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2024-07-09 09:41

教科の成績の悪さを指摘しない理由


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おはようございます。いとまです。
整理収納アドバイザー准1級の中学校教員です。
このチャンネルでは、ふたづけを通して人生を楽に生きていこうという話でお話ししているんですが、
昨日に引き続き、今回も教員としての立場でのお話です。
今、三者面談を絶賛やっています。
その中で、僕が気を付けていることについて、三線ということでお話ししています。
1個目が、その過程を否定しないこと。
2つ目が、成績が全てではないということ。
3つ目が、改善点の伝え方ですね。
昨日は、その過程を否定しないことという話をしました。
わざわざ時間を抑えてきてくれているわけです。
そして、そのご過程も、自分の子供の直さなければいけないこととか、
良くないこと、できないこと、なんていうのはほぼ分かっているわけですよ。
場合によっては、小学校からずっと同じことを言われ続けている。
だから、また中学校に来ても同じようなことを言われる。
そうすると、また同じことを言われるのか?
嫌な気持ちになって帰ってしまうことってあると思うんですよね。
だったら改善する、そういう話になるんですけど、きっとそうもいかない事情もあるんでしょうから、
そこはお互いに、学校と家庭と協力してやっていきましょう。
という方向で話をしています。
今回のテーマ、2つ目ですね。
成績が全てではないということですね。
自分も英語の教員ですので、英語の授業をやっていますし、
みんなが80点以上取れるような授業をしているつもりではあるんですね。
分からない子にも分かるようにやっているつもりではあるんですけど、
やっぱり分かってない子が多いし、英語に限らずどの授業も授業だけじゃなくて、
お家で復習したりしないといけない、そういうものなんですよね。
私、そもそも中学校は勉強をするところですから、
ある程度成績を取ってもらわないと、おいおいとなるわけですよ。
各先生、各授業の先生も、こんだけ分かるように教えているんだから、
ちょっとはお前、もっといい点数取れよ。
そういうふうに思うのも分かるし、
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結局中1でサボると、中2、中3とずるずる引きずっていって、
中3の受験の時に困る。進路指導で困るんですよね。
こっちも困るし、本人たちも困る。
だから今からと言っているんですけど、
僕の経験上も、中学校1年生で勉強しなかった子は、
中3になっても勉強しないし、ギリギリになって、
中1から勉強しておけばよかったなんて、
そんなことを言うやつばっかりですよ。
でも言うしかない。
だけども、成績だけじゃないんですよね。
その子の中の、その家庭の中の、どこに重きを置くかなんですよ。
例えば、うちの子、小学校2年生ですけども長男ね。
鉄棒が全然できないし、ソフトボール投げなんていうのも、
学年で下から数えた方がいいぐらい。
9メートルとか言ってましたよ。
そんなんなんですね。
それはできたことに越したことはないんですけど、
それを聞いてね、僕はそうかと。
でも彼にはね、いいところいっぱいあるし、
算数も得意だし、折り紙もしてるし、健康だし、優しいし、
友達多いし、そんなところでいいところいっぱいあるので、
正直ボールが投げれないことで、あるいは鉄棒ができないことで、
何か彼の人生に不利益があるとは僕は思えないんですよね。
そういう時に、そういう気持ちで三者面談に行って、
丹乳先生から、おたくの息子さん、鉄棒が全然できなくて、
なんてことで鉄棒のことばっかり言われたとしてもですね、
別にもう分かったと。
でも別にうち、そんなに鉄棒重要じゃねえからっていう風になっちゃうわけですよね。
鉄棒とかソフトボール投げの重要性を訴えられてもですね、
糸巻きにしてみれば、いやもういいよその話はっていう風になるんですよ。
と同じで、中にはですね、成績とかそれは悪いんですけど、
うちそこじゃないからっていううちもあるわけですよ。
例えば、野球をやってる子なんかもうずっと練習してるんですって。
毎日も練習試合とか大会とか試合とか部活で、朝から晩までずっと野球やってるらしいです。
そこには親もついてると。
それぐらい熱心にやってるご家庭もあります。
もちろんその中でも中学校の授業っていうのは、いろんな勉強の基礎ですから、
野球だけやってればいいっていうわけじゃないんですけど、
野球でトップを目指すのであれば、それぐらい練習しなければいけないっていう風にそこのご家庭では思ってて、
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ある種トレードオフですよね。
勉強する時間も惜しんで野球に積み込んでる。
そういうご家庭にですね、勉強大事ですよ、勉強大事ですよって言ったところで、
今はうち野球だからっていうことで、あまり入らないと思うんですよね。
だし、先生、そんな勉強勉強ばっか言って、うちの子野球で頑張らせたいんですよと。
そういうこともありますよね。
なので、もちろん現実は伝えるし、高校で野球するには成績で1位なんて取ったら、
いくら野球が上手くても推薦なんか取ってもらえませんから、ほとんどはね。
なので言いますけど、成績成績っていうのもどうかなっていう風に思うんですね。
本当に別のクラスの先生なんかは、成績のことを厳しく言われるそうです。
その気持ちもわかるし、やっぱり我々教員は強化を教えるプロとしてやっていますから、
点数取ってもらわないと、学力をつけてもらわないと困るっていうのもあるんですけど、
中にはそこが一番じゃないというご家庭もあるんですね。
野球とかそういう強化以外のことに打ち込んでるから、今はそっち、
勉強の方が時間割けないなんていうご家庭はいいんですが、
そうじゃなくて、ただね、ただこう怠慢で、親子ともども怠慢で勉強しない。
どうせうちの子はバカだからとか。
私、母親、親、私だって中学校時代は全然勉強できなかったけど、
今こうやって生活しているからなんていう人もいます。
さすがにこっちは勘弁してほしいですね。
勉強しない大人、日本はめちゃくちゃ多いですよね、勉強しない大人。
大人の平均時間1日13分、そのうち56%がゼロ分というような統計が出ています。
この日本です。そっちの方にはなってほしくない。
だから勉強せいって言うんですけど、面談でも難しいですよね。
ここのお家は勉強成績について話してしっかり受け止めてくれるのか、
あるいは今はそっちじゃないというふうに思われている人なのか、
また最初から勉強なんかしないと思っているところなのか。
そこによってこっちもある程度言い方を変えていかないと、
保護者との関係はうまくいかないのかもしれないですね。
やっぱりうちの子に鉄棒とかボール投げについて熱く語ってくる先生だとしたら、
ちょっとこの人話数字ねえなって思っちゃいますからね。
そうならないようにアプローチを変えてですね、
必ずしも勉強の成績だけが全てではないということで僕はお話をしています。
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明日はですね、今日と昨日のまとめのようなものにもなるんですけど、
改善点がめちゃくちゃある人に対してどうやって言えばいいのかですね。
この辺を意識したいことについてお話ししたいと思います。
ではここまで聞いてくださりありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。
いいね、コメント、フォローも大歓迎です。
では今日はこの辺でお止まいたします。
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