事故の概要
はい、みなさんこんばんは。5月1日、木曜日かな?ですよね。
はい、夜10時になりました。いわみTVのお時間です。
この番組は、自動車教習所の教習指導員である私、日高が、車の運転に関するニュースを取り上げ、
私の個人的見解を述べることにより、みなさんに改めて安全運転について考えていただくための番組となっております。
はい、連休に入って、私も曜日感覚がなくなりつつあります。
はい、昨日ライブ配信したんで、昨日確か水曜日だったよなぁというところから、はい、木曜日だと、はい、思い出しました。
はい、早速ニュースを一見紹介いたします。本日は、RKB毎日放送のニュースです。
タイトルが、「持っている免許で運転できると思った。普通免許で運転負荷のトラック運転し玉付き事故。
2人に重軽死を負わせたか。23歳男を逮捕。」というタイトルでございます。
記事、全文紹介いたします。
今年1月、北九州市小倉北区で、普通免許では運転が認められていないトラックを運転して、乗用車3台を巻き込む玉付き事故を起こし、
男女2人に怪我をさせたとして、23歳の無職の男が逮捕されました。
男は、「私が持っている免許で運転できると思った。ブレーキが全く効かなかった。」などと話しているということです。
無免許過失運転障害の疑いで逮捕されたのは、住所不定無職の男性23歳の容疑者です。
容疑者は、今年1月28日午後2時34分頃、小倉北区須那津の国道3号で、普通免許では運転が認められていない2トントラック、最大積載量2トン以上3トン未満を運転して停車していた乗用車3台を巻き込む玉付き事故を起こし、男女2人に怪我をさせた疑いが持たれています。
玉付き事故に巻き込まれた運転手3人のうち、56歳の会社員の男性が外症性軽部症候群などの重症、61歳のパート従業員の女性が軽痛粘座の軽症を負いました。
取り調べに対し、容疑者は、「私が持っている免許で運転できると思った。ブレーキが全く効かなかった。」などと話しているということです。
はい、という記事でございます。
ブレーキの問題
皆さん、お持ちの免許、何免許かご存知でしょうか?といった感じの問いかけをね、割とつい最近もしたような気がするんですけど、トラックとなるとですね、普通免許で運転できるかどうかっていうところがですね、
軽トラならね、普通免許で間違いなく運転できると言っていいと思うんですけど、これが軽じゃないトラックになるとどうでしょうね。
どんなに小さなトラックでも軽じゃない限りは、おそらく順中型免許が必要じゃないかなと思います。
これをね、本人は免許がね、大丈夫だと思ったということなんですけどね。
そこをね、まずは自分の免許で運転できるのかどうかっていうところをね、正しく認識をしておいていただきたいなと思います。
この運転手をいわく途中でね、ブレーキが全く効かなくなったと言っているんですけど、皆さんそんなことがあり得ると思いますか?
これがね、トラックだと割とあり得るんですよ。
下り坂などでスピードがね、出やすいような場所でずっとブレーキを踏みながら下ってしまうとですね、ブレーキが一時的に効かなくなるという現象が起こる可能性があります。
これをね、フェード現象とかね、もう一つね、理屈はちょっと違うんですけど、ベーパーロック現象と言ってね、途中でブレーキが効きにくくなったり全く効かなくなったりする現象のことを言います。
これ当然ね、普通車でも起こる可能性はもちろんあるんですけど、これが貨物自動車となるとね、やっぱりあの荷物をどれだけ積むかによってね、車体の重量が大きく変わってきますので、
特に荷物を積んで車体が重たくなっているような状況の時っていうのは、こういったね、フェード現象やベーパーロック現象というのが発生しやすいのではないかと言われております。
でじゃあ、これを防ぐためにはどうするかなんですが、フットブレーキを極力使いすぎないようにすること。
これが大事なんですよね。ただとはいえ、下り坂でね、ブレーキ踏まなかったらどんどんスピードが出てしまうんで、それはそれで危ないですよね。
そこでエンジンブレーキを活用するということをね、ぜひとも心がけていただければなと思います。
皆さん普段、車乗っている時にね、エンジンブレーキを意識して使っておられますでしょうか。
下り坂でね、どんどんスピードが出るような時は、まあ今大半の方はオートマ乗っていると思うんですけど、オートマの前進のドライブギアじゃなくて、その右とかね、下にある、まあこれ車によっていろんな種類があるんですけど、Mというギアを使ったり、最近だとね、トヨタだとBというギアが多いかなと思います。
そういったね、ドライブの下のギアを使ってですね、加速を抑制するといった行動をね、心がけていただければなと思います。
まあそうやってエンジンブレーキを使っておくことによって、下り坂なんかでもフットブレーキに頼りすぎなくて済みますんでね、ブレーキを踏みっぱなしで坂を下るということがないように、どんどんスピードが出そうだなと思ったらね、そういったギアを変えるというのをね、積極的に行っていただきたいなと思います。
まあこれね、貨物自動車だと起こりやすいとは言ったんですけど、普通自動車でももちろん起こらないという保証はありませんのでね、特にね、この連休となるとやっぱり慣れない道を運転することが多いという人がね、多いんじゃないかなと思いますんでね、旅行先とかね、お出かけの途中でもし山をね、下るようなことがあったらですね、エンジンブレーキを効果的に使いながら、事故のないように安全運転に努めていただければなと思います。
コメント返しと免許の重要性
はい、ということで本日のニュースに関しては以上でございます。
コメント返しを一件しようと思います。
ナンバー515、免許の返納は本人が納得するまでは慎重に、という回にチコリータさんよりコメントをいただいております。
主にはコメント返しに対するさらにお返事だと思いますが、コメント紹介させてください。
わらわは満足じゃ。日高、褒めて使わす。というコメントをいただきました。
はい、ありがとうございます。
これがどの部分に対するお返事なのかなんですが、先日ですね、チコリータさんのあるコメントの最後にですね、チコはまだ18だからというね、コメントを入れてくださったんですが、
先日ね、XのDMの方でですね、この文言のところは歌ってとリクエストをいただいておりました。
そのリクエストにお応えしてね、ちょっと鼻歌を口ずさんでみました。
その部分に対してということだと思います。
また同じ文言があったらね、ちょっとメロディーもつけながら紹介させていただこうかなと思います。
チコリータさん、コメントありがとうございました。
そうだ、今日のニュースで紹介した、自分の持っている免許で運転できる車について、わりとつい最近YouTubeでもね、詳しく解説をした回がありますので、そのYouTubeのリンクを貼り付けておこうと思います。
今ね、ご自身の免許で運転できる車、どんな車ですか?と聞かれて、答えに自信がないという方は是非ともそのYouTubeで解説した回をじっくりと見ていただきたいなと思います。
最初の10分ぐらいはね、雑談してるんですけど、10分のところぐらいね、ピーとスクロールしてもらったら、本題に入っておりますので、是非ご覧いただければなと思います。
はい、ということで本日はこの辺りで終わりにしようと思います。
最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
ここまでのお相手は、いわみTV ひだかでした。