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2017-11-17

Q.71【10月公開収録】恋愛は頑張らなくていい?

サイン会で衣良さんに頑張らなくていいと言われました。私は今後どうすればいいでしょうか。


00:18
こんにちは、早川洋平です。石田衣良、恋と仕事と社会のQ&A、今日は公開収録で前回引き続きお届けしたいと思います。
ということで、今回の公開収録でぜひ取り上げてほしいというのが、この中に多分来てくださっていると思うんですけれども、質問をいただいていますので、本名は読み上げずに早速いきたいと思います。
33歳、女性の方からもいただいています。先日のイラさんのサイン会で、「自信がなくて恋愛ができない。落ち込んだときに頑張れる一言を。」とお願いしたら、「頑張らなくてもいい。」と言ってくれました。
初めてそんな言葉をかけてもらい、その瞬間にとても気持ちが楽になりました。そして、「自分を高く見せる。」という言葉もかけてもらいました。
今まで自分がダメだと思って生きてきたので、頑張ることしかしてこなかったし、
特に男性とは自分を下げてもらえなかった。
イラさんがかけてくれた言葉を消化できていません。なので、私は今後どうすればいいかアドバイスをお願いします。
なるほどね。
最後、びっくりマーク2個です。
でもさ、頑張って無理をして自分を作って付き合うと、もう後で疲れちゃうじゃないですか。
なので、そこの辺が難しいところなんですよね。だから上げて下げてをうまくやるっていうそのコツを覚えると達人になるんです。
はい。
よく演歌の人が言いますよね。声を張るところと、弾いて押さえるところ。要するに曲の中で曲をもらって、自分でその抑揚をつけられるようになるとプロになるって。
はい。
なので、それを男女交際でもやってほしいんですよね。行くところと、弾くところ。上げるところと、下げるところ。
バランス難しいですよね。
そうなんです。だからずっと私は高いと言っていた人が、いきなりガクッと崩れて可愛い女になるみたいになって、男の人はみんなツボじゃないですか。
はい。
なので、そういうのを覚えるために何をするかっていうと、ともかく数です。
数ですか。
付き合いましょう、いろいろ。
とにかく量ですね。
そうです。で、みんなロマンチックな夢を見ているんで、本当に大好きで素敵な人と付き合いたいって思うじゃないですか。でも、どんな人にもいいところがあるので、とりあえずこれぐらいのやつでいいから付き合ってみるかぐらいので、気楽に付き合う。
あんまり考えすぎずに。
そう。手近なところで。
手近なところで。
はい。
出会いは大体手近なところにしかないですから。
今日もぜひ皆さんね。
もう本当に韓流とかドラマとか見つけてダメよ。
そうですね。
ありえないですからね。
自分もちゃんとね。
はい。なんか財閥の息子で、それなりになぜか私のことを好きになるみたいな。で、お父さんともめるっていう、ああいうことないですから、現実には。
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そうすると、どうなんでしょう。もうちょっと具体的にいくと。
はい。
まずだと思うんですけど、やっぱり最初は不自然になっちゃうじゃないですか。
はい。
なってもいいからだから、なんかちょっと高く見せてみる。
不自然っていうと、自分が無様であったり、自分のやってることが恥ずかしいっていうふうな思いじゃないですか。
はい。
でも、みんなそれはあるんだよね。特に付き合い始めの頃って、みんなそれをやっているわけで、それをほとんどの人がやっているのは実は高校生とか大学生の頃なんですよ。
はい。
でも、今、例えば33とか34歳で、それをもう一度できるのって、逆に素晴らしくない?だってそんなときめきないよ。
そうですね。
30代で結婚している女性とかには。
ちょっと僕もこれ読んでて思いました。素敵ですよね。
うん。そんなの今からできるって素晴らしいことなので、そこは逆に胸が張ってほしいよね。
そうですね。
もう下手したら他の友達、同年齢の友達は、もう旦那が妻だけEDになっているとか、そういう世界じゃないですか。
そうですね。
笑っても大丈夫ですか?
もう笑ってます。皆さんのプライバシーは保護されています。
そうなんです。下ネタはそんなには振らないですけど、今、妻だけEDのことを今日来る途中でずっと調べていたので、それが次の講談社の短編なんですけど。
そうなんですね。
ある映画プロデューサーに、うちがED、妻だけEDなんです。ぜひそれを書いてくださいって。
今気づいたんですけど、大樹さん、その方プライバシー保護されているんですけど、学生さんもいらっしゃってますね。
え、どこに?
学生さんですね。
学生さん、そんな気をきている人はどうぞ。
2人。特に高校生。
帰って、調べて、ネットで。
隣はお母様ですかね。
でもね、もう本当に切ない、切ない妻の思いがいっぱい入ってますから。
人生には役立ちますから。
それから男性に言っておきますけど、家族とはセックスできないとか、仕事とセックスは家庭に持ち込まないとか、奥さんの前では死んでも行っちゃだめだよ。あれ残酷だからね。
そうですね。
全部だけは言わないようにね。
そう。
暗い話にならないように。
ちょっと角度を変えてですね、今この方の質問、恋愛にだったんですけど、やっぱり頑張らなくてもいいと言われたときに、ここに来ている方も真面目だと思うんですけど、そこがやっぱり一応難しいじゃないですか。
でもね、こういう人って放っておくと、もう完璧を目指してギチギチに頑張るじゃないですか。でも男の人って、あまりにも一生懸命だったり頑張っている女性はちょっと引いてしまうよね。
うん。
これは女の子もそうで、どうですか、デートのたびに蝶ネクタイで、タキシード、え、どこ行くの?で、毎回毎回頑張って、セロビーしていいお店に連れて行ってくれる。
はい。
でもそしたらね、なんか焼き照り屋とか行きたいよなって思うじゃないですか。
そうね。
うん。なので、それはもう女も男も全く一緒なので、あとは自分を出しちゃえばいいんじゃない?
うん。
でも皆さんおっしゃった通り、てか僕が言うのもちょっとおこがましいですけど、両方は大事ですよね。
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今までのそのスタンスでダメだと思ってもね、その数がその10倍人と会えば、それで全然いいっていう人もいるかもしれない。
そうなんですけど、僕が両と言っているのは、恋愛の場合は2回から3回ぐらいで、大体自分にとって恋愛ってこういう感じなんだってコツがつかめるじゃないですか。
あ、じゃあそんな10回も行かなくても。
そんな20人、30人ってこれからエッチしてからちゃんと付き合おうとかって言ったら、もうね、行き過ぎなので。
僕はそこまで言ってないですけどね。
ええ。
なので、もう3回、4回こなせばいい。
はい。
そういうのがもう慣れますから、その中であ、自分はこれぐらいの恋愛がいいんだなとか、付き合って楽な人はこういう人なんだなっていうのが見つかったら、ちゃんと行く。
うん。
あの、40歳で結婚してもその後40年以上あるので、のんびりでいいんじゃないですか。
うん。
33歳とかだと焦る、周りはもっと進んでるとかって思うかもしれないけど、長い目で見たらその時代の5年ぐらい大したことないよね。
そうですね。
うん。
じゃあまあそういう意味でね、この方、まあ緩く。
ええ。
それと恥をかきましょう。
うん。
恥ずかしいことをたくさんするのがいいと思います。
はい。
また楽しい道が開きますね、きっと。
うん。
はい。
この番組では皆様からの質問を募集しております。詳しくは石垂れ公式サイトからお寄せください。ということで今日は公開収録でご質問いただいてお届けしました。皆さんありがとうございました。
はい。ありがとうございました。
はい。

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