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メタ音声配信ラジオ、こんにちは、いわみです。
4月8日の木曜日、いかがお過ごしでしょうか。
今日もちょっと周りがうるさい状況なんですが、ご容赦ください。
今日話してみたいことはですね、自分にとって何が幸福なのかってですね、
わりと小難しい話にはならないとは思うんですけど、
そう思うきっかけがですね、ある本の感想と合わせて紹介してみたいと思います。
まず本、何を読んでいるかなんですけど、21Lessonsというですね、これはユヴァル・ノア・ハラリさんという、
ホモデウスとかタピエンス禅師とかで有名なイスラエルの学者の方ですけど、
その方の、たぶん一番新しい本なのかな、21Lessonsって、
結構売れたし有名な本なんでご存知のある方も多いと思うんですけど、
今それをオーディオブックで聞いているんですけど、それを読みながらですね、思ったことと、
そもそも僕はですね、自分が自由な時間を手に入れて何をしたいのかってことですね、
ちょっと考えてみたんですね。
何故そんなことを考えたのかっていうのを、それも話すと長くなるんですけど、
それは自分が経済的な自由を手に入れたいっていう大前提というのがあるんですけど、
その経済的な自由を手に入れてどうするんだってことはですね、
割と最近考えるようにしてるんですけど、
言ってみればそれはですね、自分の自由な時間、束縛されない自由な時間が欲しいっていうことなんですけど、
それでその自由を手に入れて何をしたいんだって言うとですね、
いくつかの具体的な例っていうのは思い浮かぶんですけど、
好きなだけ本を読みたいだとか、好きな時に好きな場所に行ける自由が欲しいとか、
でもそれ以上のですね、もっと具体的な、もっと根源的なというか、
そういうものがいまいち自分の中でですね、明確に言語ができない状態だったんですけど、
この21レッスンで読みながらですね、何となく見えてきたものがあるかなと思ったので、
それについて話してみようと思っています。
この本はですね、基本的に今までの原里さんの歴史とか、
そういう過去のことを言うんじゃなくて、
21レッスンって書いてあるように未来への提言みたいな趣旨になっているんですが、
その中で、僕が読んだ中で書かれていたことに、例えばこういうことが書かれていたんでしょうね。
未来はその医療の技術が進歩して、
そのコンピューターが人間の体を24時間普通にモニタリングして、
自分が具合が悪いっていうのを感じ取る前に原因を発見して、
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それを治療してくれるようになるっていう。
だからその世界最高水準の医療が、誰でもですね、
家にいながらにして病院に行くことなく受けられる未来が来るっていう。
ただその代わり、人は常に何かしらの不調と抱え込むことになるっていうのも書いてあったんですけど、
つまり何かしら改善すべきポイントが常にある状態っていう。
人は常に病気な状態であるっていう。
それは程度の問題で、今の基準で見たら健康であることには変わりはないんだけど、
でも少しだけ胃腸の状態がとか、皮膚の状態がとか、何かしらの食事の改善とかそういうのが。
でもその結果、人はすごく寿命が延びるだろうし、健康寿命も延びるだろうし、
病気に悩まされる可能性っていうのは減るわけですよね。
それでもう一つ書いてあったのが、性的指向の話なんですけど、
この作者のユバル・ノア・ハラリさんというのは、21歳の時にゲイであることをカミングアウトしてるらしいんですけど、
アルゴリズムが進化するようになると、
コンピューターが勝手にあなたの性的指向を判断して教えてくれるっていうんですね。
自分が気づく前に。
例えば写真とか動画とかいろんなものを見せて、
あなたの生態系というか視線の動きとか心拍数が動いたらどう動くかによって、
あなたはこういう性的指向を持っていますのよっていうのを教えてくれる未来が来るかもっていうことが書いてあるんですよね。
それによってゲイの人は、
ハラリさんみたいに21歳まで思い悩むことなく、
早い段階でそれが知れるようになるってですね。
この話を聞いて皆さんはどう思いますかね。
僕はすごく窮屈というか、もっとはっきり言うと、
それって地獄みたいな世界だなって思ってしまったんですよね。
何が地獄なのかというと、
自分が考える余地がないっていうのは、
僕にとっては生きていないのと同じになるというか、
それで話をすっとばしてですね、結論になってしまうんですけど、
僕にとっての幸せは何かっていうと、
間違っていることを間違ったままにして生きていける自由っていうのが一つのですね、
幸せなんだなということに気づいたんですよね。
これは僕の意見なので、
誰にとってもそうだとは思わないですけど、
でも自由意志ってですね、結構考えてみると、
これは哲学的なテーマになるほどの問題なんですけど、
よくわからない部分もあるんですけど、
でも例えばその自分が病気だったとしても、
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それを治療するかしないかの判断っていうのは、
選択権というのは持っていたいなと思うし、
例えばそのアルゴリズムの話でいうと、
ここにこういう血管がですね、
この臓器にこういう異常が見られたので、
こういう薬を処方してくださいってですね、
未来の時はもう本当にそれが全自動で、
自分が気づく間もなくですね、
それが処方されている可能性があるっていうことが書かれていたんですけど、
でもそれってですね、
だんだん人間がマトリックス的なですね、
本当にただの装置になっているのと同じようだと思って、
僕にとってはそれをですね、
知るか知らないかっていう問題もありますけど、
それを知りながらにして、
自分で考えて、
自分の行動をですね、
決める権利っていうか、
決める自由っていうのが必要なんだなと。
だから最初の問題に戻ると、
僕が経済的な自由というか、
束縛されない時間を手に入れて、
最終的に何をしたいのかというと、
それはですね、
愚かであることを選択できる自由を持ち続けることっていうかですね、
ちょっと難しい言い方になりますけど、
つまりその間違った選択でも別にしていいよっていうですね、
していいよというか、
それを貫けるというか、
それを自分に委ねられている状態を、
僕は多分、
自分の優先順位のかなりの上位に持っているんだなということですね。
ちょっと言語化できたなっていうことを思いました。
この本はですね、まだ3割ぐらいしか読んでないので、
読みながらまた思うところがあったら、
音声配信とかで話していきたいと思います。
今日の配信はこれで終わりにしたいと思います。
今日も良い1日をお過ごしください。
聞いてくださってありがとうございました。
また明日。さようなら。