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2023-04-24 10:24

#47【ニュース】シカと衝突!責任は誰?

YouTubeチャンネルの「いわみTV」が配信するstand.fm!
石見自動車教習所の現役指導員が配信する番組です。

#47【ニュース】シカと衝突!責任は誰?

田舎を運転していると、野生の動物が飛び出してくることもあります。

もしも動物とぶつかってしまった場合、事故はどのような扱いとなるのでしょうか。

車が壊れてしまったら、誰が責任を負うことになるのでしょうか。

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皆さん、こんばんは。4月24日、夜10時になりました。いわみTVのお時間です。
この番組は、日々のニュースを取り上げ、私の個人的見解を述べることにより、皆さんに改めて安全運転について考えていただくための番組となっております。
早速、ニュースを一見紹介いたします。
HTB北海道ニュースより、タイトルがドラレコ、突然シカが飛び出し衝突、札幌市西区の幹線道路であわや、去年10月には2人死亡の事故も、というタイトルでございます。
記事を一部抜粋して紹介します。
事故は札幌市内の幹線道路を走っている時に起こりました。
突然、中央分離帯を越えて走ってきたシカと衝突。
ぶつかった衝撃でひっくり返ったシカでしたが、その後、自力で立ち上がり、来た道を戻っていきました。
この映像が撮影されたのは、札幌市西区ハッサムのある通り。
今月21日午後4時半頃、男性が車で中心部に向かって走っていたところ、突然シカが飛び出してきたということです。
近くには地下鉄東西線のハッサム南駅や小学校、住宅街もあり、交通量が多い通りです。
一歩間違えれば、大きな事故につながっていた可能性もあります。
男性によりますと、車のバンパーが少し割れたものの、怪我はなかったということです。
一部省略しまして、北海道警察によりますと、去年、道内で起きたシカによる事故は4,480件と、統計開始以来最多となっています。
という記事でございます。
シカと衝突をしたというニュースですね。
ヤフーニュースで検索したのですが、映像付きで紹介されています。
私は映像も見たのですが、結構激しくぶつかっていました。
車が50キロぐらいで発進して、信号待ちで青になって発進して、3,40メートルぐらい先でぶつかったので、そうは言っても多分3,40キロぐらいは出ていたと思います。
ぶつかる直前にはブレーキを踏んでスピードを落とそうとしたのですが、2,30キロぐらいのスピードでガツンと正面からぶつかっていました。
横から飛び出してきたシカとバンパーがぶつかっていました。
映像を見る限り、正直対処の方法はないなと思いました。
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あのタイミングで飛び出して来られたら、なかなか避けようがないというぐらい不運な事故だったと思います。
ただここで皆さんに知っておいていただきたいことですが、動物とぶつかった場合、事故としてどのように処理されるかというところですが、
野生動物、野生ではなくてもそうですが、動物とぶつかった事故は、実は扱い的には物損事故扱いになるのです。
加害者は運転手です。車の運転手です。
たとえどんなタイミングでどんな場所から飛び出してきた動物であっても、
相手が人間じゃない以上は物損事故、なおかつ加害者は車の運転手側となってしまいます。
これを避けるためにどうしたらいいかと言われたら、正直どうしようもないこともあるのです。
どうしようもないからこそどういう運転をすべきかというところですが、
やはり普段からスピードを気をつけて走らないといけないということではないかと思います。
今回の事故は夕方4時過ぎぐらいでした。
日もそんなに暮れていない、わりと明るい時間帯でした。
ただ動物が出てくる時間は結構夜が多いと思います。
夜は一般的には交通量が少なくなってスピードを上げやすくなる時間帯ではないかと思います。
そこで車も少ない、歩行者もいないからといって、
あまり無茶苦茶なスピードを出して走っていると、
本当にどうしようもないというタイミングで動物が出ることはありますからね。
それをせめて法律で指定された最高速度を守っていたのかどうかによって、
事故としての扱いも、過失の割合なんていうのも、
過失と言っても加害者はこっちなんでね。
自分の責任にはなるんですけどね。
どの程度責任があったかというところも保険のお話をする上で聞いてもらえるでしょうし、
やっぱり何といっても車の被害というところも
どれだけ抑えられるかというところにもつながってくるんじゃないかなと思います。
交通事故の相手というのは、いつも相手が人間とは限りません。
動物がいつどこから出てくるかというところも、
なかなか予測もしづらいですし、対処も難しいんですけど、
それに備えて普段からスピードをどのぐらいで走るのが適切かといったところを意識していただきたいなと思います。
私も過去に動物とぶつかったことは正直あります。
鹿はないです。鹿はないですけどね。
狸を引いちゃったことがあるんですよ。
動物って結構この辺でも、私は島根県の田舎に住んでおりますので、
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いろんな動物を見かけることがあるんですけど、鹿も見ます。狸もいます。
その他ですね、うさぎとか、あと何が出るかな。
昼間だったら結構猿が横断しているということもありますね。
その中でも特に狸っていうのは、本当にどうしようもないタイミングで出てこられることがあるんですよ。
そこで本当に気をつけてほしいのが、とっさにハンドルを切って避けようとしないこと。
これ鉄則じゃないかなと思います。
記事の中にもあったように、過去には北海道で鹿と衝突した車が、
その後弾みで、弾みでか、ハンドルを切って避けようとしたのかわからないですけど、
対抗車と衝突して運転手と同乗車が死亡したという事故も過去には起きております。
やっぱり本当に一瞬の出来事なんで、
うわって思った瞬間にハンドルを切りたくなるという気持ちもわからなくはないですけど、
それによってやっぱりさらなる被害を生んでしまうという可能性もあるので、
まずはブレーキですよね。ブレーキでスピードを落とす。
もうそれで止まれなかったら正直ね、動物さんには悪いですけど、もうごめんなさいですよね。
もうブレーキで間に合わなかったらもう引いちゃうしかないと思います。動物に関しては。
動物の命も大事ですけどね、それと比べちゃちょっと申し訳ないんですけど、
やっぱり他の人間を巻き込んでしまうよりはね、
ちょっと鹿さんタヌキさんには申し訳ないですけど、
もうブレーキ踏んで間に合わなければね、しょうがない。
もうそれぐらいの気持ちでね、まずはブレーキを踏んでスピードを落とすというところに意識を置いていただきたいなと思います。
あとこの辺だとイノシシも怖いですね。イノシシも出ますよ。
私一回本当に見たのがね、たぶん車とぶつかったんであろう、
2メートルぐらいのイノシシがね、道路に横たわっているのを見たことあります。
もうその時にはね、警察とか道路管理者なんかも来ていて、
もう処理の段階だったんで、避けて何とかぶつからないようにいたんですけど、
もうあんなのが道飛び出してきたらって思うとね、ちょっとゾッとしますね。
私今軽自動車で帰っているんですけど、あんなイノシシと正面衝突したら、
もう車なんかたまったもんじゃないですね。
たぶんもう全損まで行っちゃいますね、ぶつかり方によってはね。
だからこそね、やっぱり普段からスピードを控えめに走るということが大事じゃないかなと思います。
過去にはですね、うちの送迎車両がね、鹿とぶつかったという例もあります。
その時運転していたのは私じゃないんですけどね、他の指導員だったんですけど、
普通に走っていたら、なんかいきなり車がドーンと揺れたっていうんですよね。
で、どうやら車の後ろの部分に横から鹿が突っ込んできたらしく、
なんかもう何が起こったかわけわからなかったって言ってたんですよ。
でもその後見たらですね、もう後ろのフロントガラスも結構ひびがいとったりとか、
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もちろん車のボディもガッツリ傷、へこみなんかも残っておりまして、
車を修理に出さざるを得なくなったといった状態でした。
そんな事故でもね、やっぱり加害者はもう自分になっちゃうんで、車の運転手になっちゃうんで、
修理代なんかは全部自腹なんですよね。
もちろん保険使ってね、物損事故で保険を使うかどうかというところは個人の判断になってきますが、
野生の動物である以上、その責任を他の誰に求めることもできません。
だからこそ、極力そういった事故さえも防ぐことができるような運転というのを心がけるとともに、
もうブレーキ踏んでも間に合わないと思ったらもうごめんなさいという運転をせざるを得ないですね。
ということで、動物相手の事故でしたが、私の考えは以上でございます。
もう今日10分経っちゃいましたね。
雑談の時間はありませんでしたが、皆さんも夜間の運転、気をつけて運転してください。
本日は以上です。ありがとうございました。おやすみなさい。
10:24

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