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こんにちは、いわみです。
6月6日の木曜日、いかがお過ごしでしょうか。
6.6ですね。
僕は、6月生まれなんですけど、6っていう数字が好きなんですよね。単純ですけど。
6が2つ続く、6のゾロ目ってのは、なんか、いいことがありそうだなっていう気がしますが、
特に今のところ、いいことは起こっていないというか、
むしろちょっと風邪気味というか、頭がだる思いっていうね。
家族をお持ちの方はわかると思いますけど、
なんかこういう家族の体調のバロメーターって、わりとそれぞれが引っ張り合うというか、影響し合うというか、
誰がもらってきたかとかそういう話ではなくて、
誰かが調子悪くなると、大体みんな調子悪くなりがちだよねっていう感じですが、
今のうちもそんな感じです。
関係ないんですけど、1個自慢していいですか。
あのね、NVIDIAって有名な会社あるじゃないですか。
今日のニュースで株価がめっちゃ上がってて、今Appleを抜いて3位になった。
多分マイクロソフトと、あれ2位はどこだっけ、Googleでしたっけ。
アルファベットかわかんないですけど、Appleを抜いたっていうニュースがあって、
多分今1株が1200ドルを超えたぐらいになってるんですけど、
僕ちょっと持ってるんですよね。
だから結構もっと得してるっていうか、利益は出てるんですけど、
そろそろ売っちゃおうかなと思っていたりします。
その利益で夏休みの旅行でも行けるんで、これは僕にとっては明るいニュースでした。
今日も短く話していきますが、
本質的な思考についてをテーマにして、短く話してみたいと思います。
喋ろうと思ったきっかけはですね、
たまにこのスタンドFMでフォローさせていただいているミミコさんという方がいらっしゃるんですけど、
ミミコさんの新しい最近の配信でそんな話をしてたんですよ。
タイトルがね、シャープ288の正解やハウツーを求めすぎない、本質理解できなくなりますっていうね、
そういうタイトルの配信があって、どんな話だったかっていうのを僕なりにかいつまんで説明してみると、
職場の出来事のことを、最近起こった話のお話をされてたんですけど、
後輩に仕事を教えようとして、なかなか飲み込みが悪いのか、上手く仕事が覚えられないのか、
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そのことを知り合いの人材の専門家というか詳しい人に相談をしたら、言われたことがあったそうなんですね。
若い人っていうのはその正解をね、何人でも正解があると思っていて、
ノウハウコレクターみたいなところがあるからアドバイスを受けて、
それで自分であまりその本質的なところを捉えようとしないというか、
自分の頭をその深いところまで使おうとしないみたいなところがあるみたいな、そんな話だったんですね。
そのアドバイスによって、ミミコさんは正解なんていうものはないから、
その後輩の人に自分でいろいろ考えてみようというアドバイスというか指導をして、
その結果その後輩の人も仕事ができるようになってきたみたいな話をしていて、なるほどなと思ったんです。
仕事には正解がなくて、自分の頭で考えること、本質的に思考することっていうのは大事だよなというのは、
僕も前々から思っていたことで、それで本質ってことを考えるときに、
これをきっかけに本質的な思考とは何だろうというふうに考えたときに、
一個ですね、昔見た映画のことをちょっと思い出したんですよ。
これ僕はすごく好きな映画なんですけど、タイトルはストレイトストーリーっていう映画で、
見たことがある方も多いかもしれませんけど、デビッド・リンチ監督の映画ですね。
デビッド・リンチ監督って基本的にはホラーじゃないけど、すごい気持ち悪い映画をね、
何だか訳のわからない映画を作ることで有名なんですけど、マルホランドドライブとかね、
そのデビッド・リンチ監督がなぜかものすごい心温まる、これ労働ムービーというんですけど、
一作だけね、ロックバンドが一曲だけバラードを出すみたいな感じで出した作品がこのストレイトストーリーで、
僕はこの作品がすごく好きなんですね。
見たことがない方のために、簡単に、すごく簡単に説明をすると、
主人公はヨボヨボのおじいちゃんで、すごい遠くに住んでいる弟がね、喧嘩ばかりした弟がいて、
その弟にね、話をするために芝刈り機に乗ってね、何百キロも進むっていう、その道中の話なんですよ。
確かに300キロとか500キロとかを時速8キロの芝刈り機で進むっていうね、確か1ヶ月ぐらいかかってる話だと思ったんですけど、
これ今ちょっとウィキペディアで見たらですね、1994年にニューヨークタイムズに掲載された実話を元にしている、
本当にこれに近い話があったっていうことでしたね。
それでね、この話のどこに本質っていうのが出てくるかっていうと、
僕はこの映画の中に一つね、好きなセリフというかやり取りがあって、正確には覚えてないんですけど、
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だいたい間違っていないんですよね。
映画の中に一つね、好きなセリフというかやり取りがあって、正確には覚えてないんですけど、
だいたい間違っていないやり取りがあるんで、それを再現してみると、
そのおじいさんがある時にその夜泊まってて、なんか自転車のね、サイクリングの団体と一緒になんかキャンプみたいなのを撮ることがあって、
その若者とね、夜焚火を囲みながら話をしてるんですね。
その時にその若者の一人が主人公のおじいさんに向かって、
おじいさん、歳をとってよかったと思うことは何ですかって聞くんですね。
それでその主人公のストレートって言うんですけど、アルビンストレートだったかな、そのおじいさんが答えたことは、
身と殻の区別がついて、細かいことでクヨクヨしなくなることだって言うんですね。
果物とかピーナッツとかの身とその殻の区別ってことですね。
それがついて、クヨクヨしなくなるっていうことで、
その続きがあって、それじゃあ最悪なのは何だっていうことをその若者が聞くんですね。
その時におじいさんが答えるのは、若い頃のことを覚えていることだ。
これだけのやりとりなんですけど、僕これ多分20歳ぐらいの時に見て、
なんかすごい心に残って、いまだにね、何回か見返すことがある映画なんですけど、
この話の中でこの主人公のアルビンおじいさんが言っていることは、
多分本質のことなんですね。身と殻の区別がつくっていう。
身と殻の区別がついて、身だけをだから取り出せるようになる。
ここで言う身っていうのは本質のことで、殻っていうのが余計なものというか、
時間とともに消え去ってしまうものみたいな、そういう対比をしているんだと思うんですね。
それを踏まえて、じゃあもう一度ね、その本質的な思考っていうのは何なのかっていうと、
今のその身と殻のアナロジーというかロジックをそのまま持ってくると、
何か物事を見た時に外覚というか、殻と身の区別がパッと分かるようになるっていうね、
そういう思考のことですよね。
こういう本質的な思考ができるようになると何がいいのかっていうと、
自分と全然関係ないジャンルの人からも学ぶことができるっていうことなのかなと思ったんですね。
例えば僕はどっちかというと文系の人間なんで、本を読んだりとか文章を書いたりするっていうのはそれなりにできますけど、
理系の計算だとか化学みたいなことはからっきしダメなわけですよ。
でもそういう僕から見て何も理解できない化学とか理系の人の思考とか仕事から何も学べないのかっていうと全然そんなことはなくて、
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むしろそういうところから取ってこれるものっていうのはたくさんあるなってことに年を取れば取るほど気がついているんですね。
例えば僕の兄貴はめちゃめちゃ理系の僕と正反対の人間なんですけど、
この間ちょっと話す機会があったんですよ。兄貴の思考みたいのを改めて考えてみると、この人はやっぱりめちゃめちゃロジカルに考えているなっていう。
ここでいうロジカルっていうのは僕もどっちかというと理屈っぽいロジカルですけど、
理系の人のロジカルっていうのはもっと構造的というか図形的というか、
言葉だけじゃない図形的な思考をしていると思って、
それって僕の今やろうとしている仕事というかやっている仕事にすごく関係することなんですよ。
これうまくは言えないんですけど、長い文章を書くときに構成みたいなのが必要になったりするときに、
そのときって一つ一つの言葉じゃなくて、もっと図形的にマップ的に展開的にというか、
そういうふうにものを考える必要があって、こういう頭の使い方があるんだなって思っているときにたまたま兄貴としゃべったんで、
なるほどねって、この人はこういう思考で生きているんだなっていうことを改めてわかったっていうことがあったんですけど、
これもある種の本質的な思考ができるようになってわかったことっていうことなのかなと僕は思うんですね。
本当にそれが本質的な思考かどうかはわからないけれど、一応僕が今のところ本質的な思考を体得しつつあるというふうに仮定したときに、
じゃあどうやったらこういう本質的な思考ができるようになるのかっていうのをできていない人に教えるには、
どうしたらいいのかって考えるとなかなかこれは難しい問題ですよね。
答えになっているのかどうかわからないですけど、一つ言えることがあるとしたら、やっぱり経験しかないというか、全然答えになってないですよね。
もっと具体的に言うと多角的ないろんな視点を自分の中に取り入れることだと思うんですね。
一人の自分の視点だけじゃなくて、他人の視点とか、会ったことない人の視点とかでも、本を読んだりとか情報を見ることで想像することができるわけですよね。
そこから自分の頭を使っていろいろ想像して自分の視点に変えていくっていう、人と話したり本を読んだりするだけじゃなくて、
会社とかコミュニティに属したりするところで、その周りの人を眺めるだけでも何か感じることって多分ありますよね。
それが例えば家族の話をね、家族からまたぎきしたどこかのコミュニティの話とか、
友達の話みたいのを聞いてもいろいろ考えたりすることがあって、そういうのを自分の中にいっぱい積み上げていくと、
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だんだんですね、積み重なっていって、その中から殻の部分が取れてきて、中から身が出てくるような、そんなイメージだと思うんですよ。
その散々積み重ねていって、殻の部分を取り除いて、中から出てきた身の部分が、僕にとっては本質的な思考かなと思いました。
この感覚を手に入れるというか、体験するにはやっぱりある程度の時間と経験みたいなのが必要で、
なかなかね、若い人っていうのも親父な言い方ですけど、20代とかね、その時に本質的な思考ができるかというと、
多分僕も全然できてなかったと思うし、今になってね、自分の中から積み重ねていくと、
なんとなくね、掴めてきたかなっていうところなんで、アルビンおじいさんの話じゃないですけど、
年をとって良くなることの一つなのかなと思いました。
はい、それでは今日もまとめずに終わります。最後までお聞きいただいてありがとうございました。
今日も良い一日をお過ごしください。さようなら。
さようなら。