ジョブオール 福永ひとしの繊維の泉
始まりました。 泉工業株式会社福永ひとしの繊維の泉。
この番組は、一度聞いただけでは、なかなか覚えられないファッション業界の専門用語をご紹介しています。
大千株式会社様が発行しておられる【知っておきたい繊維の知識424】のテキストの中から、
行きや帰りの移動時間で活用できる、仕事に役立つ繊維知識を音声版でお届けしています。
お相手は、繊維業界40年現役TES資格保持者である、
泉工業株式会社の福永社長です。よろしくお願いします。
いよいよ64回目。ちょっと見えてきましたね、ゴールが。
100のね、素材編というのが100あるといううちの64ですから、
我々自身もそうですけれども、リスナーさんもね、
64個の知識を今聞いてきたんだという自信は持っていただいてもいいんじゃないかなというところですよね。
やっぱりこの行きや帰りの移動時間でね、これをインプットしているかしていないかというのは、
随分大きいと思いますよ。
社長はあまり電車に乗られないかもしれないですけど、電車の通勤通学ってほとんどスマートフォン見て、
大阪市内とか電車で行くんですけども、
対面に座っている人が8人ぐらいいるのかな、7、8人やはるじゃないですか。
9割5分はスマホ見てありますね。
それもね、何か自分のスキルアップにされているという人ももちろんおられるんですけども、
大阪の方がね、SNSを見たりとか、ゲームをしたりという風に、
何か疲れたから休憩しようという風にされていると思うんですけど、
休憩になってないんですからね、あれね。
実際のお味噌をフルパワーで使っているから、より疲れているということが知ってほしいところなんですけど、
実際のところはあれが休憩という風にカウントされているのかもしれませんけど。
そこでこのラジオなんて聞いちゃったりすると、もう頭2つぐらい飛び出ますもんね。
そうなるように努力します。
ですから我々のコンテンツもそうですけれども、やっぱり皆さんも聞き続けると。
週1の配信ですけれども、もし追いついちゃったらまたバックナンバーから聞いていただいたりとか、
とにかく耳の中に何か繊維の知識を入れておくということが必ず仕事で役立つということは言い切れますもんね。
ここで聞いたことがあるとか。
あとは脳科学、ちょっと僕脳オタクなんで、脳科学的に言うと、
人間は一番怖いのは初めてとか知らないことなんですよ。
1個でもとかちょっとでも知っているということに対しては、いきなり気が大きくなるんですよね。
ちょっとおバカなところあるんで脳みそって。
聞いたことあるっていう単語だけで、それ知ってるってなったらもう心の抵抗っていうのは一気にハードル下がりますから。
そういう意味でもまずは福永社長からいっぱい繊維知識を耳に入れるだけでも大丈夫です。
何度も聞いてみんなで繊維用語リテラシーを上げていきましょう。
今日のお題は何でしょうか。
64回目、ゲル帽子。
来ましたね、ゲル。
ゲル、過去触れましたもんね。
ゲルといえばこれだみたいなのがありましたが。
仮面ライダーの敵でいたかな。
知らないゾーンになってしまいました。
ゲルですか。
ゲルショッカーやね。
ゲルショッカー。
ショッカーのバージョンアップがゲルショッカーですね。
たぶんV3あたりで出てくると思います。
ショッカーは仮面ライダー1号2号に倒されたので、さらにバージョンを上げてゲルショッカーという組織になりました。
倒されてもう一回パワーアップして出てくるっていうのは大したもんですね。
敵ながらアッパレですね。
彼らがいないと仮面ライダーの立ち位置がないんでね。
完全上揚でいるところの。
その存在である以上、我々も強くならねばという組織をつけての。
ただそこにゲルって付けたってことは何らかのパワーアップを示す言葉なんですかね。
そうなんですか。
ゲルかって言われると個体が液体化しているような感じがありますけどね。
僕もそう思います。
ゲルショッカーって言うぐらいだから。
脱線続きでお伝えすると、よく僕が引き合いになるバキという格闘漫画。
バキ少年のバキ君っていう子がすごく強いんですけど。
その子の師匠が、あがめてる師匠がいるんですよ。
師匠いつもありがとうございますって。
その師匠はゴキブリなんですよ。
瞬間的にマックスのスピードを出すっていう意味ではかなわない。
軽く潰したとしても液状になってて。
だからこれが要因なのかと。
自分の体を液体化したらあのスピード出るんじゃないかっていう風にして。
いつもゴキブリに対して師匠って頭を下げてるんですけどバキ君が。
ゲル状とか液状っていうのはイコール強さみたいなもんなんかあるのかもしれないですね。
ショッカーからしたら。
ゲル状が液状かイコールが定かじゃないにしても。
そういう何か塊とか重さがあるものじゃない方が強いっていう概念も一つあると。
いうところから今回のゲルに触れていきたいと思いますので、内容をお願いいたします。
64回目ゲル帽子。
ゲル状の湿式帽子や乾式帽子では、
防湿された糸状の表面、近くは凝固が早く進み、内部の凝固はそれより遅れるため、構造が不均一な状態が生じる。
このような不均一な状態で延伸されると断面は変形し、また勾配率の延伸を行うことは難しい。
ゲル帽子とは溶媒を多量に含んだままゲル状に固まった均一構造の未延伸紙を作る帽子法であり、
このような未延伸紙は超勾配率に延伸することができる。
ポリエチレンやポリビニールアルコールのような極極性に富む鉱分子は、
うわー、それどうしても見たい方はもう本買っていただくしかないですね。
そうですね。
これもダイニーマーが強いっていうことを表現してるけど、
中指だけで象は吊り上げられないと思いますね。
中指はちぎれますよね。
それはファンタジーということにしておいていただいて。
インパクトはありますよね。
1本でそれってことは。
ゲル状のものが高分子っていうのと親和性が高いのかな、今のお話だと。
高分子でいろんな要素をそこに詰め込みたいときにはやっぱりゲルという状態は良しとされるんでしょうね。
素材によってこいつを糸にしたいというのの一つがこのゲル防止やったんじゃないかなとは思ってるんですけど。
液晶防止ではないゲル防止。
そりゃそうなんやけど。
この素材をもっとこういう風にしてって言ってやったんがゲル防止やったんちゃうかなとは思うんですけどね。
繊維の社長がよく言われる高が糸されど糸というのと同じように、
やはり我々の生活っていうのは素材レベルまで戻したら糸になるっていうものが多いというときを考えたら、
糸じゃない商売されてる人がこれを糸にしたらもっともっと汎用性が出るじゃないかっていう風な考えをお持ちの方がおられるんですよね。
その一つに、これを糸にしたらこんな用途にも使えるとか、生活の中にもっともっと染み渡るグッズができるぞというところからのアプローチなんじゃないのかというのが、
今日の社長のコナンくん発想ですか。
それが今までの防止方式、説明した防止方式の中に該当しない方式やったというのがゲル防止一つじゃないのかなと思います。
そう考えたらやはり皆さん糸にするんだということへの課題とかありがたさとかっていうのをお持ちの方がたくさんいるわけですから。
やはり善意業界ってのは面白いですよね。
まだまだ用途が広がるんで。
糸にさえしたらもう今までとは全然違う販路ができちゃうよと。
これはちょっと泉工業に相談していただきたいですよね。
いっぱい来てますけどね。
それをうまく裁く社長と、残念ながらお家帰りになれなかった時とかいろんな経験されてますから。
社長自身にいろんなモデルケースが今集まってると思うんですよ。
という意味でも相談しがいのある社長ですからね。
ぜひ皆さんもそれだったら糸にしようという提案を持っている方。
あるいはその提案ごとお客さんのところに行くとかもありですよね。
リスナーの方はおそらく善意業界の方だと思いますから。
その糸を加にすることによって御社のグッズもっとこうなりますぜと。
ちょうどその辺の強い社長を僕知ってますねと。