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はい、みなさんこんばんは。2月23日、夜10時になりました。いわみTVの時間です。
この番組は、自動車教習所で働く私、日高が、車の運転に関するニュースを取り上げ、私の個人的見解を述べ、みなさんに改めて安全運転について考えていただくための番組となっております。
はい、早速ニュースを一見紹介いたします。
本日はですね、安全運転、安全運転にもつながる内容と言っていいと思うんですけど、具体的な交通事故のニュースとかではなく、ちょっとした豆知識的なニュースでございます。
車のニュースより、タイトルがですね、日本ではバック駐車ばかり、なぜ?
欧米では前向きが基本?納得の理由とは?というタイトルでございます。
記事ちょっと長いんですが、全文紹介しようと思います。
日本では、車を運転の勢いそのままに駐車できる前向き駐車よりも、バック駐車が広く浸透しています。
欧米では前向き駐車が主流ですが、なぜ日本ではバック駐車が普及したのでしょうか?
日本では、駐車場に車を停める際、バック駐車をするドライバーが多くいます。
商業施設などの駐車場において、看板で前向き駐車をお願いしますと注意書きされている以外の場所では、
ドライバーの多くが自発的にバック駐車をしている光景が見受けられます。
また、車のドライバーや歩行者が守るべき交通ルール、マナーを示した交通の方法に関する教則の第5章、
自動車の運転の方法の中では、車の発進方法について次のように指導しており、バック駐車を推奨していることが伺えます。
ここで教則の内容が紹介されております。
発進にあたっての安全確認、バックで発進することは危険ですから、車庫などに入れるときはあらかじめ発進しやすいようにバックで入れておきましょう。
さらに、自衛隊や警察などの公的機関では、出船精神、船の先を港口に向けておき、直ちに出発できるような状態にしておくことを出船精神というらしいです。
その出船精神、出船精神をもとに、車両をできる限りバック駐車することが指導されています。
バック駐車は前向き駐車と比べて発進時の視界が広く、基本的に切り返しをせずに駐車枠から出ることができるため、他の駐車車両や歩行者との接触事故を防止するのに有効と言えるでしょう。
このように日本ではバック駐車が一般的である一方、アメリカやイギリス、ドイツなどの欧米諸国では前向き駐車が主流です。
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例えばアメリカにおいては場所によって前向き駐車が義務付けられているケースのほか、バック駐車を想定していないため、駐車枠に車止めが設置されていないこともあります。
日本の交通ルールは明治時代、先進国であったイギリスを参考にしたという説もありますが、なぜ欧米と異なりバック駐車が普及したのでしょうか。
その理由として、日本は欧米諸国と比べて駐車場が狭くなる傾向にあることが挙げられます。
日本は世界的に見て人口密度が高い上、2020年時点での自動車保有台数がアメリカ、中国に次いで世界3位と非常に多く、必然的に駐車スペースが限られます。
特に東京都や大阪府などの都市部では駐車場が狭く、一度前向き駐車をすると何度も切り返さなければバックで出られないケースも散見されます。
狭い駐車場でも発信しやすいようバック駐車が広まったと言えるでしょう。
またシンガポールや香港といった日本より人口密度が高い地域においてもバック駐車が主流であり、人口密度や自動車保有台数などが駐車方法に影響している可能性は十分に考えられます。
加えて欧米では自動車盗難への警戒心が強いことも前向き駐車の理由として挙げられます。
非営利組織NICB全米保険犯罪局によると2021年中のアメリカでの自動車盗難件数は93万件以上であり、日本の2021年中の盗難件数5182件と比較しても圧倒的です。
前向き駐車をするとバック時の視界が狭く安全を確認しながら出港するためバック駐車の場合と比べてスムーズに発信できません。
このような運転特性を利用してアメリカでは自動車盗難の犯人が車を発信しにくいよう前向き駐車をする習慣があると言われております。
そのほか前向き駐車の方が購入した商品や荷物を車に積み込みやすいという意見も聞かれます。
バック駐車をするとトランク側に回り込むために隣接する車の間を通り抜けなければいけませんが、前向き駐車であればその手間を省けます。
アメリカやイギリスなどでは一度の買い物で大量の商品を購入する傾向にあるため前向き駐車の方が利にかなっているのかもしれません。
日本は駐車スペースの観点からバック駐車が普及したと考えられています。
交通ルールやマナーにはその国や地域の交通事情や監修、風土などが色濃く反映されていると言えるでしょう。
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というちょっと長い記事でございましたが全文紹介いたしました。
なるほどと思ったのはね、人口密度が高い国はバック駐車が多いという点。
やっぱり車の台数が多いとどうしても駐車スペースが限られるということで出やすいようにバック駐車が普及したということ。
あとは欧米とかアメリカでは車の盗難が多いから盗んだ犯人が車を出しにくいように前向き駐車が主流となっているというのはね、なるほどと思いましたね。
あと最後にあったね、買い物した後、荷物を後ろに入れるのであれば前向き駐車しておいた方が荷物を入れやすいというのも確かになと思いました。
なのでこれ目的に応じて駐車の仕方というところを変えてもいいんじゃないかなと思いますね。
あの商業施設行ってね、確かに車止めて後ろ開けようと思ったらね、ちょっと車を前に出してからじゃないとトランクが開けれないというようなパターンもありますんでね。
そんなところであれば最初から前向き駐車をしておけば確かに荷物を積み込むのはスムーズに行くなぁと思いました。
ただその分ですね、途中紹介した学科教法の文言にも載っている言葉なんですけど、バックで発信することは危険ですから車庫などに入れるときはあらかじめ発信しやすいようにバックで入れておきましょうというのが日本では広く浸透しておりまして、
まあ全身駐車もね、まあ当然義務とはなってないんでね。用途によっては前向き駐車をしても全然問題ないかなとは思いますが、その後の発信は十分に注意をしながら発信してほしいなと思います。
で、バックで発信するときの注意点なんですけど、最近の車ってだいたいモニターついてると思うんですよ。バックモニターがね。
ただあのモニターだけを見ながら下がるっていうのは結構危険ですからね。皆さんやっぱり自分の目で後ろ直接目視でね、確認をしながらバックする習慣はつけておいてください。
あのモニターというのはあくまでも車の真後ろの四角部分を補うためのモニターです。それを見ていれば絶対に安全とはもちろん言えないですからね。
何かの統計で見たんですけど、駐車場での事故の6割ぐらいは確かモニター付きの車なんですよ。バック中の事故。
それなんでかというとやっぱりモニターだけに意識が向いてしまうと、他の横の部分であるとかね、そういったところへの注意がおろそかになりやすいと言われております。
私もそう思います。私もあの車にねバックモニターついてるんですけど、やっぱりモニターだけ見ながら下がるとね、意外と横の方とかあるいはね、あのオーバーハングというハンドル切った時に横に膨らむ部分の安全確認が結構おろそかになりやすいよなと思います。
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ですので皆さんバックするときはね、基本的には自分の目で直接目視をしながらバックをして、その自分の目で見えない部分に関しては補助的にモニターを使うといった交代方法を是非とも普段から行っていただければなと思います。
はい、ということで本日の記事に関して、私の意見に関しては以上といたします。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。また明日以降もニュース界のチェックをお願いいたします。
と言いたいんですが、明日はYouTubeですね。土曜日夜10時はYouTubeいわみTVを夜10時からライブ配信で行う予定です。
明日は松島先生に出ていただく予定ですが、ちょっとテーマの方はまだ正直定まっておりません。
今日中にはね、サムネイルできれば作りたいなと思うんですけど、今日もちょっと夜も遅いのでね、できるかどうかわかりませんが、明日夜10時は是非ともYouTubeの方にお越しください。
それでは本日はこのあたりでありがとうございました。おやすみなさい。