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Tatsu Kondo
続いてのセッションは、Fireblocks と NTT Digital で Web3 の未来を加速、です。
本セッションでは、Web3 の未来に関する専門家の方々をお招きしております。
それでは、早速登壇者の方々をご紹介いたします。
遠藤英輔さん、近藤達さん。
さて、次のセッションは、Fireblocks と NTT Digital で Web3 の未来を加速するセッションです。
本セッションでは英語での話題ですが、日本語で話します。
同時に翻訳できますので、AI での翻訳できます。
このセッションでは、ウェブ3の未来について専門家の方々にお話しいただきました。
では、声をお伝えいたします。
遠藤英輔さん、近藤達さん、
それではよろしくお願いいたします
はい 本日は皆さまご拝聴いただきまして 誠に有難うございます
我々ファイアブロックスIBSに参加できますことを 非常に嬉しく思っております
また NTTデジタルの遠藤様にご参加いただけますことを
再度有難うございますという形で 始めさせていただければと思います
私はファイアブロックスで主に日本市場を担当 営業の担当させていただいております
近藤と申します よろしくお願いいたします
Eisuke Endo
皆さんこんにちは 改めまして NTTデジタルの遠藤と申します
NTTデジタルではCISOを担当しておりまして
今日この場でいろいろとファイアブロックスさんと お話をさせていただく
セキュリティの部分を主に中心にやらせていただいております よろしくお願いします
Tatsu Kondo
それでは早速ですね NTT様とのファイアサイドチャットの方を 始めさせていただければと思います
まず最初にですね 遠藤様の方に NTTデジタルがどのような企業で
どういったですね 取り組みをされているのかというところ
多分特に日本国内での皆様にとって NTTデジタル様が何をやっているかというところ
興味があるところなので ちょっと遠藤様の方からお話をいただければと思います
Eisuke Endo
ありがとうございます NTTデジタル まだまだ聞き慣れない名前かなと思います
2022年の12月に会社を発足いたしました
我々NTTドコモの子会社としまして Web3の分野の産業を
今後テックプロバイダーとして 参入していくということで
会社を立ち上げております まだまだこれから様々いろんな
インフラの機能を出していこうというふうに 思っているんですが
まずは今年の3月にウォレットを 出させていただきました
スクランベリーウォレットという名前で B2Cウォレットを出させていただきましたので
皆さんよろしければ少しググっていただいて ダウンロードいただけると嬉しいなと思います
ありがとうございます 今日いろんなお話をしたいんですけども
ファイアブロックさんはすでに我々が 目指そうとしているデジタルアセットの世界で
グローバルに活躍されていて いろんな方々にすでに認められ
活用されている企業さんかなというふうに 思うんですけど
特にここ2年ぐらいの皆さんのジャーニーとかを ぜひこの場でシェアさせていただいて
このセッションを盛り上げていきたいと思うんですけど よろしくお願いします
Tatsu Kondo
ファイアブロックスは今現在世界で 1,800社以上の企業様に使われている
マルチテンのウォレット基盤を 提供している会社でございまして
私が営業を始めさせていただいたのが 2年前という形で
今現在日本での国内での取引実績というのが NTTデジタル版様をはじめとして
約30社ほどという形になっていて 日本国内でのユーズケースとしては
特にWEB3と言われるところで ゲーム会社様であったり
大手の企業様 NTT様を含めた企業様が 新しい取り組みというものをやられるときに
ご利用の方 ユーズケースの メインケースとしていただいております
その次のトピックに移らせていただきまして 今現在日本国内においては
先月非常に大きなハッキングの事件等も起こって また海外等を見ていただくと
FTXの破綻であったりですとか シルバーゲート銀行の破綻も含めて
今後WEB3業界というのは非常にですね 大きな規制当局とのやりとりというのが
必要になってくるというふうに われわれは考えております
ここでちょっと遠藤様の方に 日本のWEB3業界に関する規制に対するですね
考え方をぜひ教えていただければと思います
Eisuke Endo
そうですね あのちょっとあの我々がWEB3にどういうスタンスで
立ち向かっているかといったところを 明らかにさせていただきたいんですけれども
一つはやっぱりクリプトとかステーブルコイン いわゆるマネー系の話は
一つ大きなテーマとしてあるかなと思っています
ただそれだけじゃないんだろうなというのが 一つありまして
今後皆様の行動に基づくデータみたいな つまり例えばファンクラブの会員証であったりとか
あと飛行機のチケット こういったものもだんだんトークンとして
活用されていくみたいな世界もあるかなと
加えて最終的には皆さんの例えばパスポートの情報とか
運転免許証とかいわゆるアイデンティティに関する情報も トークン化されていくんじゃないかなと思っています
つまりマネー、オブジェクト、アイデンティティ この3つのテーマが
我々が捉えるWEB3における トークンの種類になっていくかなと
それぞれにおいて規制は非常に重要なテーマかなと思っています
マネーに関しましてはやっぱり我々企業とすると 一つ重要なテーマは
税制問題というのは当然あるんですけれども
これは政官の皆さんの働きかけのおかげでですね
だいぶ税制は整いつつあるかなという状況かなと
ただ正直監査の問題は まだまだ会計監査に対する基準とかは
もう一つ整えていただけると 企業としてはさらにやりやすさがあるかなというふうに思っています
もう一つアイデンティティの話をさせていただきますと
22年に個人情報の保護法の改正があり また23年には電気通信事業法の改正がありましたと
これ共通する話は今後プライバシーのプロテクションが より重要視されていくんだなというふうに我々捉えています
なので今後アイデンティティは個人のプライバシーに 配慮した形で企業が扱っていくと
こういう風な流れになるんじゃないかなと その時に僕らにとってのWEB3は
個人主権でデータを扱っていくという 流れになるかなというふうに考えているので
今後ですねそういった規制がある意味個人主体で アイデンティティデータを扱っていくという流れを
大きく作っていくんじゃないかなというふうに考えています
Tatsu Kondo
それはまさしくおっしゃる通りで世界的な流れとして どういうふうにこのブロックチェーン業界というものの
規制の枠組みを作っていくかというのは大きな問題としてあって あともう一つ例えば今
遠藤様の方で挙げられた 監査という言葉も非常に大きなところだというふうに考えていて
NTTデジタル様の方でファイブロックスを導入いただくにあたって 非常に監査レポートというものをですね
力強く見ていただいたという記憶が今でも鮮明にございますと
そこでCISOでありNTTデジタルの執行役員である遠藤様の方に
セキュリティというのはもう一度そのハッキングが起こったというところもございますし
非常にホットなトピックであるのかなというふうに思っていて
遠藤様のお考えというか そこに対するセキュリティに対するお考えみたいなところを
ちょっとお話しいただければと思います
Eisuke Endo
我々このWEB3を活用して個人主体データを皆様が日々の生活の中で使っていくマスアダプションを目指しています
その時の一番ファンダメンタルな条件がセキュリティだと思ってまして
安心安全に使えてこそ初めてこういった新しい技術が社会に実装されていくというふうに考えます
我々が捉えるセキュリティはもちろんこの間のハッキングの話に対する対応も大きなテーマとしてありますし
先ほど申し上げたプライバシー保護というのも一つの側面かもしれません
あとはレギュレーションを守っていくという話も当然関係してくるかなというふうに思っています
その中でこれまでNTTとしてはネットワークを提供してきたという一定の自負があるんですけれども
ネットワークに対するセキュリティというところはこれまで一生懸命やってまいりました
ただこの分野に参入するにあたってはネットワークのレイヤーだけでは不十分だと我々も認識しておりまして
サイバーセキュリティつまりクラウドのレイヤーも当然守っていかなければいけないと思ってますし
当然そこでやり取りされるマネーの流れとかも考えますと
いわゆるAMLとかの対策等もしっかりやっていく必要性があるんだろうなというふうに思っています
加えてやっぱりこの世界はカギの管理といったところは欠かせないところかなというふうに思ってまして
こういったものをパートナーさんを選ばさせていただくときに非常に総合的な観点で
我々も外部の有識者とか内部のエンジニアと様々なディスカッションをさせていただく中で
パートナーの皆さんと進めていこうというふうに考えているんですけれども
やはり本社のですね監査レポートとか
あとは即通対応の状況とかを見させていただくにあたりまして
非常にきめ細かい対応されているなといったところを感じましたので
今回ご一緒させていただこうというふうに考えた次第です
Tatsu Kondo
すみませんありがとうございます
本日はちょっとファイアブロックスのファイアスタイドチャットということで
ちょっと引きずり抜き質問が続いてしまうんですけれども
実際に遠藤様のNTTデジタル様の方にファイアブロックスを導入していただくときに
導入はどれほど簡単だったかとか
逆に何かこんなところもうちょっと改善した方が良かったかなみたいなところで
何かカスタマーストーリーではないですけど
導入実装にあたって何か考えられたこと思われたことっていうのを率直に
Tatsu Kondo
今ご共有をいただきました通りで
ファイアブロックスがですねやらせていただいていることっていうのは
今現在日本市場において30社以上の企業様に使っていただいているというところと
我々のやっぱり根本的な価値っていうのは一度ハッキングが起こりました
で元々ことなかれ主義みたいな形で行っていた運用方法っていうのが
原因としてお金の流出が起こって
ただ実はこれっていうのは4年前5年前に
某取引所でもう一度起こっていることと全く同じことが起こったというところで
再度ですね今現在我々が啓蒙させていただいていることっていうのは
マルチシグっていう古いセキュリティプロトコルっていうのが
一つの時代を終焉しようとしていて
で我々がMPCCMPっていう新しい暗号学を使って
例えばNTTデジタル様の方で今後NFTマーケットプレイスを作ったりとか
ノンカストリアルウォレットを作ったりではたまた今回IBSっていう形なので
ゲームの1タイトルを発行したりとかそういった形でですね
非常にファイアブロックス金融からエンタメまでですね
幅広く日本国内の企業様に使っていただいております
Eisuke Endo
そうですね我々もまずウォレットから始めたんですけども
今後ウォレットをですね
エンベデッドウォレットつまりモジュールの形に整えて
いろんなエンタープライズの企業の皆さんに
既存のサービスとか既存のアプリケーションに
うまく我々のウォレットの機能を組み込んでいただくと
いうような流れでですね
このWeb3の機能をマスアダプションに持っていきたいというふうに思っています
なので今後様々な形でトークンが活用されていくっていう世界を
作っていきたいというふうに思っているんですけれども
すでに今年でですね
例えばダブル東京さん東京ガールズコレクションを提供されている会社さんに
組み込みのウォレットを入れていただいて
実際イベントで使っていただいたみたいなこともやらせていただきました
その時ユーザーの皆さんは今Web3の機能を使っているとか
これがNFTだってほとんど気づかなかったかなと思います
我々それでいいのいいんだろうなと思ってまして
既存の技術とかアプリケーションに知らぬ間に
Web3の機能がアッドされていましたという形で
どんどんこの世界観が広がっていくといいなというふうに思っているんですけど
そういった時に自然にトークンは広がっていくので
Eisuke Endo
改めてそのトークンを管理していく必要性
我々としてはお客様の資産をどうやって管理していくんだというところに
いずれは課題として当たるかなというふうに思っているので
まずはノンカストリアルウォレットから始めました
その先にはエンベデッドのウォレットがあり
さらにその先にはトークンが広がる世界の中で
我々もより一層トークンに関係するようなサービスとか
業務を展開していきたいというふうに考えているので
またそういったフェーズになると
改めてファイアブロックスさんの技術とか
あとオペレーションですね
こういったところに大きな期待感を寄せているという形になります
Tatsu Kondo
ありがとうございます
Eisuke Endo
そういう意味ではファイアブロックスさんの今後というか
将来性というか何か今考えられていることとかってあったりするんですか
Tatsu Kondo
ファイアブロックスの方では
常時プロダクトのアップデートというところに努めておりまして
今現在ファイアブロックスを一つ数字で表すところとして
ビットコイン、リースタリアム、L1、L2と言われるチェーン上で起こっている
全体のトランザクションの約グローバルで18%がファイアブロックスを経由していて
そういった意味で言うとほぼほぼも何ですかね
ネットワークじゃないですけども
デファクトの送金網というような形になっておりますと
そこに対して例えば新しいNFTとかゲーム上で使えるNFTのコントラクトも提供したり
ファイアブロックスで財務を管理しているところから
NFTを発行できるサービスを始めたりとか
そういった形も出させていただいておりまして
ファイアブロックスとしては今後も企業様の方に使っていただく上で
便利な機能でより安全に使っていただける機能というものを
拡充していこうというふうに考えております
Eisuke Endo
はいそれとても期待してますというところなんですけど
もう一つちょっとユースケースの観点で
ちょっと我々が思っている方向性で
何か近藤さんと一緒にできないかなと思っているところが一つありまして
さっき今後お金だけじゃなくて
アイデンティティとかオブジェクトもどんどんトークナイズと化されていって
個人と個人のやり取りとか
個人と企業のやり取りがよりピアとピアで
フラットになっていくような世界になるんじゃないか
という話をさせていただいたんですけども
送金する時も必ずその送金相手のウォレットが
いわゆる悪いウォレットというかダークサイドで使われてないですよねとか
そういうことを確認しないと
やっぱりこれまではですね
仲介する銀行さんとかがその辺のある意味
排除する役割みたいなところとかを
になっていただいてた部分あるかなと思うんですが
今後我々とするとトークナイズとされたデータを
よりピアとピアでやり取りする世界を持っていきたいと思うんですけど
その時にこの例えばお金を送る時に
相手が本当に正しい汚れた使い方をしてませんかとか
そういうのってファイアブロックスさんとして
どういうふうに防御をしていったりとか
親切性を証明していったりとか
なんかその辺考えられてることってありますか
Tatsu Kondo
多分 DID とかっていうのはもう少し未来の話というか
今直近で我々が対応していることとしては
まず AMLKYT という形でパートナー企業チェーンアナリシスと
エリプティック等がもうファイアブロックスのプラットフォームに
ネイティブでインテグレーションがされている形になっておりますので
そういったところからまず反射団体じゃないのかとか
マネロン団体じゃないのかとかっていうことは
チェックしていただくことができるようになっていて
多分遠藤さんにいただいたお話っていうのは
もうちょっとオンチェーンのトランザクションレベルで
少しそのアイデンティティーみたいなことを見ていくっていうのは
まさにちょっとまだ発表はできてないんですけども
会社としてはそこの分野にしっかりと取り組んでいるっていう状況でございます
Eisuke Endo
私はその辺は近々発表があると思ってよろしいですかね
Tatsu Kondo
そうですね我々のプレスリリースとかを見ていただくと
企業様の発表っていうのはもちろんのことですし
非常にプロダクトの発表のタイミングっていうのは
早くなっているのかなと思うので
こうご期待くださいというところで
Eisuke Endo
もちろんNTT様の方にもすぐにお伝えできるかなと思っています
あとなんかファイアブロックスさんから見て
例えばNTTとか最近我々もいろんな企業の皆さんとお話しさせていただいている中で
結構トラディショナルな企業がこの分野に入ってこようとする動きが出てきたなと思っていて
僕らそれすごくいい話だなと思ってるんですけど
なんか皆さんから見て我々に期待することとか
なんかこんなことをもっと訴求していくと
お互い両輪でこの分野の業界標準を作れていったりするんじゃないかとか
なんか期待感があればいただきたいなと思うんですけども
Tatsu Kondo
ありがとうございます
そういった意味で言うとファイアブロックスの国外という意味でもそうですし
国内でも当然オプテージ様という関西電力様っていうのが様々な取り組みをされていて
そこの部分をお手伝いさせていただいてるっていうところもあるんですけども
我々がですね考えていることっていうのは
その分散型台帳技術っていうのが真に使われる意味では
リテールと直接やり取りをしているっていうよりは
しっかりと規制された責任主体がある状態で
分散型台帳技術が最終的なエンドユーザーに届いていく世界観っていうのを見てますと
その中でもちろんNTTデジタル様の方では
グループ内のアセットで様々な顧客との接点ポイントっていうのがあると思うので
そこで最終的にNTTデジタル様が主体となって