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はい、みなさんおはようございます。名古屋の兄さんといえば、総ひろ兄さんです。
このひろ兄さんの部屋では、人生を楽しくする方法について、私が学んだこと、経験したことをお伝えしております。
ぜひ聞いて、楽しい人生にしてください。
脳の仕組みとイメージ
はい、今日はですね、脳は現実とイメージの区別がつかないというお話をしたいと思います。
例えば、まだ起きていないことを考えて不安になることってありますよね。逆に楽しいことを想像してワクワクして眠れなくなる日もありますよね。
これ、実はどちらも脳の仕組みが関係しているんです。私たちの脳は、実際に起きている現実と鮮明にイメージしたことの区別があまりついていません。
例えば、レモンを思い浮かべてみてください。ツヤツヤした皮、パチンとはじける香り、そしてぎゅーっと酸っぱい味。
実際にかじってなくても唾液が出てきたり、顔がちょっとしかめっちゃになったりしませんか。
これは、脳の中の味覚や感覚を司る部分がイメージに対しても反応している証拠です。
つまり、脳にとっては想像の中の体験もほぼ現実なんですね。
だからこそ、アスリートの人たちはイメージトレーニングを大切にしています。
頭の中に何度も成功のイメージを描くことで、脳と体がもうやったことがあると感じ、実際のパフォーマンスが上がるんです。
これを、観念運動効果と言います。
そして、この仕組みは感情にも働きます。
嫌な過去を思い出すと心拍数が上がったり、苦しくなったりするのも、脳が今それが起きていると錯覚しているからなんですね。
でも逆に言えば、理想の未来を繰り返し明示することで、幸福ホルモンが出たり、自信が湧いたりもします。
だから脳は、想像と現実を感情レベルではほとんど区別していないんです。
だから大事なのは、どんなイメージを持つかです。
ネガティブな映像ばかり流していたら、脳はそれを現実として学んでしまいます。
でも、理想の自分や叶えたい未来を何度も思い描けば、脳はそれに馴染み始め、現実の行動も自然と変わっていきます。
想像の力
私たちは思っている以上に、想像の中を生きているんですね。
最後に、どうせ想像なんて現実じゃないって思うかもしれません。
でも、脳にとっては想像も立派な練習なんです。
今日ほんの数分でもいいですから、理想の一日を思い浮かべてみてください。
朝の光、気持ちのいい朝、美味しいご飯、やりがいのある仕事。
その映像が未来を少しずつ現実に近づけてくれます。
未来は思考の中で何度もリハーサルされたものから形になっていきます。
想像の力って案外現実よりも先に動き出しているのかもしれませんね。
それでは、今日も聞いてくださってありがとうございました。
今日も素敵な一日を。いってらっしゃい。