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はい、皆さんこんばんは。5月18日土曜日、夜9時になりました。いわみTVのお時間です。
この番組は、自動車教習所の教習指導員である私、日高が、車の運転に関するニュースを取り上げ、私の個人的見解を述べることにより、皆さんに改めて安全運転について考えていただくための番組となっております。
はい、ということでニュースを一見紹介いたします。今日はかなり過去の記事ではあるんですが、本日この後取り上げますYouTubeのテーマに沿ったニュースというのを一つ紹介します。
たびたび紹介しているベストカーウェブの記事で、これが今年の5月3日の記事なんですが、そもそもこの記事が過去の記事を取り上げるということで、
本当の元ネタとなった記事はですね、もう今から11年前、2013年の記事でございます。
タイトルが、全国初、元からあった信号を撤去してのラウンドアバウト式交差点設置を追いかける復刻2013年の話題というタイトルです。
まず記事の冒頭紹介します。本市ベストカーにて車にまつわる変わったもの見慣れないものを取材する連載企画
これはチンなり略してこれチン。数ある企画の中から当時全国初の事例となった元からあった信号を撤去してのラウンドアバウト式の交差点の設置を追いかけた記事をプレイバック。
本校はベストカー2013年3月26日号に掲載した記事の最6番となります。というのが冒頭の文章です。
長野県飯田市にもともと信号交差点があったんですが、それを撤去してラウンドアバウト環状交差点を設置したという記事が紹介されております。
その記事の途中から紹介しようと思うんですが、このラウンドアバウトにするメリットというか、なぜというところを紹介しようと思います。
記事の途中から読み上げます。なぜ飯田市の建設部地域計画課が一度は信号交差点にすると決まった
東和町交差点を社会実験などを行ってもラウンドアバウトとして整備したかというと、それはラウンドアバウトには特有の利点があるからに他ならない。
真っ先に挙げられるのはやはり安全性だ。 ラウンドアバウトは交差点中央にある島に沿った環状の道路を走っている車に優先権があるため、
交差点に進入する車は速度を抑制する必要があり、重大な事故が発生しにくい。
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東和町のラウンドアバウトはさらに交差点進入前に一時停止が決められているため、海外に多い必ずしも一時停止の必要がないものよりさらに安全であると言える。
また信号待ちの時間がないことによるCO2削減効果も大きい。 計算による数値ではあるが、1時間あたりのCO2排出量が信号交差点に比べ確実に減るという結果が導き出されている。
その他、1から交差点を整備するような場合でも信号交差点として作るよりコスト的に有利ということもある。
飯田市では今後、この他の交差点でも改良の必要が生じ、さらに構造基準絡みの検証、信号交差点との効果の比較などの条件をクリアし、そして関係機関と地域の合意が得られれば、その交差点をラウンドアバウト化する可能性はあるとしている。
長野県、飯田市、ひょっとしたら日本で一番欧米風カーライフが味わえる場所になるのかもしれないというのがこの記事の1ページ目。
2ページ目で地域住民の意見であるとか、このラウンドアバウトにすることによるデメリットみたいなものも一応紹介はされておりますが、今回はちょっと割愛しようと思います。
みなさん、ラウンドアバウト、環状交差点というのをご存知でしょうか。これが外国、欧米、ヨーロッパなど中心に多い交差点の形状の一つなんですが、まだまだ日本では馴染みが薄いと言わざるを得ないかなと思います。
11年前の記事で信号を撤去してラウンドアバウトにしたのが初ということだったんですが、その後、日本でも至るところで環状交差点というのは作られていると思います。
私の知る限り、この私の住んでいる島根県内でも2カ所ほど環状交差点が設けられている場所があります。
そのうち一つは、もともとは信号交差点だったんですが、その信号を撤去してラウンドアバウトを設置したという長野県に次いで、2例目ってことはないと思うんですけどね。
何例目かわかりませんが、信号を撤去してラウンドアバウトにしたという場所も島根県内に1カ所は知っております。
このラウンドアバウト、環状交差点を設置するメリットなんですが、これ記事の中にもあったように、まず交差点に入る車がみんなスピードを落とさないといけないんですよね。
普通の交差点、十字路交差点だったら、右差接ならともかく直進だったら全くスピードを落とさずに切っていくというのも可能なんですよね。
それがもしも信号の見落としであるとか、有線関係の判断の誤りというところがあると、50キロなり60キロなり同時で衝突する可能性のある場所なんですが、
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これが環状交差点となると、もうどんな車も入るときは直進だろうが右差接だろうが絶対にスピードを落として入りますので、大きな事故につながりにくいというのがメリットとして挙げられます。
そして今から交差点を整備するというのであれば、信号機を設置するよりは費用が抑えられる。
信号がないので停電とか災害の時にも混乱しにくいというのがメリットとして挙げられるのではないかなと思います。
あとは全体の待ち時間が短縮されるというのもあるんじゃないかなと思います。
信号交差点であれば他に車が全くいなくても赤信号だったら当然進んではいけないわけで、
そこで無駄に待たなければいけないというところがラウンドアバウト化することによって解消されるといった様々なメリットが挙げられております。
今からもしかしたら日本でもどんどん増えてくるんじゃないかな。
減ることはおそらくないと思うんで、今から増える一方だと思うんですが、もしも皆さんお住まいの地域にでもこの環状交差点できることがありましたら、
ルールをしっかりと理解した上で安全に通行できるように注意していただければなと思います。
はいということでね、この後夜10時からは youtube で交差点のルールについて取り上げるんですが、この環状交差点のルールというところも解説をしていきますので、
ちょっと環状交差点のルール怪しいなぁという方は是非とも youtube 岩見TV の方へお越しいただいて、改めてルールを確認していただければと思います。
はい、といった感じで日々のニュースを取り上げて、私の見解を述べて皆さんに改めて安全運転について考えていただくというコンセプトの配信をできる限り毎日していこうと考えております。
まだこのスタンドFMをフォローしておられない方は是非ともフォローのほどよろしくお願い致します。
そして youtube もね土曜日夜10時からライブ配信で皆さんにね、車の運転にとって有利な情報というのをお届けしようと考えております。
こちらもチャンネル登録がまだの方は是非ともよろしくお願い致します。
はい、ということで本日の配信は以上です。この後の youtube も是非お越しください。
最後までお聞きいただきましてありがとうございました。ここまでのお相手は岩見TV ひだかでした。