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2025-11-01 06:04

SIerはAIでどう変わるか予測してみた

SIer出身の riddle が業界の予測をしてみます。

たぶんこうなはず。


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riddle : https://x.com/riddle_tec

ひびの : https://x.com/nasustim


番組へのお便りはこちら:https://forms.gle/gp78XNFgERDFDkb88

サマリー

このエピソードでは、シニアソフトエンジニアのリドルが、AIの導入がSIer業界に与える影響について考察しています。AIによるコスト削減の期待や、新たなビジネスチャンスについて議論が行われています。

AI導入による影響の考察
こんにちは、シニアソフトエンジニアのリドルです。このポッドキャストでは、いろんなIT業界の話やリアルをお届けします。
今回はですね、SIer出身であるリドルが、AIの登場によってSIer業界はどんな風に変わるのかっていうことを妄想してみたいと思います。
今はもうSIer業界にいないんで、リアルのことはちょっとわかんないんですけれども、おおむねこうなんじゃないかなーみたいなものがあるので、ちょっと紹介できればと思います。
大きく2つあるかなと思っています。まず1つ目ですね、AIによってお客さん側からですね、費用安くなんないのって言われます。
もうこれは確定した未来ですね。はい、今実際に言われている現場も多いんじゃないでしょうか。お客さん側にどれくらいITリテラシーがあるかわからないですけれども、
AIを実際に触ってみたくらいのレベル感で、実際に何か動いたアプリ作れるやん、ぐらいのことを思ってやっているお客さんの場合だと、
これ使ったらさ、めっちゃ簡単に作れるからさ、その分工数下がるよねって絶対言われると思います。
自分がもしあんまりITわからずにでもAI使ってみて作れるとしたら絶対言いますね。ただもう私はシニアソフトエンジニアとしてやっているので、
それで作ったアプリをエンタープライズで動かすなんてもってのほかすぎて、さすがにやりたくないんですけれども、その辺のね、温度感をうまく説明するっていう仕事が
SIAの特にプロジェクトマネージャー側には新しく降ってくるんだろうなということを思っています。これはね妄想というか、もう絶対あるんだろうなっていう感じですよね。
以前もですね、AIじゃないですけれども、ノーコードとかローコードって呼ばれるようなツールだったり、RPAみたいな、これはデスクトップの操作とか、
PCで行う、従業員がやっている操作とかを自動で行うようなワークフローを作るみたいな話もあって、こういうものが発展していくとSIAの仕事ってどんとなくなるんじゃないの?みたいな話もあったんですけれども、
そんなことはなくですね、むしろ仕事が増えました。なんならRPAを作ってくれって依頼とか、のばなしになったRPAを運用して欲しいんだけどみたいな仕事が増え、
またノーコードローコードは実際に軽く作れるものはあるけれども運用となると無理とか、実際にそのノーコードローコードのツールのライセンスを買うために提案して欲しいみたいな、なんかそういう仕事も出てきたりですね。
いろいろ不随ビジネスが出てくるんですよね。ということはですね、AIだったとしても似たようなことになるかなと思っています。ということで2つ目はAIを組み込んだ新しいサービスを作る仕事っていうのが飛んでくるですね。
まあこれはね、絶対あると思います。例えば今企業のウェブサイトみたいなものがあるとして、そこにチャットボットを搭載したFAQのページを新規で作りたいってなった場合に、どうやって作るかは案件によると思いますけれども、
例えばそういう企業のFAQに特化したようなLLMだったりAIエージェントをエンタープライズ向けに用意している企業、ベンダーがよく多分いると思うんですけれども、
そういうところと契約してそれをサービスに組み込むとか、何かコールセンターの業務の一例の流れをAIのエージェントに代替させたいみたいなことであれば、それ向けのパッケージとかSaaSの製品買ってきて組み込むみたいな仕事とか、
新しくAIを使ってちょっと業務フローの改善するみたいな仕事とかは出てくるんだろうなと思いますね。
また自分たちの会社のデータは外に出せないから、そういうSaaSはダメだから、自分たちでVectorDB使ってラグ作って、
LLMはオープンAIとかが出しているローカルで動くやつ使っていい感じにしてくれみたいな案件もきっとあるんだろうなと思いますね。
そう考えると、結局ITサービスを作るっていうところを成り割にしているSIRに対してちょっと変わった形の注文が飛んでくるのが増えるだけで、
あんまりAIがあるからといって仕事が減るとか、そういうことはあんまり考えづらいなっていう業界にいたからこそちょっと思うことがありますね。
もちろんですね、すごいなんかいい感じにみんなができる場合はお客さん側でAIをうまく使い倒して、自社内でサービスをどんどん作って展開していくみたいな、
いわゆる社内DXみたいな感じだったり、社内が開発チームを持つみたいなこともあると思うんですけども、
そもそも社内でエンジニア相当のスキルを持った人を確保し続けるのって相当大変で、体力のある企業がちゃんとリーダーシップを持ってやる人がいて初めて成立するんですよね。
しかもエンジニアって基本的に給与が一般的な仕事に比べて高い傾向にあるので、例えば給与体系をエンジニアのために見直すみたいなことが必要だったり、
それは前者としてはできないから別の会社を作ってそっちにエンジニアをまとめようみたいなことをやる会社も多いので、そういうことも含めた上でAI使ってコードを書く。
別にエンジニアである人は必ずしもないですけども、コードを書くだけが仕事じゃないので、実際にそれを運用しきるみたいなところも大事なので、
そういうことを考えると、AIあるからSIRの仕事減るよねっていうのはちょっとないかなというふうに感じます。
はい、ちょっと今回はですね私の妄想をお話しさせていただいたんですけれども、そんなに外れてないんじゃないかなと思っています。
もしですね、今SIRにお勧めの方でですね、もうAI案件で苦しんでるよとか、AIによって案件なくなったんだよという方がいればですね、ぜひ教えてください。
はい、このポッドキャストはハッシュタグいるITで皆様からの感想やコメントを募集しております。
また、チャンネルの概要欄にありますGoogleフォームのリンクからもご投稿可能ですのでよろしくお願いします。
ありがとうございました。
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