福岡市の事故
はい、皆さんこんばんは。7月15日、火曜日、夜10時になりました、いわみTVのお時間です。
この番組は、自動車教習所の教習指導員である私、日高が、車の運転に関するニュースを取り上げ、私の個人的見解を述べることにより、皆さんに改めて安全運転について考えていただくための番組となっております。
はい、早速、ニュースを一見紹介いたします。本日はね、ちょっと取り上げたいなぁと思うニュースがいくつかあるんですが、その中から選んだニュースです。
本日は、FBS福岡放送のニュースです。タイトルが、「初交反。バスと正面衝突。7歳と5歳の姉妹が死亡の事故。母親は基礎内容を認める。
検察。カーナビに目を向け対向車線にはみ出した。」というタイトルでございます。記事、全文紹介いたします。
軽乗用車がバスに衝突し、姉妹2人が死亡した事故の初交反が、15日開かれました。
過失運転地支障の罪に問われている母親は、基礎内容を認めました。
この事故は、去年8月、福岡市佐原区で、軽乗用車が西鉄の路線バスに正面衝突し、軽乗用車の後部座席に座っていた7歳と5歳の姉妹が死亡し、バスの運転手と乗客の合わせて4人が怪我をしたものです。
軽乗用車を運転していた姉妹の母親、33歳が過失運転地支障の罪に問われています。
福岡地区で開かれた初交反で、母親は基礎内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、カーブに差し掛かったのを認識していたのに、カーナビの画面に目を向け、対向車線にはみ出し、バスに衝突したと指摘しました。
母親は被告人質問で、当時の状況について、長女の歯医者に行くためにいつも通り運転していた。なぜカーナビに目を向けたのか、何回考えてもわからないと説明しました。
次回後半の8月22日には、被告人質問の続きと論国休憩が行われる予定です。
皆さんも一度は目にしたニュースではないかと思います。
昨年8月に軽乗用車とバスが正面衝突をした事故です。
この事故で大きく取り上げられたのが、後ろに乗っていた姉妹2人がシートベルトをしていたにも関わらず、命を落とすような被害になってしまったという部分です。
7歳と5歳の娘だったのですが、どちらもチャイルドシートに座っていなかったというのが話題になったというか、大きく取り上げられたニュースです。
法律上は5歳の娘はともかく、7歳の娘となるとチャイルドシートを使用する義務はないのです。
チャイルドシートというのは、6歳未満の子供を乗せる時に使用させなければいけないというルールですので、7歳の娘に関してはチャイルドシートを使用しなくても法律上は問題ないというところです。
ただ、それでもシートベルトをしていて、そのシートベルトが腹部を圧迫して、それが致命傷になってしまったというのが大きく取り上げられましたので、
7歳だろうが8歳だろうが体格の小さい子はチャイルドシートを使用した方がいいんじゃないかというのを、この当時かなり大きく、いろんなところで取り上げられておりました。
今回の裁判で被告とされているのは、亡くなった2人の娘さんの母親なんですが、この母親の心中を察すると、私も何とも言えない心が痛くなりますね。
このお母さんも娘を殺そうと思って運転したわけでは当然ないと思いますので、何気ない日常だったのが、本当に一瞬の油断というか、カーナビに向けた、それが原因で大切な娘2人を失ってしまったというのは、本当にもう何と言っていいか言葉が出ないぐらい辛いですね。
ここで皆さんに改めて考えてもらいたいことなんですけど、本当にね、車の運転って何気ない日常のワンシーンだと思うんですよ。
でも本当にね、この一瞬の油断が自分の大切な人の人生を大きく変えてしまうというね、そんな恐ろしい可能性がある行動を普段してるんだよっていうのを改めて認識していただきたいなと思います。
私もね、子供が3人おります。娘が2人おります。
7歳と5歳ってね、非常にうちの娘にも近いんでね、自分の身に置き換えてっていうのをちょっと想像したらね、思わず言葉に詰まってしまってね、今ちょっと一旦収録止めたんですけど。
そうやってね、他の人、自分の大切な家族を巻き込んでしまうという、そういう可能性がありますんでね。
ぜひとも皆さん、自分一人の時ももちろんそうですけど、他の人を乗せて運転してる時は特にですね、その人たちの命を預かってるんだっていうね、強い責任感を持って運転に臨んでほしいなと思います。
そして本当にね、交通事故っていうのは一言ではありません。本当に一瞬の油断がね、大きな被害を生むことになりますんでね。
ハンドル握ってる時はぜひともね、スマホやカーナビに目を向けることなく事故を起こさないようにというね、強い意志を持って運転に取り組んでください。
はい、ということで本日のニュースに関しては以上でございます。
運転中の注意義務
ここからコメント返しを本日は一件しようと思います。
本日はスタンドFMの方でコメントを一件いただいております。
ナンバー579、ブレーキが効かなくなるのを防ぐためには。
という配信会、こちら昨日ですね。
昨日の配信会に南区平和の車大好きおやつさんよりコメントをいただいております。
コメント紹介させてください。
日高さん、おはようございます。
下り坂で後ろの車を必要以上に意識しすぎると自然と速度超過になりやすく、結果としてフットブレーキ使用が多くなると思います。
自分が主役です。後ろの人は安全に対する責任は取ってはくれません。
というコメントです。はい、おやつさんありがとうございます。
もう本当にそうですよね。車を運転している以上、やっぱりその自分の車の安全を確保するのはもう運転手しかいませんからね。
いくら後ろの人がね、ちょっと車間距離詰めてきてるな、急いでるのかなと思ったとしてもね。
そこでスピードを上げてね、自分の身を守ってくれるというわけではありませんのでね。
そこはしっかりと自分自身の責任で、安全だと思うスピードでね、運転をしていただければいいんじゃないかなと思います。
私もね、こういう仕事をしているということもあってね。
ちょっと周りのドライバーと比べると、やや控えめな速度で走ることが多くですね。
気づけば後ろにね、何台か車が連なるような場面というのは正直あるんですけど、
そんな時はですね、あの時々、この田舎道走っているとね、あの退避所と呼ばれる左側が広くなっているところが時々設けられておりますので、
そこに入ってね、後ろの方たちを先に行かせるようにしております。
それ以外、譲れるような場所がないところではですね、あんまり後ろを気にしすぎてもしょうがないですからね。
その後ろにあんまり意識を持って行かれすぎることなく、でもね、時々はちょっと後ろの状況も気にしつつ、
後ろ何台かいるなと思ったらね、そうやって時々進路を譲っていただければね、それで十分じゃないかなと思います。
自分の身を守るのは自分自身しかおりませんのでね、しっかりとそこは自分で責任を持って安全を確保して運転してほしいなと思います。
これね、コメントではの下り坂ではって書いてあるんですけど、あの下り坂以外の場所でもね、当然そうだと思います。
たとえ平地であろうが上り坂だろうがね、後ろ近いなと思っても、あんまり無理してスピード上げようとせずにですね、
どこで譲ってあげようかなーぐらい先の方へ意識を向けてね、安全運転に努めていきましょう。
はい、ということで本日のコメント返しは一件です。皆さんいつもコメントやいいねなどありがとうございます。
安全運転への呼びかけ
はい、そして今週のライブ配信なんですが、明日水曜日16日ですね、7月16日水曜日夜10時頃からスタンドFMでライブ配信をしようと思います。
テーマね、まだちょっとこの収録時点では決めておりませんが、決まり次第早めにコミュニティアXの方で告知をさせていただこうと思います。
もしお時間があります方はですね、明日16日夜10時頃スタンドFMの方でお待ちいただければ嬉しいなと思います。
是非ね、リアルタイムでコメントくださると嬉しいなと思いますので、お時間があります方は是非リアルタイムでご参加ください。
はい、それでは本日は以上といたします。最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
ここまでのお相手は、いわみTVひだかでした。