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2025-03-20 26:22

【オトラジ#272】【人見知りでも大丈夫】会うことが人生を変える…『会う力』の秘密を著者の早川洋平が語り尽くす!

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この春、新潮社から出版された
我らが早川洋平くんのデビュー作
『会う力』を総力特集!

一冊の本ができるまで、
何が一番大切で、何が一番ツライのか

有名無名2000人にインタビューしてきた
洋平くんが、人に会うコツやノウハウを語り尽くします。

3月15日発売!ぜひ書店でよろしくね!......衣良

 

▼プロインタビュアー早川洋平、初の著書
『会う力』 ── 新潮社より刊行
➡ 特典&詳細はこちら → https://yohei-hayakawa.com/auchikara.html
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人生を変えたいなら、「会いたい人に、会いに行く」。
それが、僕がどん底から抜け出した方法でした。
『会う力』は、「対話で人生をアップデートする」ための本です。
単なる人脈づくりではなく、自分の世界を広げ、未来の可能性を拓く力を養います。
本書は、「会う前」「会った時」「会った後」 の3ステップで、誰でも実践できるように構成しました。営業・士業・ライター・YouTuberなど対話が必要な方から、転職・起業を考えている方まで、あらゆる場面で役立つ一冊です。
人生をもっと自由にデザインしたい方へ──
「会い方」が変われば、人生も変わります。
(早川洋平)

 

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(第13弾:2025年2月5日〜4月4日まで! http://bit.ly/3IsmMM2
第187回 【自腹で3000円選書(第3弾)】この夏読みたい!大人の3冊@有隣堂本店
第193回 日本発!世界を席巻する「異世界転生」を『DT転生』原作の石田衣良が語り尽くす! 
第203回 ヨーロッパの辺境と揶揄されてきたロシアの深くて暗い歴史とは  

 

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サマリー

早川洋平氏は著書『会う力』を通じて、人との交流が人生を変える可能性について語ります。特に、対話を通じたスキルやマインドの重要性が強調され、万人に役立つ内容であることが示されています。このエピソードでは、早川氏が『会う力』の重要性について話し、人見知りであっても対面でのコミュニケーションが人生を変えると述べます。また、彼は自身の執筆経験や編集者とのやり取りについても触れています。早川氏は著書『会う力』について語り、人生を変える出会いの重要性を強調しています。人見知りでも問題なく、様々な人と会うことで新たなつながりや経験が得られることを伝えています。

『会う力』の誕生
はい、こんばんは、石田衣良です。
こんばんは、清水のあです。
こんばんは、早川洋平です。
さあ、大人の放課後ラジオ、この番組はYouTube、ポッドキャスト、各プラットフォームでお届けしています。
チャンネル登録、番組フォローよろしくお願いします。
お願いします。
さあ、今日は第272回ですか?
今日は、井田さん。
みなさん、何も言いません。これ見てください。
読めますかね、一部の画面で。
【会う力】、我々が早川洋平くんのデビュー作です。
ついに本ができました。
ありがとうございます。
おめでとう。
ありがとうございます。
すごいよね、すんごい頑張った。
いや、もう15年ぐらいかかりました。
でも、実際に描いてたのは7年ぐらいでしょ?
そうですね。もはや覚えてないですけど、7年ぐらい。
でも、7年間、諦めずにコツコツ頑張ったのは本当に偉いよ。
どっかで嫌になっちゃうからね。
でも、井田さんから2017年か2018年ぐらいに、
洋平くん、そろそろ名刺画に描こうよ、みたいに言われて。
でも正直、そこから7、8年かかるとまでは思ってなかったんですけど。
でも、1冊目は大変だけどさ、子供と一緒で2人目からずっと楽になるから。
だといいですけどね。
15年前に、この【会う力】っていう題材で描こうっていうのは、ぼんやりと終わったんですか?
でも、15年って言うとちょっと語弊があるんですけど、
僕が起業してちょうど16年とか17年なんで、
割と最初に自分でポッドキャスト番組始めて、
対話の重要性
井田さんも含めていろんな方にインタビューさせていただく中で、
別にヒゲしてるわけじゃなくて、なんでこんな無名の、よくわかんない、
俺がこんなすごい人どんどん会えるんだ、みたいな。
だから、これって人と会うことで変わっていくんじゃないかな、みたいなのを体感的に気づいて。
で、いつかこれ本にできたらいいな、みたいなのがあった。
よかったね。
言い忘れてたけど、ここね、大事なところ。
新庁舎から3月15日発売で、アウチから。
17です、井田さん。
これ、15って書いてあんのか?
逆に、これは残しました。
井田さん、聞きたかったんですけど、
よく本の発売日と発行日ってなんかあるんですか?
発売日のがちょっと後になるんだけど、
発行ってのは、だから、スッタ日みたいなこと言ってみれば。
でも、これでいいの。
ということで、ここの新庁舎、3月15日なので、
ちょっと本屋さんに行って、
お近くの人たちにはなかなか見つからないかもしれません。
聞いてみてください。
こういう本があるんですよ、と。
逆にね、逆にありがとうございます。
話題の本なんだと。
でも嬉しいよね、初めての。
本当にありがたいですけど。
今日ね、せっかくこういう会をいただいたんで、
井田さんから喋りまくれと言われてるんですけど、
やっぱり自分で自分のこと喋るの、なかなか苦手なんで。
する不思議だよね。
井田さんも、比べたらまた僕炎上してますけど。
ノアさんのさ、おじさんに押し倒されたとかさ、
いうネタにはすごい突っ込んでくれてるじゃん。
いやいや、突っ込むのは仕事だから。
自分のことを自分で語るっていうのはなかなかできないんで。
今日はね、吉水ノアさんと質問いただいてるので、
それに結構かかってるかなと。
私ですか?
聞かれたら喋りまくれると思うけど。
なるほど、なるほど。
じゃあお便りいっちゃいます?
はい。
まずお便りから。
ひとこさん40代、女性の方からいただいています。
2月の月末フリートークを拝聴させていただきました。
とても楽しく聞かせていただきました。
早川さんがおっしゃっていた食前リンゴ酢を始めました。
食前リンゴ酢か。
リンゴ酢を始めました。
私は朝一、トマトジュースにリンゴ酢とにがりを少々加えて飲んでいます。
なんか話が合いそうじゃない?
すごいっすね。
ところで、異世界かける勝負のお話がありましたが、
これ多分井田さんのネタですね。
ぜひぜひ、「JK春は異世界で勝負になった。」を読んでみてください。
異世界召喚ものなのですが、私的にとてもリアルな内容でした。
春は決していい子ではないですけど、生きている感じがとてもいいです。
男尊女卑な世界観もとてもいい設定だったし、
雨の日だけ来る池おじ?そんなのがいるんだ。
純情青年のスモーブも好きなキャラでした。
私はすぐ感情移入するので、泣いてしまうシーンもありました。
完結しています。もしかしたらご存知かもしれませんが、
お勧めさせていただきます。
面白いんだよね。異世界に転移した女子高生が何にもなくて、
その魔法も使えないし、能力もなくて、本当に勝負になるっていう話なの。
何にもないっていうのがいいっすね。
でもできることはこれしかないみたいな感じで。
得意だしまいっかみたいな感じで流されていくっていう。
面白いですね。ありがとうございます。
質問、ゆなさん20代の女性からいただいています。
この本は早川さんのような記者やマスコミ関係の仕事をする場合には役に立ちますが、
そうでない場合、あまり役に立たないのではないかと思ってしまいますが、違いますか?
いきなり結構厳しい感じで、これでもいい質問です。本当にいただいて。
これね、話すと長くなるんですけど、シンプルにですけど、
やっぱりアウチから、このサブタイトルをシンプルにして最強のアポの教科書っていうと、
この想定も含めて、やっぱり営業だったり、人と会う人にまずっていうイメージが強いと思うんですよ。
それは確かなんですけど、これ誤解をするといえば、老若男女全ての人に役立つというふうに思ってて、
っていうのも、アウチからの一番僕がここで伝えたい概念って、
アポを取ろうっていうことじゃなくて、人と直接会って対話することで人生がアップデートできるよっていうことなんですよ。
じゃあ別に、著名人に会えとか、そういうこと言ってるわけじゃないってことですね。
この本にも書いてあるんですけど、結果として、著名人に会いたいとかはあるかもしれないけど、
一番はやっぱりこの激動の時代に、どんな時代とか環境に左右されずに、
あんまりちょっと自己嫌悪っぽく言いたくないんだけど、
自分らしく、生きたい人に必要なスキルとマインドが身につけられると思ってて、
もうちょっと具体的に人間関係でもいいし、仕事でもいいし、お金でもいいし、それこそ健康でもいいし、
自分が人生でその時々で、悩んでることとかさ、もっと学びたいことって、例えばなんかある?
今ですか?
今、悩んでること、旦那との関係ですね。
ああ、いいじゃないですか。それは有料版でもうちょっと聞きたいと思いますけど。
それは、カウンセリングするってこと?
カウンセラーに会うってこと?
でもさ、ほら、例えば人間関係とか悩むときに、普通だったら、
例えば僕らの場合、このプラットフォームあるけどさ、
例えば本読んだりさ、ネットでちょっと調べたりってあるかもしれないけど、
自分の悩んでるものとかを解決するときに、
最もそれに長けてる人とかに、別に著名人じゃなくてもいいから、
直接会うことで、やっぱり解決のヒントって得られるじゃん。
だからそれなぜかっていうと、本だと基本的に一方向じゃん。
だから自分で気づくってことできるけど、
対話だと自分でこれぞっていう人に会いに行って、
直接問答をしながら、自分に合った答えももらえるみたいな。
オーダーメイドで自分が必要な能力を、
まあなんかね、どらくえみたいな感じなんですよ。
自分の経験値でポイント、人間関係のポイントをもうちょっと高めたいんだったら、
その人に会いに行って、っていうのを一生涯アップデートし続けられるから、
苦手な対人関係
だから全ての人に必要だっていう風に思う。
だからね、ヨエ君のシーンのところはさ、やっぱ本当に会いに行っちゃうところなんだよね。
だから打ち合わせとかでさ、誰々の新しい小説面白いよとかって言うと、
アポートって会いに行くじゃん。
僕小説読んだら面白いねって思うけど、会いに行かないのよ。
なぜかって言うと、だいたい著者ってめんどくさい人が多いから。大変なの。
でもヨエ君はなぜか知らないけどね、
だから今、人生をアップデートするとかさ、よりよく生きるって言ったけど、
あんまりそこは関係なくてもいいかなって思ってるんだ。
それより、何にも分からずにパッと飛び込んでいって、
会って話を聞いてくる力があるっていうのは、それだけですごいんだよね。
確かに。その行動力がやっぱ葉山さんの強みですよね。
しかもそれが国内の普通の小説家とかだけじゃなく、
海外のね、いろんな作家でちょっとアメリカでアポが取れたんで会いに行きますって言うけどさ、
そんなことめんどくさくてできないもん。
で、それをあれこれやって、結果、本にも書いてあるから言うけど、
2000人にそれができたっていうのは、やっぱなんか不思議な人間力みたいなのがあるんで、
そこのところを読んでほしいかな。ノウハウよりは。
結局、著者の人間性なんだよね。
ここにお得なことが書いてありますって言うよりは、
僕なんか、ようへいが自分で気がついてない変な面白いとこがあるんだよね。
それが大事なの。
なんですか?もうちょっと言語化すると。
それは本当にね、ものすごくフットワークが軽いこと。
みんなあれこれ意見は持ってるんだよ。
こうしたい、こういうアイディアがあるって言うんだけど、
それをちゃんと動く人はほとんどいないの。
で、やるくんはだいたい思いついたらすぐにパッて飛べられるから、
そこがやっぱ一番おっきいんじゃないかなと。
あと、継続力があるよね。
確かに、それは本当だ。
これはだって2000人いかないからね。
そこがいいとこだと思う。
ものすごい軽いフットワークと、それを続ける力があることね。
オトラジでもよく、早川さん、健康の話してるじゃないですか。
毎日ライニングしてるとか、なんか変なウソを飲むとか。
ウソ飲むのね。
オイルとかなんか食べて、変な機械つけてみたりとかしてるじゃないですか。
ああいうことを飽きずにできるっていうのって、やっぱちょっと変態な要素すごくありますよね。
っていうより、やっぱり仕事をする人って変にこだわるやつ言うんだよね、みんな。
与兵衛くんの場合は健康だったり、ともかく人に会うことだったりする。
それに関しては、与兵衛くんが言うのとは別な意味で、生きる上での力になるような気はするな。
ただ、本ってさ、役に立つのはつまんないじゃん。
だから、あんまりそこはなんかいいと思う。
楽しんで読んでくれれば。
気が楽になる。
ただ一つ、今のイラさんがおっしゃった上ででもちょっと一つ重ねたいのが、
別にお役立ちってことは言いたいわけじゃないんですけど、
やっぱりさっきの話の繋がりなんですけど、
やっぱり僕のフットワークとか、合っちゃうところがあって褒めていただきましたけど、
この本にも書きましたけど、僕本当に人と会うの、いつも話してるけどさ、
苦手だし、できれば家にこもってたい。
本当にそうなんです。
だから、やっぱり早川さんみたいなフットワークがあって思われちゃうと、
僕としてはさっきのイラさんに返すんですけど、
僕はやっぱり本当にとにかく、今もできれば人と会いたくないんですけど、
自分の根がネガティブだし、
こういうことをもっと詳しく伝えたいとか、
劣等感の塊だったし、今もそうだから。
人との出会いの価値
だからこそ、この例えばなんだろうな、
小説家の人のクリエイティビティにもうちょっと触れてみたい、
だけど人と会うの嫌だなぁみたいに思いつつも、
その先に会った後、直接話すことで得られるものがもう得難いんで、
プライスレスなんで、いつも緊張しながら会いに行く。
なるほどね。
やっぱり変わってる感じですかね。
変わってますよね。
でも、だいたいドMの人ってそうじゃん。
Sじゃないですね。
苦手なところを突き詰めて、気がつけば大リーグにいるっていうパターンだから。
この間、役者のこと話してた時に、
演じるって自分の恥ずかしい部分とかをさらけ出したりとか、
心の中にどんどん入っていかないといけないから、
本当に辛いことばっかりが結構多いんだけど、
ある瞬間、チームワークとか演技がうまくいった瞬間に、
それにハマるドラッグみたいなところがあって、
それで中毒になってしまうみたいな。
演じることにもう貪欲になっていってしまうみたいなことを言ってて。
早川さんもそういうインタビューで、あるきっかけで、
やっぱり中毒です。
ジャンキーだと思う。
昨日、別のプロデュースさせていただいている番組で、
健康系の、以前出てたスポキャスTVやってて、
その時にガジェットで相方の方が、
パルスメーターってコロナの時、オキシーなんていう血中酸素だから。
それの指で挟むやつ。
それのスポーツ版で1個15万するらしいんですけど、
それで1分半かかると、いわゆる血中酸素だけじゃなくて、
いろんな体のストレスとか、全部渡るやつなんですよ。
で、俺それやったら、ほとんど、あり得ないほど全部99点なんですよ。
で、身体的ストレスも全部強くて。
で、こんな人見たことないだったんだけど、
1個だけ精神的ストレスっていうのが、
高いほうがいいんですけど、
それだけ33点で、他全部100点だから、
今おっしゃって何か言ったけど、本当に多分ドM。
で、アスリートはそういう人が多いらしいです。
要するに、肉体的にはストレスがかかってるけど、精神にはかかってなかったってことね。
執筆の苦労
逆です、逆。
精神にもかかったってこと?
つまりアスリートって、体は基本的に大丈夫なんだけど、
実は心はもう結構来てるみたいな感じなんですよ。
なるほどね。
だからなんかドMの人は多いのかなみたいな。
なるほどですね。
そうそうそう。
じゃあやっぱ、早川さんのそういうドMの部分が、
アウチからコスパに繋がったと。
書き続けたところもそうじゃん。
直しも多かったじゃん。
もうしんどかったです。
みんな本を書くときってさ、
スーって書いて、それがもう、
わー最高って言って、パッて本になると思ってるかもしれないけど、
全く違っていて、編集者の関門がすごいんだよね。
ここを直そうとか、ここを短くしてとか、
ここをもっと伸ばしましょうとかっていうことを、
デビューした当初は言ってくるから。
これ本当後でまた出てくると思いますけど、
やっぱりイラさんに最初に書いてごらんって言われて、
その後もうすぐそこからアイスランド行って、
こもって書いて。
アイスランド行ってたねー。
出た出た。
で、イラさんが書くわけじゃない、
イラさんが軽やかに言ってくれたから、
これ書いてきたらもう、
ここからスムーズに行くのかなと思ったんですけど、
その後ね、いろいろ迂回曲折あって、
数年後にようやく新調者の方に繋がって、
編集者の方についた後に、
ここから行けるかなと思ったら、
この本のまさに序章とはじめに、
つまりこの会う力の概念がやっぱりわかりにくいから、
これ突破するのにね、半年かかったんですよ。
だからもう俺も無理かなと思って。
それなんか明確な答え言ってくれるんですか、
出版社に。
言わない言わない。
だってわからない。
編集者は匂いで、
ここがもうちょっと持ってあるといいなとかさ、
ここちょっと長いから詰めてほしいなとか言うけど、
どう詰めろとか何行詰めろとか、
ここをもっと書いてくれみたいなことは言わないの。
編集者は自分で書かないからわかんないわけよ、それは。
あ、なんとなくでもそこの嗅覚はあって、
そう。
ザーッと委ねられるってことなんですね、著者に。
もうだから、著者に任せるしかないし、
著者が頑張るしかないの。
なので、死ぬほど大変なんですよ。
つらいことだ。
だから時給で言ったら、
マックのバイトより安い。
そして僕はマックで毎朝書いてましたっていうね。
本の完成と喜び
マックでバイトしてたらよかったかもしれないって。
でもそういうものなんですよ、本当に。
でも逆に言えば頑張ったら、
頑張っただけの甲斐があるしね。
そうですね。
本当にもうありがたい。
やっぱ嬉しいですか?
どの瞬間が一番高まりました?
ここ、気持ち。
でもこれね、正直ほら、
僕ら収録してる時はまだ発売してないので、
今紙になった時は結構嬉しいですけど、
さっき伊田さんとも話したんですけど、
やっぱり書店に並んでるのが、
多分一番嬉しいのかなって思うんですけど、
実際どうでした?
いや、確かにね、
書店で平積みされてると嬉しいのは嬉しいけど、
でもなんとなく自分の関わった本って、
あのね、どうでもいいものなので、
スッて通り過ぎちゃう。
なんかもう手離れしちゃった感じですか?
だからよくさ、漫画家とかさ、
まあ小説家でもそうなんだけど、
大きな書店の柱の陰でさ、
自分の本が売れるのをこうやって
じーっと見てる人がいるとかいいじゃん。
あれ、ずーっと見てても売れないんだよ、一冊も。
そうなんですか。
切ない!
いや、もう昔から言われてるんだけど、
自分の本が売れてるところを見たことがあるってことは、
もうその本がベストシャレラになってるってことなの。
目の前一瞬しか通り過ぎない時に
誰かが買ってるってことは、
もうすごい売れてることなのよ。
なので、それは滅多にないことです。
へー。
だから仕込まないと無理。
正直まだ実感ないですね。
でも楽しかったでしょ、これ。
ランボーラー開けた時。
そうそう、新著者から送ってきていただいて、
著者禁定の10冊を見ただけで嬉しかったですね。
あと、やっぱゲラを今までね、
仕事としてやってきましたけど、
自分のゲラが上がってきた時は嬉しいですよね。
あとあれの時はどう?
じゃあこれ本にしますって約束されるってことは
約束される時があるじゃない、編集者に。
だからそれこそ、僕の場合本当に
その辺がファジーな感じだったんで
だからその編集…
なんとなく預かってるみたいな感じで長かった?
長くて、その後編集長が忙しすぎるってことになって
担当の手を挙げてくださる編集者がなって
その編集者から編集者付けますって言われたんですよ。
だからこれある意味多分決まりなんでしょうけど
ずーっと本に、その前もいろんなことあったから
15年あったからどこまでが…
そこは向こうも分かんないんだよね。
要は書き直しの最中で潰れちゃうこともあるじゃん。
だから絶対に本にしますみたいなことは
向こうも言えないわけよ。映画と一緒だから。
脚本が書けなくて、脚流れましたみたいなことあるじゃん。
アニメでも。そんなのと一緒なので。
だから正直、やっぱり幻観がずっとあって
さすがに今、ここまで来てるんで
多分17日大丈夫だろう。
今はまだちょっと幻観ある。
でもまあ嬉しいものよ、結構。
かっこいいじゃんとか思うもん。
すごいですね。
でもこのゲラって言うんですか?
原稿を送っていただいたじゃないですか、事前に。
今日のために。
私このゲラを受け取った時が一番感動しましたね。
そう言っていただけると。
ゲラっていいですか?
こうやってくるんですよね、この状態で。
片面だからね。
だからリアルに早川さんがどのくらいの文章量を
書き続けてきたのかっていうのが
手に取るように分かって
すごい感動しました、ほんと。
苦労がここに座って。
言葉って不思議だよね。
一行書いて、次の言葉を続けてって
やってるだけなんだけど
それで300、400ページいくんだからね。
いつの間にかこんな分厚い原稿量を知って。
まずおめでとうございます。
ありがとうございます。
後書きはどうだった?
後書き、これ
イラさんの方が小説とか違うかもしれないけど
結構書く順番いろいろあって
後書き、これ最後の最後に書いたんですよ。
印刷中から書庫を出た後に
ページ数が全部組んでからだったから
そういう意味では後書きは
一番プレッシャーなく楽しく書けたし
あんまりツッコミが入らなかった。
後書きって一番後に書くのじゃないですか?
まあ普通そうだけどね。
いろいろね、つまり
僕はとにかく普通に序章を書いて
そこから1章、2章、3章書いてて
初めにはその後に書いたかな。
で、最後には終わりにも書いてきた。
でもさ、そうやって話してると
何もないことに聞こえるけど
今これ見てる人で
なんか物を書きたいっていう人は
みんな書くのが嫌だとか
もう書けないって詰まるとかさ
もうプレッシャーで
何をやっていいか分からなくなるみたいなことが
散々あるわけじゃん。
そういう時はどうだったの?
でも過ぎちゃうと忘れちゃうんだよね。
その時はすごい悩んでるんだけど。
毎日大変だし
当たり前だけど僕仕事があるわけじゃないですか。
仕事も、しかもコロナとほぼ重なって
会えない時代に会ううちから
書きながら先が見えない中で
会社もいろいろ大変みたいな感じだったから
何時に書いてた?
何時? 時間?
朝6時のマック行って
8時ぐらいまで以上みたいな。
朝2時間やってたんだ。
6時のマックってさ
朝何時に起きるの?
5時に起きて、6時にマックについてるんだ。
で、マックって6時から開いてるの?
やってるとこあるんですよ。
で、6時のマックついてる感じするじゃないですか。
意外と年配の方で並ぶんですよ。
始発が意外と混んでる人と一緒で。
おじいすごいな。
でも最後、おじい様、おばあ様達と結構仲良くなって
最近頑張ってるわね。
でもこの話してないんで。
え、何だと思われてたのかな?
一応会社フリーランスやってますみたいな感じだったんだけど
え、なんか学生さんかと思ったよみたいな。
地方試験とかね。
なるほど。
民間にシェアしてたのか分かんないけど。
朝6時から2時間。
うわ、しんど。
でも僕の場合は朝方だし、書くのが本当に苦手なんで。
イラさんみたいに軽やかにとか、
あと午後からとかだったら何にもできないから
朝の用意どんって感じ。
でも仕事があるもんね。
すごいですね。
出会いの重要性
そういう点では継続力があるんだよね。
でも、とにかく序章の半年で死ぬかと思ったんですけど
そこを突破したらやっぱりちょっとスムーズになったので。
でもいろんな人に会ってるもんな。
そうですね、おじい様で。
なので、ある意味イラさんから
これは結構生々しい話ですけど
やっぱり本出たら名刺代わりになるよって。
今後そういう意味では少し楽になるよって
おっしゃっていただいたんで。
僕今まで特に、やっぱりこの本にも書いてますけど
イラ先生も含めて文芸の人にインタビューするっていうのは
かなり難しいんですよ。
やっぱりそもそも出版社の方がマネジメントしてて
よく言えばマネジメント。
悪く言うとブロック。
なので僕のような何のコネもない人間だと
もう鼻から連絡できないってところなんで。
その中で新潮社も文芸春秋も
いろんな出版社の方とも
関わらせていただいて
今後もうちょいこれがスムーズになるといいなって。
なるほどね。
でも飽きちゃうじゃないかな。
飽きちゃう?誰が?
小説家って結構飽きちゃうよ。
話が?
小説家の格差がすごくあって
すげえ面白い人と
本当につまんない人がいる。
本当につまんない人なんだけど
小説が面白いみたいなパターンもあるよね。
面白いね。
だからそうそう僕は
よく聞かれて困るのが
どんなジャンルのインタビューするんですか?
僕本当になくて
小説家もいれば戦争体験者もいて
それがいいんじゃない?
だからヨイ君の場合
ルールなし感がいいんだよね。
UWFじゃないけどさ昔の。
ということで
ありがたいんですけども
特に聞かれることも
質問とか来て
マジで来てるね。
もう一個ぐらいいいですか?
メイさん
20代女性からです。
この本の表紙に込められた
意味について教えていただきたいです。
表紙に込められた意味?
可愛いですよねこの表紙。
意味かわからないけど裏話としては
やっぱり
ジャンルとしては
実用本とかビジネス書に入るらしいんですけど
あんまりビジネスとか
お金とか成功みたいな感じに
したくないんで
個人的に面倒くさい著者として
新著者の方に言った時に
まずとにかくイラストにしようということで
イラストレーターの方を
選抜してくださって
このイラストで
つまり人と会う
やっぱり分かりやすいのは
面談とか面接みたいな感じ
でもこれ実は
後ろも人と会ってる
新社会人同士が会う
みたいな感じで
男性男性しすぎないで
男性と女性もいるみたいな感じで
色に関しても目立つものがいいんだけど
真っ黒とか
金ピカやめてくれっていうのを
新人ということを忘れて
生意気にお願いしたら
ここまでいいのが出てきた
想定ってさ
みんなパッて見るだけなんだけど
あれこれ考えてんのよ
それが当たったり外れたりするんだけど
でも僕客観的に見て
悪くないんじゃない
ブラックの春っぽい
黄緑がすごくいい
黄色というか黄緑
これもありがたいな
タイトルとかもそうですけど
結構著者さんのリクエスト
聞いてくれるもんなんですか?
これがね
ビジネス系は
新人のタイトルまず問わないって言われて
俺アウチからって
最初からずっと言ってたじゃん
そのまんまは分かりにくいし
やっぱりずっと編集者の人と
もっといいものとか
分かるけどこれは早川さんの現役
100%のそのまんまだから
これそのままじゃ伝わりにくい
で著名人じゃないからさ
だからやっぱり副題が必要だってことで
最後の最後で
このシンプルにして最強のアポの教科書
早川予兵衛知らない人からすると
いわゆる厳正ご利益じゃないけど
それが必要だってことで
俺の案と両方掛け合わせた
って感じ
でも良かったじゃん
他に副題だけじゃなく
タイトルもいろいろ考えたもんね
イラさんにも一緒に考えていただいたり
何パターンぐらい出すんですか?
俺200ぐらい出したよ
でも200ぐらいできるじゃん
タイトルなんて
AIもなかったですけど
別にそんなのはね
楽しい遊びだから
ちなみにもうちょっと詳しく聞かせてもらっていいですか
この帯とかって
これは出版社さんが
中読んで
編集者がやってくれる場合が多いんだけど
自分でやる場合もあって
それはどっちでもいいの
これは予約がやったの?
これは全部編集者の方がやってもちろんチェックさせてもらって
僕はもうそれは任せて
だから僕が書いたのはもちろんね
もっとなんか
さっきみたいな
よくもあると本質的なでっかい話だけど
やっぱりそれじゃ刺さんないから
ここはシンプルにして最強のアポの教科書の
ある意味ビジネスとか実用系に寄せたので
もうお願いしますってあえて
全然お願いしますって言った感じかな
でも後ろの方が割と本質的
いつでもどこでも最高の人間関係を始める第一歩みたいな
その辺すごい組んでいただいて
本当に感謝しかないですね
あれもしいだよね
なんていうのかな
ある意味ね
みんなで一緒に銀行強盗とかやる感じ
わかるよな
ちょっと補足お願いします
だいたいは銀行強盗ってそんなにうまくいかないじゃん
でももしかしたら一攫千金を
みんなで狙える楽しい悪巧みなのよ
ある意味ね
だからそれがビジネス系でも小説でも一緒なんだけど
こんなの面白いからいいじゃんって
世の中に投げてみて
リアクションがわからないってだけのことなので
さあということで
僕は進行しなきゃいけない
ちょっと今日はすみません
ふんわりして申し訳ないんですけど
この後本編でたくさん質問来ているようなんで
あとねやっぱり
めちゃめちゃもっと裏話とかもあるんで
ノアさんとか突っ込んでくれれば
いろんな話せることあるんで
楽しみにしていただけたらと思います
続きは4通りご視聴方法がございます
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いずれかの方法でご視聴ください
本の表紙の裏話
続きは概要欄チェックしていただけたらと思います
それでは本編で
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