指示厨の影響
こんにちは、シニアソフトエンジニアのリドルです。このポッドキャストでは、IT業界のいろんな話やリアルをお届けします。
今回はですね、前、オモコロさんの実際のところ指示厨に従えばゲームってクリアできるんですか?という記事を読んでですね、
マイクロマネジメントってやばくね?って改めて思ったことをお話ししたいと思います。 これぜひですね、オモコロさんの記事を読んでいただきたいんですけれども、
何の話かというとですね、YouTubeとかのライブ配信機能でゲームとかをプレイされている方がいると思うんですけども、
そのところにですね、いろんなチャットがかけるんですね。そういうチャットのところに、ゲームをしているプレイヤーに対してですね、
ここはこうした方がいいとか、こっちのルートを選んだ方がいい、みたいな指示を出す人というか、アドバイスをする方がいらっしゃるんですけども、
これの人のことを指示厨って言うですね。結構ですね、嫌われてるというか、良くないよ、みたいな感じに言われることが多くてですね。
じゃあ実際にそういう指示厨がいる環境でゲームやるとどうなるんだ?みたいなことを検証されたのがオモコロさんの記事ですね。
実際にはですね、ゲームをプレイする一人で、最終的には3人ぐらいの指示厨に囲まれながら、チャットをもらってゲームをやっていくっていうスタイルだったんですけれども、
結論ですね、指示を受けた側の人、配信者ですね、何にも考えられなくなったそうです。もともと別にそのゲームに全然詳しくなくて、
実況プレイという形でやってたので、いろんなその詳しい方からの指示が飛んできて、うまくいくとですね、基本的にそれをやるようになってしまうと。
かつ、非合理的なプレイ方法とか、やっちゃいけない方法みたいなものを選択したりとかすると、指示厨からめっちゃこう、
あーこれはダメだなーとか、なんでそんなことするんだよ、みたいなお叱りが飛んでくるわけですよね。そうすると、どんどんどんどん自信がなくなっちゃって、
そうすると、なんかもう自分の意志で体を動かすことができなくなってしまったらしくて、指示厨の言うことをとりあえず聞いといて、それ通りに動くみたいな感じのマインドになっちゃうみたいなんですね。
マイクロマネジメントの問題
この記事を読んだ時に、これなんかマイクロマネジメントと同じじゃんと思ったんですね。
マイクロマネジメントって何かというと、マネージャーの方が部下とか管理しているメンバーに対してですね、あなたはこういうことをやってくださいっていうざっくりした指示だけじゃなくて、非常にですね、進捗とかを細かく管理したりとか、
あとは成果物とかを適宜細かくチェックしていくっていう感じで、なんか自由意志をそぎ落としていくというか、
自分が少しでも泥をかぶらないように管理してるみたいな、そういう感じなんですよね。
もちろんマイクロマネジメントの方が会う方とかもいらっしゃるんで、会う方っていうのはメンバー側がマイクロマネジメントされる方が助かるっていう人もいらっしゃるんですけども、
多くの人はそうじゃないというか、もう少し自由にやって適宜必要だったら相談するとか、マネージャー側が大丈夫みたいな気にくるとか、そういうくらいのリュートの方がやりやすいって方が個人的な経験では多いかなと思っています。
でですね、マネージャー視点で言うとマイクロマネジメントって楽なんですよ。もちろんマネージャーって忙しいので、マイクロマネジメントするとより忙しくなるっていう時間的な意味では全然楽じゃないんですけど、
マイクロマネジメントすると、マネージャーが決まった方法をやれって言ってやるだけになるので、一定のクオリティだったりとか成果とかが保証されやすいというか、ある程度部下が誰だったとしても似たような成果でコントロールしやすいんですね。
なのでマネージャー的にはすごい楽なんですけれども、それをやられた側からするとですね、もうちょっと仕事ってやり方は住人トイロというか、やりやすい方法があるにも関わらずですね、自分のやり方ではないやり方を強要されて、そこから外れるとめっちゃ怒られる。
なんで好きなやり方でやってんだと、俺が言ったやり方でやれよみたいな感じの、いわば支持中みたいなことをされるとですね、どんどん考える力がなくなっていくっていうのは全く同じ話だなと思います。
なのでマネージャーに求められることとしては、もちろんその上の方からね、ミッションが手渡されていると思うんですけども、こういう成果を上げてくださいとか、こういう人材を管理してくださいとかあると思うんですけども、
まあちょっとね、やっぱり長い目で見て部下とかメンバーの方がある程度自律的に動けるように、最初の頃は多少レールを敷いてあげたとしても、考える自由とかは奪わずに失敗も許容する形を環境的に作り、
その中でそれを許容する弾力というか器の広さをですね、マネージャー自身が持つっていうのがやっぱり大変だろうけど大事なんだなと思わされました。
自分もね、ちょっとかつてマネージャーをやっていたことがあって、そんなにマイクロマネジメントは時間の都合もあってやらなかったですし、自分もされるの好きじゃないんでやらなかったですけども、
こういう記事を読むとですね、改めてまあほとんどの人に立ってはマイクロマネジメントはちょっと悪というか向いてないんだなということを認識しました。
ということでですね、今回はオモコロさんの支持中をやってみたみたいな記事からですね、マイクロマネジメントの話にちょっとつなげてみまして、改めてマイクロマネジメントってちょっと微妙だよねみたいな話をさせていただきました。
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