#130 従う人と、従わない人
2026-09-01 11:29

#130 従う人と、従わない人

今回は、『従う人と、従わない人』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「従う人と、従わない人」について。

日常生活は選択の連続。従ったり、従わなかったり。そこでは、何が起きているのか、どんな意味があるのか。気づくヒントが得られます。


第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」

第18回目「心の中の、メンバー5人。その付き合い方。」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#74-SP2 心の中の「親・成人・子ども」。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4mwDgpV⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4kkbwDy

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

このエピソードでは、「従う人」と「従わない人」というテーマについて、心理学的な視点から解説します。日常生活における選択の場面で、私たちはどのように行動し、それがどのような意味を持つのかを探ります。特に、エリック・バーンの交流分析における「親・成人・子ども」、中でも「自由な子ども(FC)」と「順応する子ども(AC)」の機能に焦点を当て、具体的なエピソードを交えながら、両者のバランスの重要性や、FCを解放することによる可能性について語られています。

はじめに
こんにちは。明治大学で生涯学習講座の講師をしています。 遠藤美保です。
この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学をポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマはこちら。
従う人と従わない人
今回は、従う人と従わない人のお話です。
お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも自然とつながっています。
その見方、活かし方をご紹介します。
今回は、従う人と従わない人について。
日常生活は選択の連続。従ったり、従わなかったり。
そこでは、何が起きているのか、どんな意味があるのか、気づくヒントが得られます。
第2回目。心の仕組みは世界共通。誰もが持つ親、成人、子ども。
第18回目。心の中のメンバー5人、その付き合い方ともリンクするお話です。
子供の頃の、カツカレー
皆様、何かのルールがある場合、どうしていますか?
いつもルールに従って進めますか?それとも、時にはルールを気にせず、自由に進めますか?
どちらも時と場合によって、良かったり、良くなかったり。
子どもの頃、こんなことがありました。
家族でドライブをしていて、そろそろお腹が空いてきた。何かを食べようとレストランに入った時のこと。
メニューを見ながら、どれがいいかな?それぞれが思い思いに吟味。
しばらくして、お店の方に注文をすることに。
私はこの時、よし、今日はカツカレー。すっかりその気。もうカツカレーの口。
元気よく、カツカレーと言ったところ、帰ってきた言葉は、
申し訳ありません。カツカレーは終了しました。カレーならあります。
えっ、大ショック。ただ、仕方ありません。
じゃあ、カレー。少しがっかり。
とは言え、カレーは大好きなので、テーブルに出てくると気を取り直して食べ始めました。
ところが、あれ?私よりかなり後になって出てきたものを食べている人。
あれはカツ丼?カツ丼だよ。
頭の中はぐるぐる。カレーがあってカツカレーがない。でもカツ丼はある。
えっ、カツあるじゃん。あのカツをカレーに入れればカツカレー。できるんじゃないの?
どういう仕組みなのか、メニューごとにセットされていて崩せないのか、実際のところはよくわかりませんが、
ただこの時は、とっさのことに何も言えず、かといってどうにも疑問で、
人様のカツ丼をじーっと凝視してしまったことはよく覚えています。
食いしん坊すぎる。失礼ですよね。すみません。
大学生の頃の、釜天
そして時は流れ、大学生の頃、カジュアルなうどんや定食などが食べられるお店。
この時期私は、かま揚げうどんに天ぷらがついたもの、通称かまてんにはまっていました。
かまてん一つ、元気よく注文。
ご存じない方のために少し詳しくお伝えすると、うどんは茹で上がった出来立て、それをその茹で汁の中に入れて出されます。
天ぷらはエビやいくつかの野菜などを揚げた熱々のもの、それぞれが別々に分けられて提供される品、これを漬汁、だしつゆにつけて食べます。
つゆには熱についてくるすりおろした生姜と小口切りのネギを入れたりして、出てくるまでに時間はかかるものの、おいしいんですよね。
あ、話を戻します。ところがお店の人から一言、かまてんはありません。
え、いやいやいや。
メニューを見ると、かま揚げうどんはあります。そして天ぷらうどんもあります。
が、確かにかまてんはない。でもすべての材料はある。できる。
ダメ元で言ってみよう。
お店の人に、このかま揚げうどんにこの天ぷらうどんの天ぷらをつけてもらえませんか。
お金はきちんと払います。そう言いました。
いや、子どもの頃は言えなかったのに、言えるようになったなんて感慨深い。
少々お待ちください。奥に行って何やら話しています。
出てくると、承知しました。しばらくすると、目の前には食べたかったかま揚げうどんと天ぷらのセット。
ああ、これこれ食べたかった。大満足。
臨機応変に対応してくださったお店に深く感謝。
おいしく食べて会計のタイミングでちょっとしたハプニング。
おいくらですか。
あ、少々お待ちください。
奥で何やらまた話しています。
出てくると、料金を言われたのでお支払いは完了。
メニューにないかまてん。決まった料金はない。
当たり前と言えば当たり前。ずいぶんご迷惑おかけしてしまいました。
今さらですがすみません。そして本当にありがとうございました。
理論からの見方
さてこのお話、心の仕組み、心の中の親、成人、子どもから考えてみます。
私たちの心の中には誰でも親、成人、子どもの部分がある。
親は親や親的な役割の人から取り入れた「行動・思考・感情」が入っている部分。
成人は<今、ここ>にふさわしい「行動・思考・感情」が入っている部分。
子どもは子どもの時の経験や決断といった「行動・思考・感情」が入っている部分。
今回の出来事、これが食べたいという欲求、心の中の子どもが関係していそう。
実のところ心の中の子どもには2種類の機能があります。
一つはフリーチャイルド、自由な子ども、英語の頭文字を取ってFC。
もう一つはアダプティブチャイルド、順応する子ども、英語の頭文字を取ってAC。
FC、自由な子どもは自分本来の自由で自然な部分、
例えば楽しみややりたいこと、モチベーションのもとなどにつながっている。
AC、順応する子どもは周囲に合わせて順応している、
例えば周りを見て合わせること、合わせないこと、反抗なども入っている部分です。
食事をする際、メニューから選んで注文、終わっていたら仕方がない、
お店のルールに従う当たり前の流れ。
子どもの頃のカツカレー、この時は納得できないながらも仕方がないと諦めてルールに従いました。
これは周囲に合わせる順応する子ども、ACが機能していたような。
それとは違い、大学生の頃のかまてん、
どうしても食べたい、そんな気持ちから、そもそもメニューにない組み合わせなのに諦めきれない、諦めない、
ルールに従わず他の品の材料をチェック、これとこれを組み合わせればできるじゃない、
しまいにはダメ元でいってみよう、積極的にその希望を伝え、実際に作ってもらって大満足。
これは自由で自然なFCが機能していそう。
ACは社会生活を送るにあたって大切な機能、周囲との調和、協チカラ体制を実現するには欠かせない。
ただFCは私たちのエネルギーの源、いつもルールに従うだけでは行き詰まってしまうような時、
この自由で自然なチャイルド、FCの出番。
私たちの心の中にはどちらのチャイルドも存在している。
心の中のエネルギーはどこかが上がればどこかが下がる、バランスを取りたいところ。
時には自由で自然なFCを解放、本来の自分が望むことを味わってみるのもいい。
ワクワクドキドキ、エネルギーが満ちてくる。
思いがけない選択肢、解決策につながるかもしれません。
まとめと番組からのお知らせ
では今回覚えていただきたいポイントは、
従う人と従わない人。
心の中には従う自分も、従わない自由な自分もどちらも存在しています。
まずは気づくこと、そしていつもと違う変化を味わってみませんか。
ここまで聞いていただきありがとうございます。
最後に番組からのお知らせです。
気づくと変わる心理学をまた聞きたいと思った方は、お聞きのポッドキャストアプリで番組フォローとレビューをお待ちしています。
フォローしていただけると最新話が更新された際、通知がきます。
またレビューしていただくことで番組の改善につながりますので、できれば欲しいご評価をお待ちしています。
そしてお聞きのあなたからの疑問・質問・感想も様々な媒体でお待ちしています。
Spotifyでお聞きの方はエピソードごとのQ&A画面、番組へのメッセージはこちらから。
Apple Podcast(アップル・ポッドキャスト)でお聞きの方は、レビューを書くからコメント付きでレビューできます。
来週も火曜日の朝6時に更新されます。
お相手は遠藤美保でした。ありがとうございました。
11:29

コメント

スクロール