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2019-03-15

Q.135 あか抜けたい、オシャレになりたいという願望がありますが・・・

周囲から野暮ったいとか、地味だとか言われます。洋服を買いに行っても、自分なんてとネガティブな気持ちになって気後れしてしまいます。

【パブリッシュサロン、はじめました】
 
世界は先が見えず、ネットには攻撃的で強い言葉ばかりはびこっています。
「普通」にしっかりと生きている人が生きづらい困った時代です。
でもほんとうは迷いながら、毎日をしっかりと生きている「普通」の人こそ、主役なのです。

そんな人同士が集まって、本や音楽や社会の話、仕事や恋愛やこれからの世界の話を
のんびりと大人の余裕をもって話し合う小さな社交場=サロンをつくれないか。

そんな想いからサロンは始まりました。

ユーザとして−−−石田衣良の世界観を味わう。生まれたコンテンツを体験する。
クリエイターとして−−−サロンでの出会いを通じて、創作に打ち込む。
プロデューサーとして−−−サロンで見つけた原石を、世の中に届ける。

それぞれがそれぞれの関わり方で、フィクションを楽しみ、自分の生活を豊かに、展開するためのホームグラウンド。

誰もがクリエイターで、誰もがユーザーで、そして誰もがプロデューサーになれる時代です。
フィクションという入れ物を、ただ味わうだけではもったいない。アイデアの原石を、研ぎ澄ませる工程も楽しめる場所にしたいと考えています。
肩書きの垣根を超えて、みんながそれぞれの想いを叶えるための場所を、オンライン上に作りました。
 詳しくはこちらから→https://yakan-hiko.com/meeting/ishidaira/top.html

Appleミュージックで「世界はフィクションでできている」のプレイリストを配信中。石田衣良セレクトの音楽をお楽しみください。
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00:17
こんにちは、早川洋平です。石田衣良、恋と仕事と社会のQ&A、今日は135回です。皆さんよろしくお願いします。
最近、女性の質問が多かったんですが、今日は男性、前回と同じ29歳、ポッドキャストネーム、たくわんさんから頂いています。
初めまして。石田衣良さんを写真や講演会で見かけるたび、オシャレで素敵だなと思っています。うちはスーツを着用しなくていい会社なので、いつも同じような格好をしていますが、周囲から野暮ったいとか地味と言われることが多いです。
あか抜けたい、オシャレになりたいという願望があるのですが、洋服屋に行っても、自分なんてというネガティブな気持ちが強くて、気遅れしてしまいます。マイナスの自意識から抜け出して、オシャレになるにはどうしたらいいですか?
いい真面目な方の質問ですね。
これはね、本当にね、オシャレなハードルを上げすぎている男性の質問なんだよね。だから、男の人のオシャレって基本形だけやっていけば普通はいいんですよ。
基本形。
はい。なので、色味で言えば、紺とグレーと白、淡いブルー、それをとっかひっかり組み合わせて着ればいいので、そういう基本の形を覚えてしまいましょう。
うんうんうん。
えっと、一番基本の形を覚えてしまいましょう。
一番の基本になるのはですね、グレーのパンツにネイビーのジャケット、それに薄いブルーのシャツ、白いシャツ、あるいは青と白のストライプのシャツ、白と紺のブロックチェック、格子柄のシャツ、そこに差し色でネクタイを1ピン入れるだけで、もう大丈夫なんです。
すごい。1分間コーディネートじゃないですか。
なので、それを1回基礎で作ること。
うん。
で、その中で、えっと、そのシャツを変えていったりでいいです。
で、靴は黒のこういうところだから紐靴だと思うので、コインローファーとかパンプスみたいなものを革のパンプスとかを合わせましょう。
で、もう一切冒険しなくて大丈夫。
それこそ必死にまたファッション雑誌読んだりとかね。
そうそうそうそう。
しなくていいってことですよね。
うん。そのベースになるものができたら、その中でちょっとずつ増やしていけばいいです。
うんうんうん。
だから、いい、質のいい紺のジャケットを買って、グレーのパンツを買う。
で、グレーのパンツが飽きたら、黒と白のグレーンチェックのパンツに、あの、紺のジャケットを合わせる。
なんてのをちょっとずつ増やしていくっていうだけでいいです。
これ皆さん聞いてますか?これポッドキャストこれ何回でも聞くから、ちゃんとね、あの、繰り返しメモでもいいんですけど聞いて、実践できればと思いますけど。
そうです。なので、あとはもう清潔感のある格好をしておけばいいので、あの、紺、白、グレー。
その中の組み合わせだけで作って、その中にちょっとずつ差し色で、えんじとか茶色とかグリーン、明るいブルーなんかを足していくと。
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それも最初は面積があんまり大きくない、ネクタイとかポケットチーフで差していくっていうのがいいと思います。
これでも本当にもう、なんかコーディネーターさながらというか、下手なコーディネーターよりよっぽどと思うんですけど、なんかイラさんそういうことって、なんでしょう、学んだ感じじゃないですよね。
じゃないですね。
雑誌とか見ながら、で時々これいいなっていう写真は切って集めたりしてましたけど、でももう本当に無茶しなくていいですからね。
でもそれこそ、こうイラさん毎月こうやってご一緒させていただいて、まさにその、なんだろうな、差し色じゃないですけど、シンプルなものはもちろんですけど、結構こう、本当にピンクとか赤とかも、それを結構上手に着るじゃないですか。
うん。
それってやっぱり次のステップだし、別に無理にみんながみんなそれをもちろん着る必要もないと思うんですけど。
そうですね。
で、他のダッフルコートなんていうのは、大人の男性が着るとかっこいいんですけど、なかなかハード高いよね。
面積も大きいし。
そう。
なので、そういうのは上級者なんで、ベースになるところはやっておく。もうそれだけでいいと思いますけどね。
うん。
例えばさっき言った、その紺のジャケットも、例えばいろんな質感がありますから、紺で、本当におしゃれ頑張りたいっていうんであれば、それこそ、なんでしょうね、紺のカシミヤの、
カシミヤのジャケットとか、いいのを1着買うみたいなのでもいいし、カジュアルにするなら、紺色でコーデュロイとか、
ああ、コーデュロイですね。
ヒット系のやつもありますからね。
素材とかでそうか、ちょっと遊んでもいいかもしれないですね。
そうそうそうそう。なので、いつもあの人は紺のジャケットで、グレーのパンツだね、ぐらいのイメージ持たれてもそれでいいんですよね。
うん。
なんかどうしてもね、こう、最初はおしゃれっていうと、なんかちょっと逆に、まあ気をてらいたくはないけどでも、なんかこんな、本当に地味でいいんだろうかみたいに思いがちで、
うん。
皆さんおっしゃってるように、そのシンプルな何パターンかと、あと以前、結構前ですけど、大学生とかの男の子の相談に乗ってたときに、本当に極端な話、もう白い、
うん。
なんか綺麗なシャツと、もう綺麗な、なんかデニムがあれば別にそれでもいいって言って、まあ本質はやっぱりそこなわけですよね。
そうですそうです。なので、その垢抜けたいって頑張るよりは、ベースになるのを1つ覚えてしまえば、なんとなくあの人すっきりしてるねっていう中で、何かちょっと足すだけで垢抜けるんですよね。
うんうんうん。
うんうんうん。
で、まあそれまでは、でもまだね、29歳と若いし、
そうですね。
おしゃれをするのは、やっぱり30代は本当に素晴らしい年だと思うんで、若いうちはやっぱお金ないし無理じゃないですか。
うん。
29歳、おしゃれ1個覚えておくと、人生の後半がずっと楽しくなると思いますよ。
そうですね。
年を取ると、ルックスとかよりは、その人がセンスいいとかおしゃれであるっていうのがモテるの基準になるんですよ。
うん。
なので、30代後半から以降は、おしゃれでない人はイケメンでもどんどんモテなくなっていくので、
うん。
ちょっと覚えてもらうといいかな。
なるほどね。
あとは、サイズだけ気にしてほしいですね。
06:01
ああ、ですよね。
はい。今年はなんかビッグシルエットでダボっとしたのが流行ってますけど、大人の人はああいうその年の流行とかには行かないで、割と体のラインがきちんと出るタイトな服をスーツをね、着るといいと思います。
ビッグシルエットね、流行ってるから、まあ流行ってる時だけど、そこ外して着ちゃったらちょっとやばいですよね。
うん。ビッグシルエットはね、全部、まあパンツも上も全部やらないといけないんで、
そうですね。
はい。
ビッグシルエットはね、着たくさいし、たぶん来年には流行らないので、
な気がしますね。
うん。無視した方がいいですね。
はい。じゃあまあシンプルにね。
はい。
いきましょう。さあ、この番組では皆様からのご質問、ご感想を募集しております。また、イラさんのサロン、世界フィクションでできているの買いも募集しています。合わせて、どちらも西田彩さんの公式サイトからチェックしてみてください。今日は135回でした。イラさん、ありがとうございました。
はい。ありがとうございました。

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