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おはようございます。いとまです。
整理収納アドバイザー、準1級になった中学校教員です。
このチャンネルでは、整理収納片付けを通して、
いかに効率的、いかに楽に生きていくか、なんかについてお話をしていきます。
先週ですね、スタイフがSNSでWeb3×教育、学校教育についての発信をしている
オイッピー先生のですね、放送を聞きました。
オイッピー先生は高校の先生をされているんですけども、
そこで通信性高校についてのお話をされていました。
元通信性高校を選択肢の1個にして、進路指導をしていった方がいいんじゃないかという話をしていたんですけど、
僕は中学校でね、進路指導の主任なんかを長いことしていました。
今年から来た学校ではまだしていませんけども、
その中でも通信性高校を第一に助言とかお勧めしてきたかっていうと、
実は恥ずかしながらそうじゃなくて、やっぱりね、公立高校をメイン、その後私立なんてことで、
通信性高校なんていうのは、不登校だった生徒さんとか、
どこを受けてももう受かんない、ただとりあえず4月から高校生になりたいみたいな、
そういう人の最後の手段として通信高校を進めるとか、
そういうスタンスで進路指導をしていたんですね。
でもね、特にここ数年はN高とかS高なんていう学校があって、
教科の勉強以外に特化した形態の高校も増えてきてるんですね。
初めからそっちの高校を志望する生徒も増えています。
今思うと、自分もね、もし今自分が東京の高校生だったら、
進路の選択肢の一つに入れたいなって思うぐらいの学校です。
あと自分の子供がそういう高校を選択したら、素直に応援したいなと思ってるんですよ。
そんなね、尾一平先生のスタイフを聞いた日なんですけど、
ちょうど自分の学校でも初めて進路について話す授業がありました。
中学校1年生ですけどね。
学校で用意されていた資料もあったんですが、
この通信性高校とかの話もだし、
進路イコール高校に進学することみたいな、
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高校に行くために勉強しなさいみたいな、
そういうことじゃない指導をしようということで、
即興で内容を変えたんですね。
今週はですね、そこで話したことなんかを何回かに分けて
お話ししようかなというふうに思っています。
まず、うちの学年について少し話すと、
そのような中学校です。
地域的には学力は中の上ぐらい。
でも、なぜか1年生はちょっと大丈夫かなって思うような集団です。
上に兄弟もいるし、同じ環境で育っているはずなんですけど、
どうも違う。
前からいる先生に、この学校ってまあまあ勉強できる子多いと思うんですけど、
やっぱり1年生の時ってこんな感じですかって聞いたら、
全然違うと。
例年の1年生よりも全然違うと。
悪い意味でね。
で、先日中間テストがあったんですが、
英語の正答率7割でしたね。
1年生の中間って8割いってほしいんですよ。
だし、そういうテストを作っているんだけど、
50点、60点の子なんかも結構多くて。
他の教科だと、すでに0点を取ってしまっている生徒もいる。
そういう状況なんですよ。
でもね、授業を妨害するとか、寝てるとか、そういう人はいないし、
むしろ活動なんかは元気にやるんですよ。
でも、復習とかを自分でやると、
でも、復習とかを自分で勉強する習慣がついていない。
だから、授業でわーって盛り上がって、
楽しかったで終わっちゃってて、何も残んないみたいな、
そういう状態なんですね。
なので、学年の教員もちょっと危機感を持つようになって、
ちょっと1回勉強について話した方がいいよねってなったんですよ。
そんな流れで、この時間になったというのがあります。
で、僕のクラスは、その中でもすごく元気で、反応もめちゃくちゃあるんですよ。
良くも悪くも賑やか。
で、教員と生徒のやりとりをしてて、すごく楽しいクラスです。
だから、生徒との対話をしながら、
みんなでシロについてブレインストーミングするような、
そういう時間にしようということで、授業が始まりました。
結果から言うと、進路学習の導入としては、うまくいったかなと思っています。
で、たまたま廊下を通ってた福谷の先生が立ち止まって、
うちの教室を覗きに来て、途中から椅子を持ってきて、後ろに座って聞いてました。
で、終わった後に、
いとま先生のあの時間、すごくいい話だったので、ついつい椅子を持ってしまいましたよということで、褒めてもらったりして、
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僕もアドリブで、あそこまでできたのは良かったかなと思っているんですよ。
それもこれも、普段からマネリティダオの始め、お金や教育に関する発信をたくさん聞いて、
インプット量はかなりあったんですよね。
で、同じような話、似たような話、何回も聞いているから、もうその知識がね、自分のものになっていると。
だから、ある程度アドリブでも、言葉がスムーズに出てくるし、生徒の予想外の発言とかもですね、うまく対応しながら答えられた、そんな感じですね。
で、主に話をしたことは3つあって、柱がね、柱が3つあって、
1個目が、中学校卒業後の進路って何?ってのと、2つ目、やっぱり勉強って必要なんですか?
3つ目が、勉強って量か質か、この構成で話しました。
で、この柱だけ決めて、あとは生徒とのやりとりで、生で進めていこうという風に決めたんですよ。
で、今日は、この1つ目の柱、中学校卒業後の進路って何?ってことについて、お話ししたことを、ここでね、振り返ろうと思います。
で、生徒から出たのは、やっぱり進路って言うと、高校受験、あとは就職、あとは無職って出ましたね。
想定内ではあります。
じゃあ、無職って何?って聞くと、ニート。
じゃあ、ニートになるとどうなるのよ?と言ったら、部屋でSNSにアンジコメントばっか書くやつとか、最悪犯罪犯したやつとか出ました。
なるほどね、と。
でも、無職でもいいパターンって何かないのかな?って言ったら、YouTuberとか、インフルエンサーって出てきて、投資家なんて言う言葉が出てきました。
中学校1年生で投資って言葉を出す子がいるんだなと思って。
で、ちょっとね、脱線しちゃったんですね。
投資って何よ?と言ったら、ギャンブルだとか、競馬だとか、お金をかけて儲けることだ、なんて言ったんですよね。
なかなかいい感じだなと思って。やりがいがあるなと。
あのさ、投資ってギャンブルと違うんだよ。
投資ってのは、やればやるほど自分のためになること。
ギャンブルってのは、続けていれば絶対に負けるシステムになっているんだと。
だから、投資イコールギャンブルじゃない。
あと、投資イコールお金。お金を稼ぐとか、お金を増やすじゃなくて、読書とか筋トレも投資なんだよ。
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子育ても子供への投資。
投資ってのは、将来自分のためになることに、お金とか時間を投じることなんだよ。
そんなこと言ったら、ふんふんと聞いてて。
子供に塾に行かせたり、サッカークラブに通わせる、こんなのも投資。
それで子供が豊かになって、幸せな人生を過ごしたら、親も嬉しいでしょと。
もし子供がお金持ちになったら、将来老後を養ってもらえるじゃんなんて話もしながらやりました。
あと、お笑い芸人とかプロレスラーにも中卒の人はいるんですね。
師匠に弟子入りしたり、修行したり。
これも自分の選択に対しても投資してるっていう風に言えるんだよって話をしたんですよ。
そういう投資の話はこれぐらいにして。
就職、中卒っていったらどんな仕事があるかね。
バイト、コンビニ。バイトと就職は違うんだよと。
道路工事、足場を作る人。
こう見ると労働系が多いよね。
この仕事が良い悪いじゃないんだけど、
15歳までの知識だけでは特別な才能とか技術がない場合は、
人に使われて体力とか時間を交換する。
そういう職業になりがちな気がしない。
自分がしたい仕事があるなんてなった場合は、やっぱり高校になってしまうのかな。
じゃあ高校ってどうやって決めたらいいんだろう。
そうすると自分の成績に合ったところ。
例えばそういう高校に行ったとして、じゃあどうするの?
自分のしたいことができるところ。
したいことってどうやって見つけるの?なんて話になっていって。
ちなみに将来したいことがある人ってどれぐらいいるって聞いたら、
半分以上手が挙がったんですよ。
これはびっくりしました。こんなに手が挙がったのは初めてかなって。
勉強はしないかもしれないけど、将来について前向きに考えてる子は、
このクラス多いんだなって思いました。
でも高校に行くには勉強しなきゃいけないでしょ。
でもみんな勉強嫌いじゃん。
勉強嫌いな人が無理していく必要ってある?
義務教育はもう終わってんだよ。
親の支援が必要とはいえ、自分で進路を決めていくことはできるんだよ。
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でも高校に行きたいっていう風に思うんだよね。
難しいよね。勉強はしたくない。
でもしない道もあるのに、わざわざ勉強しなきゃ入れない。
高校っていう進路に行きたいと思ってる。
難しい。
じゃあやっぱ勉強ってしなきゃいけないのかなってなって、
勉強の必要性を考える壁打ちに移っていきました。
なんて話をして、この続きはまた明日という話にしましょうか。
勉強って本当に必要なんでしょうかということですね。
小学校、中学校のお子さんを持っている親御さんにも、
なかなか自分の子供が勉強をしたがらないとか、
勉強の必要性をどうやって伝えていいかわからないという人の
ヒントになればいいかなと思っています。
少々長くなってしまいましたが、ここまで聞いてくださりありがとうございました。
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では今日はこの辺でおいとまいたします。