど、
今までの日本の刑罰にはね、主に2つ、懲役っていうのと禁告っていうものがあったんですよ。
聞き覚えとか耳なじみみたいなのがあるかもしれないけどね、
具体的にとかあまり調べることないでしょう。
これちょっと説明していくとね、まずは懲役刑。
これはね、刑務所に入って刑務作業、例えば木で何か作った木工とか、
印刷とかお裁縫、洋裁みたいなこういうお仕事、これをすることが義務付けられている刑罰。
対して禁告刑、これも同じく刑務所に入るんだけど、
さっき言ったような、いわゆる刑務作業をする義務がないんですよ。
もちろんね、ちなみにこれ本人が希望すれば刑務作業することもできるんですよね。
ただ刑の種類としては禁告刑は、作業なしで刑期を過ごすっていうものなんですよ。
軽めっちゃったらいけないな。
調べた限りでは、交通事故のような過失とかで罪を犯してしまった場合に
課されることが多いとかね、いうふうに書いてたんですけど、
ごめんなさい、ここらへんちょっとあんまりね、詳しくないんですけどね。
このこれまであった懲役と禁告、この2つがこの6月1日から禁告刑という1つにまとまったんですよ。
で、これなんで1本課されたのか。
これは、より効果的に1人1人にあったやり直しを支援するためなんですよ。
これまでのさっき言った2つの刑罰、禁告、懲役、この制度だとね、やっぱりね、課題があったんですよね。
例えばね、さっき説明した通りですけど、禁告刑の人はさ、作業義務がないから、
刑務所の中で特に何もせず過ごす時間が長くなってしまうことがあって、
ただ長く過ごすだけ、それが本当にその人の立ち直りにつながるんだろうかという声がね、あったりもする。
一方で懲役刑の人は、作業が義務付けられているから、作業を日中するわけですけどね。
作業だけでは、その人が抱える心の問題であったり、
社会復帰した時にそこで生きていくためのスキルの習得みたいな、
もっと根本的な課題へのアプローチが十分でない場合っていうのがあったんですよね。
そりゃそうですよね。だって作業をしなさいっていう義務だから、
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その人たちが社会に復帰した時に必要なスキルっていうわけじゃないじゃないですか。
全部が全部違うとは言わないんですけども、全部が全部そうでもないわけよ。
ただこれにはもう一つの側面があるっていうふうに僕は思っててね、
調べたところによりますと、懲役と金庫を区別する必要性がね、
もう乏しくなっちゃってるっていうのもあるみたい。
これはね、法務省の犯罪白書っていうのがあるんですけど、
これでね、2022年の入所受刑者のうち、懲役刑、この人たちは14,410人。
実にね、入所受刑者の99.7%。
で、金庫はっていうと0.3%の44人っていうふうになってるんですよ。
で、結局さっきも少し説明しましたけど、金庫刑の人、作業を義務付けられていない人たちも、
時間を持て余しちゃうこともあるし、希望すれば刑務作業ができますよっていう話をしたと思うんですけど、
2023年3月末においてね、金庫刑受刑者の実に86.5%が刑務作業に従事してるらしいです。
ていうことはよ、金庫の受刑者は懲役の受刑者に比べてめちゃくちゃ少ないっていうこと。
そしてそのほとんどが刑務作業に従事していること。
これだったら、懲役も金庫も変わんないじゃんっていう感じ。
この必要性の乏しさっていうのがある。
これも一つの理由かなっていうふうに思うんですけども、こんな事情から登場したのが抗金刑ですよ。
二つ目の理由が裏事情というかね、側面から見てみるとみたいな感じでネガティブに捉えられたかもしれませんけども、
この改正はね、結構個人的にはポジティブに捉えていいと思ってるの。
ちょっとこの抗金刑について説明していくんですけどね。
懲役と金庫が一本化されました。
この一本化によって刑務作業をするかしないかっていう区別だったわけじゃないですか、これまでは。
そんな区別をなくして、そうじゃないよと。
抗金刑っていうものを作り、その人の状況や特性に合わせて刑務作業も。
そしてまた後で話しますけども、様々な教育プログラムとか指導とか、そういうものを柔軟に組み合わせることができるようになったんですよ。
つまりね、例えばAさんという受刑者がいたとしましょう。
Aさんにはまずじっくり自分と向き合う時間が必要だから教育プログラムを中心にしようとかね。
あとBさんがいたとしましょう。受刑者のBさん。
この人は規則正しい生活と作業を通じて働くことへの自信を取り戻してもらおうとかね。
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そんな風にこうもっときめ細かくその人のやり直し。
刑務所で人生を終えるわけじゃないですからね。
出所した後のこのやり直しに必要なサポートを考えて組み込めるようになったんですよね。
これが一本化された大きな理由。
後勤刑になると何が大きく変わるのかっていうところなんですけども、ここが今日のテーマですよね。
やり直しがきく世の中っていうところに深く関わっていくポイントです。
少し堅苦しい言葉にはなりますけども、法務省のホームページでは、
後勤刑は個々の受刑者の特性に応じたきめ細かな処遇の実現により、
効果的な改善・公正と円滑な社会復帰を図ることを目的としています。
って書かれています。
それはつまり、罪を犯してしまった人、一人一人の状況や心に寄り添って、
その人がもう一度、もう一回社会で改めて歩き出せるように、ちゃんと歩き出せるように
つまり、やり直す力を育むことを、より効果的にサポートすることを目指すっていうことですよ。
具体的には、二つ大きな変化があるみたいで、
一つ目は、少しさっきも話したかもしれないけども、作業だけじゃないよと、
その人にあった多様なプログラムでやり直しの土台を作るってこと。
今までは刑務作業が中心だったり、あるいは作業がなかったり、刑の処理によって作業が全然なかったりする人もいた。
でも、公勤刑では刑務作業もプログラムの一つ、選択肢の一つとしつつ、
それだけではなくて、例えば依存症から抜け出すための支援プログラムとか、
人と上手に関わるためのコミュニケーションを学ぶ時間とか、
自分がしてしまったことの重さや被害を受けた方の気持ちを深く考えるための教育プログラムとか、
そういったものをその人の個性とか、今本当に必要なことに合わせて柔軟に組み合わせられるようになるってこと。
まさに一人一人のやり直しのプランみたいな、
それを一緒に作っていくようなイメージなんじゃないかなというふうに僕は捉えてます。
そして二つ目の変化はこれですよね。
刑罰の考え方、一つ目は実際な物理的なというかプログラム的な変化かもしれない。
二つ目の変化はマインドです。
刑罰の考え方が罰を与えるっていうことから立ち直りを応援してやり直しの機会を提供するみたいな感じで、
そっちの方向にグッと舵を切るみたいなイメージですね。
もちろん罪を犯したことに対する責任っていうのは変わらずとても大事だと思うんです。
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でもそれ以上にその人が二度と罪を犯さず、社会の一員としてもう一度ちゃんと生活していけるように社会全体で支えていこうという視点が強まる。
もっとシンプルに言うなら、刑務所っていうのは単に罰を受けて時間を過ごす場所から、言い方あんまり良くないかもしれないけどね。
社会に戻るための準備をする、いわば人生の学び直しの学校みたいな役割、こういった機能を大切にするようになるって感じかなというふうに思いますね。
これってね、僕この放送の理念として、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するっていうふうにお話しさせてもらってます、冒頭でね。
この誰もがお気楽に過ごせる社会にとってもすごく意味のある変化だっていうふうに思ってるんです。
なんで今日お話をさせていただいてるんですけども、ではね、なぜこんな改正が行われたのか。
それはやっぱり再犯を減らしたい、つまり悲しい繰り返しを断ち切りたいっていう強い思いがあるからだと思うんです。
僕ね、仕事は直接の担当ではないんですけども、一応チーム、係みたいな最小単位があるんですけどね。
その係の中では再犯防止みたいな仕事もあったりするんですよね。公正保護とかね、そういう仕事もあったりするんですけども。
やっぱり再犯を減らしたい、罪を犯した人が刑務所を出た後にまた同じように罪を繰り返してしまうっていうのが再犯ですよね。
これを防ぐことっていうのは本当にね、社会全体の安心感ですよ。
つまりそれっていうのは僕らの幸せに直結しますよね。
そのためには刑務所にいる間にその人が抱えている問題や生きづらさにさ、社会がちゃんと向き合ってやり直すための一歩を踏み出せるように手助けをすることが効果的っていう風に考えられている時代なんですよ。
罪を憎んで人を憎まずみたいな言葉がありますけども、これ当事者だったらね、そう思えるのかって言うとね、僕もそう思えないかもしれないけども。
実際、人が罪を犯してしまう背景っていうのも様々だと思うんですよね。
だからこそみんな同じじゃなくて、一人一人に合わせたきめ細かい対応が必要だよねって。
そういう優しいというかね、理解あるまなざしを持つ、そして誰にでもやり直すチャンスはある。
こういう風に信じる気持ちがこの改正の根っこにはあるのかなっていう風に僕は感じているんです。
ちなみになんですけど、この日本の新しい抗菌系というもの、世界の国々と比べてどうなんでしょうかって思って少し調べてみたんですけど、
実は世界的にも刑罰に対する考え方っていうのは、罰一遍倒から立ち直り支援、リハビリテーションを重視する方向にシフトしてきてるみたい。
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それはなんでかっていうとわかりますよね。厳しく罰するだけだったらなかなか再犯は減らないし、何より罪を犯した人だっていつかは社会に戻ってくる、言ってみたら社会で暮らす仲間じゃないですか。
そんな人たちが社会で孤立せずにちゃんと生きていけるようにサポートする方が結果的にみんなが安心して暮らせる社会になっていくんですよね。
やり直しを応援できる社会につながる、こういう考え方が広がっている世界的にもね、そういう感じなんだなというふうに思いました。
だからみんな当事者ですからね、安心して暮らせる社会を作るための一手なんで、罪を犯した人だけ、刑務所の人だけ、そういうわけではなくて、社会で暮らすみんなが当事者なんですよ。
だからこそ、こういう情報を知って、普通の幅を広げていっていただきたいなというふうに思いました。
日本の後勤系も、この世界的なリハビリテーション重視の流れに沿ったものっていうふうに言えると思いますね。
さっき説明した通りですけども、教育プログラムを充実させたり、一人一人に合ったサポートを考えたりするというのは、多くの国と同じ方向を向いているみたいです。
この懲役と均衡を一本化して、より柔軟で効果的な処遇を目指すというのも、この大きな流れの中での日本の工夫なんじゃないかなというふうに思います。
これもその人のより良いやり直しにとって何が一番大切かを考えてのことというふうに受け取ったほうがいいなというふうに思うんですけどね。
世界的にはどうかというと、例えば欧米の北欧か、北欧の国々では刑務所の環境をできるだけ、刑務所というよりは社会みたいな感じに近づけて、教育や職業訓練をすごく手厚く行っている国もあった。
あとドイツとかカナダとかが地域社会と連携したり、被害を受けた方の心のケアにも目を向けたり、本当にいろんな工夫をしている。日本でも取り入れられていますよね。
こうした世界の良いところを学びながら、日本も日本の状況に合わせてより良い形を目指しているんだなというふうなことを感じたんですよね。
やっぱりこうしてみると刑罰の在り方っていうのも国、時代、ここら辺によって変わってくるもんだなって感じますよね。
この変化の方向がでもいいなっていうふうに思ってて、より人に優しくやり直しを支える方向に向かっているっていうのは、なんか心強いなっていうふうに思います。
もちろんね、全てが奇麗事で片付く世の中ではないかもしれない。でもね、奇麗事も信じながら進んでいくっていうのはすごく大切なんじゃないかなというふうに思いました。
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というわけでね、今日のテーマ、やり直しが効く世の中に刑法改正を解説。いかがでしたでしょうか。
まさに始まったばっかりの新しい刑罰、後勤刑っていうのは、刑罰の目的を、ただ罰を与えることから、その人の立ち直りを社会全体で応援して、再び社会の一員として新しい人生をやり直していくようなチャンスを提供する。
こういうふうにね、シフトさせるための大きな一歩。6月1日から動き出したこの制度ですけども、これでね、刑務所での過ごし方が変わって、罪を犯した人がね、社会に戻ったときに、よりスムーズにね、再出発できるようになることがね、できるのがいいなっていうふうに思いますよね。
これは巡り巡って、僕たちみんながね、本当に安心して暮らせる社会、そして、誰かがね、つまづいたときに、そっと手を差し伸べられるような温かい世の中にね、つながっていくんじゃないかなっていうふうに思っています。
今回の話がね、罪を犯した人たちへの見方、社会の在り方、そういったものについて、皆さんの普通の幅をほんの少しでも広げるきっかけになったなら、この放送ね、話してよかったなというふうに思います。
まだまだね、始まったばかりの制度なので、これからどんなふうにね、運用されていくのか、本当にね、やり直しがきく世の中につながっていくのかっていうのはね、僕らもね、関心を持って見守ってね、いきたいですよね。
はい、と長くなりましたが、それでは本日もエンディングです。
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私、社会福祉士のタダに聞きたいこと、質問、相談、なんでもOKです。
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それでは、今日も素敵な一日に。お会いでは、社会福祉士のタダでした。
またおいで。