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普通の幅を広げていく、社会福祉士のお気楽ラジオ。
この放送は、現役の社会福祉士で、障害自己育て奮闘中のTadaが、人と環境の交互作用に着目した発信を通じ、
皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
みなさんおはようございます。社会福祉士のTadaです。1月9日、木曜日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
昨日から息子も新学期を無事に始まり、授業式だけで帰ってきたんですけども、すごくご機嫌でいましたね。
夜も、夕方僕も定時に帰って、近くの駅まで妻と息子が迎えに来てくれたんですけども、とっても笑顔で、いいスタートが切れたのかなというふうに思いました。
そしてその1日前の日、火曜日のことですけども、放課後等デイサービスに息子を1日行ってまして、そこでクッキー作りをしたんです。
事前にエプロンと三角金をご準備してくださいというふうにデイの方から言われて、妻が準備してくれて送り出したと。
時々息子の作業の様子、デイの様子とかをLINEで送ってきてくれたりするんですけど、すごくかわいい写真でしたね。
4枚ぐらい写真が送られてきたんですけども、楽しそうにクッキーを作っている写真が送られてきました。
もうね、めちゃくちゃ楽しそうで、めちゃくちゃ可愛くってね、エプロンがね、とっても似合ってた。まあね、親バカですけどね。
ただね、写真を見てる中でね、1つだけ、1つだけ気になるところがあった。それはね、何かというとね、髪型。
三角金持って行ってたんですけど、もう外してたんですよ。たぶん途中までしてたのかな?1枚ぐらい三角金してた写真があったと思うんですけど、3枚ぐらいはね、三角金つけてなかったの。まあ外したんでしょうね。
たださ、その三角金のさ、跡がね、髪の毛にくっきりとついてて、なんていうの、髪型がね、盛り上がってたのよ。
いや、ほんとね、なんかね、縦長でしたね、息子の顔。うん。なんというのか、くっきりと段差がね、髪の毛についてて、火山みたいな感じになってたんですよね。
あれあれ、まあ皆さんまんま読んでないかもしれませんけども、ジャンプの漫画でね、もう終わりましたけども、呪術回戦ね。
あの呪術回戦で、ジョウゴっていうね、まあ火山系のキャラクターがいるんですけども、火の妖精というか火の妖怪というかね、火の呪霊っていうみたいな感じなんですけども、
まあね、彼みたいです。呪術回戦のジョウゴっていうのでね、ちょっと調べてもらえれば、息子のね、髪型こんな感じだったのかなっていうふうにね、思ってもらえるかなと思うので、暇な人はね、検索してみてください。
まあこのジョウゴというキャラクターね、まあせっかく呪術回戦の話をしたんでね、少し話してみたいなと思うんですけど、まあね、なかなかね、呪霊っていう、要は敵キャラなんですよね。悪役です。
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人間を滅ぼそうとしている悪い霊なんですけど、我々こそ真の人間だって言って、人をね、意味嫌いながらも現世をね、謳歌しているように見えるね、たくさん人もいますからね、そんな人間にどこかね、憧れを抱いているような、なんかね、憎みきれないキャラクターではあったんですよね。
まあとはいえ、漫画の本編ではめちゃくちゃ人をね、大変なことにしてましたので、非常によろしくない悪役ではあったんですけども、なんかね、その人間っぽさ、泥臭さみたいなのがね、ちょっとね、漫画の中では垣間見えるシーンがあったんですよね。
そう、まああの、流霊ね、お化けね、人を滅ぼそう、人類を滅ぼそうとする敵でありながら、なぜかね、どこか穏やかに過ごしたい、誰かに認められたい、みたいなね、その呪霊としては人に近い感性を持っているような、まあ数少ないキャラクターの一人だったかなというふうに思います。
で、まあこのね、ジョウゴっていうのは最終的にね、もうラスボスであるスクナ、両面スクナっていうね、最強の呪霊がいるんですけど、まあそいつとね、呪霊同士なんですけど、戦うんですよね。
そう、で、スクナとの戦いに敗れるんですよ。でもね、その敗れた時にスクナがね、ジョウゴに向かって、誇れ、お前は強いって言った時に、ジョウゴはね、無言で涙を流すんです。ジョウゴ一つ目なんですけどね、一つ目の目からね、涙がこぼれるんですよね。
そう、そしてジョウゴは、「なんだこれは?」って言うんですよね。そう、まあ彼はね、きっと認められたことに対して、初めてね、涙をしたんじゃないかなというふうに思います。何千年も生きていた霊なんですけども、ここの時、初めて死を前にして涙を流したっていうところで、そしてね、スクナがその、「なんだこれは?」と言ったジョウゴの問いに対して、「さあな、俺はこれを知らん。」っていうね、なんともね、人間くさいやりとりみたいなところはね、
まあ、中盤、序盤、中盤ぐらいではあるんですけども、まあ、呪術回戦の名シーンの一つなんじゃないかなというふうに思ったりしてね、ちょっとふと思い出したのでね、語ってみました。
興味のない方には全く関係ない話なので、5分ぐらいが雑談ですというのをね、今日は概要欄に書いておこうと思いますね。
そんな感じでね、本題に入っていきたいと思うんですけども、今日はね、知的障害のある子を育てる時に向き合うこと。
息子と一緒に泣いちゃった話というタイトルでね、お話をしていきたいと思います。
雑談からの涙つながりという無理やりな導入になったのかなというふうには思うんですけども、つい先日のことなんですけどね、
これね、インフルエンザの予防接種に行ったんですよ。
12月のね、初旬に彼インフルエンザA型にかかって、もともとね、その週にインフルエンザの予防接種打つつもりだったんですけど、かかってしまったので延期になってて、
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先生と相談して、やっぱりこれからもね、別のもあるかもしれないから打ってた方がいいよというふうにアドバイスもらってたから、
この前ね、先週か、インフルエンザの予防接種打ちに行ったんですよね。
薄々勘付いてたんですけど、拒否を。
これまで、彼は今8歳ですけど、これまで7回打ったのかな。
大体毎年打ってると思うんですけどね。
これまでの注射の拒否はね、そんなになかったの。
なんなら一昨年まではね、ほぼほぼ無抵抗。
で、去年は抵抗を示したんですけど、何回もね、シミュレーションをしたんですよね。
家でも注射を刺すシミュレーションをして、僕がね、注射を先に刺されるみたいな感じの振りをしてね、彼の前で。
ほら、お父さん、チカッって自分の手で自分の反対の手を刺すんですよ、エア注射で。
で、打たれた後にあまりよろしくないんですけども、ちょっと薬効いてきたぞみたいな感じで、ガッツポーズで僕が、
うーん、効くみたいな感じでね、言ったら息子も、あ、これOKなのかもしれないみたいに錯覚して、
息子にもエア注射で練習をね、チクンってしたら、息子も、うーん、とか言っててね。
それで何とかね、乗り切って本番の注射は若干抵抗はしましたけども、去年はそういったところでクリアできたんです。
でもね、多分去年結構嫌だったんでしょうね。ずっとこの1年やっぱりね、注射に対する思いみたいなのがすごくあったんでしょうね。
結構ことあるごとく、僕とか妻とかにね、チクンって言いながらね、攻撃をしてきてたんですよね。
それがやっぱり本番がついにやってきたということで、今年はどうかなというふうに思ったんですけど、もうね、すごい抵抗された。
もうね、病院の中で、初めて、もう絶対に動かない、入院、入院じゃない、ごめんなさい。
けんおんよ。注射の前の門診書くときにまずけんおんをしなくちゃいけないからということで、けんおんもね、しませんみたいな感じで、
体操座りをね、病院の床でしてさ、もう無。そこからなかなか頑固ちゃんでね、動かなくって。
で、もう進まないから、予約の時間もあるし、他の人の診察もあったりするからね、何度も何度も説得を試みたんですけども、
やっぱりもう無理だと思って、ジャンバーをね、もう無理やり脱がしたんですよね。
本当に理解力が上がっているということは素直に嬉しいんですけど、理解力が上がっている以上に、抵抗する力が上がってしまってて、
もうものすごい力で跳ねのけようとするんですよ。それはやっぱりね、力のそんなに強くない。妻とかでは到底無理なぐらいの力で。
で、説得を試みようとしても、もう一旦嫌だっていうスイッチ、もう強烈なスイッチが入ってしまうと、もうね、コミュニケーションが全く取れなくなってしまってね。
そう、やっぱり会話による対話っていうのが、彼はまだ発語が少ないから、会話による対話がね、難しい分ね、説得が難しいなっていう風に感じたんですよね。
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これがね、やっぱり知的障害のある子を育てるときに向き合うことの一つなんだなっていうのをね、今回感じたんですよね。
結果として、さっきも話した途中なんですけども、もうね、抵抗する彼をね、もう僕が大人の男の力で、もう無の表情、無感、彼からしたらもう鬼のような表情だったと思いますけどね。
もう無理やりジャンバー脱がせて、もうその脱ぐのもすごい嫌がって、もうね、大泣きして、もうだから脱がして、とりあえずもう検温、脇で測る体温計だったから、すぐに抱きし抱っこしてね、抱きしめて、もうわんわん泣いてたけど、もうなだめながら、妻も横でね、サポートしてくれながら、検温してね、こと泣きを得たというか、とりあえず問診票まではかけたんです。
注射の時間まで少し時間があったから、もうね、僕が抱っこして膝の上に乗せて、椅子に座ったまま抱っこしてたんですけどね、抱っこしてね、ギューって抱きしめて、背中さすって、妻も僕の隣に座ってくれて、息子の背中をさすってくれて、よく頑張ったね、あと注射するだけだからね、それ嫌なんですよ。
もう落ち着いたなって思ったとしても、またすぐすると涙がこぼれてくるの。
なんかさ、それからの注射が怖いっていうのもあると思うんだけど、やっぱり僕が思ったのは、僕がさ、無表情か、彼からしたら鬼のような表情だったと思うんだけど、そういうふうな表情でね、普段やらないような無理やりジャンバーをね、力任せに脱がせてね、検温をするみたいな、その行為、大人の力みたいなものが本当に怖かったよねって思って、本当にごめんねって思ってさ、
なんかすごく辛いことをさせたなって思って、泣いてる彼を見てね、僕も一緒に泣いちゃったんですよね。涙が出てたの、気づいたら。もうなんかさ、お前泣くなよって感じで、隣で見てる妻が、カオスって言ってましたけどね、本当にカオスな状況でしたね。
結果ね、注射自体はね、割とすんなりいったんですよ。っていうのも、そのまま、もう抱っこしたまま、もう呼ばれた後すぐ連れて行って、先生もめちゃくちゃ注射が上手くってね、あっという間に終わったんですよね。
そう、だから彼自身も痛かったと思うんですけど、そこに関してはそんなにね、けろっとしてて、やっぱりね、怖かったのはその手前のね、検温での僕のね、行動だったのかなっていうふうに思ってね、ちょっと反省もしたりとかしたんですけど、でも、抵抗する以上をやっぱりしなくちゃいけないなっていうふうにやっぱり思うところもあって、
で、あの、我が家ではこれはね、僕の仕事だなって、お父さんにしかね、できないこともあるよなっていうふうに思ったんですよね。泣いちゃったけど、うん。
まだまだね、これからも成長していくにつれて、もちろん彼は理解力が上がっていくと思う。でも、それ以上に抵抗する力も上がっていくと思う。
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だから、どっちがどうやって勝っていくかわからないし、もしかしたら、またね、無理矢理なんか力をね、使わなくちゃいけない時もあるかもしれない。すごくね、心苦しいけど、彼にとって大切なことっていうのはちゃんとしていってあげなくちゃいけないと思うから、まあね、僕もね、一緒に成長していこうっていうふうにね、思ったよっていうね、お話でした。
そんな感じでね、今日の放送はこの辺で終わりたいと思います。最後まで聞いてくださりありがとうございました。
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それでは、今日も素敵な一日に。社会福祉士の田田でした。
またおいで。