1. IVS2024 KYOTO SESSIONS
  2. 起業家・VC・資金の多様性が照..
2024-08-20 1:00:39

起業家・VC・資金の多様性が照らす10年後のスタートアップエコシステム

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D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)は誰もが重要性を認識しているものの、その実践や捉え方には差があり、思い込みなどによる機会損失も大きい課題でもある。スタートアップやVCはじめ、イノベーションに関わる多様なステークホルダー全員でDE&Iを自分ごととして問い直し、具体的なアクションを考察する。

 

■IVS2024 KYOTO/IVS Crypto2024 KYOTOについて
2024年7月4日から6日まで、伝統と革新が融合する京都で、IVS2024 KYOTOとIVS Crypto 2024 KYOTOを同時開催します。

IVS2024 KYOTOは、起業家、投資家、事業家、技術者、研究者、そしてスタートアップやオープンイノベーションに関心を持つすべての人々を対象としたカンファレンスです。資金調達や事業成長の機会を求める経営者や投資家、新しい事業アイデアに興味がある人々にとって、新しい未来を築くための貴重な機会を提供します。

IVS Crypto 2024 KYOTOは、クリプトとブロックチェーンに特化したカンファレンスです。この分野のパイオニアたちが、デジタル経済の進化とWeb3の可能性について深く掘り下げます。両カンファレンスは同じ場所で開催され、参加者は自由にどちらのイベントにも参加できます。


名称:IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTO
主催:IVS KYOTO実行委員会(Headline Japan/京都府/京都市)
日時:2024年7月4日(木)~7月6日(土)
会場:京都パルスプラザ他  

・チケットページ:https://www.ivs.events/tickets2024
・HP:https://www.ivs.events/
・X(Twitter):https://twitter.com/IVS_Official

#IVS #IVS2024 #スタートアップ #起業 #経営 #ビジネス

サマリー

今日のセッションでは、起業家、ベンチャーキャピタル、およびLP投資家の多様性が未来のスタートアップエコシステムに与える影響について議論されています。特に、女性起業家の支援や多様性の重要性が強調され、参加者は共感を持ち寄る場となっています。起業家やVCの視点から、女性の出産や育児がスタートアップ環境に与える影響についても取り上げられています。資金調達における性別による偏見や、育児を通じてチームの強化がもたらす新たな価値が強調されます。このエピソードでは、スタートアップにおけるダイバーシティの重要性、特に女性の役割や経験についても言及されています。ウルシステムズの事例を通じて、企業がどのように女性に魅力的な職場を提供し、エンジニアリング分野における女性の比率を増加させているかが論じられています。起業家やVCが対話し、資金の多様性についての見解を共有するエピソードであり、組織のダイバーシティを進めるための重要性やスタートアップエコシステムの将来について考えられています。女性起業家が直面する厳しい環境と、それを改善するための多様性の重要性についても議論されています。スタートアップエコシステムの中で必要なルールやガイドラインに触れ、より良い世界を作るために協力する必要性が強調されています。ダイバーシティがスタートアップに与える影響とその重要性についても引き続き議論されています。今後のエコシステムの発展には、個々の意識と行動が必要であることが強調されています。

00:01
矢澤 麻里子
みなさん、こんにちは。
Yazawa VenturesのYazawaと申します。
みなさん、IVS3日目、楽しんでおりますか?
3日目に素晴らしいセッションを組ませていただいたこと、非常に感謝しておりまして、
セッションの内容紹介
矢澤 麻里子
本日のセッションは、起業家・VC・資金の多様性が照らす10年後のスタートアップエコシステムというタイトルでやらせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
本日はですね、このセッションを作るにあたり、やっぱりエコシステムって考えた時に、
起業家、ベンチャーキャピタル、そして大企業、あともう一つ大事な視点が、LP投資家。
やっぱりですね、ベンチャーキャピタルというのは、LP投資家がいてファンドを運用しております。
ベンチャーキャピタル、スタートアップに資金を出すベンチャーキャピタルもですね、
しっかり多様性を意識していかなければいけないというところから、
LPの視点もしっかり混ぜて、この4社で語っていきたいなと思っております。
それにですね、すごくふさわしい方々にお越しいただきました。
本日のこのセッションはですね、私、もともとエンパワー派でやろうかという話もあったんですが、
ぜひメインステージでやりたいという風に運営の方にお伝えしました。
なぜかというとですね、この多様性って大事だよねって言っている人はもういいかなと思っています。
もういいかなと言うとちょっと語弊があるんですが、
自分とは関係ない、自分は少し遠い話なんじゃないかと思っている人たちにぜひ聞いてほしい。
なのでここにですね、座っていて、自分はちょっと行くところがなかったからとりあえずこのセッションに来たけど、
みたいな人もきっといるんじゃないかなと思います。
そういう方々にぜひ聞いていただいて、しっかり持ち帰っていただきたい。
そういうセッションにしていきたいと思いますので、皆さんどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
ではですね、私の方から自己紹介させていただきます。
改めまして本日、モデレーターを務めさせていただきます矢沢麻里子と申します。
矢沢ベンチャーズというベンチャーキャピタルをやっておりまして、
プレシード、シードを特化で投資をしております。
女性企業支援にも力を入れておりまして、
ポートフォリオの半分ぐらいを女性企業化にしたいなと思ってやっております。
今実際半分ぐらいが女性企業化に投資させていただいています。
矢澤 麻里子
これまでですね、もともとベンチャーキャピタルとしてのキャリアをスタートしたのが
サムラインインキベートという会社でして、
シード特化でたくさんのスタートアップに投資をさせていただきました。
その後にですね、プラグアンドプレイというアメリカのベンチャーキャピタルでもあり、
アクセラレーターの日本の立ち上げCOをですね、
あとインベストメントヘッドということで投資をさせていただきまして、
その後出産をしてですね、独立をいたしました。
やはり女性の単独GPでのファンドというのは日本初になります。
私自身がですね、出産を経験して、やはりですね、
女性がもっと活躍していかなければいけないんじゃないか、
そう強く思ってこのファンドを立ち上げました。
どうぞよろしくお願いいたします。
続きまして、羽田さんお願いいたします。
秦 由佳
はい、皆さんおはようございます。
きっと皆さん夜かなり盛り上がっていたんじゃないかなと思うんですけれども、
今日は本当にこんな朝早く駆けつけていただいてありがとうございます。
私自身こちらに書いてある経歴の通り、
もともと金融畑でずっと投資顧問といわれる、
いわゆるアセットマネジメントの世界で生きてきました。
2020年の7月に縁あって、このJICという固い名前なんですけれども、
株式会社産業革新投資機構という、
ぜひちょっと聞いたことないなと思う方はググっていただくと、
最近結構大きなトランザクションもやっているので、
日経とかによく取り上げられている政府系のファンドです。
このLP投資、今羽田さんからもおっしゃっていただいた、
私は長年LP投資というプライベートエクイティのファンドとか、
VCのファンドとか、そういったグローバルのプレイヤーに
長年投資してきたんですけれども、
JICに2020年7月に入って、このVCのエコシステムを見たときに、
エコシステムの課題
秦 由佳
まずすごく愕然としたのが、本当に多様性がない。
今、アジアとか、ほとんど結構私がミーティングする相手側に、
女性とかで絡んでくるんですよね。
でもそれが日本だと、完全にまだこの男性が
テーブルの反対側にしかいないという状況で、
やっぱりここは日本として何とかしていかなきゃいけないなと思って、
こちらにいるメンバーと一緒に、今何が課題なのか、
これから我々としてどういうエコシステムを作っていけばいいのか、
こういう話をしていきたいなと思っています。
プライベートでは、矢澤さんと一緒で、今一児の母で子育てをしながら、
正直今奮闘して仕事をしています。
ここのプロファイルにも書いてある通り、激辛好きなので、
何か激辛のイベントがあったときには、ぜひお声掛けください。
今日はどうもよろしくお願いいたします。
矢澤 麻里子
よろしくお願いいたします。激辛を私も誘いさせてください。
それではデイビッドさん、よろしくお願いいたします。
David Milstein
おはようございます。エイトローズのデイビッドと申します。
もともとこの投資の世界には十数年になるけど、
その前ディズニーとかいくつかの事業会社を経験して今になっていて、
ネットを見ればエイトローズがやっていることは見えると思うけど、
逆に自分に何が大事かというと、
何でそんな発言をしているか理解できるけど、
たぶんいろんな企業家、うちのチームメンバーもそうだけど、
なぜか12月、1月、2月に何で会えないのかというのは、
この写真に出ているようにスキーが大好きなので、
北海道に来る企業家といっぱいスキーもしたりしているし、
同じ時期にアメリカのフォットボールが大好きなのでそれをよく見ている。
このソーシャルメディアを見ていると、一部こういう多様性について
いろいろ書いてあるけど、
主に一番端っこにある白いワンちゃんばかりが出ているので、
主にそれが自分の生活で、
ちょっと真面目な話をすると、
1個の写真、分かる人分かる人分かんないかもしれないけど、
ボクサーのマハムラ・リーという人がいて、
いわゆる多様性というのは、もともと黒人でボクサーで、
いろんな人権から何まで、いろんな活動をしていて、
すごい面白い本を読むと、
日本で抱えている多様性の問題について、
すごく参考になるので、いつもこういう写真を出しています。
よろしくお願いします。
矢澤 麻里子
よろしくお願いいたします。
ちょっとつながわさんが遅れておりますので、
すぐ到着されると思うのですが、
まずウルシュバラさんからお願いいたします。
漆原 茂
ウルシュシステムズの代表のウルシュバラと申します。
私は会社を起業して、上場してから、
ほぼ18年ぐらいですかね、上場したからなんですけど、
そういう上場企業を経営していますが、
ずっとエンジニアなんです。
エンジニアの会社を作って、それを大事に育てて経営しているという側です。
なので、ぜひコードを書ける人、
経営を売るんじゃなくて、コードを書いて楽しいなという人、
ぜひお話しできればなと思っております。
私、今日は経営者としての立場として、
いろいろ、投資家の方もおっしゃいますが、
結局経営の現場が何かやらないとどうしようもないというところで、
いろいろディスカッションできればなというのと、
あと特にエンジニア業界って、
もともと女性に厳しいみたいな、
働くのつらいんじゃないみたいなイメージがずっとあったと思うんですが、
それもだいぶ変わってきているので、
どんな工夫をするのか含めて、
夢も語れればなというふうに思っています。
ぜひよろしくお願いします。
矢澤 麻里子
ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
はい、そして、つながわさん。
ちょっと待ってください。
ごめんなさい。行き過ぎちゃいました。失礼しました。
つながわさん、よろしくお願いします。
綱川 明美
はい、皆さん、初めましての方々もたくさんいらっしゃると思うんですけれども、
本日はよろしくお願いいたします。
ビースバック代表のつながわです。
私の会社では今60名ほどいるんですけれども、
半分ぐらいが外国人のスタッフ。
起業した当初から多様性あふれる組織運営をしているんですけれども、
今の会社のほかにですね、
私は行政とのお仕事が多い関係もありまして、
山形県の審議会のアドバイザーですとか、
それから富山県の何都市のデジタルアドバイザーとか、
そういったお仕事もしております。
今まで資金調達ですとか、
それから今一人で子育てをしているので、
2歳の子供を日本全国だけではなくて、
世界一周出張に連れ回したりだとか、
綱川 明美
外から見ると少しクレイジーなお話なんかも
本日少しシェアできたらと思いますので、
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
つながわさんのフェイスタイムは、
矢澤 麻里子
よろしくお願いいたします。
つながわさんのフェイスブックに
たくさんのお子さんの写真があって、
連れ回されている。
お子さんにとってもいい教育なんじゃないかというふうに
思いながら見ております。
よろしくお願いいたします。
本日はこのメンバーで語っていきたいなと思っておりますが、
女性企業家の経験
矢澤 麻里子
本日お話ししたいなと思っていたのは、
ジェンダーギャップで感じることはあるのかという
現状の認識であったり、
どのような取り組みをしているか、
あとはダイバーシティってビジネスに
どう影響するのかとか、
女性活躍の先にどんな社会になっているのか、
エコシステム全体どういう仕組みがあるのが良いか、
そういったところについて話していきたいなとは思うんですが、
ここに関わらず、
いろいろフランクに皆さんに伝えていけたらいいなと思っています。
ちなみに早速なんですが、
つながわさんからお伺いしていきたいんですが、
つながわさんは企業家という立場で、
資金調達もされていて、
事業もめちゃくちゃ伸ばされていると、
その中で女性として大変だったことであったりとか、
そういった側面って何かありましたか?
綱川 明美
圧倒的に大変だったのが、
出産から子どもが保育園に入るまでの半年間、
一人で最初から子どもを育てていたので、
預かってくれる人がいなくて、
そこが一番苦労したポイントでした。
二人暮らしなので、
子どもを家に置いておくことができなくて、
今日も実はその辺で、
キープレイヤーズの高野さんが
うちの子のお世話をしてくれていました。
矢澤 麻里子
有名なエンジェルの高野さん。
綱川 明美
そうなんです。
今でも自分の中で忘れられないエピソードが、
子どもが生まれて3ヶ月ぐらいしたときに、
APECかセアのオンラインの会合に
スピーカーで呼んでいただいたんです。
子どもが小さかったので、
実質寝たきりみたいな状態で、
オンラインだし大丈夫かなと気軽な気持ちで
引き受けたら、
私の番になった途端に子どもが大号泣で、
ただ他に面倒を見てくれる人がいないので、
結局おっぱいあげながらプレゼンをして、
カメラを見て何事もなかったかのように
パワーアップを操作してプレゼンして、
でも子どもお腹いっぱいで全然泣き止まないんですよ。
なので左手で揺らしながら、
絶対忘れられない経験です。
それは凄まじいですね。
秦 由佳
でもやっぱりなかなか、
矢澤 麻里子
頼るというか、子どもは物理的に
やっぱり一人で置けないとなると、
どうしてもそこはいろんな方の手であったりとか、
協力というのが必要になってくるのかなと思っていて、
砂川さんはそういう巻き込み力というか、
手伝ってくれみたいなのを
結構周りに発信されたりとかされてるんですか?
綱川 明美
実はですね、私は妊娠・出産について、
周りの人にほぼほぼ開示しないまま、
確か子どもが5ヶ月か半年ぐらいの時に、
全社会議でオギャーって泣いて、
で、うちのスタッフたちが、
うちじゃない、うちじゃない、
出産と資金調達の関係
綱川 明美
っていうのでシーンってなって、
じゃあ誰だというので、
これは隠せないぞって思って、
じゃじゃーんって出したら、
もう全員氷ついてしまって、
投資家さんにも怒られる気がしてならなかったので、
言わなかったんです。
デイビットに、そんなことないよ、
絶対言ったほうがいいよ、応援してくれるよ、
喜んでくれるよって言われたんですけど、
全然間違っていてですね。
投資家さん、ベンチャーキャピタルとの定例で、
子どもが泣くまで妊娠したこと、
子出産したことっていうのは、
実はバレなくて、
すごい、バレなかったんですね。
しかも対応接会だったので、
入院中も個室だったので、
ズームで会議できちゃうじゃないですか、
全然誰にもバレなかったです。
なので、みんなにお手伝いしてね、
みたいな発信っていうのは、
全然してはいなかったんですけれども、
おぎゃーって泣いてバレてしまったので、
そこからは、
キープレイヤーズの高野さん、
とても子ども好きで、
高野さん、とても子ども好きに見えないんですけれども、
子どものお世話が得意でですね。
そういった高野さんですとか、
それから近所にもう一人、
シンガポール出身の投資家さんがいらっしゃって、
その奥様に見てもらったりだとか、
とてもお世話になっています。
矢澤 麻里子
なるほど。
バレちゃったっていうのが、
すごい面白い経緯だなと思うんですけれど、
バレなかったっていうのは、
何か自分から発信すると、
やはり資金調達に影響があるだったりとか、
起業家の育児の影響
矢澤 麻里子
株主から良い印象にならないんじゃないか、
という認識があったからということですか。
その通り。
綱川 明美
おっしゃる通りです。
もともと私、
起業するまで、
3社別の会社で働いていたんですけれども、
やはり男性が多い会社だったので、
性別で負けたくないっていう気持ちが、
自分の中にも根強くあって、
性別で言い訳をしてはいけないというふうに、
もともと思い込んでいた中で、
しかし、
資金調達中にやはり、
出産する予定はあるかとか、
そういった質問を、
いろんな方から受けたんです。
なので、自分の中での解釈は、
出産は基本してはいけない。
もしする場合は、
休みを取るなっていうことなのかな、
というふうに捉えていたので、
コロナ中で、
基本ズームばかりだったので、
最後まで、
誰にもバレずに極秘出産しました。
なるほど。
矢澤 麻里子
すごい過酷だなと思いますね。
そこに対して、
デイビッドさんは言ったほうがいいよ、
というふうに言われていたということですよね。
David Milstein
うちだったら、
知りたいというか、
プラスマイネスでもなく、
単なる事実で、
普通の人生の中で、
同性ベンチャーが、
我々から見て、
5年なのか10年なのかわからないけど、
その中で、
女性が出産する、
男性でも女性でも、
出産するというのが、
当たり前と思って、
言ったほうがいいよと言って、
それも完全な間違い、
結果的に。
そう思っていなくて、
VCとして、
当然リターンに集中してほしいけど、
集中のやり方はいろいろあると思うし、
別に、
一休をしているから、
ビジネスを無視しているわけではないだろうと思うし、
いろんなやり方がある中で、
うちの投資先だったら、
ぜひぜひ相談してほしい。
どうやって、
我々が補強できるかに動くと思います。
矢澤 麻里子
なるほど、
ありがとうございます。
私も女性に積極的に投資をしている中で、
出産をしてすぐに妊娠が分かったという方がいたんですね。
そこに対して、
やっぱり起業家側は、
これを言ったらマイナスになるんじゃないか。
いくら私がこういうふうなことをやっていても、
マイナスにとらわれるんじゃないかと言われまして、
ただ、
やっぱり言ってよかったと。
私としては、
多様性とチームの強化
矢澤 麻里子
むしろそれを機会として、
チームを強くしてほしいと。
CEOがいなくても回るような仕組みを作って、
妊娠したから、
妊娠、出産したからサービスが、
事業が伸びなかったじゃなくて、
さらに伸びたという世界を作りたいという話をして、
実際に資金調達をダウンさせたんですよね。
やっぱりまだまだ、
起業家側が言いにくい環境ってあるのかなと思うんですけど、
デイビッドさんはその辺どう考えられていますか。
そしてアメリカとの比較とか何かあれば。
David Milstein
いや、全く同じ期待はある。
もちろん一人には投資しているかもしれないけど、
やっぱりチームに投資しているから、
その間に逆にチームメンバーが確実に伸びるし、
別に何て言うかな、
5年間休むわけでもないし、
子供が大きくなるし、
いろんなそこからビジネスが生まれてくる中で、
全然それを言える。
それはそれでその休憩の間に、
他の人がやっぱり強くなるし、
他のメンバー、新しいメンバーが加えてくるから、
何にも気にしない。
もちろん言った方が嬉しいけど、
子供生まれの新しいメンバーが増えてくるから、
男性のCEOでも一級取っても全然いいと思う。
同じ効果があると思う。
チームが強くなると思うけど。
なるほど。
ちなみにそういう会社の中で、
エイトローズの中では、
矢澤 麻里子
おそらく多様性がすごい高いんだろうなと思うんですが、
日本のこの環境を見ていて、
まだまだ女性のスタートアップのやりづらさであったりとか、
って感じるところはありますか?
デイビッドさんと一緒に、
勉強してるんですか?
勉強してます。
勉強してます。
勉強してます。
勉強会みたいなのを、
畑さんとDIでやらせていただいてるかなと思っていて、
そこで見えてきたこととか、
何かありますでしょうか?
David Milstein
うちのチームはかなり一級取ってるんで、
全然取ってるし、
もう一つ面白い話があって、
うちの中国の同僚がいて、
女性の方で、
彼女を産んで、
子供を産んで、
ちょうど一回、
いろんなグローブのオフサイトミーティングがあって、
サラマティスコで、
彼女を誘っていいのかどうか、
これも多分10年前ぐらいの話だけど、
誘っていいかどうか、
よくわかんないけど、子供いるし、
面倒見たいと思ってて、
真逆、子供を置いて、
ぜひ一緒に行きたいっていうのは、
逆に強い希望があって、
旦那さんに渡して、
見てもらって、自分が自由になりたいっていう、
そういう局面もあるんで、
多分、いろんな多分、
人によって、
どう生活したいかっていう、
それぞれあるんで、
対応性の一つとして、
ある程度は本人に任せて、
何がリーズモーなのかっていう、
柔軟に対応するしかない。
矢澤 麻里子
なるほど。
でもおっしゃる通りで、
運でも働きたいという方も多いですよね。
そういった時に、
無理やり休めって言われるのも、
それもなんか違うなと思っていて、
それを踏まえて、
対応性っていうのがすごく重要なんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。
旦那さんいかがですか?
女性が投資の環境の中で活躍しにくいであったりとか、
難しさであったり、
いろいろあると思うんですけれど。
秦 由佳
そうですね。
私の時代って、
今の皆さんの時代ともまた違うかなと思っていて、
私の場合だと、
実は夫と話をして、
自分が管理職に就くまでには、
子どもを作りませんと、
というふうに宣言してしまったんですよね。
やっぱりそういう、
子どもがいれば、
当然一番の第一線からは、
外れざるを得ないっていう、
そういう雰囲気があった中で、
やっぱりそこで戦っていける女性って、
シングルの女性だったりとか、
ディンクスだったら、
一応パートナーがいるっていうだけなので、
ある程度仕事にコミットができるっていうところだったんでも、
それを実は旦那に宣言して、
結果として、
高齢出産で、
子どもができたからラッキーだったんですけど、
そういう選択をしてしまったっていうのは、
自分として本当にやり方が、
果たしてよかったのか、
でももしかしたら、
自分の地位があるのかな、
やっぱりその中で、
大変だったときに、
やっぱりさっきのね、
オンラインでミーティングして、
っていうことをおっしゃってましたけど、
やっぱり子どもができたらできたで、
ものすごく大変なんです。
今度はシニアポジションとして、
ちっちゃい子を面倒見るっていう立場になるので、
当然大事なミーティングに穴を開けるのは、
いけないですし、
逆にジュニアだったら、
エクスキューズがあったかもしれないんですけど、
ジュニアであればあるほど、
やっぱり物事に穴を開けてはいけないという、
逆に違うプレッシャーが出てきていて、
今でも覚えてるんですけど、
クリスマスの前日に、
娘を寝かして、
サンタクロースが来るよって早めに寝かせて、
実はそのクリスマスイブのときに、
私はアメリカのとあるトップのマネージャーとの、
最後の契約交渉の、
大事な局面だったんですよね。
向こうも絶対クリスマスまでディールダウンしたいし、
で、日本のが、
矢澤 麻里子
それはLP出資ですか?
秦 由佳
はい、LP出資の中でのLPへの契約交渉ですね。
それの大詰めで、向こうのトップと私とが最後、
日本だとアメリカ時間なんで、
夜中にそこをコールするんですけど、
娘をちゃんと寝かせて、
明日サンタクロースがきっと来るよと言ってから、
寝かしたら、
けんけんがかくやってるときに娘が起きてきて、
もう本当に、
今だとね、オンラインなんであれですけど、
昔はまだカンファレンスコールっていう電話だったんで、
子供を脇に抱えて、
抱っこしてあやしながらでも、
結構もう契約は譲らないみたいなすごいね、
そういうのはやっぱりハードな仕事の環境だったかなとは、
すごく思います。
で、やっぱり今すごく思うのが、
やっぱり私も今度はそういう、
いろんな仕事の場面で、
常にマイノリティの立場で生きてきて、
会議室の中を見れば、
たった一人で女性だったりとか、
当然いろんな交渉の場では、
そこの中には男性しかいないっていう中で、
やっぱり自分の意気込みとか、
やっぱり自分の意見を、
しっかり通していかなきゃいけないっていう、
すごく難しさってあったのかなと。
なので、私も今こういう立場になったんで、
いろんなところでこういう、
カンファレンスとか、
パネルに呼んでいただくような立場になったときに、
バイアウトのマネージャーとか、
VCのマネージャーさんに言っているのは、
特にトップの人は、
女性が置かれている環境、
今ジェンダーのところからありましたけども、
これ外国人であっても同じかなと。
外国人であっても同じかなと。
いろんなマイノリティの人が置かれている環境っていうのを、
やっぱり自分ごとのように、
まず想像しているところから入ってくださいと。
何だったらよかったら議事体験してくださいと。
例えば女性とか外人がたくさんいるところで、
たった一人でそのミーティングに入ったときに、
そこで意見を戦わせなきゃいけないときに、
あなたはそれをちゃんと、
意見を通し切れる自信がありますか?
結構多分多くの人は怯むんだと思います。
でも今、このマネージャーさんが、
自分の意見を通しているところから入ってくださいと、
ダイバーシティの重要性
秦 由佳
何だったらよかったら議事体験してくださいと。
その場に来ている女性っていうのは、
それをやり遂げている女性なんですよね。
そこをまず男性の方々、
特にトップの立場で、
そういうマネジメントのポジションにある方には、
まずそこから理解してもらうことっていうのが、
まず第一かなと思って、
そこをずっと訴えかけているところですね。
なるほど。ありがとうございます。
矢澤 麻里子
やっぱりトップの視点ってすごく大事だなと思っていまして、
そんな中で、
私、今回、
ウルシバラさんにぜひ来ていただきたいなと思ったのが、
ウルシステムズさんが、
ゴリゴリのITの…
ゴリゴリのエンタープライズなので、
もっとも女性からはもしかすると
漆原 茂
惹かれる分野をやっているんじゃないかなと思います。
なかなか少ない。
そういうイメージがあったかもしれない。
矢澤 麻里子
そうですね。そういうイメージはありますね。
実際、どういうふうに意識されたりとか、
課題であったりとか、
そういったところをぜひご共有いただいてもいいですか。
2000年に会社を創業しまして、
漆原 茂
もう24年も前なんですけども、
スタートアップを始めた当初は、
矢澤 麻里子
スタートアップを始めた当初は、
漆原 茂
ダイバーシティとかいう単語より前に、
俺たちが生きていないと、
会社が生きていけないみたいな、
シャニムにやるみたいなのが、
矢澤 麻里子
最初は優先していたんですよね。
漆原 茂
ただ、やはり仲間に
素晴らしい女性の方とかが入ってくださって、
やっぱりすごい活躍するんですよね。
でも、その方のライフステージが変わって、
仲間がこれを体験しているっていうのになって、
スタートアップを始めた当初は、
最初は優先していたんですよね。
ただ、やはり仲間に素晴らしい女性の方とかが入ってくださって、
やっぱりすごい活躍するんですよね。
でも、初めて僕たちは経営人として、
自分ごととして、
理解できるようになりましたよね。
彼女が結婚したし、
彼女がお子さん生まれるって、
今度言ってるので、
じゃあ、初めて僕たちはどうしよう、
綱川 明美
というふうに、
漆原 茂
自分ごとにできたんじゃないかな、
というふうに思います。
それまでは何となく分かっていても、
実際の作とかは、
全く現実感がない、
どうしたらいいか分からない状態だったんじゃないかな、
と思います。
矢澤 麻里子
確かに。
それこそ2000年なんて、
本当にダイバーシティどころかっていうところは、
あったかなと思っていまして、
ちなみに最初は、
男性職場だったということですか?
漆原 茂
かなり男性が多くて、
10%もいないような状況だったと思いますが、
やはり最初のぐじゃぐじゃ感を抜けて、
やっぱり我々として、
正しい働き方をしようと、
それは女性も含めて、
女性ワクワクする、
生き生きする働き方をしようということに気づいて、
経営が策を打ち始めてから、
やはり女性もちゃんと増えてきましたし、
いわゆるダイバーシティというのも、
結果として自然と増えるようになってきたな、
というふうには思います。
ウルシステムズの取り組み
漆原 茂
それまではフルコミットで何が何でもやれみたいな、
そういうカルチャーだったんですが、
先ほどデイビッドさんがおっしゃったように、
チームとして乗り切るから、
役割分担をもっとちゃんときれいに決めて、
個々人の事情に合わせてチーム編成も変えるし、
きめ細かいアサインをしようと、
綱川 明美
あるいは成長パスであったりとか、
漆原 茂
産休の後のケアとか含めて、
そういうのもプロジェクトの中の一つのタスクとして、
割り振るようにしてから、
だいぶやり方が変わることができたんじゃないかな、
と思いますね。
なるほど。
矢澤 麻里子
それって上場前にやられたんですか?
直前ぐらいから、
漆原 茂
自然と上場するから云々ではなくて、
僕たちとしては、
矢澤 麻里子
仲間たちがそういうシチュエーションにあるので、
漆原 茂
困っているという話を聞くので、
であれば会社として、
必然的に策を打つ必要があるだろうということで、
結果として、
ダイバーシティ的な施策を
様々打つことに、
いいなというふうに思っています。
なるほど。
矢澤 麻里子
今って女性のエンジニアって何名ぐらいいらっしゃる?
うちらと社員でいうと、
漆原 茂
20%ぐらいですかね。
20%。
業界全体が女性のエンジニア、
利益が少ないというのからありますので、
15%から20%ぐらいかなと思うんですけど、
なるほど。
多すぎはしませんけれども、
今のところ、
これはこういう形です。
矢澤 麻里子
そこまで持っていくのすごく大変じゃなかったですか?
漆原 茂
でも、我々というより、
来てくださる女性の人が、
会社のことを好きになっていただいて、
ここで働くのが面白いと。
で、
結果ずっと長く働きたいというふうに
思っていただいて、
今、うちらと産休復帰率が
100%なんですよ。
素晴らしいですね。
その人のためにどういう仕組みを作ったら
あなたはいつ付けてくれますかというのを
全部聞いて、
そのためにいろいろ制度も作っていますので、
そういう形にすることで、
逆にエンジニア的には
リテンション率も上がりますし、
結果、男性社員も含めた
現場のやりがいみたいなのが
すごい上がるんですよね。
去年、確かオープンマークさんとかで
やられている
働き甲斐ランキングみたいなのが
矢澤 麻里子
あって、
漆原 茂
うち全国ナンバー2なんです。
だいたい外資コンサルが
上に行くんですけど、
矢澤 麻里子
IT技術系で
漆原 茂
うちがぶっちぎって
第2位というのが
すごい嬉しかったんですけども、
これは経営側が云々じゃなくて、
現場側が本当にこういう仕事が好きで、
チームが好きで、
女性も含めた働き方が好きだから
そういう風に思っています。
矢澤 麻里子
ありがとうございます。
メンバーがおっしゃいましたが、
女性の意見とマイノリティの影響
矢澤 麻里子
やっぱりウルシバラさんが
そういう視点を持っているからこそ
できていることだったんだろうなって思うと、
漆原 茂
すごく意識を持つって大事ですかね。
いや、だってうちの女性の
エンジニアはむちゃくちゃ優秀です。
すごいです。
すごい素晴らしい仕事をしていて、
やっぱりこういう人に
居続けてほしいなと、
キャリアを歩んでほしいなと
思うのは必然だと思いますので。
矢澤 麻里子
ありがとうございます。
ちなみにデイビッドさんと
今、畑さんと
DI勉強会みたいなのを
やられている中で、
綱川 明美
優秀な女性だけど、
矢澤 麻里子
ビジネスから
少し遠のいちゃいました
みたいな方とかって
いらっしゃったりします。
そういうレポート結果であったりとかって
見えてきたりとかありますか。
デイビッドさん、また畑さんとか。
David Milstein
今見ていると、
もともとちょうど
去年かな、
ちょっといわゆる
完璧な調査じゃないけど
いわゆる女性の企業か
女性のVCから見て
この業界どうなっている
何が問題かっていう
ちょっと調査をして
その結果の中で
明らかにボーイズクラブとか
IBSの中で言うと
こういう会合の後の飲み会で
いろんなことが起きますよっていう
かなり女性の声が上がってきて
そういう調査を
いわゆる男性の投資家とか
男性の企業から聞くと
この業界で何が課題って聞くと
もっと海外からの金が必要
もっとM&Aが必要
いわゆる同じ業界の中で
見ている景色が違う中で
ペイリーの杉江さんの言葉から言うと
スーパーマジョリティが
あっていけないっていうのが
すごい見えてきて
先ほど畑さんも言ったけど
どんなマイノリティでも
1人がいて
対10人っていうのは
なかなか自分の意見
なかなか言うのは難しいと思うんで
その辺でいわゆるバランスが
すごい大事で
単なるじゃあいいよ
椅子を上げるからじゃなくて
一定の上のポジションに
いろんな方がいないと
なかなかいろんな意見が
入ってこない
みんな思っていることが
いっぱいあるにしても
矢澤 麻里子
やっぱりスーパーマジョリティが
いる状況って
すごくやりづらいなと思って
生きづらさみたいなのが
あるかなと思っていて
逆にマイノリティばかりだったりすると
バランスって取れたりする
ものだと思いますか
マイノリティばかり
それこそ杉江さんの組織とかも
マイノリティというか
いろんな国籍の方が
いらっしゃるのかなと思っていて
その辺はスーパーマジョリティが
いない組織なのかなという感じも
綱川 明美
ありますか
そうですね
男女比率も
矢澤 麻里子
同じぐらいですし
綱川 明美
年齢もですね
スタートアップだとやはり
20代30代多いことがね
多数派だと思うんですけれども
私たちの場合67歳っていうのもいれば
67歳
17歳16歳もいたり
50歳
私は37歳ですが
他のマネージメントメンバーは
年齢聞いたことないですけど
私たちは
スーパーマジョリティがいないので
物事が進んでいるという実感は
すごくあります
若すぎてもダメで
シニアすぎてもダメで
バラバラなので
いろんな意見が少しずつ
吸い上げられて
日本でダイバーシティの議論って
基本女性男性で
終わってしまうことが
多いと思うんですけれども
私たちはそこだけではないと思っていて
例えば宗教で
大地震の国だとか
エリアだとか
いろんなものがあると思うんです
バラバラだから
生まれた意見というのが
矢澤 麻里子
今までほとんどでしたね
なるほど
個人的な意見というか
考えなんですが
やっぱりスーパーマジョリティがいない
マイノリティで構成されている世界って
いろんなことを言語化していこう
擦り合わせていこうという
能力が高くなるんじゃないかなと思っていて
同じ同質性が高いと
あれねとか
こんな感じだよねみたいなのが
雰囲気で進んでいることが多いなと
ただ一方で多様性が高いと
一つ一つ擦り合わせなきゃいけないから
こそ言語にしていく
そういったところがあるかなと思うんですけど
綱川 明美
どうですか津永さん
基本的には
何事もドキュメント化する
というのが大事で
会議をする場合は
コロナの最初の方も
そうだったと思うんですけれども
そこにリアルで
リアル化によって
情報格差が生まれたり
いろいろあると思うんです
なのでドキュメント化の一環として
会議すべて100%録画していたりします
矢澤 麻里子
録画100%
綱川 明美
素晴らしい
あとは縛り方
縛り方と言ったらおかしいですけれども
属性がバラバラな分
思考は似ている人を撮っていますね
ああ
なのでそこはバリューで縛る
というやり方はあるかなと思います
矢澤 麻里子
ミッション・ビジョン・バリュー
そういったところでしっかり定義付けをして
そこの思考に近いという
バラバラな人を撮っていく
面白いですね
ありがとうございます
秦 由佳
畑さんお願いします
私もぜひその観点で
私の場合は組織の中の
一部門ですけれども
やっぱり当初は
私の場合はLP投資を
やっている立場なので
やっぱりLP投資の
エグゼキューションをできる人たちを
やっぱりバンキング出身なんですよね
私自身も金融機関出身ですし
そうするとやっぱり
育ち方がすごく偏っているので
マネジメントにおける多様性の必要性
秦 由佳
思考がやっぱり同じなんですよ
でもマネジメントの立場で
いろんな会議を動かして
いろんなプロジェクトの中で
いろんなディシジョンを
しようとしているときに
やっぱりどうしても偏った意見だけではなくて
本当に私のマネジメント立場としては
何か私が見過ごしているものはないのか
秦 由佳
そういう新しい視点で
やってほしいんですよね
でもそれがやっぱり
私のチームに偏りがある
途中で気づいて
実は最近はやっぱり
海外の経験がある人
MBAのバックグラウンドだったり
海外で働いた経験のある人
それから実は最近は
例えば中国人
オリジナルは中国人だけれども
日本で長く育った人
こういう人を採用すると
全然見えてくる景色が
違うんですよね
やっぱり
日本人という枠の中で
くくっても
実はみんないろんな生き方を
してきている人がいて
その人たちはうまく
そこに混ぜ込みながら
秦 由佳
やっぱりこれからの難しいディシジョンを
やっていける組織を
強い組織をいろんなところで
作っていかなきゃいけないかなと思うので
今マネージャー職にある方
これからのマネージャー職にある方は
ぜひそういう意識した体制を
矢澤 麻里子
作ってくれるといいなと思います
女性のキャピタリストの重要性
矢澤 麻里子
どうぞお願いします
漆原 茂
特に男性がかなり
マジョリティー占めているところで
女性って完全に
アウェーになっているんですよ
男性がどこまで分かっているかは
置いといても
完全にアウェーなときには
やはり経営サイドが
ものすごくこのマイノリティ層を
持ち上げないといけない
矢澤 麻里子
素晴らしい
漆原 茂
絶対ガードしないといけない
なのでうちの場合は
ウルシステムズの女子会
それは経営に直接言えると
中で横でメンターがちゃんといるので
いろいろ女性の固有の悩みとかを
何でも話してくださいと
何か文句があったら
ウルシバラを含めて
直接言ってくださいっていう
縦のパスと横のパスを
ものすごく重要に優遇するんです
これを社内に宣言することで
なんか知らない
小さいんだけど
すごいチームがあるみたいに
なるんですよね
そうすると何の仕組みが足りなくて
本当は形はあっても
全然機能してない
矢澤 麻里子
いろんなローム的な
漆原 茂
ルールなんて
いくらでも教えてくれるので
そこらへんをぜひやっていただけると
ぜひ社内女子会とか
マイノリティ会とか
外国の方の会とか
いろいろ作って
それを経営側が
ダイレクトに見れるっていうのは
一つヒントになるんじゃないかなと思います
素晴らしい
綱川 明美
そうですね
矢澤 麻里子
うるしばらさんとしては
そこに対して居心地悪さみたいなのは
特にないんです
漆原 茂
でも言ってくれないと
分からないので
もし居心地が悪かったら
僕たちがダメですよね
矢澤 麻里子
そう思うんですよね
漆原 茂
例えばこのIBSも
それこそIBSすごいなと思ってて
初めていらっしゃった方は
分からないかと思うんですけど
数年前のIBSは
非常に
ある意味
人数は少なくて
かつ顔見知りばかりで
矢澤 麻里子
そういうクラブでした
インナーサークルの象徴
漆原 茂
みんな知り合いで招待されていて
またこんにちはみたいな
ある意味同室化していた
ところが数年前から
一気にオープン化して
コミュニティ化して
これだけのダイバーシティがあります
古い人はもしかしたら
居心地悪いって感じてるかも
知りませんが
それはその人が
ダイバーシティが甘いだけだと
すごく思います
矢澤 麻里子
なので社内での
漆原 茂
コミュニティ化とか
縦横のつながりは
すごく効果的なんじゃないかなと思います
矢澤 麻里子
ありがとうございます
David Milstein
デイビッドさんどうですか
今のポイント
IBSの前のポイントが
すごい重要で
結局ジェンダーもそうだし
国もそうだし
いろんな形で
みんな人事に振ったり
いろんなことをやるけど
結局トップの人たちが
本当に何を重要視するかが
全て決まるというのは
ものすごい感じていて
うちの投資している会社で
ある役員会で
ちょっと待ってよ
このチームの何割女性なの
という話になって
これIT系の会社なんだけど
1割という話になって
ちょっと待ってよ
これ違うんじゃないの
今の会社が本当に
もっと大きな会社を持っていくには
1割で絶対進まない
という話になって
他の役員からコメントがあって
2030年まで良くしましょう
ちょっと待って
矢澤 麻里子
今24年じゃない
David Milstein
来月まで何ができるか
一言で言うと
矢澤 麻里子
爆発しちゃった
David Milstein
でも爆発しちゃったことによって
やっぱりあそこの会社の経営陣が
爆発したことは
すごい覚えているわけ
そうすると彼ら
何かやらないといけない
変わっていく
もちろん今10%なのか11%なのか
分からない
水彩券の話なんだけど
リーダーが動かなければ
秦 由佳
変わらないというのが
おっしゃる通り
リーダーっていろんなところの
ヒエラルキーがあるかなと
今だと会社の中でのトップじゃないですか
今日冒頭で言ってくださった
LPって
皆さんLP投資で
どんなイメージを持たれているか
変な話
スタートアップにお金を流しているのが
VCファンドさんだとすれば
その人たちにお金を流しているのは
私たちのようなLP
この人たちのお金がなかったら
そもそもデイビッドのところもそうですけど
VC投資ができないし
スタートアップさんを育てることもできない
こういうエコシステムの
ヒエラルキーがあるんですよね
私たちが今何をしようとしているかというと
トップマネジメントが
自分のダイバーシティをどうするか
というのを考える時に
私たちがそれぞれのVCさんに
あなたたちのファームで
ダイバーシティを考えてください
特に私たちも
さっきそのクエスチョンで
いつ出産する予定があるんですか
と聞かれる
つまりそれって質問者の意図ってあるわけじゃないですか
絶対質問すると意図がある
同じように
あなたたちのファームには
どれだけ女性キャピタリストがいるんですか
そういう人たちに対して
デックでピッチする
スタートアップさんがピッチするように
VCさんを私たちにピッチするわけですよ
その時に
こんなにダイバーシティ実現してます
ということを言う人たちって
ほとんど
これ海外に行くと全然違うんですよ
それが
ある意味投資家からお金を引き出す
言い方悪いかもしれないですけど
大事なポイントなんですよね
投資家がそれを見ていると
その視点が今まで
投資側もその意識を持てなかった
というのがある
なので
私たちはデューデューの時に必ず
あなたたちのファームの中での
女性比率どれくらいですか
それから
皆さんそうすると
今PRのポジションとか
業界の環境改善
秦 由佳
ミドルバックオフィス
オペレーションのポジションとか
そこには結構女性ってまあまあいたりするんですよ
コミュニティマネジャーとか
いろいろあるじゃないですか
それをカウントして
つまるはやっぱり
投資の意思決定者のところに
どれだけ女性が入ってくるか
今その意思決定というところの
ダイバーシティが重要な時に
そこにはまだ入ってきていない
というのが今すごく課題で
でもそれを急に作ってください
って言っても無理な話じゃないですか
だからまずはやっぱり
ジュニアのところから
しっかりキャピタリストを育ててください
というメッセージを実は我々流しているんですね
やっぱりそれを流した効果として
今私たちが投資をし始めた
今を考えると
そこに間違いなく
ジュニアレベルですけれども
女子のキャピタリストが出てきている
でもここで今度は
注意しなきゃいけないのが
入りました
出てきましたという事象も
ものすごくあるんですよね
だから私たちのプレッシャーからなのか
自分たちの自己意識からか
とりあえず入れることはやったんですけれども
でもやっぱりそこの環境が
ボーイズクラブだったりすると
女性としてやりづらさがあって
いってしまう
特にメンタル的に潰れていっているケース
それからセクハラも受けているようなケース
いろんなケースを我々見ています
だからやっぱりこれって
VC側もそうですし
その奥のスタートアップの皆さん
事業を行う側も
やっぱりそこのやらなきゃというところの前に
どういう環境を作っていかれるか
今のすごく例って
大事だなと思ったのが
トップマネジメントに
通報というのはあれですけれども
いろんなコンプレインも含めて
でもトップの人がその意識がないと
全然しょうがないので
やっぱりそこをどう作っていくか
課題かなと思った
矢澤 麻里子
西原さんどうぞ
漆原 茂
実は外から
投資家の人とか
いろいろ言われようが
形だけ作っても
持たないんですよ
全然持たないんですよ
女性比率20%30%いいんですけど
だっていなくなっちゃうもん
ちゃんとした環境じゃなかったら
やはりトップ側の覚悟は
ものすごく必要で
形だけいくら言っても
自分がダメだと
ダメだと思うんですよ
先ほどデビューさんもおっしゃってましたけど
例えば夜の飲み会で
特に男性しかいないところの
話のモラルの低さは
僕はね
ほんと恥ずかしいんだわ
あんまり飲めないっていうのもあるんですけど
あれはね
ダサいよって
いないなって
矢澤 麻里子
いやもうほんと
漆原 茂
昔のなんか
すげえ有名な経営者で
資産いっぱい持ってる人でも
矢澤 麻里子
僕は超ダサい
漆原 茂
っていうのを
矢澤 麻里子
脅威題にして言いたい
漆原 茂
そういう奴らダサいよ
と思います
本当にちゃんと
モラルとか
いわゆる経営側のコードオブコンタクトが
ちゃんとしてないと
どんなに外から言われても
矢澤 麻里子
何も定着しないと思います
David Milstein
こういう話題になってきたから
はっきり言います
たぶんここにいる
いろんなちょっと事情があって
結構いろんな方々
相談を受けてる中で
たぶんここにいる男性が
想定してる以上に
セックハラがいっぱい起きてる
このベンチャー界隈で
なぜかというと
パワーバランスがめちゃくちゃ
いわゆるお金持ってる人経営者から見て
絶対弱い立場のいる人いっぱいいる
女性の方が
みんなだよねって
思ってると思うんだけど
少なくとも男性の方は
理解してほしいのが
先ほどおっしゃった通りで
やっていけないことも
いっぱい起きてる中で
もっともっといい業界
誰でも働ける環境を作った方が
大きな会社が作れる
別に対応性
宗教的に思ってるわけじゃなくて
あくまでも
女性起業家の環境
David Milstein
強い会社
女性50%で
働きにくい環境を作ると
タレントの50%が
働けない状況になってるんで
単純計算から言っても
もったいない
男性は特にリーダーの人たち
認識してほしい
セックハラいっぱい起きてる
リーダーしか変えられないっていうのは
ぜひぜひ持ち帰っていただきたい
矢澤 麻里子
まさにまさに
ありがとうございます
セクハラやパワーハラって
人が本当に多くてですね
想像できるかわからないんですが
女性起業家からすると
明日キャッシュがつけるかもしれない
1ヶ月後に会社潰れるかもしれない
っていう中で
男性の投資家から
出してあげるよって言われたりすると
ちょっと我慢すればいいのかも
っていう風に思っちゃう方も
結構多いんですよね
なのでやっぱりここにいらっしゃる皆様が
本当にそこを意識してほしいなというところと
あと我々がやっぱり意識をしながら
発信していくことが
本当に大事なんです
その中で
いい世界
多様性の高い世界を作っていくのに
今のエコシステムに
何が足りないというか
何があったらいいと思うか
スタートアップのあり方
矢澤 麻里子
皆さんに聞いていきたいなと思うんですけど
つながわさんから聞いていってもいいですか
綱川 明美
どういうものがあったらいいなと思うものなのか
ありがとうございます
そうですね
何か一つで全て解決できるとは思わないんです
ただ
この仕組み
スタートアップというのは
やり方の一つなんじゃないのかなと思っています
先ほど
はたさん
それからデイビッドから
投資先
お金を出す先を選定するときに
いろんな基準があるというのが
一つありました
スタートアップ側も
そういった
今具体的にパッと思いつくものがないんですけれども
何かしらのルールというのを
例えば
経済産業省さんですとか
スタートアップの
教会さんでもいいです
何かガイドラインを作っていただいて
それと照らし合わせながら
一定のステージまで成長したときに
この物事を進めていくというのは
一つやり方としてはあるんじゃないのかなと思います
あと
あえて言うのであれば
今何かあっても相談できる先というのが
ないというのが実情だと思うんです
まさに
投資家さん皆さんつながっていますので
別の投資家さんに話を持っていくわけにもいかない
社内の別の人に話を持っていくわけにもいかない
ので
何かしら窓口的なところがあると
それももしかしたら
何か前進する
きっかけの一つになるんじゃないのかなとは思います
おっしゃる通りですね
矢澤 麻里子
確かに
やっぱり大企業とかだと窓口を作っているケースだったりも
あると思いますけど
やっぱりこういうスタートアップって
広くなっちゃったり
ダイバーシティの重要性
矢澤 麻里子
投資家企業化ってなってくると
やっぱり窓口というのは本当にないな
相談する先がなくて
悩んでいる方もいっぱいいるなって
本当にそこは必要ですね
綱川 明美
言い換えると
牢記所みたいなイメージです
何か会社側で悪いことをすると
ないと思うんですけれども
社員が牢記所に駆け込んで
会社がトラブル
対応をしないといけないと
なので変なことはしないように
っていう力が一定数働いていると思うんです
なので窓口があれば
女性企業家が相談に行けるっていうの以上に
窓口があるので
何か起きた場合には相談に行かれてしまって
何か下側もトラブル
大きなトラブルになるという認識が
世の中でされることが
大事かなと思います
ありがとうございます
矢澤 麻里子
うるしばらさんいかがですか
社会全体のムードを
漆原 茂
どうやってつくっていくかが
すごく重要だと思うんですよね
ルールは先ほど
津永さんがおっしゃった通り
例えばその相談窓口とか
通報窓口でもいいですけど
何かが共通にあると
すごく気になると思いますけども
やっぱり社会全体として
そういうしょうもないハラスメントとか
地位の優位性を利用して
変なことをしようとするやつを
とにかく徹底的に
ダサいんだって言い切る
それダサいですよ
経営者として見て
矢澤 麻里子
自分たちの
漆原 茂
例えば奥さんとか
娘さんを
そういう感じで
置きたいのかどうかっていうのを
真面目に考えるべきで
それを胸張って言えますか
っていうことだと
すごく思います
おっしゃる通りです
やっぱりムードづくりって
矢澤 麻里子
すごく大事で
そのためには
みんながみんなそれぞれ
そういったものを
格好悪いダサいっていう
雰囲気に持っていけるか
だと思うんですよね
スタートアップって
お金を持つであったり
いい車買うなのかな
持てたいなのか
いろんな欲望があって
それはある意味
私はいいことだと思うんですけど
何かのためとか
お金持ちになりたいから
ただやっぱり
漆原 茂
格好いいっていう目的で
やってるんであれば
モチベーションでやってるんであれば
そういうのダサいよねっていう
モチベーションの持ち方って
綱川 明美
本当に重要なんじゃないかなと
漆原 茂
あえて女性をわざと
友達呼んで
そういうふうにさせないみたいなのも
ちょっとあるかもしれないなと思います
矢澤 麻里子
一名呼ぶだけでも違いますよね
全然違います
漆原 茂
女性が一人いるだけで話の話題が
変わっちゃうのはおかしいんですけど
矢澤 麻里子
でも現実的にそうなので
でも難しいなって思ったのが
私自身が男性の飲み会とかで
一人っていうことよくあるんですけど
私がいることによって
男性がしたい会話ができないんじゃないか
申し訳ないって思っちゃう気持ちも
ありがとうございます
漆原 茂
そんな話題はさせる必要が
矢澤 麻里子
全くないと思います
ありがとうございます
David Milstein
ではデイビッドさん
ある女性企業家に
この前ちょっと相談して
言っててすごい正しいなと思ったのが
いわゆるマジョリティの人たち
過半数
スーパーマジョリティの人たちが
いいと思うことが結局
いわゆる社会的に
オッケーになってしまう
っていうところで
その業界の
いろんなインシデントがあるときに
だいたい2つの言い訳が
いわゆるオッケーになって
一個がごめんなさい
無意識バイアスでした
もう一個の方がさっきお酒
こういう言い訳がしょうがないな
みたいなオッケーになってるんで
その辺で基準
先ほどダサいっていう
まさにその通りで
何が基準なのか
どういうことをやっていいかっていうのが
すごい重要なので
責任を取るっていうのが
すごい難しいけど
誰か警察がいるわけでもないし
法律違反というわけでもない中で
どういう形で
やっぱりこれが
我々の行動がこの基準だよっていうのは
どうやって持っていくのがすごい大事
矢澤 麻里子
なるほどなるほど
ありがとうございます
そうですね基準づくり
秦 由佳
そうですねありがとうございます
畑さんいかがですか
ありがとうございます
私はやっぱりもちろん
両親に訴えたいなと思うんですけれども
しかもこの会場に来てくださってる方は
当然この多様性の意識
これが高い方たちが来てくれてるからこそ
今皆さんオーディエンスって話を聞いてくれてるので
私はまず一つは
ここに来てくださってる人たちの
未来のリーダーシップ
ここにはもちろんかけていきたいなと思ってます
ただその上で
今の現状を打破するためには
私はやっぱり一定程度
お金の力だったり
外圧とか
そういうものから
やっていかなきゃいけないのかなと思います
タバコだってかつては
私の時代って
皆さんびっくりするかもしれないですけど
咳で吸われてたんですよね
もうほんとに黙々ルームの中で
タバコを吸わない
私たちが福流園を吸いながら
仕事をしてたという時代が
今はないじゃないですか
トレンドっていうのもあるでしょうし
でもそこまで作っていくためには
一定程度外圧とか
いろんな仕組みを作っていかなきゃいけない中で
やっぱり私は
マネージャーの立場ですし
ガバメントファンドの立場ではあるので
やっぱり今までは
年先のファンドさんに対しては
ものすごくインテグリティという言葉
すごく大切な言葉として使っているんですけども
そこには当然
ハラスメントにコミットしないというところも
当然含まれてくると思うんですよね
このインテグリティという言葉は
いろんなことで
フロード、不正にコミットしない
いろんなことを包括する
大事な言葉かなと思っています
私たちはそういったマネージャーをしっかり
選んでいくためにはどうしたらいいか
そのために私たちが最初に
これ表明保障じゃないですけど
私たちはそういうマネージャーに
出資をする立場のLPなんです
その人たちから資金調査を受けるということは
あなたはある意味では
そこに対してコミットをちゃんと
そういうことをしていない
むしろこのダイバーシティに対して
しっかりコミットできるマネージャーだということで
サインオフできますか
ある意味も表明保障の世界かなと思っているので
そういったいろんなプレッシャーの中で
VCで
VCさんのビヘイビアが変わっていって
それがスタートアップさんにも伝わっていく
そのチェーンをやっぱり作っていくことが
大事かなと思っているので
私としてはその役割を
しっかりになっていきたいなと思っています
矢澤 麻里子
なるほど ありがとうございます
やっぱり力学の働かせ方みたいなのって
すごく重要かなと思っていて
やっぱりLPの立場で
そういったことをしっかりやっていくことが
どんどんVCに流れ
VCからスタートアップに流れ
という流れになっていくのかなという風に
聞いていて思いました ありがとうございます
秦 由佳
今日はちょっとジェンダーの話に
偏っちゃったところもあるので
ダイバーシティという観点で見た時に
やっぱりJICとしても
経営参照としても
日本から本気で強いスタートアップを
作っていきたいと思っているんですよ
その観点で見た時には
やっぱりこのダイバーシティって
絶対キーなんですよね
やっぱり日本って
いろんな観点で
エデュケーションの観点でも偏っている
残念ながらマーケットなんですよ
でもここのマーケットから
国内で互角に戦える
内社もそこを勝ち取っていくような
強いスタートアップを
作っていくためには
いろんな力が必要だと思っています
そのためには皆さんが
そこに対してオープンなマインドで
あらゆるパワーを
しっかり自分たちのファームに
取り込んでいく
ダイバーシティの重要性
秦 由佳
それは女性の力もそうでしょうし
最初からインターナショナルチームも
作っていく
そこに当然女性の力も入れていく
そうやって強いチームを作って
いろんなパワーを
作っていくというのが
大事なところで
矢澤 麻里子
その観点でも
やっぱりダイバーシティって重要だ
ということはぜひ皆さんの心に刻んで
いただけるといいかなと思います
ありがとうございます
皆様のお話が楽しくて
話していたらあっという間に
セッションの終わりに近づいてきて
しまったのですが
もしよろしければ最後に一言ずつ
オーディエンスの方にお言葉をいただいて
そこでセッションを締めたいなと思います
どうぞ
綱川 明美
私から皆様にお伝えしたいのは
ダイバーシティって
今の風潮だと
やらないとダメよ
でもやることのメリットが
よくわからないというのが
やっぱり多数派だと思うんです
そう感じている方々が
ただ例えば私の会社もそうですし
うるしばらさんの会社でも
皆さんの会社でもそうだったと思うんですが
多様性あふれる環境にしたから
実際にビジネスが伸びた
という結果が
いろんな会社さんで出ているんです
なのでどうだろうなと思った時は
ぜひデータを見ていただいて
ぜひ前向きに推進していただけたら
嬉しいなと思っています
ありがとうございます
矢澤 麻里子
うるしばらさんお願いします
漆原 茂
やっぱりこれからの会社経営って
人的資本ってよく言われますけど
どれだけ素敵な人たちを集めて
仲間と一緒にワクワクする仕事を
そういう環境を作れるか
それができているのではないか
というのが
どれだけ素敵な環境を作れるか
それができていれば
中長期的に必ず伸びる
そういう時代だと思うんですよね
なのでやっぱり
一人一人へのリスペクト
それイコールダイバーシティですし
ダイバーシティが飛んでいれば
飛んでいるほど
多様な人が集まってくれて
多様な文化になって
新しいサービスがどんどん生まれる
そういうことだと思うので
ぜひ外からの外圧でやらされるんじゃなくて
当たり前のように
そのためにやっぱり
自分たち自身も
ちゃんとしないと
ダサいほうに行っちゃいがちなので
そこはしっかり利して
ぜひ皆さんのリーダーシップを
矢澤 麻里子
発揮いただければなというふうに思います
David Milstein
ありがとうございます
スタートアップエコシステムの未来
David Milstein
デイヴィットさんお願いします
今はたさんやざおさんも含めて
あそこにCICのなぐらさんも含めて
今ちょっとDIのための
勉強会活動をやっているグループを
今作って
ぜひ興味関心があれば
ぜひフェイスブックでも
リンクインでも何でもいいので
ぜひぜひ声をかけてください
皆さんにぜひぜひ
多くのメンバーに参加していただいて
いろんな意見いろんな見解を
受け入れてやっていきたいと思っているので
矢澤 麻里子
ぜひぜひ参加ください
ありがとうございます
秦 由佳
最後に畑さん指名をお願いします
ありがとうございます
冒頭でお伝えしましたけど
ずっと世界を見てきました
その時にやっぱり
すごく一番悲しかったのが
世界から
いろんな点で遅れている
このダイバーシティも含めてですね
私がやっぱり
これからの10年で実現していきたい
世の中っていうのは
やっぱり我々が作っていく
スタートアップのエコシステム
世界に誇れる
エコシステムにしていきたい
私これだけかなと思っています
そのためには
皆さんの一人一人の意識と力が
すごく必要だと思っていますので
ぜひ今日このご縁をきっかけに
このエコシステムを
良くしていけるように
していきたいなと思っていますので
本当に皆さんのご協力を
本当にお待ちしています
一緒に本当にいい日本を作っていきましょう
今日は本当にありがとうございました
矢澤 麻里子
ありがとうございます
皆さんいかがだったでしょうか
参考になったところ
たくさんあると思います
私から一言
ぜひ今日気づいたことを持ち帰って
その行動を起こしてください
大体こういうセッションって聞いて
面白かったな勉強になったなで
終わっちゃうことが多いんですよ
ただそうじゃない
今日気づいた行動だったりとか
こうした方がいいんじゃないか
それをぜひ実行してください
明日までに実行ということで
宿題とさせていただきます
ということで本日は皆さんありがとうございました
登壇者の皆さんに拍手でお送りください
ありがとうございました
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