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2018-01-12

Q.78 夫婦の会話がありません。歩み寄る方法ありますか?

コミュニケーションを目的ではなく手段と考える夫。仕事の日の夜の会話は無理と言われました。


00:16
こんにちは、早川洋平です。石田衣良、恋と仕事と社会のQ&A、今日は第78回をお届けします。
皆さん、よろしくお願いします。
さあ、今日は1月12日ということで、公開収録当日ということで、これ聞いている方、ひょっとしたらこれから来るという方もいらっしゃると思いますが、ぜひ楽しみにしていてください。
さあ、今回の質問、33歳女性からです。リピーターの方です。
58回の夫婦の会話って難しいです、という質問に答えていただいたものです。
その後、夫と話をしましたが、喋りたいなら一人で喋っていればいいよ、適当に聞いてみるから、との答えでした。
いつなら話ができる余裕があるのかと聞くと、仕事の日の夜は無理、休みの日の午前中ならまだいい、とのことでした。
また、お前はコミュニケーションを目的としているけど、俺はコミュニケーションを手段としているから、相入れない、と言いました。
うわあ。
結論として、これ以上は頑張れない、とのことでした。
コミュニケーションを聞けてよかったです。こういう状況でも歩み寄る方法はあるでしょうか?
ちなみに、セックスレスではありません。
これに関しては、もう諦めるしかないね。
諦める。
うん。その、このセリフすごいよね。コミュニケーションを目的としているのは君で、僕はコミュニケーションを手段としているから相入れない。
コミュニケーション自体が目的であるというのは一つわかるけど、
じゃあ、コミュニケーションを手段としているこの男の子は、
旦那は何をしようとしているんだろうね。
要は、手段として言うコミュニケーションを取りたくないということは、ある目的のための手段じゃない?
その夫婦関係みたいなものを少し良くしようとか、相手に対する関心とか一切ないから、手段として用いる必要がないということなんだよね、これ。
確かにそうですね。ちゃんと考えると。
そう。だから、手段として、お前と話しても何の役にも立たないし、どこにも行かないんだから、話す必要はないと言っているってことなのよね。
そうか。
そう。それに、その前の言葉も何か切ないじゃん。仕事の日の夜は無理。
この人さ、一生懸命なんだけど、多分まあ、これ言い方きついから旦那に聞かれたら気の毒だけど、能力的にちょっと問題があって、いっぱいいっぱいなんだよね。
そう。余裕がないと。
そう。余裕がなくてさ、まだ若くて、余裕がなくて、毎日毎日の仕事に追われて、夜でさえくたびれきって緊張していて、のんびり話もできないぐらいの人なの。
うん。
多分、いい人なんだろうから、まあ、諦めて、一緒にいて、一方的におしゃべりして、時々面白い冗談でも挟むぐらいしかもうないんだね。
うん。ただ、セックスレスではないっていうのが、そこは彼にとって、そういう意味では唯一の…
そうね。まだ唯一の救いだよね。
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場なんですかね。
そう。セックス自体は、その言葉を介さないコミュニケーションではあるので、そこまで無くなったらもう、遠かれず離婚だろうなという気がするんだけど。
ただ、でもこういうさ、いろいろな…
うん。
言うのない男って多くない?日本人。
うん。
いや、はっきり言ってさ、この辺の会社員なんかより僕の方が3倍ぐらい働いてるけど、会話をしないなんてことはないよ。
うん。
その瞬間に疲れてると頭が動かないみたいなことを言うのはさ、まあ、本当はもう厳しいこと言うと能力がないんだよね。
そういうときこそ、楽しみたいですよね。
うん。
いや、わかんないね。
うん。
どうなんでしょう。これ、逆手にとって余裕がなくて、休みの日の午前中ならってことだったら、その休みの日の午前中を楽しく見た方がいい。
休みの日の午前中を楽しくみたいな、なんか性交互…。
もうあると思いますね。
そうですね。
ただ、それには会話を持たせるための何かはないといけないから、それこそ休みの日の午前中から、でも無理だよね。今こういう人って休みの日はゴロゴロしてるだけで外出しないから。
僕もなんか外出たらって今言おうと思ったんですけど、そもそも…。
そうなんだよね。だから本当にこういうときにいいのはさ、自分の外にあるものを見ることなんで、自然でもアーティブでもいいんだけど、そういうものに触れて、
うん。
いろんなことを批評したりさ、これはいいね、悪いねっていう過程でその人のセンスとか分かってくるじゃない。
うん。
そういうのがなくて、ただ日常のコミュニケーションだけを日常の朝から頑張ろうって難しくない?
うん。
だから何かしらちょっと、2人の共通の趣味とかエッセンスみたいなものを作らないといけないと思うんだけど。
そうですね。
でもそれも難しそうだよな。
確かに。ただあれですよね、この番組の…。番組じゃないときにニラさんと話したかもしれないけど、やっぱり夫婦でも…。
うん。
いろんな状況ある中で、月1でも月2でも、何かそういう時間をある意味形からでもっていうのは大事と思って、うちも実はしてるんですけど、それやっぱ変わりますよね。
ああ、だったらそれをやるべきかもね。
うん。
彼だってこういうふうに言ってるけど、例えばスポーツ観戦とかさ、何かあるかもしれないじゃない。それに付き合ってあげれば、やっぱりちょっと自分なりに付き合ったら次はね、じゃああんまり行きたくないけど。
そうそう。
ね。
そう。
何度ただの展覧会で付き合うよみたいな感じになるからさ。
そうですね。
なんか…。
いやでも切ないな、本当。そんなに人生つらいのかな。会社の仕事、そこまで頑張るほどの価値はないと思うんだけどな。
やっぱでも余裕ってとこでしょうね。
そうだね。ただ、年齢もあるよね。
うん。
30代めちゃめちゃ忙しいけど、これ40代になればさ、中間管理職になって、現場でめちゃくちゃ働かなくてもよくなるし、
うん。
で、さらにそれが50代、60代になれば、どんどん仕事…。
うん。
実際には減っていくので。
はい。
なので、そういう時のために、2人で今から趣味を増やしておこうねぐらいの感じで、いくつかなんか取り組んでみたらいいんじゃないかな。
そうですね。そこもなんか、毎週こうするみたいにするとまたね。
そうそうそうそう。
きつくなっちゃうから。
うん。
緩く。
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そう、緩く。でもそういうのは大事だよね。だって絶対仕事になっていつか辞める時が来るんだから。
そうですね。
うん。だってこの彼、取締役とか社長になって死ぬまで働くって雰囲気ゼロじゃん。
うん。
このぐらいの感じだと失礼しないよね。
そうですね。しんどそうなので。
うん。やっぱできる人って社長とかみんな結構ゆとりあるからね。僕も結構話することもあるけど、みんな結構趣味ありますよ。
ですよね。めちゃめちゃ働いてるからこそそういう趣味も外の世代にありますよね。
そう。だからそういう分で働いてる上で常に余力があるような人がやっぱ偉くなるんで、そこの部分はちょっとこの旦那にも頑張ってほしいね。
そうですね。引き続きまたお便りお待ちしていますね。
頑張ってね。ただし今のこのポッドキャスターですね。
このポッドキャスターですね。ご指示には聞かせないように。
間違ってるもん。
もう今いっぱいいっぱいなので、この一滴で溢れちゃうかもしれませんから。
間違っても聞かせないようにお願いします。
はい。
さあ、この番組では皆様からの質問を募集しています。イラさんの公式サイトの質問フォームより質問を寄せください。また石田イラと双方向でつながれるオンラインサロン、世界フィクションで出来ているのかいも不定期で募集していますので、こちらもサイトをチェックしてみてください。
ということで今日は第78回お届けしました。イラさんありがとうございました。
はい。ありがとうございました。
ありがとうございました。

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