00:01
福永ひとしの繊維の泉
みなさん、こんにちは。平田純天道です。
泉工業福永ひとしの繊維の泉、今週も始まりました。
福永社長、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日は、ラメ糸の粘紙についてお話しさせていただこうと思っています。
お願いします。
ラメ糸の粘紙は、一般的にはカバーリングという風に言われる粘紙方式になっています。
前回お話ししたマイクロスリットで細く切ったラメ糸。
これを、我々は平とか平糸という言い方をしています。
その平とか平糸を使って粘紙を行っていきます。
平の感じですか?
そうですね。平の糸と書いて平糸です。
平、平糸と言っているものが、粘紙になると薄という言い方になります。
出世後往みたいなものですね。
名前が変わるわけですね。
そうですね。
この薄、カバーリングしていきます。
だいたいラメ糸の粘紙の場合、5種類の粘紙方式になります。
それぞれにその粘紙、名前がついています。
マルヨリ、ハゴロモヨリ、タスキヨリ、ブリアニヨリ、ジャバラヨリ、5種類。
だいたいこの5種類が主に使われる我々の粘紙です。
まずマルヨリなんですけど、芯糸にレイオンであるとかポリエステルであるとか、その辺の繊維を芯糸にしまして、
その平糸、ハクという風に名前が変わった状態のものを巻きつけていきます。
隙間なく巻きつけているもの、これをマルヨリという風に言っています。
レイオンの芯になる糸が外から見えないぐらいにぐるぐる巻かれているもの。
そうです。
これがマルヨリ。
マルヨリです。
だいたい1メーターの間に1000回から1500回ぐらいぐるぐるって巻きつけた状態のもの。
これがマルヨリです。
わかりやすい。
次がタスキヨリです。
平を芯糸にして、
さっきとは違うんですね。
平を芯糸にして、ナイロンとかポリエステルとかっていう別の繊維をカバーリングします。
平糸よりももっともっと細い糸なんですか?
そうですね。
20デニールとか15デニール、結構細い糸ですね。
それを今度250回から350回ぐらいによります。
さっきのマルヨリから比べるとだいぶ甘く粘地をします。
そうすると真ん中の平がそのまま平状態に近い状態で出てきて、
03:01
平を直接折れない、編めない方々はタスキヨリとかを使っていただくと良いかなと思います。
時間的に2種類しか説明できませんでしたが、また次回以降その他の練習も説明させていただきたいと思っています。
十分聞き応えのある内容でした。
イメージしてもらいながら聞いてもらうと、糸のお仕事をされている人だと一本だと思ったものが複数あるんだなというところが勉強になるかなと思います。
では次回もまたお願いします。
お願いします。
ラメ糸王子が今日こそ行く。
日々ラメ糸メーカーの栄養マンとして飛び回っている、
泉工業株式会社のラメ糸王子こと石川良太が、今週一番ホットな繊維情報をお届けするコーナーです。
ラメ糸王子の石川です。今週もよろしくお願いします。
お願いします。
今週は繊維の鮮度と呼ばれるキーワードについてお話ししようかなと思います。
鮮度、フレッシュな鮮度ですか。
ありがとうございます。待っていたかのような質問なんですけども、
この鮮度って、皆さん鮮度という言葉だけを聞いちゃうと魚の鮮度とか野菜の鮮度とか思い浮かべる方が多いと思うんですけど、
この繊維業界の中の鮮度っていうのはズバリ糸の太さのことを表すんですよ。
なるほどね。
字で書くと繊維の繊に度数の度、これで鮮度。
僕は繊維業界に入社して2,3年なんですけど、以前全く違う業界にいて、今でも日々勉強中なんですけど、
やっぱり繊維って奥が深いというか、いろいろ業界用語も出てきますし、
そういった中で僕が一番初めの方でぶち当たったというか、
鮮度ってなんやねんみたいな。魚の鮮度ちゃうの?みたいな思ってたんですけど、それが糸の太さってことが分かって。
ちょっと次回のお話になってくるんですけど、その鮮度っていう糸の太さの中でもいろいろ単位が出てくる。
まず今回ちょっと覚えておいていただきたいのは、繊維業界の中の鮮度っていうのは糸の太さですよっていうのを皆さんに覚えておいていただければなと思います。
センチメートルとか、長さであればセンチメートルとか、ヤードとか。
簡単に言うと人によってとか、会社によってとか、あとはもう織物をされている方とかによって、その繊維の中のその鮮度の単位っていうのも結構バラバラというか。
人によって違うから相当難しいですね。
そうなんですよ。これね、ほんまにやっぱり理解するのって僕もすごく時間かかりましたし。
この長さだっていう前ルールがあるわけでしょ。
そうそう、単位の話ですよ。
同じ糸をパンと置かれて前にいって、それを例えば糸の太さですね、を表す時にこの人はこれって言ったり、この人はまた違う単位を持ってきたりっていうので、
06:06
同じ糸を表す時でもいろんな単位をやっぱりこの業界使うのがごく普通、当たり前みたいな感じになっているので。
そうなんですか。
はい、それをやっぱり自分の中で頭で噛み砕いて営業をする時とかは話すように心がけてますね。
では福永社長、今日の大地の点数をお願いします。
今日の石川、50点。
半分。
ありがとうございます。
半分いきましたね。
徐々に。
初かな?
鮮度イコール糸の太さっていうわかりやすい説明でしたんで。
ありがとうございます。
半分おめでとうございます。
ありがとうございます。
福永ひとしの繊維の泉
お届けしてまいりました、福永ひとしの繊維の泉。
今日の放送は福永社長どうでしたでしょうか。
ラメの念詞について丸寄りとたすき寄りというのをご説明させていただきました。
他にもありますので、次回また違う寄り方、念詞をご説明させていただこうというふうに思ってます。
はい、石川君は。
インスタグラムやフェイスブックであったりを日々更新しているので、皆さんよかったらそちらも覗いてみてください。
今回鮮度イコール糸の太さという話をさせていただいたんですけれども、
次回はよりその単位についての、その何種類かある単位についての詳しい説明をしていこうと思っておりますので、
よかったら次回もぜひお聞きください。
福永ひとしの繊維の泉、また来週お会いしましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
世界の人々に飾る楽しみをお届けする、
泉工業株式会社福永ひとしの繊維の泉。
この番組は提供、後染めラメ糸メーカー、
泉工業株式会社、プロデュース製作、キラテン、ナビゲーター潤天堂でお送りしました。