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福永ひとしの繊維の泉
始まりました。 泉工業株式会社福永ひとしの繊維の泉。
この番組は、一度聞いただけではなかなか理解できないファッション業界の専門用語をご紹介していきます。
大洗株式会社様が発行しておられる【知っておきたい繊維の知識424】のテキストの中から、
行きや帰りの移動時間で使用できる仕事に役立つ繊維知識を音声版でお届けしています。
お相手は専業界40年、現役TES資格保持者である、
泉工業株式会社の福永社長です。よろしくお願いします。
お願いします。つい入りしましたね。
抜群な質度を保ってますか?
抜群、抜群やね。
日本でも指折りの質度の高さですもんね。
その質度が実は金銀紙の作りにも関係してくると。
昔ね。
という歴史、由来等々もありますけれども、話が長くなりそうなんで、
皆さん、泉工業株式会社のホームページを見ていただいたら書いております。
そんな質度っていうのは、快適性としては嫌がられるところもありますけど、社長にしたら。
製造時には、必要ない時と必要な時がありますね。
悩ましいところ。
自然の力っていうのはそういうもんかもしれませんね。
良いところも悪いところも性択合わせのんで、今日も楽しくお届けしていきましょう。
では、いよいよ中間地点を越えての回ですから、
ラストスパートっていうほどでもないですけれども、何か考え深いものも込み上げてくるかなというところが、ここ最近の収録ですが、
そんな中で社長の趣味範囲に来たのかなというところが今回の項目です。
では、今日はどんなお題でいきましょうか。
70回目、ポリエステルⅠ。
来ましたね。
ポリエステルですね。
Ⅰということは、あと何シリーズか続くと。
何回続くんやろね、これ。
ポリエステルだけで100いけそうですもんね。
極端に言うとね。
まあまあまあ。
それぐらいの、もちろん繊維にとっても重要なんですけど、
なんせ繊維以外でもポリエステルっていう言葉は皆さんいろんなところで聞かれるわけですから。
そうですね。
生活するにおいて、21世紀の現代ではもうポリエステルという言葉はほぼ避けて通れない。
その分深いものもありますが、
一番最初から専業界に君臨しているというわけじゃないというところがポリエステルの面白いところでもありますので、
そんな愛情こもったポリエステルの会を、では社長、内容からよろしくお願いいたします。
はい。
ポリエステルとは主作がエステル結合で連結されたポリマーの総称であり、
PET、PTT、PBT、PLA、全方向属のポリアリレートなどの繊維が含まれるが、
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通常ポリエステルといえばPETを指す。
PET繊維は力学特性や耐熱性、耐薬品性などの基本的な特性が優れ、
医療、インテリア、新装、産業資材などあらゆる分野で幅広く用いられており、
世界的な生産量とその伸び率は化学繊維の中では突出して高く、
面下の生産量を超えている。
フィラメントとステープルがほぼ同量ずつ生産されているという感じです。
ボリューミーな内容を読んでいただいた。
まだ続くね。
まだ続くけど、結構いいことを書いてあったなという印象ですよね。
そうですね。すごい繊維ですよね。
ここまで何か社長の補足はあるんでしょうか。
超繊維と単繊維がほぼ同量ずつ生産されているというのは知らなかった。
そうですか。まだまだ知らないことだらけ。
皆さんもいっぱいあります。
なかなか一つがそれだったと。
医療用として、1、ヤング率が大きいので張りこしが優れ、シワになりにくい。
2、熱加粗性でかつ耐熱性が優れるので、
笠高加工やプリーツセットなど各種の熱加工を高温で行うことができ、安定したセットが得られる。
3、高温高濃度の水酸化ナトリウム水溶液で繊維の一部を分解し除去することによって、
布地にドロイプ性の優れた柔らかい風合いを与えることができる。
原料やね。
4、綿、麻、ウール、レイヨンなど多素材とよく馴染み、
梱包紙や複合素材として相手素材の長所を生かし欠点を補う。
5、各種の異形断面繊維や超極細繊維、さらにポリマーの解湿を含む各種の高機能性繊維を生み出す可能性が再現なく大きい。
などの強みを有し、汎用性から天然繊維を超える高級品に至るまで、極めて幅広い商品分野に展開されている。
以上。
なかなかデメリットを出さないぐらいの。
2位で、丸2位でちょっとデメリット出てる。
出ましたか。
今はもうメリット。
メリットですよね。
ほんまりでもすごい繊維ですよ。
いつも工業や株式会社にとっても馴染みがある素材。
そうですね。うちは北陸方面のお客さんが多いんで、そういう意味でやっぱりポリエステルを使うっていうことが非常に多いですね。
ポリエステルとはみたいなところもかなり社長は知識としてはお持ちだと。
あるのかな。
普段使ってるから余計に勝手に溜まってくるような知識もあるでしょう。
でもやりとりがそうってことなんで、専門用語とかもたくさん使われてる。
という中で社長からみたいなポリエステルとは一言で言うと。
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もうでも繊維という括りにおいてはほぼ一番じゃないかなと思います。
天然繊維も好きだけど。
改良できるでしょう。
解析というか改良というか。そこがすごいですよね。
あっぱれ。さっきちらっと社長も文中に減量だなと言われたんですけど。
痩せるということを人間がさせたのか、そうしないといけないのかという順番は別にしてですよ。
痩せるっていうことをこの過程で持ってるんだというところが僕は一番魅了されるんです。
ポリエステルの?
はい。
そういうことか。
いわゆるデチューンじゃないですか。
だいたいほとんどのものってチューンアップしてどんどん良くしていくとか強くしていくとかっていうことなのかなと思いきや。
途中でギュッと減量させるわけでしょ。痩せさせるわけでしょ。
まあね。
それによってしなやかさとかが出るという。
あれの発想というか。
天然繊維も同じじゃないですか。何か何々を除去してしなやかにするとか。
それをそこまでを再現するんやっていうところがもうお見事って感じましたね。
そうですね。もともとはねやっぱりシルクジョーゼットを安く作ろうということでポリエステルを使ってジョーゼットを作る。
その際やっぱりシルクよりはポリエステル硬いんで。じゃあちょっと細くしようという風になって。
今やジョーゼットって言えばシルクではなくポリエステルになってしまったっていうね。
逆転現象が。
そうそうそう。
例えば僕だったら細いポリエステルとかしなやかなポリエステルの糸を作ろうって言っちゃうんですけど。
癒やせさせてそれをゴールを一緒にしちゃうというかね。そこがねお見事だなあと思う。
今でこそね細い糸が折ったり編んだりっていうことができるようになったんですけど。
昔はやっぱりできなかったんで。じゃあ生地で癒やせさせようっていう。
生地にしてから癒やせさせようという。みんなが喜んだわけじゃないですか。
まあそうですね。
そこはかっこいいなと思って。ポリエステルって素材のなせる技というか。癒やせさせてもいいっすよ俺って言ってるわけでしょ。
大丈夫っすよっていう頼もしさとかもあってかっこいいなあと思ったんです。
そうですね。
それがお見事。他の素材もねそんなんあるよっていう方はまたご連絡いただきたいんですけど。
僕はポリエステルの印象っていうのはそこが衝撃に近かったですね。
なるほど。
感じに見えましたね。
そんなかっこいいポリエステルですけれども。
これは社長が20代とか30代とか若手の繊維マンが、繊維パーソンが社長の前に現れた時にポリエステルってねっていうような知識を話した時にここついてきたら結構すごいなと思うのがありますか。
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えーどこやろう。さっき言った朝鮮とタンセンイは同僚作られてますぐらいかな。
だからちょっとリスナーの皆さんは福永社長にはポリエステルで喧嘩を売ることはやめときましょう。過程層にないという。
いやそんなことない。そんなことない。
他の題材でいきましょう。少なくともポリエステルはちょっと話題にしたい。
もっと弱いとこいっぱいあるからそこをわざわざ攻めてこんでいいよ。
ポリエステルじゃない形で社長には接点を持っていただけたらと思います。
そんなポリエステルですが当然テスの資格なんてポリエステルだらけだと思うんですけど中でもここを抑えとこうというところはありますでしょうか。
今日の内容においてはまあいろんなものに使われていろんな長所がありますよぐらいなんでね。
これから次以降のポリエステルでテス的な質問問題は出てくるんじゃないかなと思います。
分かりました。前半に出てたPETが主ですよと。あの辺とかは。
これ出んのかな。PTT、PPT、PLAなんて。出たかな。
テスにはそんなに。
あんまり使われてない繊維なんでね。
次回以降。
ポリエステルはPETでやるっていうのを認識しといたらそれでいいと思いますよ。
PETと呼んでいるもの。
次回以降の要力をみなさん残しておいていただいてポリエステルの勉強も進めていきましょう。
では本日お届けした記事は70回目ポリエステル①でした。
その他の詳細の情報は概要欄からご確認ください。
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それではまた次回もお会いしましょう。
福永ひとしの繊維の泉。
この番組は提供後止めラメ糸メーカー 泉興業株式会社製作ジョブオールでお届けしました。
