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2017-08-11

Q.58 夫婦の会話は難しいです

結婚5年目で夫婦の会話がなくなってきました。夫婦のあり方に悩んでいます。


00:14
こんにちは、早川洋平です。
石田衣良、恋と仕事と社会へのQ&A、今日は第58回です。
皆さんよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今日は32歳女性から質問いただいています。
夫婦の会話って難しいです。
次第にすり減り、どんどん噛み合わなくなります。
今、結婚5年目です。子供が生まれたあたりからでしょうか。
子供についての会話はするものの、それ以外のことになると、
互いに億劫になっているのがわかります。
私は会話が好きなタイプですが、夫は比較的独り言で完結するタイプです。
以前はこういうことはなかったような、とさりげなく夫に尋ねると、
以前は頑張って答えていたんだ、との返事で、少し寂しくなりました。
こういう場合、夫との会話はある程度、見切りをつけて接する方がいいでしょうか。
夫婦のあり方に悩んでいます。
いや、これ難しい。
いや、ちょっと重いですね。
ただね、これ日本の夫婦の一番多い典型的なパターンじゃないですかね。
はい、要は、一緒にいると、だんだんと相手に対して関心をなくして、話もしなくなっちゃうんですよ。
なのでね、これ、奥さん、あなたの方はちゃんと会話が欲しいんですよね。
自分からどんどん話しかけている。
これね、しんどいかもしれないけれど、そのままどんどん続けていくしかないと思いますね。
それと、一つ、だんだんちゃんと話してるじゃないですか、一回。
昔はそうじゃなかったのにって。
で、頑張っていたんだと答えていた。
それで、がっかりする気持ちもわかるんだけど、そこからもう一歩行ってほしいんだよね。
もう一歩。
そう。じゃあ、これからどんどん会話が少なくなっていくと、夫婦としてつまらなくなるし、
それこそ、熟年離婚の危機なんかだって招いてしまうかもしれないので、
私も頑張るし、あなたも頑張ってもうちょっと答えたり話したりしてみてほしいっていうことを伝える。
それが大事だと思う。
あー。でもなんか、ちょっと僕も今感じて思ったんですけど、結構、それこそ高校生とか大学生じゃなくて、
付き合ってるときだったら何でも価値観一緒とか、全部合うみたいになりますけど、実際問題、シビアなところ、
僕もいろんな話だったり、実体験もして、結婚すると意外ともう、実は当初から全然合わない部分があったりとか、
頑張ってる部分とかって、実はありますよね、結局。
あります。
そこをどう乗り越えるっていうと、ちょっとね、あれかもしれないですけど。
だから、そこでもう会話なんかなくてもいいんだっていうと、基本的に、
会話とセックスがないと、夫婦ってどんどん距離が離れていくんですよね。
で、全く相手が何を考えてるかわかんなくなっちゃうんで、その両方は、何て言うかな、長い間、一生一緒にいるためには絶対欠かせないと思って、
ちょっとしんどいなというときも頑張る。基本はそこじゃないかな。
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先週もね、ちょっと違いますけど、そのセックスの話もありましたけど、だから、なんか努力っていうとそれこそ、なんか忍耐って感じですけど、努力とはちょっと違うのかもしれないけど、
やっぱり、お互いそういうふうに話して。
大切だね。
ですよね。
関係性を、手を入れていく。いつもを保っていく。
あの、今、男の人って、ものすごくだらしないじゃないですか。
仕事のときだけ、めちゃくちゃ無理して自分を殺して頑張るくせに、家に帰った途端、そんな面倒なことは何もできるかって言って、全部やめちゃうでしょ。
だからね、そこがちょっと、日本の男の子供なとこだと思う。
なんだ、その外での無理の頑張りは。
いや、外では頑張らなくて、
もうちょっと頑張るぐらいの、なんか立場じゃないと、結婚、幸せな結婚生活って続かないよね、絶対。
で、この問題に関しては、やっぱちょっと男がまだまだ弱いと思うんだよな。
そうですね。
ちょっと仕事すると、すぐいっぱいいっぱいで、もう大変だ、世の中厳しいみたいなことばっかりうちで言うくせに、家に帰ると、
確かに。
そう、あの、奥さんのメンテナンスは何もしない、面倒くさくて口なんて聞けるか、女の子の話なんて聞いてられるか、
あるいは、家庭にセックスは持ち込まないみたいなことを、平気で言う人ってほんと多いもんね。
で、これはやっぱちょっと、日本人の結婚生活をダメにしている一番大きな原因だと思うな。
でも多少形は違えども、井川さんおっしゃったように、かなりの人たちがこういう何かありそうですね、これに近いようなことは。
これはね、あるんだけど、でも相手に話し合いを合わせるとかさ、相手が興味を持っていることに自分も興味を持つふりをするぐらいのことは、
ほんのちょっとのことですよね。
そう、そうした方がいいんじゃない?だって、得意先のさ、力のある人間、意思決定者についてだったら、好きじゃないゴルフの話とかだってしてるでしょ、みんな。それぐらいしてあげれば。
これなんか僕が怒られてるみたいな感じですけども、まさにそうですね、仕事でやってることの100のうちの、ほんと10でもやれば全然違うと思うけど、
なかなか甘えかな、やっぱり幼い。
あとね、やっぱりなんか、男の人の良くないところで、結婚とかしてると相手が自分のものだと思い込んじゃうんだよね。
無意識がありそう。
そうそう、従えばいいんだっていうようなね。ちょっとやっぱり、結婚生活自体をすごく複雑で貴重な機会のように少し考えればいいんじゃないかね。
そうですね。
ちゃんと定期的にメンテナンスをして、もし歪みやクリーが生じていたら、ちゃんと修理しながら続けていく。それぐらいのものだと思わないと、やっぱ幸せな結婚生活ないよね。
そうですね。
やっぱ、セックスですと会話ですって、しんどいもんね。
そういう意味では、彼女も見切りつけずに、まだちょっと話してる。
自分からは、なんかにこやかに積極的に話しかける。で、あまりにもひどいなと思ったら、ちゃんとそういう話をして、あなたの方でも、もう少し昔みたいに頑張ってよ。
大変なのかもしれないけれど、私たち、なんか楽しい結婚生活を送りたいもんねっていう言い方でいいんじゃないかな。
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そうですね。ぜひトライしてみてください。
そう。
でも、仕事だけ頑張ってる男の人って、やっぱちょっと厳しいと思うね、これからは。
だって、どんどん残業も減ってるし、なんか働くことだけじゃなくなってるじゃん、日本人も。
なので、ぜひ、結婚生活をいつまでもスイートにする方法を考えてほしいですね。
はい。
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ということで、今日は第58回でした。
イラさん、ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。

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