-
-
スピーカー 2
結構な年上と付き合ってた。
多分俺たちと同じぐらい。
多分それぐらいの年なんだよね、多分ね。
スピーカー 1
で今29歳ぐらいだからユウタさんが。
年齢差20歳ぐらいかなっていう。
スピーカー 2
その人と付き合ってたっていう話から昭和歌謡の話になって、
中森彰のスローモーションとか、海水トッピー松田誠子さんとか、テレサテンの時の流れに身を任せとかね、
まあそういう話が出てて。
一番パンチラインだったのは、香山優蔵を歌った日が一番モテたっていうね。
それが一番パンチラインだった。
スピーカー 1
上野かね浅草の飲み屋さんで、香山優蔵の曲を歌ったら、その日いっぱい追ってもらったみたいな。
スピーカー 2
いいね、こういうゲイバーでの成功体験って忘れられないだろうね。
スピーカー 1
いやーそうです。
まあでも確かにさ、これなんかまあ自分はね、あんまそういう同じような状況になったことはないけど、
想像すると、例えば自分たちが好きだった、まあよく俺らが話す90年代とかね、
に流行った曲だってなったのは、小室ファミリーとか、あのあたり結構ありますけど、
そのあたりの曲を、今自分たちが48とか49とかの状態で、
隣に座った子が20個ぐらいした。
20歳とかね。
当然その曲がリリースされた時には生まれてもないっていうような子が、
さらっとウォーウォーツンザイトとか歌ってくれると、
おーってなるもんね。
スピーカー 2
なるよね。なんか95年、TKメドレーみたいなやつをさ、
歌ってさ、歌います?ちょっと回しません?みたいな感じでさ、
え、そうか?ってなっちゃうよね。
スピーカー 1
なるなるなる。
スピーカー 2
なんでこんな歌えるの?ってね、言いながら。
スピーカー 1
特に年下好みの人であれば、なおさらそういうふうになるんだろうなって思う。
スピーカー 2
つるって言っちゃうんじゃない?
スピーカー 1
つるって言っちゃうよ。
それはモテますよねってなる。
スピーカー 2
うん、そりゃそうですよ。
スピーカー 1
ねー、まあまあわかりますよ、こういうふうになるっていうのは。
スピーカー 2
これ、かやまゆうぞうだってさ、ピンとこないよね、俺たちの世代。
スピーカー 1
そんなに言うても。
もっと上にモテたんですよ、その時。
たまたまだけど、相当、僕らより上の世代だよね。
スピーカー 2
じゃない?だからその、たまたまその行ったお店とかがそうだったんじゃない?
行ったメンツとかがそうだったんじゃない?
スピーカー 1
でもうちの父親がすごい好きだったから、かやまゆうぞう。
そうだよね、そういう感じだよね。
スピーカー 2
青大将だ、青大将かわからんけどさ。
スピーカー 1
若いほうだね、青は田中邦彦さんだから。
スピーカー 2
あ、そっか。あれ青大将ってヘビいなかったっけ?
スピーカー 1
いるいるいる。そこになぞらえてるのもあんじゃない?
ヘビっぽいから。
そういうキャラクターだったんじゃないかな。
なんかそういう映画の中に出てくるんだよね。
スピーカー 2
その中のキャラだよね。
スピーカー 1
若大将シリーズの。
だから父親が有名どころをよく聞いてたなっていう感じ。
カセットテープで。
スピーカー 2
イメージがあるよね。
それで若い子がさ、幸せだなあ、君といる時が一番幸せなんだとか、
隣のおじさんに目見て言ってごらんなさいよ、もう大変だよもう。
スピーカー 1
僕は死ぬまで君を離さないぞ、いいだろう?っていうあの台詞でしょ。
それを若いほうが歌うんだもんね。
スピーカー 2
そうそうそう。そしたらこの子は良い子だなってなっちゃうんだけど。
スピーカー 1
いやあ、うーん、ちょろい。
スピーカー 2
ちょろいよゲイバーに行って話聞いて飲んで。
しょうがない。それはしょうがないよね。
うるとうだよ。ちょろくなりたくて言ってるようなもんなんだから。
スピーカー 1
同じ人間とは思えないほど羽立ちやいいわけだからね、相手は。
スピーカー 2
ほんとだよ。
スピーカー 1
20歳とか違ったらいいよ。
スピーカー 2
それ言い出したらもう止まらなくなりそう。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
違うところを探し始めたら何もかも違うよほぼ。
スピーカー 1
そのポッドキャストの中でムコさんやルーさんにどうですかねみたいなことを言った後に、
あんた浅いわねって言ってもらいたいですみたいなことを言ってたよね。
言ってあげて。はい、言ってあげて。
そういうことをね、私みたいにあんまり年下にはそんなに目が向かないタイプだとすぐ言っちゃいそうになるから危ないなと思って。
スピーカー 2
でも思ったってムコ君は言わないもんね。こういうとこで言うんだから。
スピーカー 1
そうだね。その場ではまぁ、あとあの空気は読むかな。
スピーカー 2
言って平気かなっていうのと。
スピーカー 1
全然遅くないよね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。でスローモーションの時もさ、出会いがスローモーションに見えるとかさ、
赤いスイトピーでなかなか手も繋いでくれないんだけど、彼氏のことが。それがでも好きで、内面が好きというところがいいとかね。
ついつい見た目とか物のサイズとかにいってしまうけど。
見た目とか物のサイズとかにいってしまうけど。
スピーカー 1
半年は、半年で繋がない人はちょっと嫌かなみたいなね。
そうそう。すげーリアル。いやでも20代だったらそうなるよね。
スピーカー 2
俺も絶対そうだったと思う。
そんな、3回目。3回目にはって思うよね。
3回目でもそうかな。
スピーカー 1
今の段階だったら、タバコの匂いのシャツとか嫌だもん。
スピーカー 2
あーそうだね。
スピーカー 1
ここもまた時代によって魅了になってた頃と、もう今それないよねってなっちゃう。
スピーカー 2
大人に見えたみたいなね。
多分相手にギュッと顔うずめてシャツがタバコの匂いは俺は絶対嫌だなって思う。
俺嫌だわ。
今だったら嫌だな。絶対嫌だ。
スピーカー 2
いやーでもな、あれもすげー人によるかもって思っちゃった今。
スピーカー 1
それ言ったらなんでもそうそうじゃん。
スピーカー 2
そうなんだけど。
スピーカー 1
もう身も蓋もないというかね。
スピーカー 2
結局そういうことなんだよね。基本は嫌だ。
スピーカー 1
基本スタッフとしては嫌いですっていうのでいいよね。
でもね、この彼のこれを聞いて、そうかと思って。
やっぱり昔の曲って、今の曲でも当然あるんだろうけど、恋に関して歌った曲って意外と多いよねってよく思って。
多分そうなんだと思うよ。俺もそこ考えたのよ。歌で恋愛みたいなことでしょ?
なおかつ、これは俺の好みというか、俺がついそういうのを探しちゃうだけかもしれないけど、
うまくいかない恋とか、別れた後の描写とか、あと許されない系の恋。
まあ単純的に言うと不倫的なものとかを、明け隙に歌ったものって結構あるよねって思ったりもして。
スピーカー 2
あるのよ。
不倫とか、すごい好きなんだけど向こうも好きに言ってくれるけど、それは向こうがあるから結局戻ってしまうとかさ。
そういうのって結構多かったよね。なんかちょっとドロドロ系というか。
スピーカー 1
俺はね、そこが多いかなって言おうと思ってたの。
スピーカー 2
で、多分当時ってそういうのって表に出せないじゃん。
スピーカー 1
今みたいに匿名でどっかに喋るとか、SNSとかブログとかないじゃん。
スピーカー 2
だから多分、言ったら雑誌とかもそんなないんだよね。あっても。
スピーカー 1
女性誌に投稿するぐらいかしらね。
スピーカー 2
いっぱい投稿できる雑誌とかなかったじゃん。下世話雑誌が。あんまなかったでしょ。
スピーカー 1
みいのさんに相談するのはもうちょっと後でしょうしね。
そうだよね。もうね、○○できないからね。
スピーカー 2
なんか代弁というか、資料が安かったのかもしれないよね。
要はアイドルとかさ、普通の真っ当な感じで売れたりしてる曲は、明るい声の歌とかだったりとか、
それこそね、赤いスイートピーだとかさ、そっちなんだけど、
でもやっぱりちょっとその不倫とかの、ちょっと世をしのぶみたいなことに関しては、代弁とかそういうことだと思う。
スピーカー 1
そういう曲だと特にまた歌唱力が高い人が祝々と歌い上げるみたいな世界観も結構あるしね。
スピーカー 2
そこが情熱的でさ、もうこうしたいのにできない、うおーみたいなところを歌唱で歌ってくれるみたいなさ。
で、そのシチュエーションがあればさ、夜のお店とかではさ、
そういう歌を歌うことによってさ、ああいうバーとか。
スピーカー 1
うん、スナックとかね。
スピーカー 2
仮のフリもできたりするじゃん。
スピーカー 1
仮染めの恋がね、そこでできるわけでしょ。
スピーカー 2
仮染めの、仮染めの色とか。
スピーカー 1
いいですね。
スピーカー 2
仮染めの色じゃない。
そういうとこあんじゃないかなって思ったんだよね。
はいはいはい。
ストレート、たぶん高校生とか中学生とかは、そういうのを見て学ぶんだと思う。
まっすぐな恋とかを。
スピーカー 1
そうね。
で、子供、ほんともっとちっちゃな子供がちょっとそういう歌詞を聞いて、
ねえママ、これってどういう意味?って聞いたら、いいの子供はそんなこと知らなくて、みたいな。
そういうやりとりがあっただろうなと思って。
スピーカー 2
あったな、今もうすぐiPadとかで探したよ。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
ちびまる子ちゃんってそういうのがあったなと思って、山口桃江さんのちょっとこう危ない感じの少女のひと夏の経験だったかな。
スピーカー 2
そうじゃない。
スピーカー 1
あなたに女の子の大切なものをあげるわっていう曲なんだけど、
ねえお母さん、大切なものって何?みたいなのを聞くと、そんなの子供知らなくていい?みたいなことを言う。
スピーカー 2
お母さんも真面目だよな、それな、ちゃんとそうやって言うのも真面目だよね。
スピーカー 1
あの頃はきっとそうだったんじゃないかな、全体的にね。
スピーカー 2
いいんだよ、ジュエルリングだよとか言うときは別に。
スピーカー 1
ジュエルリングはな。
スピーカー 2
ちょっと子供すぎるか。
スピーカー 1
なんでジュエルリング。
スピーカー 2
なんか大切じゃん、あいうのって子供におはじきとかそういうやつとか。
スピーカー 1
そういうところでさ、やっぱりもっと上手なお母さんだと真心とか言うんだろうね、きっとね。
スピーカー 2
そうねそうねそうね。
スピーカー 1
思いやりとか、そういうのに結局どっちかって言ったら下世話なほうだから。
スピーカー 2
いやすごいね。やっぱりでもそういうとこあったよね。
やっぱりまず基本は辞書だったもんね。何でも。
辞書。いや親にもそう言われたしね、辞書否定みたいなことをね。
スピーカー 1
まずは辞書否定ってね。
スピーカー 2
言われたそれは。
スピーカー 1
確かに。
まあでも今思うと、親も説明するのはめんどくさかったのと、よく知らなかったんだろうなってすげえ思う。
スピーカー 1
そうね。詳しくは知らないよね。だってさ、自分だって知らない言葉とかいっぱいあるじゃん。
あるあるある。
スピーカー 2
それ考えたらさ、子供のときにあんなさ質問責めされても困っちゃうよねって思うときあるよね。
スピーカー 1
思う。思う思う。
うちの親なんて、説明が苦手なタイプだから、考えてみたらそりゃそうだよねって子供にうまく説明なんかできないもんなって思って。
スピーカー 2
その頃、逆に俺は鍛えられたけどね。そういう意味でもね。
まあそういうもんだっていうふうに言いかかったりとかして、自分はやらなきゃいけないんだっていう危機感を持ったりとかもするし。
少しの文言から、今のこの状況とかをいろいろ考えた上で、勘が見た上で、こういうことじゃない?みたいなのとか。
スピーカー 1
そういう意味では、社会に出ると言葉足らずの人っていうのがこんなにいるもんだって。
そこがちょっと引き出ちゃったよね。保湿とか。
そうだね。そういう意味ではスルー力みたいなものは見分かれなかったね。
スピーカー 2
そこまで興味持たなくていいんだみたいな。
スピーカー 1
そうそう。
そこのアジャストはちょっと苦労したかな。30代とかあたりで。
でもそこで欲しがりこちゃんだからね。しょうがないよね。
欲しがりだし言いたがりだし。いたがりでもあるんだけども。
スピーカー 2
こんなに欲しがりな女だって思ってませんでした。ってね。
スピーカー 1
あー好きです。内立巻子先生。
よくパッと出てきたの。今週末コンのそのセリフね。
スピーカー 2
今パッて出てきちゃって言おうか迷ったんだけど言いました。
スピーカー 1
言って言って。それは大鎌の一般教養ですから。
スピーカー 2
またそういうことを言う。またそういうことを言う。
大鎌のたしなみとかそういうことを言う。
知ってる人の、だからね。
スピーカー 1
じゃあ俺ら世代。
好きな人の基本。
スピーカー 2
全員知らなくていいんですよ。
スピーカー 1
全員が全員そんなこと言ってたらそれもそう言えばつらいもんね。
スピーカー 2
そうですそうです。
スピーカー 1
あちこちでね。ずっとピーチクパーチクそうやって言ってたからね。
スピーカー 2
あらうまいこと言っちゃって。
ゆーた君のピーチクパーチク。
ここで聞いてきた?びっくりするねほんとに。
そんな大掛かりなソンタ君いい加減にしてほんとに。
スピーカー 1
大掛かりなソンタ君。
これをね、りゅうくんがこのポッドキャスト聞いてて、
スピーカー 2
俺らが呼びかけてくれたよみたいなことを俺にライブに教えてくれたじゃない。
スピーカー 1
この話したいよねっていうことをしてて。
俺も割と得意分野って言えばそうなので。
スピーカー 2
お前の長所だろ。
何が割とぐらいのこと?控えめに言って。
スピーカー 1
さらっとね。控えめなムコちゃんだからさ。
スピーカー 2
欲しがりなのに控えめなムコちゃん。
スピーカー 1
欲しがりなのに控えめだから。
控えめなりに何があるかなって曲をまず頭の中でピックアップして、
メモに残したりとか、
歌詞を改めて書き出してみて、
ゆうたさんみたいにちょっと考えたりとかしてたんですけど、
まあいっぱいあってですね。
スピーカー 2
だからやっぱり。
スピーカー 1
だろうなって思ったんだけど。
スピーカー 2
ゆうた君ほどじゃないけど、
やっぱりムコ君もここに軸足を置いてるってとこあるよね。
スピーカー 1
まあまあそうですね。
若い頃の自分と被るところ結構あるので、
この話だけ聞いてれば。
年上が好きとか、
スピーカー 2
ゆうたさんとね。
スピーカー 1
年上に影響されて聞くようになったとか、
そこからの自分の興味に基づいてみたいなのもあるんでしょうけど、
なので若い頃の自分みたいな、ちょっとそれは思ってる部分は。
スピーカー 2
いいね。
ゆうたさんやったよ。
スピーカー 1
出てきました。
スピーカー 2
ところに入れたよ。
スピーカー 1
いやいや違う違う。
スピーカー 2
なかなか入れてくんないんだからね、この人。
スピーカー 1
やめろやめろ。
そんなことはいいです。
そこはいいです。
それはまた別の話でいいです。
本当にいわゆる昭和歌謡。
昭和歌謡っていう枠だけでもものすごいいっぱいあるのはお分かりでしょうけど、
歌詞ひとつで小入りを云々ってなってきても、
そこのフィルターかけたところでもいっぱいあったので、
俺は今回、俺とリュウ君同じお名前同士、
昭和51年、1976年生まれなので、
1976年に割と売れてた、もしくはヒットしたと言われている感じの曲の中で、
絞り込んでみまして。
スピーカー 2
出来やん。すごいじゃん。
スピーカー 1
むこくんがこのイオカルの収録に予習をしてくることなんてそこそこないよね。
スピーカー 2
まさか。
スピーカー 1
台本読んでこないあの女優みたいな扱いやめてよ。
スピーカー 2
すごい。台本渡されてすぐできるタイプの女優じゃん。
スピーカー 1
自分で言うタイプの人でしょ。
いやでも私は予習なんかしなくてもその場の感性が大事だと思うんで、
みたいなことさらっと言っちゃうタイプの人でしょ。
スピーカー 2
いやでもすごいびっくりしちゃった。
スピーカー 1
いやこれ好きなんで。本当に好きなんですこういうの。
で選んだところですね。
でもこれもこの小一時間喋る話の中では全然収まらないぐらいの曲数がありまして、
なのでその中から話してもいいのであればですけど、
スピーカー 2
ひとつユウタさんみたいにひとつの歌詞にいろいろイチャモンというかツッコミを入れるようなものが、
スピーカー 1
一応ありまして、ひとつか二つご紹介させていただいてもよろしいでしょうか。
スピーカー 2
ぜひお願いします。
スピーカー 1
ありがとうございます。
まず1曲目ですけども、1976年昭和51年の5月の発売です。
なので俺らはちょっと生まれる2、3ヶ月前。
スピーカー 2
そうだね。俺たち生まれてないんだ、そん時。
スピーカー 1
まだこの年には生まれるけど、
リュウ君10月で、俺は9月なので生まれる3、4ヶ月ぐらい前なんですけど、
もう有名どころの人ですね。ジュリーです。
澤田賢治さん。
すごい。
スピーカー 2
曲名がウインクでさよならという曲がありまして、
スピーカー 1
たぶん知らないほうが普通だと思います。
スピーカー 2
そうなのね。めちゃめちゃメジャーというわけではないと。
スピーカー 1
たぶんリュウ君が知ってるジュリーってなんかある?
パッと出てくる。
スピーカー 2
トキオとか。
スピーカー 1
そうね、トキオ。
あと勝手に仕上がりとか出てくるんじゃないかな。
スピーカー 2
そうね、勝手に仕上がりは。
スピーカー 1
そのあたりがたぶん、その2曲知ってればもう十分だと思うんですよ、自分の世代としては。
スピーカー 2
でも確かにそうだね、トキオってじゃないよね。
ジュリーってあんまりそんなにはちゃめちゃに有名だってことないかもね、俺たちの中では。
スピーカー 1
有名な曲あんまないかも。
圧倒的に世代が違うのは間違いなくて。
スピーカー 2
そうだね、なんかドリフとかで歌ってたりとかさ、その後でなんか知ってるとかはあるけど。
スピーカー 1
ジュリーって人は知ってても、歌番組でジュリーが出てるってなるとやっぱり80年代よりは前、80年代前半と70年代になってくるので。
スピーカー 2
そうだね、だから俺たちが生で見てる感じじゃないのかもしれない。
スピーカー 1
ないと思う。
俺みたいに昔の曲が好きとか、あとどちらかというとジュリーの曲が好きとか、あとジュリーの歌声も俺は割と好きなので、自分は興味持って知ってるからなんだけど。
だから自分らが生まれた頃のジュリーなんてのは多分普通はみんな知らないかなと思ってて。
そうだね。
この曲がですね、これさっきもちょっと話してましたけど不倫の曲なんですよ。
スピーカー 2
ああそうなんだ、意外。
スピーカー 1
でも割と不倫とか許されない行為的な題材を歌にすると、割としんみりとした曲調というか、マイナー調の歌詞、メロディーというのが多いし、
スピーカー 1
あともどちらかというと演歌にもそういうのが多かったりとか、しみじみ歌い上げるっていうのが多いと思うんだけど、この曲聴いてくれたらもう一発でわかるんだけど、すっごいポップなの。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
イントロからは底抜けに明るい曲調で、だから俺グッと聴かれる部分もあるんだけど。
スピーカー 2
そうだね、子供の時にファッて聴いて寝るとかそういうのもたしかに。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
これ当時のヒットスタジオかな。夜のヒットスタジオに出てる映像がYouTubeにあるんだけども、その時の衣装もカラフルと言いますか、
ジュリーってどっちかと言ったら常に衣装で話題になるタイプの人でもあるんだけど。
スピーカー 2
そうだね、見た目がかっこいいからね。
スピーカー 1
そう、もうなんかね、この時はね、白がベースのスーツに様々な色の水玉?みたいなね、まあカラフルですよ。
で、あの髪も、あれはねなんていうのかな、アフロじゃない、アフロまではいかないけど、ゆるくアフロっぽいチリチリって感じになってる髪型だったりとか。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
で、まあ歌詞に行きますとですね。
はいはい。
まずあの、のっけからですけど、あなたの写真を裏返しという歌詞なんですね。出だしが。
おー。
もうっていう感じになるじゃないですか。
ご自分のお部屋に別の誰かを呼び入れた、招き入れたっていうところから始まって。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
で、あなたの写真を裏返しちゃうわけです。
うん。
この時点でたぶん許せない人は許せないんじゃないかなって思うんだけど。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
で、この後にこんな慌てた浮気だと心が全然燃えなかったって言うんです。
スピーカー 2
だらららららら、結構結構すごいね。
スピーカー 1
これ淡々と読んでると面白いな。なんだか慌てた浮気では心はちっとも燃えなかったっていう歌詞で。
続いて行きますと、投下められたんでしょうね、男性側が恋人に。
でもこれは君と出会った時のときめきがちょっと最近色あせちゃって、
これ塗り替えなきゃいけないなって思ったんだよっていう言い訳をするんです。
他の人との往生を通じて、やっぱりあなたの方がいいよねっていう気持ちに持っていきたかったみたいな言い訳です。
スピーカー 2
なんかよくありそうだなこれ。
スピーカー 1
これもう今の数分話しただけで、2025年現代においては全部アウトな感じがするじゃん。
スピーカー 2
クソ男とかクズ男としてなんかこうフィーチャーされそうなエピソードだよね。
スピーカー 1
この時代でもね、クズと呼ばれてもまあいたしかたないでしょうっていうことでしょうけど、今だともうなおさらね。
あと俺が面白いなと思うのは、ここまでで浮気っていう言葉がもう歌詞に入ってんのね。
スピーカー 2
ストレートなんだね。
スピーカー 1
ここがまた面白いなと思って。こういう慌てた浮気ではっていう。浮気って言葉がストレートにドーンと入るのがまた、
いやーなかなか時代的にも面白いなと思って。
で、サビに入りまして、
I love you. I need you.
こういう決まりの台詞で悪いんだけど、それしか僕には言えないよ。っていうので1番が終わり。
スピーカー 2
いやーなんかさ、そこもなんか思惑があるね。レコード会社の。
ジュリーにそうこう言わせたら女の子がキャーってなるのをさ、分からせてそうだよね。そこだけ切り取るやつがいそうだな。
スピーカー 1
ジュリーが歌うとキャーなのに、自分の旦那がやったらキャーなんですよ。
スピーカー 2
それそうですよね。もう投影してますからそんなの。
まあまあ自分の旦那っていうか、まあその頃のジュリーだったら結婚してない人とかね。
もう若い子たちだからね、まだちょっと分かんない。
いやーすごいね。
スピーカー 1
でこれあの2番に、この子の歌ってだいたい短い。1番と2番でサビ繰り返しとの終わりっていうパターンが結構ある。
この歌もまあそういうメロディーなんだけど。
2番に、普段いつもの彼女がこのジュリー、ジュリーのっておかしい。男の人の部屋に入ってきて、
そこのベッドに見慣れるコンパクトがあると。コンパクトって分かりますかね皆さん。
あの化粧品のね。
女性のファンデーションの。
はいパカッて鏡がついてる。
明らかに自分のものではないコンパクトがそこにベッドに置かれてると。
まあこれはまた、連れ込まれた女も女だなってところになるんですけど。
スピーカー 2
そうだね。その男も下手だし。
スピーカー 1
足跡残していくっていう。
そうそうそう。男も下手だし。
で、それに女性の方が気づかないフリをするっていう歌詞なの。
スピーカー 2
えー。
スピーカー 1
ベッドに見慣れるコンパクト、あなたは気づかぬフリをするっていう歌詞で。
スピーカー 2
すごいね。
スピーカー 1
男の方が、え、どうして、え、な、なんでそんなに。
あの本来だったら責められて叱るべきって思ってるわけだよ男の方が。
だけどそこを全然女性の方が咎めてこない。
こんなに分かりやすい証拠もあって、やべえって思ったのにそこをついてこない。
それに対してどうしてあなたはそんなにクールなのって。
立場がますます悪くなるっていう歌詞で。
スピーカー 2
あー、分かってないなー。
スピーカー 1
そう、男、男分かってねえなーって。
そうなの。
なるちゃん。
スピーカー 2
うん。
すごいこれさ、ちゃんと歌詞読むと面白いね。
スピーカー 1
面白い。
俺もこういう経験あんまないから、これ淡々と読むと面白いなーって思う。
で、あのー、男の方の汗に今度変わってきて。
あなたにあっさりウインクで、さよならされそうで気が気じゃない。
逆になる。
ここまで来ると。
スピーカー 2
余裕だったのが余裕じゃなくなってきた。
スピーカー 1
最初はそんなに大したこととは思ってなかった。
ちょっとときめき取り戻してーなー。
スピーカー 2
じゃあちょっと他の人としちゃうかーみたいな感じだった。
軽い感じでね。
スピーカー 1
案外予想外に彼女の態度が変わらないと。
そこにより何か真実味というか深刻さを増してきた感じがするんでしょうね、男性側は。
タイトルのウインクでさよならっていうのはここに来てて、
あなたにウインク一つあっさりされて、さよならされそうで気が気じゃないって言ってんのに、
気が気じゃないのは誠実な気持ちの印なんだよっていう風に言うんです。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
結局お前みたいなさ、男ってってなるとこじゃないですかこれ。
スピーカー 2
すごいねー。
スピーカー 1
いかんして女性側の気持ちの変動とかに関しては一切触れられてない。
スピーカー 2
男側の曲ってことね。
スピーカー 1
そうそう。
俺あんたに分かり出されそうで気が気じゃないけど、
スピーカー 2
でもこうやって思うことこそがあなたに対する誠実な気持ちの印なんだよっていうね、このクズっていう。
クズっていうかさ、でも本人は多分めちゃめちゃ考えてんだよね、そういう風に。
スピーカー 1
まあ考えてるっていう定理的な設定。
スピーカー 2
しょうがないっていうか、そいつはそういうやつだっていうかさ、朝墓っていうかさ、
まだ一枚目の皮剥いただけで納得するようなやつなんじゃないのこいつは多分。
スピーカー 1
そうだね、薄っぺらいというか。
スピーカー 2
結構回してるつもりで回されてるタイプの男ってことだね。
スピーカー 1
もしかしたら姉さん、女房というか年上の余裕のある懐の広い女性かもしれないし、
スピーカー 2
そこに甘えてるというか。
そういうことを言っとけばさ、ファンはさ、私がなる、ジョリー。
スピーカー 1
なると思う。
なるわけでしょ、そういうことで。
私がなるって言ってるけど、私はジョリーとは別れないってなると。
スピーカー 2
そうだよね、私だったら全然そんなことされてもいいね。
スピーカー 1
そうそう、なると思う。キャーってなると。
スピーカー 2
キャーってね。
スピーカー 1
実際なってたんだと思いますよ、きっと。
この頃まだジョリー全然お若い頃ですし。
でまたサビになって、お決まりのI love you, I need you。
決まりのセリフで悪いんだけどっていう。
で最後に、やっぱりあなたの他にないで終わる。
スピーカー 2
これがあるかないかでなんかしょうもな感があってくるよね。
スピーカー 1
台本終わったな。
やっぱね、そこがね、こうなんだかんだ元さやじゃないっていうことになるわけで。
スピーカー 2
だからこそ売れたっていうかファンたちは喜んだとか。
そうだよね、売れるために。
スピーカー 1
食ってんなこれって思っちゃうね。
当然なんですけど。
スピーカー 1
改めて歌詞にツッコミを入れていくっていう感じは面白いなと思って。
他にもいろいろあるんですけど。
ウィンクでさよならほどの思い入れがないのもあるので、
これさらっといけると思うんですけど。
やっぱり当時の恋愛感、女性の恋愛感みたいなものを歌った曲かなと思ってて。
岩崎博美さんのミライという曲がありまして。
スピーカー 2
えー知らないなー。
スピーカー 1
これもね、同じ頃、1976年5月のリリースだったんですね。
これ作詞は、かの有名なアークユウさん。
スピーカー 2
アークユウ先生ですね。
スピーカー 1
作曲も、かの有名なツツミ・キョウヘ先生です。
スピーカー 2
なんかゴールデンコンビって感じじゃん。
スピーカー 1
もうゴールデンコンビですね。
もう売り出し真っ最中みたいな時期だから、
レコード会社の力が入って、もちろんこの二人って感じなのかなって思うんですけど。
これはね、歌詞、最初俺は歌詞がどうこうっていうよりは、リズムが好きで。
第1次ディスコブームぐらいの頃なので、
ディスコ歌謡っていうジャンルが、
ジャンルが確立されてるかどうかはちょっとわかんないけど、
よく俺なんかは聞く話で、
ディスコで流しても違和感がないビートの効いた歌謡曲みたいなものがいっとき、
やっぱ76年、77年、78年ぐらいに結構あって、
それの一つかなと思うので、グルーヴ感があるというか、
俺は結構好きなんだけど。
歌詞はね、もうこれは完全に男の人に向けて、
女性が男の人に向けての歌詞だと思うんだけど、
もう私の未来はあなたと同じ、あなたの未来は私と同じから始まるんです。
スピーカー 2
ディスコなのに重めですね急にね。
スピーカー 1
まあ重たいんでしょうけど、またこの重さも、
昭和51年ぽいかなと思って。
やっぱりまだ今より低層観念が強かったとか高い。
スピーカー 2
ああそうね。ディスコとはいえね。
スピーカー 1
ディスコとはいえね。
ディスコで流すことは多分ないと思うけど、
流行りのリズムがディスコで流せるそうなものみたいなイメージ。
スピーカー 2
ああそういうことね。
スピーカー 1
多分この曲をディスコで流すことは多分ないと思うけど、
ディスコで流しててもあんまり違和感がないメロディーラインというのかな。
そういうのでディスコ通うっていう。
スピーカー 2
テイストって感じね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
これディスコで流さないとちょっと重いね確かにね。
急にね。
スピーカー 2
軽々しくチークタイムとかいけない。
僕がナンパしてさ、一発だってやろうぐらいの時にさ、
スピーカー 1
あなたの未来は私と同じって言われてもさ。
これほんとね、重いというか甘いです。内容が。
もうあなたの口づけが私の未来を決めるのよとかね。
スピーカー 2
キスされたら愛されてしまったなと思っちゃう。
重いな。
スピーカー 1
で、小さいけどあなたに僕は幸せをあげるよって言ってくれるんですって。
で、それで抱きしめてくれる。
そこで女性側がうなずいてしまったの。
うなずいてしまったの。
で、愛のまぶしさに溺れて悲しみすら悲しみも見えない。
スピーカー 2
ああもう良くない。良くないよそういうのは。
スピーカー 1
二人だけ白い部屋。白い部屋ですよ。
昭和51年に白い部屋なんて庶民の家にはないですよ。
スピーカー 2
ほんとだね。白いギターぐらいないね。
スピーカー 1
白いギターぐらいないね。
スピーカー 2
屋根の上でしか弾かないから白いギター。
スピーカー 1
大体ね、これぐらいの頃に白い壁紙の家ってあんまないと思います。
大体のくめ町とかね。
スピーカー 2
そうだね。
ちょっとあれファンシーな感じという意味の白い部屋なのかな。
メルヘンチックなみたいな。
どっちなんだろうね。
スピーカー 1
でも純白でここじゃない?
スピーカー 2
あ、そうか。無垢とかね。
私たちの未来が白くてこれからみたいなことか。
スピーカー 1
二人以外何もない。
スピーカー 2
はいはいはい。そうか。そういうことね。
もうなんかちょっと悲しみが眩しさで悲しみも見えないとか。
もうちょっと軽く言っちゃってると思ったからさ。
精神と時の部屋みたいになってる。
スピーカー 1
なるほど。
またドラゴンボールで答えちゃったら怒られる。
京平先生だから多分そういうことじゃないと思う。
そりゃそうですよ。
またね、白い部屋なんて絶対あるわけないんですよ。
なんでかって言ったら汚れがすぐ目立つので、
スピーカー 2
当時のお母さんがそんなものを許すわけがない。
急に現実的なムコちゃんになるじゃん。
スピーカー 1
いや、そういう考察が俺好きでさ。
面白いのが好きなんだよね。
こんな現実であるわけないじゃんみたいな。
そうだよね。
でまたさっきの最初の
私の未来はあなたと同じ、あなたの未来が私と同じっていうのがあって。
もう2番はですね、
小指が話す約束が私を夢中にさせるのよ。
酔わされてしまったの。
もう酔っちゃってるから。
スピーカー 2
愛にね。
スピーカー 1
愛に酔っちゃってるから。
何もかも預けて、あなたのその腕にぶら下がって、
二人だけ青い道。
もうちょっと哲学っぽくなりますけどいきなり。
ちょっと我に変えるんだけど。
青い道。
スピーカー 2
でも青い道だからね。
青2歳とかいう意味の青があるじゃん。
まだまだ2人はフレッシュな感じなんだよ。
これからだっていうことも言っていいんじゃない。
スピーカー 1
ずっと青信号ってことですよね。
進むしかないみたいな。
スピーカー 2
誰も止められない、赤はないみたいな。
でまたさっきの。
もう付き合い始めの、
そういうピャーンってなっちゃってる感じの
時の幸せな感じで歌ってるんだねきっとね。
歌ってますね。
スピーカー 1
重たいは重たいんですけど、
一枚の岩崎ひろみさんの歌唱力でこれを歌われるとですね、
とても伸びやかな良い歌で。
スピーカー 2
俺が多分聴いてないのに、
聴いてなくて歌詞を見てこっちだから、きっと聴いたらまた違うんだろうねイメージが。
曲から入る場合と歌詞から入る場合って多分違いよね。
面白いねこれ。
スピーカー 1
そうだね。
ちょっとサラッとですけどこんな感じでね。
スピーカー 2
2曲目でした。
スピーカー 1
はなってるよねきっとねそこはなってるよね。
小室ファミリーが94年5年ぐらいじゃない?
スピーカー 2
あのあたりにはもうJ-POPだったんじゃないかな。
スピーカー 1
たぶんそういう言われ方をし始めた頃だと思うよ。
たぶんタワレコとか大手の時のところで。
そうにしたかって言うとJ-POPって言われてたんだよね。
今までの歌謡曲って感じでもないし。
スピーカー 2
それはあるかもしれないね。
小室ブームのうんぬんではなくなんかそういう新しい感じにしたいっていうね。
だってJラップとかだってさ、Jヒップホップとかさ、いろんなのが出てきてるじゃん。
そういうのが出てきてる。
そういうのが出てきてる。
そういうのが出てきてる。
スピーカー 1
そういうのが出てきてる。
スピーカー 2
J-ROCKとかあるんだ。知らなかった。そうなんだ。
売り場とかにたぶんあったはずだよ。
さっき言ったMとか、PRINCESS, PRINCESSとか、Ring the Bellsとかまでできるな、
スピーカー 1
いろんなもんだけどね。
それはいる MUELLERがね〜
M、さっき言ったMとか、プリンセスプリンセスとか、あの子だとリンドバーグとか、コメコメクラブとかが、CD屋さんに行くと歌謡曲の欄に入ってた記憶があって
スピーカー 2
あるある
スピーカー 1
いやこれ歌謡曲じゃないだろって俺ずっと思ってた記憶あるもん
歌謡曲っていうのは、あの、なんつーのかな、また難しいけど
リンドバーグは歌謡曲じゃないでしょって思ってた頃があった
スピーカー 2
ロックだよね、バンドサウンドって感じだったじゃん
ユニコーンだとか、ネプリプリだとか、あの辺のさ、イカテンとかでさ、バンドブームが来た後の流れを組んでる、ガールバンドみたいな、ガールロックみたいな感じだったでしょ
スピーカー 1
そうだと思う
スピーカー 2
でも内容は歌詞、歌詞はだから昭和歌謡だったんだよねだから言ったら
スピーカー 1
まあCD屋さんの、もともと、まあ俺らが行ってたCD屋さんって、えっと、タワレ語とかじゃない町のCD屋さん
今はないから言いにくい、なんか言い換え難しいけど
スピーカー 2
神聖堂とかでしょ
スピーカー 1
神聖堂ももちろん行ってたけど、もうちょっともっとローカルというか、地域のレコード屋さんからのCD屋さんとかに俺は結構行ってたから
そうするとそういうところって、レコード売ってた売り場のまんまCD売ってんのよね
スピーカー 2
そうだね、分かる分かる
スピーカー 1
あの銃器とか、陳列棚とかが全部レコード時代の分け方で、あの頃って演歌と歌謡曲しかないのよ
スピーカー 2
そうだよね
スピーカー 1
で、明らかに演歌じゃないから、もう一緒くたにまとめて歌謡曲みたいなとこに入ってたんだと思うんだよね
スピーカー 2
いやでもそうだよね、演歌じゃないイコール歌謡曲ぐらいの感じだったよ
スピーカー 1
だったと思う、当時はそうだったんじゃないかな、昔はね
スピーカー 2
あとは洋楽、日本じゃないっていう意味
スピーカー 1
あーそうだね、洋楽だね、そうだと思う
そういう感じだったんだ、だからたぶんいわゆるロックを歌っている人たちも歌謡曲のところに入ってたんだと思うわ、あの頃は
スピーカー 2
なんならYMOとかも洋楽に入ってたよ
いや、そこはどうか分かんないけど、まああれかもね、明るくないおじちゃんとかだと編集さんだとそうかもしれない
スピーカー 1
まあでもそこに明るくない人がレコードでやるなって話もあるんだけど
まあでもそんなのはね、売りたいから売ってるだけの場合だったからね
そうだね、まあ
スピーカー 2
J-POPであるかどうかみたいなのが結構ラインとしてあるかもしれないね
俺らは特にあるかもね
スピーカー 1
裸で今言ったみたいに、これ歌謡曲じゃないでしょって誰に言われることなく裸で感じてた記憶があるから
スピーカー 2
あるあるあるある
スピーカー 1
そこはあるかもしれないよね
スピーカー 2
キョンキョンのフェードアウトなんてさ、あれ聴き様によっちゃダンスミュージックじゃん
あれはハウス歌謡とか言われてるけど
おぎのめちゃんのコーヒールンバとかさ
昔の曲を歌ってるかもしれないけど、曲自体は全然元ダンス寄りだったりとかするじゃん
スピーカー 1
そういう風にアレンジをしたのかな、それ大元のコーヒールンバもああいう曲調なのかな
スピーカー 2
コーヒールンバはコーヒールンバよ
スピーカー 1
コーヒールンバコーヒールンバ
スピーカー 2
ルンバ
スピーカー 1
西田幸子さんだったかな
スピーカー 2
さらに元曲もあるかもしれないしね、ジャズとかも知らんけど
スピーカー 1
そうなんだよね、自分らはオリジナルだと思ってたのが実はカバーだったとかそういうのもあるしね
スピーカー 2
西田幸子の夢の中へだってあれポップス、どっちかというとJポップじゃない?歌謡曲ではない?
スピーカー 1
でも歌謡曲に入ってた気がするみたいな曲じゃん
ユーロビートっぽい
あれも最初聴いた時は西田さんのオリジナルだと思ってた
そうだよね
スピーカー 2
ジャカジャカジャカジャカイノヨークのアコースティックで歌ってると思ってなかったもんね
スピーカー 1
思ってなかった
そういうのもあるんだなって
スピーカー 2
あるんだ、弾き直しとかそういうこともやってるし、うまいことなんか日本ぽくない?いろんなことやってるっていう文章が混ざっていくみたいな
スピーカー 1
いい曲は時代が流れてもいい曲だっていう証明なのかもしれないけどね
スピーカー 2
そうだね、あとは感じ方とか
スピーカー 1
あとは売り方もね、アレンジとか
スピーカー 2
時代が早すぎたとか言うじゃん、当日のツッカルとか
スピーカー 1
よく言うね
スピーカー 2
だけどまあまあその時代には少なかった、そういうのを感じたのが少ない人の歓声だっただけで
今はそっちが当たり前になったから売れたとかね、なんかそういうこともある
スピーカー 1
そうだね
ちょっと話外れますけど
カバーといえばセーラームーンの曲、ご存知ですよね
ごめんね素直じゃなくて
スピーカー 2
はいはいはいはい
スピーカー 1
あの曲がカバー曲だったってリュウ君知ってた?
俺さ、くせえこの間知って、知らさかったんだよね
スピーカー 2
今思ったけど、その曲だって結構演歌だね
歌謡曲っぽいね、ごめんね素直じゃなくてって
スピーカー 1
そうだね、夢の中なら言える
思考回路はでもショート寸前のあたりでポップだね
スピーカー 2
ショート寸前とかになっちゃって、そっか、そうだね
なんだろうね、カタカナとかがあんまないってこと?
スピーカー 1
昭和歌謡って
なんだろうな、ドドイツ調じゃないけどリズムに乗る感じ?
カタカナだったらひらがなでも
スピーカー 2
五四五みたいな感じだったりとかそのリズムでしょ
スピーカー 1
そうそう、一定のリズム感みたいなもの
全部がイコールでもないけど
スピーカー 2
そうだよね、だってリズムに乗ったからって
イン・デ・ハウスとか入ってこないもんねやっぱり
そうね
極端な例を出しました私はわざと
そこはもうニュアンスだよね
スピーカー 1
面白い、そういうのが面白い
スピーカー 2
知らなかったんだよそれ、後から知った
スピーカー 1
カバー元がさ、中谷美希さんっていうのがまた俺は驚いちゃって
スピーカー 2
中谷美希ともう一人女性が組でキーウエストクラブっていうユニットを組んでて
桜子クラブの中のね
スピーカー 1
桜子クラブ内のユニットだ
歌ってる曲が大本だって知って
スピーカー 2
全然知らなかったと思って
ちょっとアレンジ変えたとかでね
スピーカー 1
でもね歌詞が全然違うの
タイトルも違うし
大本はマジョリカ・セニョリータみたいな名前なんだよね
そうそうそう
ホイのマジョリカ・セニョリータみたいな
スピーカー 2
感じの曲で
マジョリカだと変な感じだと思って
そうそうそうそう
スピーカー 1
知らなかったと思って
オリジナルが出てから
アニメに使われるまでが短かったのもあるから
スピーカー 2
なおさら知らなくて
そうだよね
そんなに俺もセーラー文とかをガッツリ通ってないから
そんなに聞き馴染みもなくて
アニメの曲で誰か歌ってんなって感じで知ってたから
そこまで関心がなかったんだよね
それ知ったときはびっくりしたもん
スピーカー 1
中谷美希が好きだったから
スピーカー 2
中谷美希一時期坂本隆一プロデューサーで出したの
スピーカー 1
砂の果実とかじゃなかったっけ
スピーカー 2
クロニッククラブとか
だからそれで中谷美希の声がいいなと思って深掘りしたら
さくらこクラブだったっていう
俺は逆だからさくらこクラブ
中谷美希リーグしてたらさくらこクラブにたどり着いた
スピーカー 1
日赤のCMでワーキレワーキレとか言ってた頃は全然知らない感じ
スピーカー 2
興味なかったと思う
透き通ってる人みたいなところで
90年代の始めよりも中盤以降の中谷美希が好きって感じ
スピーカー 1
継続とかのあたりだった
そもそも俺らは女性にあんまりアンテナ張らないからね
スピーカー 2
継続で出てくらいから
好きなタイプはって言われて中谷美希とか言うようになった
あーモデル系好きなんだみたいな
っていうことにしてたから
スピーカー 1
その時代時代でありますもんね
そういうか僕ら用の
音楽ってそう思うとね
一つの切り口から切ってても
どんどんどんどん進むのが広がってるから面白いよね
スピーカー 2
面白いよね
今回さ
ゆうたさんの見た目から入ってるからいいよね
結局は俺たち同じ話はするじゃん
ゆうたさんの見た目
視点から
ゆうたさんはアイコンぐらいでしか見たことないんで
見た目はね
スピーカー 1
見た目って思えた
ゆうたさんの視点からってことね
スピーカー 2
視点からね
スピーカー 1
見た目って言っちゃったよね
スピーカー 2
見た目ね
視点ね
ゆうたさんの視点から今回見れたから
同じこと喋ってるんだけど
俺たちは相変わらず
なんかそれが違う面から見た感じがしてすごい良かった
あー確かに
スピーカー 1
だってこんなに歌詞をさ
スピーカー 2
同じ曲でも歌詞こんな深掘りしたことなかったりするじゃん
スピーカー 1
そうだね
スピーカー 2
そう
スピーカー 1
歌詞をさ口に出して平読みすると
ちょっとまた違う感覚になるんだなってのも思った
スピーカー 2
なんか恥ずかしい感じもあるしね
スピーカー 1
いやーそうだね
やっぱメロディに乗せるからこそ
スラスラスラスラ言えるってことがあるんだなと思って
スピーカー 2
こんな恥ずかしいことよく言えるなっていうのも
だってI love youなんて結構そうじゃない?
I love youとか言っちゃってさ
スピーカー 1
そんな日本人だからかもしれないよね
スピーカー 2
あーそうかそれもあるか
スピーカー 1
だからこそ過激なこととかを言えたらいいじゃない
愛してるは言いにくいもんね
スピーカー 2
なんて言うの?じゃあ
スピーカー 1
え?
スピーカー 2
いつも愛情表現するときなんて言ってんの?