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2018-09-07

Q.109 こんな猛暑の東京でオリンピックできるの?

豊洲移転問題で道路開通や駐車場整備も遅れているしゴタゴタだらけの東京オリンピック、衣良さんはどう見てますか?

【パブリッシュサロン、はじめました】
 
世界は先が見えず、ネットには攻撃的で強い言葉ばかりはびこっています。
「普通」にしっかりと生きている人が生きづらい困った時代です。
でもほんとうは迷いながら、毎日をしっかりと生きている「普通」の人こそ、主役なのです。

そんな人同士が集まって、本や音楽や社会の話、仕事や恋愛やこれからの世界の話を
のんびりと大人の余裕をもって話し合う小さな社交場=サロンをつくれないか。

そんな想いからサロンは始まりました。

ユーザとして−−−石田衣良の世界観を味わう。生まれたコンテンツを体験する。
クリエイターとして−−−サロンでの出会いを通じて、創作に打ち込む。
プロデューサーとして−−−サロンで見つけた原石を、世の中に届ける。

それぞれがそれぞれの関わり方で、フィクションを楽しみ、自分の生活を豊かに、展開するためのホームグラウンド。

誰もがクリエイターで、誰もがユーザーで、そして誰もがプロデューサーになれる時代です。
フィクションという入れ物を、ただ味わうだけではもったいない。アイデアの原石を、研ぎ澄ませる工程も楽しめる場所にしたいと考えています。
肩書きの垣根を超えて、みんながそれぞれの想いを叶えるための場所を、オンライン上に作りました。
 詳しくはこちらから→https://yakan-hiko.com/meeting/ishidaira/top.html

Appleミュージックで「世界はフィクションでできている」のプレイリストを配信中。石田衣良セレクトの音楽をお楽しみください。
https://apple.co/2oaqam4


00:17
こんにちは、早川洋平です。石田衣良、恋と仕事と社会のQ&A、今日は第109回です。
井田さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、これ聞いてる方はあんまりピンとこないと思いますが、先月もお伝えしたかな、Facebook Liveの方でですね、このポッドキャスト、今、実は生中継中ですので。
そうなんですよね。
そちらもTwitterの方で随時お知らせしますので、またそちらもご覧ください。
はい。
今回9月ということで、こんな質問いただいています。29歳、男性から。今年は毎日とても暑いですね。
いや、本当ですよね。
先日気温が40度近い日に、コミックマーケットの行列に並んでいた僕は、熱中症になりかけてフラフラになってしまいました。
やめる。
こんな猛暑の東京で、オリンピックをやって大丈夫なのかと心配になります。
小池都知事は、打ち水をすると言っていますが、文字通り焼け石に水ではないでしょうか。
もし、東京に来たアスリートや観光客が熱中症でバタバタと倒れ、死人が出たりしたら、日本の名誉を損ねることになりそうです。
また、豊洲市場の移転問題の影響で、道路の開通や駐車場の整備なども遅れに遅れています。
はい。
ゴタゴタだらけの東京オリンピック、井田さんはどう見ていますか。
いやー、これね。でも、40度の日にコミケにちゃんと行列するっていう、ここがすごいですよね。
そこですよね。そこがまずすごいですよね。
うん。
コミケ雲っていうのができたそうですね。
え、どういうことですか。
あのね、冷房が入っている大きな会場で、下の方はみんな汗だくじゃない。
だから、汗の蒸気がわーって上に上がっていって、上の冷房で冷やされて、白い霞が…
本当ですか。
そう。大会場の上の方にできるんですって。
人工っちゃ人工。
で、それがすごい汗臭いって言うんですよ。
なんで、それを聞いて、うわー、コミケに行くのは本当修行だなと思いましたけど。
修行ですね。
でも、えらいね。楽しいもんね。
そうですね。
イベントだからね。
うん。
で、ちなみに、なんかもうスポーツが、なんていうの、世界をつなぐだとか、スポーツをやっている人が純真だみたいなのは、もう大嘘だと思わない。
今回のアマチュアボクシング園名かなんかの、
ありましたね。
就寝会長、あの人なんかもう、どう見たって筋ものしか見えないもんね。
筋ものより筋ものっぽいですよね。
世界の山根ですって、あんなことを人前で変遷としゃべれる。
なんかアルツハイマー入ってんのかなっていうぐらいのレベルだったじゃない。
はい。
だからそう考えてみると、なんかスポーツって、そんなにみんなが言うほど、なんかきれいなもんでもないし、立派なもんでもないなって思うんですけどね。
03:00
そしてまあね、もうこの1年ぐらいずっと、もっとドタバタしてるオリンピックなんで、ますます気づけばもうあと2年切ってるのかな。
そうね。
切ってるけど、正直本当になんか全然盛り上がんないですね。
うん。
だから正直あの、どっちでもいいと思いますよ。
うん。
ただ、本当に真夏のしんどい時なので、早朝か夜にやるっていうパターンになるじゃないですか。
はい。
で、しかも夜にやる方は、要はね、ものすごいお金の放送料を払ってくれる。
うん。
アメリカにバンと時間をすぐ決められちゃうので。
そうなんですよね。
そういうのを考えてると、もうオリンピックなんていいんじゃないっていう気もしますね。
うん。
うん。
アマチュアスポーツが、なんていうの。
うん。
ピュアでなんか、心を打つ感動的なものみたいな。
うん。
印象ももう全然ないし、もうどのスポーツもはっきり言ってお金がものすごく絡んでるじゃないですか。
うん。
国からの補助も出てるし、そういうのを考えると、オリンピックがいつまでも聖域みたいなのは、もうちょっと違うなって気がしますね。
それこそね、ほら高校野球今やってますけど、もちろん高校野球自体はね、高校球児にとって有名でしょうけど、本当に甲子園でこの時期にやらなきゃいけないのかっていう、そういう声もなんかも出てくる。
まあそれもあるね。
あと僕、高野連をずっと取材しているライターに聞いたんですけど、
うん。
あ、そうなんですか。
もう裏がめちゃくちゃあるの。
どんな裏が?
いや、もう高校野球の監督は出場すると、出場の成功報酬1000万なんだって。
本当ですか?
私学の高校の名門のところなんかは。
それはどっから出るんですか?
いや、だから学校が払うわけよ、監督に。
だからうちの子供たちのために日曜日も頑張ってますなんて言いつつ、うわーこれ出たら1000万かとかみんなが見てると。
ワールドカップの監督みたいじゃないですか。
ね。
で、某今メジャーに行っているピッチャーいますけど、その彼は高校に入るときの裏の支度金。
契約金みたいなのがあるんですね。
うん、これも契約金みたいなものが一時よく動いたって言ってたよ。
だから高校野球とかさ、アマチュアスポーツとかオリンピックとか。
あの爽やかな汗の裏側に。
そう、もう全然めちゃくちゃトロトロしてるし、で、なんかひどい権力構造みたいなのが昔のまま残ってるんだよね。
うん。
フットボールとかボクシングみたいに。あれ、それだけじゃないからね。他のジャンルでもみんなそうなので。
じゃあちょっと汗臭いかもしれないけど、コミックマーケットの人が並んでる汗の雲の方が嫌ってことですよね。
もう全然ピュアですよ。もう全然ピュア。だからいっそのことを全部プロにしちゃえばいいって僕は思いますけどね。
確かに。
プロ野球やプロのテニスの方がずっとマシだよね。
そうですね。
うん。
なんかアマチュアだからなんか変にそうですね、いろいろグレーなところも出てきたりとか、突っ込みきれない部分も出てきたりとか。
うん。
プロ野球の裏ってかなりのもんだって言ってたよ。
そうなんだ。
うん。
なんかね、それ聞くとどうなのかなって。
いやー、もうちょっとひどくない?あのボクシングのおじさんだってさ、あんなやつね、終身って言ったら78で、80でも90でもやるって思ってたわけだからね。
なんかイラさんが、今更イラさん受けたくないでしょうけど、まあ都知事じゃないですけど、今オリンピック、2020年オリンピックに関して何でもできるって言われたら何します?
06:06
唯一やるとしたら。
ええ、なんでしょうね。でももう開催時期をずらすのが本当は一番いいと思うけどね。9月の終わりとかに。でもまあ、もう今はどうしようもないから。うーん、どうでしょう。うーん、ないかな。
とりあえずなんか開会式とか閉会式とか、もうくだらないからやめちゃえばって思うんだけどね。
ああ、確かに。
うん。
なんか3丁目の夕日の監督がやったりするんだよね。
うん。
あ、そうなんだ。
うーん。
ねえ。
いや、どうかな。よくわかんないけどね。まあ、いろいろ見せてくれるんだろうけど、振付師が入ってるってことは、なんかアイドルみたいな子がみんな出てきて踊る。で、ねえ、ちょっとなんか、日本のゲームだな、アニメだなをやって、東京タワーかなんか作ってみたいな、お決まりのパターンになるような気がするな。
まあ、ちょっとそうですね。
うん。
まあ、オリンピックだけじゃなくてね、アマチュアスポーツ全般に関して、なんかちょっとね、まあ一概にいかない部分はあるんですけど、なんかちょっと見直す時期かもしれないですよね。
うん。っていうよりも、どっちでもいい。もうアマチュアスポーツなんてどうでもいいと思う。
うん。
それと正直言ってさ、小学校とか中学校のさ、スポーツクラブの監督をやっている中年のおじさんたちが気持ち悪いんだよね。なんだろうね、あれ。
まあ、生きがいみたいなところもあるのかな。
うん。で、なんか猛烈に、なんか平然と人に物事を教えるじゃないですか。
はい。
で、自分は別に大してやってもいなくてさ、スポーツ自体は。で、なんか人生の先生みたいになっちゃうんで。
うん。
ああいうの見てるときついなって思うね。
きついね。
スポーツの上下関係とか。
うん。
苦手だなあ。
というのがイラさんが今感じていることですね。
そう。オリンピックはみんな東京から避難しましょう。
はい。
うん。すごくなると思いますよ。
うん。
さあ、この番組では皆様からの質問を募集しています。
また、イラさんと双方向でつながれるオンラインサロン。
はい。
世界はフィクションでできているの会も募集しています。
はい。
詳しくはホームページをご覧ください。
はい。
さあ、そしてですね。
おお。
ずっとちょっと準備をしていたんですが、これ聞いてる方、iTunesご覧になってる方多いと思うので、連動してですね、このサロンとも連動してるんですけど、世界はフィクションでできているということで、イラさんにお願いしてですね。
はい。
iTunesでプレイリスト。
そうですね。
はい。
Apple Musicの会員になってる方であれば無料で全部聴けますし、ちょっとチェックできると思うので。
はい。
あとですね、検索窓で石田イラと検索するとプレイリスト出てきますので、ぜひそちらの方をね、イラさんが選んだ方を。
そうですね。
選曲はもう割とクラシックジャズみたいな感じで、でも重くなくさらっと聴ける選曲ですかね。
そうですね。
はい。
そちらもぜひ合わせてチェックしてみてください。
はい。
ということで今日は第109回をお届けしました。
はい。
皆さんありがとうございました。
はい。ありがとうございました。

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