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福永均の「繊維の泉」/ リスナーのみなさん、こんにちは。ラメ糸王子の伊塚和です。
福永均の「繊維の泉」、今週も始まりました。福永社長、よろしくお願いします。
ということで社長、今回もですね、素敵なゲスト様に来ていただいております。
今回はですね、株式会社ワン・エニーの清社長に来ていただいております。
清社長、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ありがとうございます。
ではではですね、早速なんですけども、清社長のですね、簡単な自己紹介をですね、
言っていただけたらなと思うんですが、よろしくお願いします。
はい、ワン・エニーの代表してます清と申します。
この業界にもともと関係ない仕事をしてたんですけど、
もともと全く関係ない仕事だったんですけど、
たまたま父親の仕事が一夜をやってまして、
そこの倉庫の源端を担ぐアルバイトをしないかと言われて、
そこで僕はこの仕事をし始めたっていうのが始まりだったんですけど、
そこからあれをあれをと記事のどっぷりと僕に取り憑かれて、
5年間ぐらい会社に勤めながら、
ワン・エニーはその後に独立して、
全くその記事の勉強とかも全くしないままここまでやってきてしまったんです。
えー。
その立ち上げられたのは何年ぐらいですか?
13年ぐらい前ですかね。
なるほどなるほど。
当時はお一人でって感じで。
一応、うちの記事と製品のOEM、デニムなんで、
製品洗って納品するっていうのとか、
そういう加工を依頼されることが多いので、
その製品のOEMをするためのスタッフが一人いまして、
二人で。
なるほど。ありがとうございます。
今に至るという感じですかね。
はい。
なるほど。ありがとうございます。
今チラッとデニムってことをお聞きしたんですけど、
ここからですね、さらにですね、
お世話の事業紹介をもうちょっと詳しくですね、
お聞かせいただけたらなと思うんですが、いかがですか。
はい。
うちのワイニーっていう会社はですね、
主にモードとかのそういうコレクションブランドからですね、
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結構古き良きみたいなそういう、
開古主義とは言わませんけど、
そういう昔の記事を再現して欲しいとかっていうお客さんまで、
いろんなブランドさん、国内外問わず、
いろんなブランドさんに記事を企画したりとかですね、
販売したりしてます。
なるほど。
それとさっきも説明したのに被るんですけど、
製品のOEM生産っていうのも行ってます。
はいはいはい。
なるほど。
その海外と国内の比率とかって、やっぱり海外の方が多かったりするんですか。
いえ、まだ国内の方が多いんですけど、海外の比率は年々上がってきてますね。
ああ。
記事はデニムだけではないんですか。
はい。デニムが中心ではあるんですけど、
デニム以外に、それこそ今参加させていただいている
こだわりの布という展示会の方で、
一緒にさせてもらっている金田織物さんだったりとか、
いろんな方屋さんたちと一緒に産地観を飛び越えて、
いろいろものづくりをさせていただいてます。
なるほど。
それはお客さんからこういうのっていう風に言われたやつを再現するのですか。
そういう案件もありますし、
こちらで例えばヤンフェアとかもそうですけど、
伊藤屋さんとか棒関さんとかと、
打ち合わせて新しい布を作って、
それを自分たちで企画して見本端作って、
それをお客さんに見せて、
お客さんがそれをさらにカスタムしたいとか、
そういうテクニカルな話が多いです。
企画・提案ですね。
そうですね。
特に生地の厚さというのはこだわらず、
もう薄いものから厚いものまで。
そうですね。
デニムといえば一般的には10オンスから15オンスぐらいまでが一番多いんですけど、
一番軽いデニムを作ってほしいとか、
むちゃくちゃ重いデニムを作ってほしいとか、
めちゃくちゃ重そうに見えるけどめちゃくちゃ軽いデニムを作ってほしいとか。
それは何のテクニックですか?
重そうに見えて軽いやつってのは。
それは糸もしっかりですし、旗もそうですし、
あと乗り付け。
僕らの産地は乗り付けをよくするので、
乗り付けた時にどうなるかっていうことも含めてですね。
それは生地の糊ですか?縦糸の糊?
縦糸の糊ですね。
サイジングですね。
サイジングです。
なるほど。
ちょっとここへ来てなんですが、
今僕、ふーんってデニムのことを聞いてたんですけど、
ぶっちゃけ言うとデニムって僕はあんまりちゃんと説明せいじゃなくて、
あんまりちょっと分かってない。
僕らは多分お分かりかと思うんですけど、
そこを僕含めリスナーさんの中にも僕のような方がいらっしゃるかなと思うので、
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ちょっと改めて清志社長の方からデニムってこんなものっていうのを
ちょっとお聞かせいただけたらなと思うんですが、
デニムと言えばですけど、皆さん聞かれた時にデニムイコール小島っていう風に
思われる方多いと思うんですけど、
デニム産地自体はですね、
ビンゴ、日中ビンゴって言われる茨、岡山県で言うと茨市とか、
あと広島県の福山市の辺りが一大産地でして、
生地を織っているのはそちらが多いんですね。
江戸時代、戦国時代あたりに日中小倉織っていう、
九州の小倉で織られていた小倉織っていうものがあるんですけど、
それを藍染めして縦糸が、表が藍で裏が白っていう組み合わせ、
またデニムっていうものが日本にあるんですけど、
その時に岡山の日中、ビンゴの産地がですね、
綿とかの栽培がすごく多くて、
この産地で、あと藍染めも結構盛んに行われてたので、
そこで日中小倉織とかって言われて、
一時期は輸出とかもされてたんですけど、
その時期に日本に来て、
そこで日中小倉織とかって言われて、
一時期は輸出とかもされてたんですね。
そこから今皆さんが想像されるデニムっていうもの自体は、
ロープ染色っていう特殊な染色をした縦糸がインディゴの中白になってるものなんですけど、
その時代は1970年ぐらいに茨の方で盛んに行われるようになったっていう。
流れですね。
僕らの産地は結構分業制になってまして、
さっきちょろっと話に行ったサイジングはサイジング屋さんだったり、
ロープ染色をするのはロープ染色屋さんだったり、
織る場所は畑屋さんだったりっていうふうに。
あと仕上げ、防縮加工、サンフォライズドとかって呼ばれるんですけど、
それらは仕上げ加工屋さんっていうふうに分業してやってます。
はい。
なるほど、なるほど。
デニムの生地っていうのは定義みたいなのってあるもん?
あるある。一応縦糸がインディゴ、横糸がきなりの色っていうか、
晒してない普通のただのきなりの糸。
はいはいはい。なるほどなるほど。
それ、綾織物は入らないんですか?
綾織物です。ごめんなさい。綾織物です。
縦糸がインディゴで横がきなりを綾で織ったものをデニムという。
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そうですね。基本的には。
僕のテストの試験の時にそれを覚えました。
なるほどなるほど。
一時期デニムにラメを入れるっていうのがブームの時がありましたでしょ?
はい、ありましたね。
その時代は当然ですけど、我々も茨福山方面に営業に活かしていただいて
訴求活動を行っていたんですけど、その後に石川が入社してるんで、
もうあの、あっち方面でラメを言われるところがほとんどない状況なんで、
もう石川は営業にまだ行けてないという状況なんです。
その分、すいません、デニムのことが全然わかってないっていう、
大変申し訳ない状況です。
いえいえいえ。
僕も岡山に生まれましたけど、全然デニムのことはこの業界入るまで
デニムイコールリーバイスとかリーとかっていうのをイメージしてなかったんで。
デニムのことがデニムですもんね。今の世の中ではね。
ありがとうございます。
僕もそんな浅はかな知識をずっと前半を聞いてしまったので、
でもね、こうやって僕もしっかりリスナーの皆さんも、
デニムってこんなもんやっていうのは、わかったかなと思いますので。
かなとね。
なので、次回は引き続き清井社長にお越しいただこうと思ってまして、
もっとワンエニーさんのことを深掘りしていこうかなと思っておりますので、
ぜひぜひ次回もお楽しみにしていただきたいんですが、
最後に清井社長の方から何かワンエニーさんのお知らせとかPRとかあれば
お願いできますでしょうか。
来年の3月にPPJ出るつもりなので、その時はぜひ皆さんのお越しをお待ちしております。
はい、ありがとうございます。
また詳細情報とか気になる方は、御社に直接とか連絡していただけたら、
また情報出たらお知らせいただけるっていう感じですね。
はい、ありがとうございます。
ではちょっと弊社ですね、リズミー工業からも最後にお知らせがございます。
各種SNSですね、インスタグラムとかフェイスブックとか、
あとはTwitter、YouTubeとか、あとこちらのラジオ番組で新商品の情報とか、
あとは展示会もですね、近々、この前ちょうど大阪の機能性専用部屋が終わったところで、
また今後ですね、秋いろいろ展示会を控えておりますので、
そちらの情報はSNS等でまたご覧いただければと思います。
はい、ということで本日はワンエリーの清社長にお越しいただきました。
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ありがとうございました。
ありがとうございました。
世界の人々に飾る楽しみをお届けする、
リズミー工業株式会社福永ひとしの繊維の泉。
この番組は提供、後染めラメ糸メーカー、リズミー工業株式会社、
プロデュース・製作 キラテン、ナビゲーター 潤天堂でお送りしました。