1. 気づくと変わる心理学 〜心のリスキリング〜
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#129 忘れた人と、忘れない人
2026-08-25 09:02

#129 忘れた人と、忘れない人

今回は、『忘れた人と、忘れない人』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「忘れた人と、忘れない人」について。

一方から見ると大したことがない。忘れている。それなのに、もう一方から見ると、大したこと。忘れない、忘れられない。そこでは、何が起きているのか、いないのか。気づくヒントが得られます。


第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#73-SP1 承認欲求を満たす刺激=ストローク。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

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いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

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感想

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サマリー

本エピソードでは、「忘れた人」と「忘れない人」というテーマを通して、人間関係における心理学的な側面を探求します。些細な貸し借りや約束をめぐる記憶の違いが、どのように相手への感情や関係性に影響を与えるのかを、具体的なエピソードを交えながら解説。承認欲求とストローク理論を基盤に、ポジティブなストロークを貯めることの重要性を説き、日常での気づきと変化を促します。

00:01
こんにちは。明治大学で生涯学習講座の講師をしています、遠藤美保です。
はじめに
この番組では社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学をポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマはこちら。
忘れた人と忘れない人
今回は忘れた人と忘れない人のお話です。
お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも自然とつながっています。
その見方、活かし方をご紹介します。
今回は忘れた人と忘れない人について。
一方から見ると大したことがない。忘れている。それなのにもう一方から見ると大したこと。忘れない。忘れられない。
そこでは何が起きているのかいないのか、気づくヒントが得られます。
第一回目、承認欲求は誰もが持っている原点ともリンクするお話です。
エピソード
皆様はちょっとした貸し借りや約束のうやむやを忘れられずにもやっとしたことはありますか?
それとも逆に相手が自分にもやっとしているらしいことは?
小学生の頃、こんなことがありました。
友達と連れ立って遊んでいたところ、「のどが渇いた。ジュース買おう。」
いいね。買おう。確かそんな話。
ところが友達はお金が足りないらしい。
10円足りないとかその程度。
ちょうど持っていたので、私持ってるから貸そうか?
ありがとう。必ず返すから。そう言われて10円手渡しました。
それから次の日、そのまた次の日、さらにまたまた次の日。
何日たっても返してくれる気配がありません。
10円必ず返すって言ってたのに。
返すといった言葉が忘れられず、10円を笑う者は10円に泣く?
大げさでしょうか。金額は少なくても気になる。心の中はもやー。
なんだろう。言えばいいのかな。
言いにくい。これくらいとか思ってるのかな。
約束したのに、えーもやもやもや。
その後返してもらったのかもらっていないのかどうもあやふや。
もやもやはよく覚えていません。
ただ、この時の忘れた人に対するもやはふとした表紙に思い出す。
私にとっては印象的な出来事だったようです。
とは言え、実のところ逆の立場になったこともあり。
大人になってそれよりも大きい金額、ランチ代程度でしたが、手持ちがない時に出してもらった時のこと。
次に会った時に返すね。
そう約束しました。
が、約束を果たすその次の機会が思っていたよりもずっと先になり、
いざ会ったのにきれいさっぱり忘れてしまって返すも何もその意識すらない状態。
そして機嫌よく過ごしてお別れ。
じゃあまた。
帰りの電車の中、揺られながらぼー。
しばらくして、はぁ、お金を返さなきゃいけなかったのに。
うわぁ、すっかり忘れてた。
えー。
本当に忘れていました。
それから連絡を取りお詫び。
ごめんね。ひらやまり。
確かその時は会う機会を作って何とかお返しできたかと。
10円でもやっとしていたくせに。
この時は思い出せてよかった。
でも忘れたままでもやっとさせていることもこの調子ならきっとあるはず。
逆の立場になると変わる。忘れたり忘れなかったりでした。
心理学的な解説
さてこのお話。
改めて承認欲求を満たす刺激ストロークから考えてみます。
ストロークは誰もが求めているもの。
認め認められて得られるもの。
空気や食べ物と同じくらい必要なもの。
だからこそ何もないよりはまし。
何もないくらいならネガティブでも何でもいい鶏肉。
それくらい必要必須のもの。
誰もが求めてやまないストローク。
言葉だったりアイコンタクトや態度の非言語だったり。
ただ同じストロークでもどうやら私たちにはそれぞれストロークフィルターというものがあって自分の好みでふるいにかけて選別しているらしい。
今回の例でいえばささやかな貸し借り。
これはストロークの交換。
金額は小さくても相手との約束。
信用というストロークをやり取りしているとも言えそう。
貸した人は待っている。
貸してもらった人は待たせている。
少なくともその意識行動のバランスが崩れたらポジティブなストローク交換ではなくなってしまう。
忘れた人は無意識でも気づかぬうちに忘れない人はネガティブなストロークとしてため込んでいるのかも。
そうなるといつの間にか疎遠になったり、どうも避けられるようになったり、そんな結果につながりかねない。
記憶との関係
私たちの心の中にはストローク銀行というものがあって、このストローク銀行でポジティブなストロークが7、80%以上たまっていれば活き活きと幸せ、そう言われています。
例えば忘れた人。
単純にうっかり忘れているだけかも。
それなのにもやっとし続けいろいろな考えが頭に浮かぶとネガティブなストロークがどんどんどんどんたまる。
そういえばこの間の10円まだ返してもらってないと思うんだけど。
その一言であ、そうだったね。はい10円。あっさり解消するかもしれないのに。
ストロークはそれを受けた行動が強化される、そんな特徴があるもの。
忘れた人について軽くノック、違う結果が得られればその行動が強化されます。
そしてストロークフィルターも柔軟に変わっていき、ポジティブなストロークを得やすくなる。
心の中のストローク銀行にポジティブなストローク貯金がたまりやすくなります。
では今回覚えていただきたいポイントは、忘れた人と忘れない人、まずは気づくこと、そしていつもと違う変化を味わってみませんか。
まとめと番組からのお知らせ
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