シニアエンジニアの現状認識と怠慢の兆候
こんにちは、シニアソフトウェアエンジニアのriddleです。 このポッドキャストは、IT業界のいろんな話やリアルをお届けします。
今回は、最近感じているシニアエンジニアの怠慢というテーマでお話ししようと思います。
シニアエンジニアになってくるとですね、自分で言うのもなんですが、なんとなく大体のことはわかってるんですね。
もちろん自分の職務範囲だったり、得意な技術領域のことを、もう何年もかけてやってきていたりするわけで、一通りのことは教えられたいとか、問題なんかこませるという感じなんですね。
そこからちょっとはみ出した分野についても、一緒に仕事した人の知見だったりだとか、過去のノウハウとかでなんとかやりくりできていくというような感じになっていきます。
とはいえね、新しいことを勉強しないとついていけなくなったりとか、まあまあいろんな問題もあるので学んだりしたりするんですけれども、最近ですね、あ、これなんか自分で怠慢だなって思うシーンがあったんですね。
怠慢の具体例:難しい知識のスキップ
それが何かというと、難しいことでかつ実務で使わないものについてはスキップするっていう癖ですね。
これどういうことかというと、新人の頃って、まあ難しい技術書、まあ当時自分にとっての難しいなのでエントリーだと思いますけど、そこでですね、300ページぐらいありますと、そうすると頭からお尻まで全部わかんないですね。
ただどれが大事なのかって一切こう判断がつかないので、1ページ目から300ページまで同じ労力をかけて、まあいろいろと見ていたという経験があります。
まあね、それはね、何が大事か全然わかんないでしょうがないですよね。ただですね、ひるがえって、今ちょっと新しい分野の勉強しようと思った時とかに、
まあ同じ300ページの本とかを読むとですね、だいたいですね、勘どころがわかってくるんで、これは大事だとか、これは絶対使わないだろうなーみたいなことがなんとなく肌感覚でわかってくるんですね。
これは完全に新しい分野の勉強だと難しいかもしれないですが、例えばある言語を勉強していて、今までと言語と似てるよねみたいなものだったりすると、
これは使うけどこれは使わないなとか、この領域だったらここまで詳しいことは求められないだろう、みたいなことがなんとなくわかったりするわけですよ。
そうなってくると、だいたい難しい章とか難しいページっていうのがいくつかあるんですけれども、そのうち自分が今理解していなくて、
かつ別に今までも理解しなくても困ってないし、今後も使うことあんまないだろうなっていう、ちょっと難しいところはスキップしちゃうんですね。
だって時間かかるし、理解したとて使えるとこないし、みたいな、いわゆるコスパやタイパが悪いってやつですね。
怠慢への気づきと反省
もちろんそれって本当にJISMで使わないのであれば、あんまり意味がないんで、悪い選択ではないと思うんですけれども、
ちょっとね、ふと今日も本を読んでいて、自分がそのムーブをしていることに気づきまして、
あ、これ自分を甘やかしてるやつだということに気がつきました。なので、ちょっと気づいたタイミングで自分が飛ばしたページをですね、
戻って、やっぱりちょっと解釈、理解を深めてみようみたいな感じでやったんですけど、まあ難しくて全然進みませんでした。
ただ結局、新しいことを知るってなった時に、今まで知ってたことのちょっとはみ出たところを知るだけだと、全然自分の中の知識が広がったりとか、
なんだろう、考えがアップデートされたりとかがそんなにしないので、そういうなんていうんですか、苦労というか、自分のところから結構はみ出して、
業務で使うか使わないかは関係なく、どんどん学びを貪欲にやっていくっていう姿勢が、
まあシニアエンジニアになってもちゃんと維持し続ける必要があるなということに至りました。
シニアエンジニアが学び続けることの難しさと重要性
まあね、これ結構難しいんですよね。時間が限られていて、学ぶものを何にするかっていうのを厳選している中で、
その中で実務では使わないけど、ちょっと修熟までに時間がかかりそうなやつとか、これって絶対使わないでしょ、みたいな。
例えばですけど、私サーバーとかインフラのエンジニアをやっていて、割と昔に比べるとですね、ハードウェアのリソースって自由度が高くなってくるんですね。
もちろん、節約するに越したことはないんですけど、とてもなんですかね、細かい最適化だったりとか、
チームで開発していると、誰か一人がその行動を知らなかっただけで、ちょっと行動を書き換えると性能が落ちてしまうような書き方の言語特性のクセだったり、
例えばコンパイラーの性質を理解した上でのコードの書き方とか、そういうのテクニックって言語によっていろいろあると思うんですけれども、
そういうのをね、例えば逐一チェックして考えるって、現代の開発スピードを考えると、特にバックエンドとかウェブサービス開発をやっていると、
あんまり有用ではないかなって。もちろんそのシステムプログラミングとか組み込みとか、
そういうクライアント側のところをやっている場合は、もちろん十分に有用な話だと思うんですけれども、
実際にそういうところをやっていない側の人間からすると、大事なのはわかるけど、そんなに時間かけて覚えるほどのことなのかな、みたいな感じになっちゃうんですよね。
学びに対するプレッシャーの低下と自己への甘やかし
というところで、そういうちょっと今一例挙げましたけれども、人によってこれって別に今自分が勉強しなくてもいいんじゃないかとか、理解しなくてもいいんじゃないかっていうことを思うと思うんですけれども、
もちろんね、そのすべてを取り掛かる必要はないと思うんですけれども、かつてね、自分が何も知らなかった時のことを思い返していただくと、
どこを見ても知らないことで何を覚えるのにも時間がかかっていた。でも今は色々知って、だいたい覚えることが今までと近しいところなので、そんな苦労なく技術書も読める、みたいな感じになってくると、
ちょっと学びに対するね、プレッシャーが弱まっていて、ちょっと自分に甘くなってるんじゃないかなというところを、ぜひですね、自分のようにちょっと気づいてもらえるといいんじゃないかなと思います。
はい、まだね、そのところまで行ってないよっていう人もね、全然いると思うんですけれども、慣れてくるとね、そういう感じになってくると思うので、もちろんね、勉強してるだけで十分に偉いんですけれども、
その勉強の中でもですね、自分を甘やかさないと、僕は甘やかしているんですが、というところを一個持っていってもらえればなと思いました。
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ありがとうございました。