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2023-08-17

【オトラジ#189】なぜナチスはユダヤ人絶滅を企てたのか?いま改めて「ホロコースト」を考える。

終戦記念SP!
『ホロコースト』を考える

ナチス党はなぜヨーロッパ950万人のユダヤ人を絶滅させようとしたのか
戦争の破壊と死によりマヒしてゆく感覚

行き当たりばったりの計画がとてつもない悲惨さを生む過程には恐怖しかない

今の僕たちに非人道的な「上からの命令」に逆らう力はあるか......衣良

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【石田衣良】いしだ・いら/1960年東京生まれ。
84年に成蹊大学を卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターとして活躍。97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール読物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。2003年「4TEEN フォーティーン」で直木賞を受賞。06年「眠れぬ真珠」で島清恋愛文学賞、13年「北斗、ある殺人者の回心」で中央公論文芸賞を受賞。『アキハバラ@DEEP』『美丘』など著書多数。最新刊『獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパークXⅥ』(文藝春秋)。
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【早川洋平】はやかわ・ようへい/プロインタビュアー。キクタス株式会社代表。羽生結弦、よしもとばなな、横尾忠則らトップランナーから戦争体験者までジャンルを超えてインタビュー。声のメディア(Podcast)のプロデュースにも注力し、手がけた番組の累計ダウンロードは 2億6千万回を超える。『横浜美術館「ラジオ美術館」』『多摩大チャンネル』などプロデュース多数。
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【美水望亜】よしみず・のあ/東京都出身。
キャスティング事務所 株式会社フォニプロモーション代表。声優コンテンツを中心にキャスティングだけでなく、企画・アドバイスなど幅広く行なっている。
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00:10
こんばんは、石田衣良です。
こんばんは、吉水乃愛です。
こんばんは、早川祐恵です。
さあ、「大人の放課後ラジオ、この番組はYouTubeポッドキャストでお届けしています。チャンネル登録、番組のフォローをよろしくお願いします。
さあ、今回はですね、修繕日を2日過ぎているんですが、やっぱり8月になったら少し過去のいろいろ良くなかったことを一度考えるのも大事だよなということで、
昔ね、東京大空襲とかをやったんですが、今回はホロコーストをやろうと思います。
なかなかだったね。
そう、なかなかでしたね。
ちなみに今、ここのボードに書いてある数字、これですね、それぞれの国にいたユダヤ人の数なんですね。
ドイツには56万5千人がいて、そのうちの16万人を虐殺してしまった。
フランス、隣の国まで攻めていってさ。
で、そこの占領地にユダヤ人がいるかっていって、その人たちをドイツの方に送り返して、8万3千人を殺した。
だから22人、こう見て、ドイツが56万人で16万人しか殺してないのに、フランスにいるユダヤ人の方をいっぱい殺してるんだよね。
へぇー、なんでだ。
そして、ドイツの隣国、仲の良かったオーストリアの25万人のうち、6万5千人を殺してしまった。
で、オランダはね、意外と激しくて、
ほんとだー。
16万人のうち、10万6千人。
6千人を殺した。
そしてチェコ、35万7千人のうち、ここもすごいよね、22万人を殺した。
そして一番恐ろしいのが、強制収容所のほぼすべてがあった、ここです。
ポーランドは、300万人いたのに、ほぼその300万人のすべてを殺してしまった、ユダヤ人のね、ドイツが。
そしてソ連、250万人のうち100万人を殺したっていうことで、総計ではですね、戦争前には、
350万人のユダヤ人が、全ヨーロッパに散らばってきていて、戦争が終わったときには、350万人になっていたので、約マイナス600万人をですね、
しゃれんなんだですね。
殺してしまったっていうのが、ホロコーストですね。
600万人って、どこの国の人口ぐらいなんだろうな。
確かに、気になりますね。
そうだね。
まあ、だけど、これなんでそこまで、ドイツの国民とかヒトラーは、ユダヤ人のことを憎んだのかっていうのが、
まあ、だけど、これなんでそこまで、ドイツの国民とかヒトラーは、ユダヤ人のことを憎んだのかっていうのが、
やっぱり気になるよね。
600万人どのくらいかと見てたら、やっぱりシンガポール、デンマーク、フィンランド、ノルウェーあたりが、一刻そのまま人がみんな消えちゃったくらい。
これ、当然ナチス、ドイツ、ヒトラーがこういう政策をしたことによって、ユダヤ人が大量に虐殺されてしまったということなんですけど、
その背景というか、そこに至るまでに多分何かあったはずだと思うんですよ。
そこまでユダヤ人が目の敵にされるというか。
03:03
まあ、一つはね、一番古い話で言えば、そのキリスト教徒の、まあ、子祖じゃない?イエスとキリストが。
で、ジーザス、クライストをですね、まあ、殺したのがユダヤ人だっていうことから始まるんだよね。
でもそれって、あの、事実かどうかっていうのは分からないわけなんですよね。
で、またね、ユダヤ人の人たちも可哀想なの。
要するにユダヤ人は、それぞれの宗教的な差別があるおかげで、土地を持つことが許されなかったそうなんですよね。
そうですよね。
だから工場も作れない、農園を開いて、まあ、貴族みたいにそこからの上がりで暮らすこともできない。
なので何をやるかっていうと、そしたらもう、金融業とかしかないじゃん。
そうですよね。それが穢れとされてるから、それをユダヤ人にやらせるっていう。
そう。金融業とか、アーティスト、あとは科学者とか、頭を使うか、お金を動かすかしかなくなってしまったっていうのが、まあ、2000年ぐらいずっと続いてある中で、
ドイツの特有の理由がここにくっつくの。
ドイツ特有の理由?
ドイツはこの前に何をやりましたか、覚えてるよね。
第一次世界大戦。
そうそう、第一次世界大戦、ドイツが起こしたでしょ。まあ、起こしたっていうか、巻き込まれみたいなもんなんだけど、でもドイツがメインになってやって、ここが負けたじゃん、第一次で。
そうですね。
で、負けた時に、ドイツ人はちょっとね、やっぱり困ったところがあるのよ。
うん。
要するに、ドイツは戦争では負けてない。
うん。
俺たちはあんなによく戦っていたのに、ユダヤ人が陰で糸を引いて、ドイツを負けさせたんだっていうデマが広がるの。
どういうこと、どういうこと?
これ陰謀論なの。
どうしてそんな陰謀論が?
そう、だから陰謀論で、ワールド・ウォー・ワンに負けたのはユダヤのせい。
なぜ?
っていうのが広がっちゃったの。これが大きいの。
でも、ちょっと考えてみてほしいんだけど、ドイツってさ、
ユダヤ人56万人だよね。ドイツこの時に人口7000万人なのよ。
10%以下ですよね。
もう5%でしょ。こんな人たちで無理じゃん、国を動かすとか。
ちなみにこの時なんだけど、これはもう切ない話で、この第一次大戦、ワールド・ウォー1にユダヤ人56万人しかいないんだけど、56万のうち10万人が戦争に行ってるの。
このうちの1万2000人が死んでるから、足を引っ張って、これ戦士だよ。で、勲章も30%くらいの人がもらってる。
ものすごくよく頑張って戦った人たちなわけよ。それなのに、こうなっちゃうんです。
事実はこれね。10万人もいって、戦死者1万人以上出しているのに、お前たちのせいで負けたっていうふうに叩かれるわけ。
だから陰謀論と、あと、ものすごく国の中に不満が高まるわけよ。
だから陰謀論と、あと、ものすごく国の中に不満が高まるわけよ。
だから陰謀論と、あと、ものすごく国の中に不満が高まるわけよ。
06:01
とんでもないことを信じて、悪者を作るんだよね、外に。
だから今、ドイツはちょっと困ったところがありますけど、結論っぽい話になっちゃうかもしれないですけど、
最初に今、ノアさんが言ったように、そもそものユダヤ人が、そういう迫害を受けるって、キリストのところからじゃないですか。
しかもそれも、本当のところはわかんないかもしれない。ほとんど風評被害っていうか、結局後でプロパガンダみたいなもの。
で、その後また第一次大戦もだから、ドイツ人というより、やっぱり人間って認めたくないけど、
そうだね。
弱い人、少ない人に何か全部、スケープゴートみたいにやっぱりしちゃうものを持ってる悪がある。
それは、関東大震災の時に、韓国人が井戸に毒を入れた。
なぜそう考えるかって言ったら、普段からちょっと厳しいことをやってたんで、仕返しされるに違いないって思い込んだってことでしょ。
ってことは、自分たちが責任やってるんだってことだよね。
その後ろめたさっていうかね。
そう。だからここの過程でさ、第一次大戦で負けて、で、ドイツはそのベルサイジ条約で、とんでもない賠償金を背負うんだよね。
当時の国家予算の20年分とかっていう、まあ今の日本で言えば100兆円だから、まあ2000兆円とかっていう額。
到底払いきれないんで、で、それを蹴飛ばすのがヒトラーなんですよ。
だからヒトラーが出てきた時、最初の公約っていうのは、これなんだよね。
一つは、もうベルサイジ条約、ベルサイジ体制を完全に否定する。
この頃大不景気だったから。
そうですね。
俺だったら立て直せる。
国を豊かにできる。
で、二、生存権を確保する権っていうのは、こっちの権ね、生存エリア。
これは日本が満州を取ったように、
日本はどんどん西に西に。
そうです。東方拡大をする。
まあ要は、チェコ、ポーランド、オーストリア、ソ連、まあウクライナも含むんだけどね。
で、三として、もう最初からユダヤ人、これだからね。
言っちゃうと、得るとこはすごいですよね。
まあ1000万人。
1000万人いる人を、これから殺すよっていう、あるいはこれから全員、共生主義にぶち込むよっていうのがさ、選挙の時にみんなで言ってるってすごくない?
ユダヤ人は悪いのだ、我々は負けていない。
でもこの風っていうのは、我々みたいに一般市民が作ったわけですよね。
まあそういう風潮の中で、そういう風潮の中で生まれたわけですよね。
だからむしろ、それを象徴したのがナチスですね。
そう、選挙に勝ってるからね、ナチ党はね。
日本部たちが、頭のおかしい、人種差別的な、わけのわからない、サイコパス的な人間だったかどうかっていうところってすごく…
だけど、そこまでいってないと思うんだよね。
そう、そう。
社会全体の中に、大臣差別みたいなのが根強くあって、その人たちの主流馬に乗って陰謀論で、選挙の投票を集めた。
そうですね。
日本の今の陰謀論もそうじゃない?コロナワクチンにはCPUが入ってるとかさ。
笑。
そんなのだっけ?
そんなのある。ワクチンで埋め込まれたみたいな。
09:01
そう、だから遺伝子がかき割れちゃうとかさ。なんていうようなことをみんな言ってたわけだから。
ただしね、これもね、悲しい話で、1932のこの選挙で勝って、で、332はヒトラーがトップになるんだけど、最初はね、うまくいったのよ。
要はベルサイ重役から脱退して、賠償金も戻さない。
うん。
で、この頃海軍とか陸軍とかも全部…。
うん。
極端に小さくされてたの。それを無視して戦艦バンバン作る、戦車作るみたいな。戦闘機まだないね。どんどんやって。でもこれ日本と一緒じゃん。国際連盟の方だったりして、戦艦をバンバン作ったら、日本と同じ道なの。
すごく強兵ですね。
そう。もうともかく強兵化の道に走るんだよね。で、こっちは例えば、アウトバーンをドイツ中に張り巡らせる。で、公共事業とかたくさんやって。
失業率も下がる。で、みんな、バンバン罪だったの。
え、じゃあ結構この第一次世界大戦で負けて、経済的にはちょっと落ち込んでたけど、ここに来て、結構盛り上がってたって感じなんですか?
そうなんだよ。
おー。じゃあより、那智とバンザイみたいな。
そう。だから、ここでみんな見ればわかるよね。1920年代に何があったか。
え、何があったんですか?
世界恐慌?
そう、世界。ここはですね、世界大恐慌です。
なるほど。
これまでで一番恐ろしかった。リーマンショックを超える。この後、戦争、第二次世界大戦が始まるまで、二十何年経っても治らなかった。
おー、引いてます。
結局、第二次世界大戦でなんとか立ち直ったんだよ。それぐらいすごい恐慌の中で、33年にヒトラーがトップになってから、ドイツは成功して豊かになったの。
ちょっと旨味を、旨い味を知ってしまったんですよ、ここで。
人間やっぱりね。
そう。ただ、これをやっちゃうとさ、強兵でどんどんどんどん軍隊作っていったら、
どっかで使えるんだよ。
使いたくなるじゃない。なので、こっちに行ったんだね。
何その子供の遊びみたいな、なんか。
いやでも、子供の遊びだよ。
そういうもんなんですか。
原爆作ったら、使いたくなる。戦艦作ったら、イギリスやっつけたくなる。
迷惑な話だよな、ほんとに。
で、こっちの方の、東方拡大していって、要はオーストリア合併して、ポーランド侵攻して、で、当然その例の電撃戦、ブリッツリングだっけ、で、フランスも取り、ベルギーも取り、
ポーランドを取りって、どんどんやっていくんだけど、やっていく先で、次から次へと、これをやるんだよね。
すいません、もうほんとそもそも論が申し訳ないですけど、戦争をやる意味って、国土を広げていくとかっていうこともあるけど、もちろん資源を自国のものにできるとかっていうメリットがあるじゃないですか。
で、ドイツの場合、東に土地を広げていくことで、何が良かったんですか?
要はさ、東の人口と、
農業資源みたいなものと、あとはソ連には当然石油があるのは分かってたんで、それが取れると。
12:00
あ、そういうことか。なるほど、なるほど。それで横に行こうとしたってことですね。
そう、ただそれをやるためには、背中が怖いじゃん。こっち側に思いっきり攻めてるのに背中が攻められたら嫌だっていうんで、フランスをともかく叩いておいたの、最初に。
フランスとかイギリスとか。
でもほんとに欲しかったのは、フランスは全部取れるなんて思ってないから、やっぱりドイツも、こっち側の東のことをさ、自分たちより遅れているっていうことで、
そこをバカにしてんだよね。だから日本が満州に攻めに行ったのと一緒。
あ、なるほど。だからドイツ人から見たら、この辺の人たちはもう原始人みたいなもんだから。
原始人とは言わないけれど、自分たちよりは遅れているし、自分たちだったらこの人たちをうまく植民地化できると。
あ、出た出た出た。一番勘違いですね、そこ。
そう。チェコポーランド、オーストリア、ソ連とか、ここら辺を取って、ドイツをこうやってこっちから広げていく。
なるほど。
で、ここで大ドイツ帝国をこう広げていく。
はいはいはい。もうこの考え方、一番やっちゃダメなやつですよね。一番失敗するやつですよね、本当に。
満州。
うん、満州ね、本当に。
それと、イギリスはインドを植民地してたけど、失敗した?全く失敗してないもんね。
確かに。
ものすごい稼いでる。
イギリスは失敗してない。
じゃあ、アフリカをやったフランス、大成功だよね。
え、そういう、そうです。
南米をやって、ここにさ、スペインがある。
スペイン。
ポルトガル。
ポルトガル。
ポルトガルとスペインじゃん。
うん、はいはい。
自分たちのところから4、5千で、2千キロとかで適当に千引くんだよ、こうやって勝手に。
ここ、ポルトガルね。
で、ここ、スペインね。
これ南米大陸よ。
時刻は超ちっちゃいのに。
本当ですね。
で、これ勝手に分けて千引いて、で、ポルトガルがブラジルを作り、スペインがアルゼンチン、コロンビアを全部作ったっていう、大成功。
え、でもそれでその後って、結局スペインからアルゼンチンとか変換されて、
独立はするけど、それまでの何百年の間、ブラジルの金、ゴム、コーヒー、で、莫大なお金がポルトガルに行くの。
なるほど、なるほど。そっか、だからこういうのがあるから、ドイツも夢を見て、こっちに行こうとしたんですね。
要は、日本と一緒で、遅かっただけなの。
あー、そういうことか。
最初に行って、ドイツがもし南米取れてたら、
こんなことしてないのよ。
そっか。私なんかこっちのイメージが強いから、あんまり甘い蜜を据えるようなことじゃないのかと思った。
いやいや、もうアフリカでも、インドでも、アジアでも、南米でも、ヨーロッパの最初に、
植民地時代を開いた国々は、猛烈な富を吸い上げてる。
それ、遅かったらなんでなんですかね、ドイツが。日本だったら島国だからとか、なんか。
まあ、簡単に言うと、ドイツは海洋国家ではなかったから。
海洋国家じゃないから遅い。
そう、要するに、
国なんだよね、ドイツって。
ロシアと一緒で。
例えばさ、オーストリアとか、チェコスロバキアって、植民地持ってないじゃん。
15:02
海に面してないからね、単純に。
ドイツには攻める力はあったんだけど、航海が苦手だったし、船で戦うことが得意でなかったの。
日本もイギリスも当然海洋国家だし、ポルトガルスペインも海に面してるし。
そういうことそういうこと。
単純なのよ、本当に。
地勢学的な話ですね。
そうそう。で、ロシアは当然、海には面してるけど、不登校がなかったから、
冬動けないようなところだと、でっかい作戦できないじゃん。
そういうことなんだよ。
なるほど、なるほど。
だから、僕らがある意味複雑に考えるようなもんでもなく、結構単純なところからみたいな。
そうですね。
あとは、ドイツもヨーロッパの中では北だから、正直文明って南から発祥して、どんどん広がっていってるじゃない。
なので、ドイツもヨーロッパの中では後進なのよ。ちょっと遅れてきてるの。
さらに遅れると、ロシアとかソ連になるんだけど。
なので、ちょっとやっぱりヨーロッパの中でも後発であるっていうのはあったよね。
後発ってことはもう置いといて、なんか国民性として、例えばイギリスだったら、自分たちはもう、この時代どうかは別として、なんでしょう。
大英帝国であるみたいな、世界をちょっとリードしてるみたいな、いろいろあっても、結局世界の首都的なところまだあったりもするじゃないですか。
でも、ドイツ人は自分たちが、なんていうんでしょう。この時は、そういう意味でも遅れをとってるというか。
それは分かってる。
コンプレックスじゃないですけど。
コンプレックスがやっぱりあったりしたんですか。
あるし、それと、ドイツ人って日本人と同じで、馴染みじゃない。
よく比較させたくてね。
ブンデスリーガーだったら、日本人のサッカー選手はなんでそんなに活躍できるんだっていうと、ドイツ人のスポーツ記者は言うんだよね。
時間を守る、規律に従う、献身的にチームのために働ける、この性質はドイツ人と全く同じだから、日本人の選手がブンデスリーガーで活躍するのはよくわかるじゃん。
君だってわかるだろ?日本人だからって言われるわけ。
気質が似てる。
あんまりマニアックな話に入らないようにしますけど、ドイツの有名な監督とかでも鬼軍曹って言われるね。マガト監督って言ったんですけど、長谷部とかが入った時に、すごい評価された。なんでそんな鬼軍曹がって思ったんですけど、マガトをもってしても日本人やっぱねって話ですよ。今の話は。
でも、今のやつは裏返してみ。組織のために頑張れる。個人を潰して身をこなして頑張れる。
で、規律に絶対従う。そういう人って何が苦手?
え?何が苦手?自主性がない?
そう。自主性と、もう一言言うと、冒険心。冒険心がないから、命がけで船で、アメリカ大陸を発見するとか、南米を見つけるとか、インドを見つけるとかできないのよ。
だから逆にね、日本とドイツが結構仲良かったとかも、逆に納得ですよね。
そう。わかるし。
日本はその頃、鎖国でしょ?冒険してない、全然。だから、冒険心があって、最初に乗り出していった人たちが、一番の利益をつかんで、後から来て、うわー、それできなかったって人たちは、よし、じゃあこれから東欧だって言って、国会に広げようとして、東欧に大ミスを犯すっていう。
18:11
足られ場で申し訳ないんですけど、例えばそれがもうちょっと時期が早くって、冒険心みたいなものがあって、もっと早くこっちを攻めたら成功してた可能性ってあるんですか?
バリバリある。それと、第二次大戦も、僕、このドイツの戦争の話をこうやって見ていても思うんだけど、ここなんだよね。ここソ連じゃん?
はい。
ここに全く手を出さなければよかったんだよ。ソ連まで行かなくて、ここだけだってドイツの2倍3倍あるのよ。
うんうん、確かに。
これで十分じゃん。
横を描いた。
だって、ベルギー、ヨーランド取ってさ、リトアニアの3国全部取って、で、ポーランド取って。
うんうん。
チェコ取って、ブルガリア取って、でもギリシャの方まで行くんだから。
あっ、そっちの方まで行ってる。
そう、ギリシャからもユダヤ人運んで殺してるから。だから、ここで我慢して、ソ連とは不可侵条約を結んで、ここがドイツ第三帝国ですよって言って、フランスの半分取ってるからね、こうやって。
うんうんうん。
これで十分だったのに、ここに行ったおかげで、全てが崩れるんだよね。
日本にそっくりじゃないですかね、なんか。
アヤマチの仕方も。
うん。
そう。
これが、実はドイツ人の大ミステイクだったと思ってるんだ。ここでもう、最初ね、不可侵条約を結んでるんで、その通りで一気にこっちに行かなければよかったんだよ。この頃ソ連も全然力ないから。
そうですよね。
不景気だし、革命が起きてからまだもう10年20年っていう世界なので、国なんか安定してないから。だから戦わないやあなたとはって言って、ここで大ドイツ帝国を持っていれば、これだけで人口さ、多分、この頃、まあ、フランスだったら、
まあ、フランスだって5、6千万ぐらいでしょ?ここだけで人口さ、これだったらOKじゃない?
確かに。そうですよね。
それでも十分大ドイツ帝国ですよね。
でも、でもやっぱ行っちゃった理由があるんですよね。
だから、ここなのよ。
これ?
最初の東勢のところで、東方圏にやるときに、ドイツの人たちってやっぱロシアのことをバカにしてたので。
ん?何をバカにしてたの?
あ、ロシアを。
あ、ロシアを、はい。
そう、ロシアみたいな万国。
うん。
でも、ナチスはこれがあったの。
共産主義?
が嫌いだったの。
あー、なるほど。え、共産主義が嫌いだったんでしたっけ?
だって、ユダヤ人と共産主義者の両方を、そういうね。
そうなんだ。
ユダヤだけじゃない。
あ、そっか。
まあ、ドイツ、社会主義っていうのが一応入ってるんだけど、共産主義は大嫌いで。
そうですね、一番。
で、逆にユダヤ人みたいな金融資本も嫌いっていう。
あー、なるほど。
なかなかね、難しい性格なの。
よくね、だって何とも真逆のもの嫌いっていう気がしますよね。
そう、そういうこと。
うん。だから、ここのところでね、ロシアみたいな国と戦わずにさ、ここだけで止めておけば、まだ、もったんだけど、まあ、無理だよなっていう。最初からやっちゃってるから。
そうか。これが、これをもう成し得ないと思うっていうことで、ソ連まで攻め込んじゃっていったんですね。
21:04
ただ、当時のヨーロッパはみんな、ロシアが大嫌いだったんだよ、ソ連が。
うんうんうんうん。
共産主義が自分の国に入ってくると怖いから。
私も。
もちろん、それぞれの国は運動家はいたけど、どこの国でも、まあ、ソ連の評判は悪かったから。
あー。
だから、まあ、こう負けるべきして負けたんですけど、今の、みんなソ連が嫌いだったっていう意味では、ドイツがもし、まあ、普通の方はありえないですけど、なんかソ連の方もうまく、こう、やったら世界の、また誰が味方とかも変わったかもしれないですよね。
全く変わっていたし、その場合、多分、ここもやられて、こういうことじゃない?ここら辺まで全部こうやって取ってたんじゃない?ドイツが。恐ろしいよ。
なんか。
フランスからスペインまでこうやって取って。
あー。
あれ思い出しちゃいますね、あの、なんだっけ。
高石の男。
高石の男思い出しちゃいますね、日本が勝って。
まあ。
まあ、これは、要するにソ連に手を出さなかった場合ね。
はい。
ただもう、ソ連に手を出したおかげで、レニングラウドのね、市街戦で負けて、そこでまあ、ものすごい数の人が死ぬんだけど、それ以降、あ、ちょっとかなわないな、やばい、選挙区が変わったぞってなっていって、これが激しくなってくんだよね。
うーん。
最初は、絶滅しようじはなかったのよね。
うんうん。
そうですね。
いわゆる、それぞれの街にゲットっていう壁に敷きられたところに、ユダヤ人はね。
そうですね。
で、もう一つは、強制収容所っていって、その人たちは連れてきて、無理やり安いお金で働かせるっていう、労働力の場所だったのね。
うーん。
確かに。
それが、そう、途中から、絶滅しようじょうになってくのね。
なんか、恥ずかしながら、僕なんかも、今回ちゃんと本当に調べるのも、ホロコーストイコール収容所イコールアウシュビッツぐらいのね。
あ、そうそうそう。
ほんと、そう思ってましたよね。
じゃないんすよね。
そう。
じゃあ、その、えっと、さっきの制作3つあったじゃないですか。
うん。
ナチスの。その、戦況が悪くなってきて、これもちょっといまいちうまくいかなくなってきちゃったのかな。
これは、うまくいってんの。
あ、うまくいってんのか。
要するに、これは、ほら、海外から押し付けられた条約。今、日本人で言ってるじゃん。
うん。
アメリカに押し付けられた憲法反対って。
あー。
で、この人たちは、ウェルサイ体制を蹴っ飛ばしたんで、ナチスが。ドイツ国民は大喝采だよ。
あー、そうかそうか。
で、しかも、国中に高速道路作って、失業率が下がって、金も豊かになって、外国は全部、
大恐慌でものすごく景気悪いのに、ドイツだけいいのよ。
あー。
そりゃそうだよね。内部でどんどんお金吸って回して、国際で。
あー、そうかそうね。
で、軍隊作って、公共事業やってるから、高景気になっちゃうわけ。
そうかそうか。
よし、これで俺たちいけるぜ。じゃあ、強いては軍隊ができたんで、一発、東の方を取って、大ドイツ圏を作ろう。
え、でも、なんかその、今の話聞いたら、別にじゃあ、この、これがうまくいっているんだったら、
うん。
その、ソ連を攻めたことによって、戦況が変わったってこと?
戦況が変わったとしても、たぶん戻れるタイミングで絶対あったと思うんですよ。
ない。
え、ないんですか?
うん。
だって、もしその戻れるタイミングがあったのならば、別にこれを無理して遂行する必要がなかったんじゃないかなっていうふうになんか考えちゃうんですよ。
これは最後で無理して遂行してるわけじゃなくて、ナチスが政権を立ったときから、強制収容所は大量に作られ始めるの。
24:06
もうここで、すぐに収容所なの。
はぁはぁはぁ。
だから、もう始まってるんだよね。このときには、これから10年後だから。
このやつって、例えば42年とかだから、一番ひどく始まるのは。
うん。そうですよね。
なんでもう、このほら、10年経ってるじゃん。
はいはい。
だから、それまでも散々ひどいことしてるんで、ここから折り返して戻るみたいなことはできないし、戦争が負け始めた途端に、じゃあ、戦争はダメかもしれないけど、ここはやりたいよねっていう感じで、突き進んじゃうの、逆に。
はぁ。
え、でもなんか国のことを考えたら、一番はなんかやっぱここなのかなって。
そうね。
思うんですけど、そんなね。
でも、これをやった後で、そのときにこれをやってるってことは、これって何?
え、どういうことですか?
強兵政策ってさ、戦争準備じゃん。
はい。
要は、今ある体制、ヨーロッパの体制をひっくり返すぞって言って、これを始めたので、これも全部これと繋がってるんだよね。
あぁ、そうか。
要するに、景気を良くしたのも、戦争に勝つために良くしたようなものだから。
なるほどですね。そうか。だから、もう全部連動しちゃってるから、最終的にここはなんとかユダヤ人ですだけは。
これも最初の、この選挙のときからずっと言ってるから。
はいはいはいはい。
もう抜けないわけよ。この根本政策だから。
なるほど。いや、もうお話尽きないんですが、もうね、25分過ぎて、やっぱりこのテーマ白熱しますね。
いやぁ、すごいよね。要するに、こう動かざるを得ないような形になってるっていうのが怖い。
見てて、あっ、そっちに行ったらダメ、それはまずいよなっていうのを、次から次へと打っていくっていう。
どうしてなの?
いや、でも、そう、それもちょっと僕も語りたいことなんですけどね。
ね、気になる。
続きは、この後、本編でと思うんですが。
はい。
お便りと、ご質問お願いします。
はい。えっと、今日のお便りは、YouTubeのコメントからです。
はい。
シャープ185の、もう国には頼れない働き方の人類史5000年からセルフ働き方改革のヒントを見つけようの回で、
食べるためだけに働いていた時代が終わり、働く目的が個々人によって違う時代になったため、皆で足並み揃えて一つの仕事をするには限度がある気がします。
以前、イラさんが、日本は体だけではなく、心まで同調圧力をかけるから、
辛くなるという趣旨の話をなさっていて、ものすごく共感しました。
ということで。
そうね。
いただいております。
なんか、日本人の同調圧力と同時にさ、自分からチューニングして合わせに行くってとこあるじゃない。
そうですね。
それがなんか辛いよね。
辛い。
辛いけどやっちまうんですよ。
だから海外に行くと、自分から誰かに合わせるその対象がいないから、本当に自由になる。
そうそうそう。
開くんだね。
自分で自分に気持ちよくチューニングしてるだけですから。
本当そうですよね。
はい、じゃあ次質問です。
お願いします。
10代の女性からいただいています。
こんにちは。
部屋の掃除をしながら音ラジオを聞いたり、トイレで音ラジオを聞いたりするのが好きです。
なるほど、いいですね。
なんにもないですね。
ところで、SNSとの付き合い方、SNS上の人付き合いについてどう思いますか。
SNSや電話でしか接したことのない人もいれば、昔の同級生もいます。
27:01
そこで用事がなくても、今日は忙しいの?最近どう?と1日に何度もメッセージを送ってくる人もいて、毎回なんて返事をすればいいか迷います。
正直なところ、具体的な内容であれば返しやすいのですが、今日は忙しい?最近どう?というメッセージだと、相手の方には申し訳ありませんが、ちょっと面倒くさいなと感じてしまうのです。
一方、こちらからメッセージを送っても、だいぶ時間が経ってから、返事をくれる人や、何も返事をくれない人もいて、その場合は寂しいです。
SNSでの付き合いには、温度差があるような気がします。
自分が相手と深く関わりたいと思っていても、相手は自分と深く関わりたいと思っていない場合もあれば、自分が思っている以上に、相手が自分と深くつながりたいと考えている場合もあります。
SNSは通知が多すぎて、少し疲れます。何かアドバイスをお願いします。
これどうしたらいいの?僕さ、基本的にTwitterしかやってないんだけど、そのダイレクトのものに関しては、ほぼノータッチなんだよね。
いやもう、でも、自分で答え書いてるんじゃないですか?
どういうこと?
疲れるし、いろいろあれで、もう。
何か書いてました?
何か、しんどいって書いてあるから、僕も一緒で、これ言ったら身も蓋もないかもしれないですけど、やっぱり。
やめたもんね。
僕も、みなさんと一緒で、何かちょっとお知らせとかの時に使いまして、自分自体が見て受け取る使い方は一切しなくて、4年経ちましたけど、何にも困らないから。不安と恐れを増幅させるだけだから。
ノアさんどうしてるの?
私、無視です。
無視?
ガン無視。
ガン無視、返さない。
じゃあ、みんな一緒だな。わかった。もう返すのはやめましょう。
で、相手の人は、最近どうしてるの?
現金みたいなのは、何にも心がなくて言ってるだけだから、相手にしなくていいです。
確かに。
何かわけなくて、ナンパみたいな人もいますし。
ただ、ちなみに言っとくと、友達は亡くなるので気をつけてください。別に友達いなくてもいいっていう人が。
友達いなくてもやってみますよ、僕ら。
そう。
なるね。
一発解答でしたね。
そうですね。ありがとうございます。
さあ、本編です。もう軽く話しただけでね、30分いりましたね。
本当。なんかもう、戦争って不思議すぎるって。
だからさ。
でもさ、言ってみれば、一番最初に、何か知らないけどさ、右翼と外国主義の人って、こわもてで強そうにするじゃない。
だから、こういうの例えば、じゃあ何で引っ込めないのって、のんさん言ったじゃん。もうこんなの引っ込めればいいじゃん。こんなこと無理なんだから。
1000万人も殺して大変だよって。本当に常識でそうなんだと思うんだけど、ひよったとか、お前はなんか転校したみたいなこと言われるから、強いふりをして入る人とかやってる人たちには、できないのよ。
折り返しが。
そうか。それはでも、気持ちは分かりますよね。
それで結局、それがズルズルいって、これだけ何百万、何千万人っていう、世界で。
だから、本当面白くないですか。本当にこの、個々人が集合して、悪の部分で集合したのが戦争になるっていうのが、本当に出てますよね、これ。
出てるね。
だから、誰か一人がね、超極悪人とかじゃない。
じゃないです。
結果的になってるけど、それは僕らのそれが全部体現されてる。
本当、本当。集合体。
日本人も全く同じことやるよね。
いや、本当ですよね。
30:00
ドイツと同じで、上から命令されたら、それは、なるべく中立に、正確に果たそうってするから、結局、ここで頑張って人を殺していた人たちも、官僚とかじゃん。
まあ、軍人もいるんだけど、軍人とか官僚なので、そういう意味では、あ、日本人とドイツ人だったら可能性あるよなと、僕はちらっと思ったかな。
ああ、確かに。
なんかこう、盲目的というか。
そう。お役所の仕事としてやる。で、それをやる際に関しては、全力を尽くして頑張るっていう。
うん。
でも、さっきの話と重なっちゃいますけど、もう、あれじゃないですか、ビジネスでもそうですけど、必ず、最初に先行者受益じゃないけど、あるから、さっきの話でいけば、日本もそうですし、ドイツはヨーロッパで、欧米では完全に遅れてってるわけじゃないですか。
だから、本当に、普通に考えたら、もう、最初にやる前から、あんまり勝ち目ないって、分かってる人たちもいたんですよ。
いや、いないんじゃないかな。
いない。
だって、その段階ではさ、世界中好き勝手にまだやってるんだから、インド独立してないよ、まだ。
そうか、だから、まだ勝者とかはっきり出てない。
戦後だから、アジアも全部植民地のままだから。第二次大戦後だからね、アジアが独立するのも、インドも。南米だっても、アフリカだって、全部ヨーロッパの持ち物で、その中で、ドイツや日本がもうちょっと分取ったっていいじゃんって思うのは、まあ、人情としては分かる。
うん。
そうだもん。
ただ、既得権で持ってる人たちは許さないよと。
うん。
俺たちはもう全部押さえたんだから。なので、あと残ってんのは、じゃあ、東欧じゃない、ポーランド行くぞ、ブルガリア取るぞ、みたいな感じで、ドイツは行ってたんだね。
でもなんか、前回の君たちはどう生きるかでね、なんか男たちは、なんか積み木やってるだけだみたいな話ありましたけど、なんかあんまジェンダーの話に持ってきたくないんですけど、でもやっぱりちょっともうなんか、人がゲームしてる、で、戦争の結局、なんだかんだ言っても圧倒的にこう主導してる人たち、今も昔も男性じゃないですか。
そうだね。
やっぱそういうのあるんですかね。
あるね。だからさ、君たちはどう生きるかの中でも、積み木だけじゃないように作ってたの。あれ作ってたじゃん。
積み木と。
キャノピーを、戦闘機を。
ああ、はいはい。
だから、ピストルと積み木を作るぐらいなんだよな。
なんでしょうね、そういうのなんか流れてるんですかね、やっぱ昔から。
流れてるっていうよりは、狩猟を、最終の民族で、女性が最終を担って、男性が狩猟をしている、要するに大きな獣を飼って、タンパク源を探していたっていうテーマですね。
そうそう。
そういう点で、やっぱり男性の方が先頭的になっちゃったんだよね。
ベースはやっぱありますよね。
なので、そこに関しては、そういう傾向があるから、ことに男性は気を付けないといけないよってことだと思うけどね。
そうなると、どうなんでしょうね、国の、まあそれちょっと短絡的ですけど、そういう全体の政策も含めて握るのは女性の方がいい気も、ちょっと乱暴な言い方すれば。
するね。
やっぱありますよね。
する。
でもならない。
まあでもそれもこれから変わるんじゃないかな。
ただこうやって大量に殺害してるんだけど、見れば分かるように、東に行くほどやり方がひどくなっていくんだよね、下に行くほど。
33:04
いや本当にそれ、ポーランド300の300ですよ。
そう、こうこうこうだからね。
ほら、ここだともう半分以上じゃん。
そうですよね。
300の300、ここはまあ3分の1、ここはもう半分以上。オランダもそうだけど、でも実はドイツやフランスやオーストリアでは意外とジェントルマンなんだよ、まだ少しは。
これ、この数字もそうですけど、それこそ足らればいいってもしょうがないんですけど、当時はインターネットないじゃないですか。
ないね。
で、新聞とかもそういうのは知識層でね、どこまでかってあるから、これだけの人が死んでても、やっぱりより実感がみんななくて、より止められなかったみたいなのもあるんですか。
それもあるし、なんか怖いことをやってるらしいけど、ほとんどの人は無関心だったの。自分たちの生活には関係ないよ。
うんうん。
へぇ。
人数少ないじゃん。だって。
全体としては8%か。
そう。
ちなみに、ヒトラーがどこまでしっかり支持を出してたのかみたいな、
そういう話もあるよね。
論争ってあるじゃないですか。
あるね。
やっぱりヒトラーのユダヤ人を絶滅させるっていう、一番最初の公約があったからとは思うんですけど、最終的に絶滅収容所ができたのが、本当にこの党が初めてだったんですね。
この党が発足してから10年後ぐらいっていうことで、多分それまで迷ってた。どういうふうに扱うかっていうことを。最終的に絶滅、じゃあやっぱりチクロを見て殺そうみたいな。
思った背景というか、本当にそう思ってんのか。
背景はやっぱり、戦争がちょっとやばい、負けそうだ。戦争で勝てないんなら、せめてこれをやろうっていう感じだったと思う。
せめてになってきましたよね。
うん。
うん。
実際にこれを実行してるのって、現場の人たちじゃないですか。
うん。
その現場判断で、もうここまでやっちゃっていいよねっていうところで、絶滅収容所みたいなのがポコポコ出てきたのか。
違う違う違う。現場判断じゃない。上から強制収容所あそこに作れ、みたいな命令が来ると、ドイツ人は真面目なので頑張って作る。っていうよりは、ユダヤ人を働かせて作らせるわけだけど。
ちなみに、これ読んで覚えてるよね。最初何をしたか、どうやって殺そうとしたか。
ガス。一酸化炭素。
いや、違います。最初は、
更新?じゃなくて。
最初は、本当に銃殺だったの。
ああ、縁のところに立たせて。
そう。大きく開けた穴で、銃殺をするんだけど、銃殺は、現場にいる若い兵士が、みんな嫌になっちゃうの。
そうですね。
子供とか女性を殺す。
そうですね。
しかも、銃殺って、映画みたいにさ、パーンって撃って、一発当たったら倒れておしまいじゃなくて、当たった後、ずーっと泣き叫んでいる女の人とか、おじいさんとかいるわけ。
うん。
だから、毎日毎日やってたら、現場の兵士が持たなくなっちゃって、うわー、これはどうしよう、だめだなっていうことで、ここから、なるべく、ここが怖いんだけど、心理的な、
36:00
うんうん、そうだそうだ。
負担がないものに、探すんだよね、この方法を。銃殺の次に試したのは、実はこれです。ボンブです。爆殺です。
爆弾。
そうだ、部屋の中に。
そう、部屋の中に入れて、で、爆弾を放り込むと。
そうだそうだ。
ところが、それでも、
死ぬ人と。
部屋の隅とかにいると、
うん。
生き残ってしまう人がいて、それを殺さないといけないので、大変だったと。
うん。
それは地獄絵図ですね。
地獄絵図。で、その時に、誰かが思い出すの。
うん。
あ、大事なことが抜けてましたね。ナチス党が、
うん。
政党を、まあ、勝ってから何をしたか。実は、ユダヤ人だけじゃなかったんだよね。
あ、そうだ。ユダヤ人以外も、なんか、殺したって書いてあったな。
え、もう、それ、ノアさんの一番得意なとこじゃ。
あ、えーと、あの、同性愛者。
そう。
同性愛者。
あ、でも、他にも、なんか、殺してましたよね、なんか。
もちろん。
あと、社会主義的な感性の人。
そう。まあ、いまい政治犯ね。
うん。そう。政治犯。
政治犯。
これは、ドイツ人でも、ポーランド人でも、たくさん、ロシア人でもやってるね。
うん。
そして?
え、そして?
これ、上げていったら、びっくりするよ。まあ、一番有名ではないところでは、
エホバン。
エホバン、証人論信者。
はいはい、書いてあった、書いてあった。
それから?
へー。
思い出して。
思い出せない。
これは、本当に厳しい。
厳しい?
うん。
え、宗教絡みですか?
違います。
あ、障害者の人。
そう。
あ、そうだそうだそうだ。
そうだそうだ。
あの、働けない人、働け…
精神障害。
そうだそうだ。
これは、あとは、肉体的な障害のある人。
両方。
うん。
そうだ、もう大事なこと忘れちゃってた。
だから、ナチスってさ、まったく、弱いものに対する同情心がかけらわない国だったのよね。
すごい。
ナチスのドイツって。
うん。
だって、これさ、肉体的な障害のある人とか精神障害のある人って、若くても子供でもこれ平気で殺してたんだよ。
うんうんうん。
で、これをやるときに、あの有名なガストラックでやったわけ。
ガストラック、はい。
トラックで、こう後ろにあって、で、この排気ガスをこの中に引き込んで、ホースで。
うん。
で、ここに入れた人を、一酸化炭素で殺していくっていうやり方なんだけど、これのことを思い出すんだよね。
うん。
あっ、そうだ。ガスだったら血が流れないし、で、しかも、ものすごく確実。100%死ぬから。
うん。
っていうので、最初の非行政私有所の走りの絶滅私有所では、ガストラックに行くんだよね。
うんうん。
銃殺、爆殺、で、注射とかの薬を打つっていうのもやったし、で、その後、ガストラックに行き、ただガストラックってさ、これ1台で50人ぐらいまでしかできないの。
あー、なるほど。
追いつかないじゃん。
確かに。全然、この数字じゃ追いつかないです。
で、これを発展的に進めていったのが、
チクロンビー。
そう、ガス室になるんだよね。
うん。
チクロンビーってなんなんですか?あっ、殺虫剤か。
殺虫剤なんだけど、要は生産ガスなの。
あ、生産カリとかの。
39:01
そうそうそうそう。生産ガスが発生する殺虫剤で、まあ言ってみれば、何かを染み込ませて固めみたいになって、そこから部屋に置いておくと、生産ガスがわーって出て、部屋中の虫が死ぬっていうやつ。それを人間に応用したの。
たくさんあったから。
へぇー。
でもさ、切なくない?あれ、非公言言われるんだよ。あ、何?
あ、どうぞ。あ、ごめんなさい。これ、あのー。
どれどれ?
ここ?これって、明日は我が身じゃないですか?だって、同性愛者かどうかなんてわかんないし、政治犯なんか、英語版の書に、あの、私すごく不審なのが、その、私ユダヤ人でーす!って言う人っていないと思うんですよ、たぶん。
でもわかっちゃうんだよね。名前とかも違うから。
なんでわかっちゃうんだろう。
あとは親戚から、お前にしろって。
うん。
親戚の名前全部あげろ。そういうの、ドイツ人って真面目だから、ダブルチェックするわけよ。
へぇー。
親戚にも全部あげろ。みんなが繋がっていっちゃうから。
はい。だってこれ、勘違いで、その、お前精神障害者だろって言われて、違うって言っても、一回そうだろって言われちゃったら、違う。
病院の中にいるような人たちに関しては、もうそういうの取らなかった。
もう証明できないじゃないですか、なんか自分がそうじゃないことが。
そう。だから、それに関しては、別の医者が、かるてだけ見てられて、その人を殺すかどうかを決めるんで、
一人一人に問診とかしないの。どれくらいひどいかとか。
あ、そうですよね。
だからもう、医者がこうやって見て、別の病院のかるてを見て、ナチスの医者がこうやって、こうやってチェックをつけたら、もうその人は送られて殺されちゃう。
そうですよね。
なので、もう全然そんな、忖度なんかない。
これだから、ドイツ人も結構殺されてる人?
これ全部ドイツ人。
あ、あ、そっかそっか。ただその、その、なんて言うんでしょう。こういう分類に当てはまらない、本当にノーマルなドイツ人でも、勘違いされて殺されてる。
うん。
こうやって殺されちゃってる人って多分いると思うんですけど。
もちろんあるし、例えば自分の性敵を、あいつは革命を狙ってますよっていう感じでここに送り込んだり、例えば商売を上げたけどあいつは同性愛ですよみたいなことを言っても、もうチクリあり放題だから。
消されちゃう。
でもそうなると、なんかだんだん不信感生まれませんか?その政党に対しては。
だから逆に言うと、結束するの。
怖いな。
今の中国で、みんなが習近平に行くのと一緒だよ。
あー。
怖いから。
あいつに睨まれたら危ない。だったら忠誠心を見せないといけない。習近平主席は最高です。学校の授業でも毎週毎週習近平室を学ぶ時間があります。っていう風になるわけ。
そういうことか。
そう。
なるほどね。だからもう抜けられなくなっちゃうんですね、本当に。
そう。それなのに、ヒトラー自身はさ、別にいわゆるアーリア人ではなかった、金髪壁眼ではなかったっていうのがちょっと笑っちゃうよね。
これはヒトラー。
そんなコンプレックスあったのかな。
そうですね。出てきましたけど、やっぱり最初の話、芸術家になりきれなかった。本当一時ホームレスみたいなところから。でもやっぱりその中でもいろいろ見たりすると、やっぱりとにかく弁が立っていたってありますけど、実際、僕それを生で見たわけじゃない。本当にめちゃめちゃ弁が立ってて、やっぱもうそれだけでみたいなところなんですよね。
42:00
そうだね。あとは、今YouTubeでさ、右翼系の愛国チャンネルとかやってる人たちって、みんな男らしくて断定的だし、すごいコアモテじゃない。
はいはい。
ね。
あんな中国なんか叩き据えずはいいんだみたいなことを平気で言うけど、そこよねって思う。その強さみたいなのをフリをしている。でもそれにみんな熱狂しちゃったんだよね。
うんうん。
それがヒトラーの元みたいな。
そう。だから愛国者って割と類型的なので、やっぱりちょっとそこは気をつけないとね。あと、仮想敵を作るって危険だなって本当に思う。
そうですね。本当なんか。
だからユダヤ人を最初に絶滅させるんだみたいなことを言い始めたら、もう引けなくなっちゃうので。
うん。
で、韓国チャンネルの人たちも今はなんか穏やかでいい時代だけど、その先何が待ってるかわかんないから、あんまり何でもかんでも言ってもいいっていうことじゃないよとは思うけどね。
うん。怖いですよね。なんか今はさ、陰謀論、うっぷぷこんなこと言っちゃって馬鹿じゃないのみたいなことを思うけど、でもそれを発端にしてここまで人が殺されちゃって。っていうのはちょっとやっぱ考えが。
陰謀論だからね。
うん。
ただだけどさ、働けないものとか生産性がないものに関しては生きる資格がない。
うん。
って言って、これを全部殺していったっていうのはひどいよな。
本当にひどいっすね。
うん。考えられない。
でも、人間の本質としては、自分と違うものを排除していくっていう感覚っていうのはなんかやっぱあるんですよね。
あるね。あるある。その部族主義みたいなね。まあ民族主義でもいいんだけれど、そういうところはあるんだけど、ただそれをわかっている、確かに社会にとってはこういう人たちを抱えているのはコストになるかもしれないけど、でもみんなでなるべく仲良く暮らした方がいいと思うんだよね。
うん。
みんなでなるべく仲良く暮らした方がいいじゃんっていう、そこの常識をもうぶっ取っちゃってるんだよね。ドイツも苦しんだから。
うん。
こういう人たちを殺すのは当たり前なんだっていうふうにやっぱり国民も思っちゃってたってことなんですか?
そうだよ。だから家に例えば肉体的な障害がある、例えば自分の弟とか自分の子供がそうだったっていう家族はみんな反対するけれど、でも何にもできないんだよね。
うん。
うん。
でもこれね、まあ今だから人間の一番悪い…
うん。
悪と一回動き出したら止められないっていう意味での、ある意味史上最大の、最悪の部分がこのナチスですけど、やっぱり今日もね、後で出るかもしれないけど、やっぱりそれ別にドイツ、ナチスだけじゃなくて、日本軍もやっぱりあったりするわけで。
そうだね。
だからなんか、何が悪っていうよりね、一回それをもう動き出しちゃうと大きなうどりは止められないっていうのを知っとかないと。
そう、だから大変だよね。
やっぱ人間ってこうだよねっていうことですよね。
そうそう。
一番出ちゃった感じ。
そう。
本当、早川さんの言う通り、こういう性質が自分たちにあるんだっていうことを知ってるのと知らないので、やっぱちゃんと受け止めた方がいいですよね。
だから他人事じゃないよね。
うん。
今の形で言えば、生活保護たたきなんて全くこれと近くない?
ああ、本当ですよね。
そうですね。
でも生活保護、今どんどん増えてるみたいですよね、申請する人がね。
でもそれはほとんどがさ、もう単身で働けなくなってる老人だっていうのもちょっと覚えておかないとね。
45:04
ああ、なるほどね。
うん、だからそう考えるとね。
例えば日本だと、第二次大戦の時のさ、アジアなんてほとんどウクライナだよ。
日本は勝手に攻めてきて、フィリピンなんかだとマニラの紫外線っていうのが有名なんだけど、アメリカがスペインからフィリピンを解放した。
で、マニラは持っている。日本軍が攻めてくる。で、アメリカ軍は逃げる。で、その後またアメリカ軍が取りに来る。
で、その最後の紫外線でフィリピン人ってマニラで10万人くらい死ぬの。
うん。
で、ほとんどのゲリラみたいなのはみんなフィリピンの市民と混ざっちゃってて分からないんで、まあ、めちゃくちゃな銃撃をしちゃうんだよね、日本兵は。
で、アメリカ人はその前に攻める時には日本軍とフィリピン人しかいないから、いつものパターンです。
もう人の形が分かんなくなるくらい、バカバカバカバカ大砲を撃ち込むわけ。
とりあえず、うん。
ここたまんなくない?マニラの人たちは。
本当だね、そうね。
力もやられるんだから。
そう。
喧嘩してるってことですよね、家の中で。最悪。
そう。で、あっという間に10万人死んじゃうっていう。そんなの考えると、なんだろうね、不思議と日本軍は悪いことが一切していない。軟禁の虐殺も全くなかった。満州ではいいことだけした。韓国でもいいことだけしたっていうふうなことを、何も考えずに話してる人いるけど、おいおいって思うよね。
未だにますよね。
まことしやかにね。
だって、まあそれはね、確かに学校を作ったり、鉄道を引いたりはしてるよ。
うん。
でもそれは、まあ正直言ってさ、後で金儲けるためじゃん。
もちろん。
だからなんか不思議だよね。だから愛国心とかっていうのは、いいことなんだけど、そこに盲目になってしまうと、どこまでも外れていくことがあるんで。
愛国心ってそういうことじゃないですよね。
そうそう。だからここを気をつけないといけないよね。これ愛国心の発露で。
ほぼこの頃って、最初の頃はギリギリで無し使ってるんだけど、その後ちょっと豊かになった後は、もう史実100%だよ。
ナチスが。で、まあ選挙もなくしちゃうし、他の政党も許さなくなっちゃうんだけどね。
まあ愛国心とか、まあそれも盲目って言いましたけど、なんかちょっと聞きたいんですけど、まあだからそれ当時、まあ言葉一緒かもしれないけど、そのマインドコントロールされてたとか、あとまあ逆に選挙以下だから、
全然違う違う。
まひしてたとか。
そんなことない。
いや、何が言いたいかっていうと、ただまあ言葉どっちでもよくて、まあコントロールしてたっていうか、そういう中だから結局まひして。
ああ、それで。
で、この間僕、あのね。
自分で戦争体験者の方に10年くらい取材を受けて、101歳の特攻隊行って、たまたま特攻隊の出撃直前に気絶して、多分ストレスで。
で、行かざる、行かなくなって助かった方いるんですけど、その方に、特攻隊って今いろんな言われ方してるじゃないですか。だから、志願制と言われてるけど、実は志願っていうのは強制だったみたいな。
はいはいはいはい。
で、ご本人に聞いたら、実は志願でも強制でもないって本人って、本当に行くのが普通だったっていう。
48:02
ああ、なるほど。
だから、そう。だから、マインドコントロールじゃなくて、そう。
やっぱり、麻痺というか、空気で。
っていうより、本当に普通なんだもんね。
そう。本当に。
だから、例えば、僕たちがナチスドイツで役所に勤めてるよね。ある地区の保安を守る役職にいたら、お前のところではユダヤ人を何人虐殺したんだ、通知を出したみたいなこと言われて、それが成績になるわけだから、じゃあ、もうとりあえず他に負けないくらい殺しておかないといけないなっていう感じで一生懸命やってたっていうだけだと思う。
そう。
役所の仕事だったら、もうそうなるじゃん。
でも、我々もそういう感覚ありません?なんかブラック企業に入っちゃって、ブラック企業って全然気づかなくて。
てか、その中にいたらもう分かるもんね。
そう、中に入って。
そういうこと、そういうこと。
一緒、一緒。
あの感覚ですよね。
あれはおかしいって、後になれば分かるけれど、中にいる時にはそれが普通になってるっていう。
あの、帳じゃないけどさ、呪術会社の中に入っちゃうと、もう分かんない。
でもさ、切ないよね、考えたら。だって普通にこうやって暮らしてて、家族仲良くでさ、ある日、広場に集まれ、持って行っていいのはトランク一つ。
って言われて、全財産をトランクに詰め込んで、で、いきなり牛とか馬とかを運ぶ、電車に乗せるわけでしょ。
で、気がついたら、ポーランドかなんかにいて、ね、窓から外を見るとアウシュビッツだった。
うわーってならない。
なりますね。
しかも家族と一緒で、そこの段階でもう引き裂かれてんだからね。
いや、ほんとですよね。
もう、で、着いた途端に生き残るのは、4分の1とか5分の1なんで。
なんか私すごい、この夜と霧で、ハッとしたのが、助かるためにただ唯一することはなんだって、先にそこにいた陽性者の先輩が、新しく入ってきたこの著者に言った言葉がすごく印象的だったのが、
とにかくヒゲを剃りなさい。っていう言葉。
あーあったな。
あれすごい、私なんか言われてた。
うん。
そう、印象に残ってて。
うん。
働けるように。
仕分けされるからね。
そう。見れれば、とにかく生き延びられるっていう。
まあ要は、若く見えることなんだよね。
そう。
やっぱね、老人はみんな、ヒゲ、アゴヒゲなんか伸ばしていたので、若く見えることと、あと、ほら、仕分けされる時にさ、体が強く見えるように背をこうやって、ビンって背を伸ばして、体を大きくして胸を張っていたっていう、すごいよなー。
すごい。しかもその最初の仕分けの時に、この人パン持ってるじゃないですか。
うん。
見えないようにこう、肩を張って、こう、まっすぐパンが分からないように歩いてたら、仕分けされる時に、こいつはいい労働力になるって言って、仕分けされて生き残れるっていう描写があって。
うん。
いやなんか、本当になんか運命って、なんかこういうこと、なんて言ったらいいのか分からないけど。
分かる。それさ、最後の最後で、あのスイスの赤十字が来た後。
はいはい。
そうそうそうそう。
別の所に移送してやるからなって言って、13人、まあ15人いたんだけど。
そう。
上のやつが13人って数え間違えるんだよね。
そうそうそう。
で、2人乗れなかった。その2人が生き残って、13人は焼け死ぬんだよね、その後で。
51:02
そう。いや本当になんかこれ読んで。
分かんないね。
そう、人生って本当分かんないなって思って、後になってこうやって書いてるから、いやあの時運良かったねで済むけど、すれすれじゃないですか。
すれすれ。本当にそう。
いつも時代も。
でもさ、これって、タイタニックみたいだよ。
うん。
はぁー。
だからタイタニックのあのおばあさん。
うん。
ケイト・ウィンセットの役をやった人って、その後生き残って、飛行機、女性飛行機操縦官になったりさ、アメリカに行って冒険したりするじゃん。
はい。
エイリー・フロムは67歳で、飛行機のパイロットの免許取るの。
へぇー。
で、空を飛び回って、80歳ぐらいまでロッククライミングとか歩きとか登ってんの。
すごい。そうなんですか。
そう。だからそれで92歳とかで死ぬんだけど、本当にリアルタイタニックだった。
へぇー。いやでもこの本本当に良かったです。なんか勉強になった。
ていうか、涙なくしって読めないよね。
うん。
特にあの、暗闇の中で演説する場所があるじゃない。
うん。
こんなに辛いけれど、ここに今心理学の博士がいるんで、この人に今の我々の置かれている状況について話してもらいましょうって、いきなり指名されるんだよね。
うん。
で、トーニーはもう本当に辛くてボロボロだったんだけど、指名された途端によしって言って。
うん。
話し始めるのよね。
うん。
いかにこの最低の状況を受け入れて乗り越えていくかって。
うん。
で、そこで話した後、明かりがつくんだけど、涙ながらにみんなが寄ってきて感謝の言葉を述べるっていうさ。
うん。
あそこはね。
本当に素晴らしい。
素晴らしかったね。
うん。
で、なんかこの、こういうその、場所、最悪な場所でも生き延びる術がたった一つで、その未来を見据えることだっていう。
うん。
いやこれ、なんかその。
このホロコーストっていうか、その強制収容所だけじゃなくても、本当普通の人生においても、本当にそれって大事だなって。
ユーモア。
そう。
ね、ユーモアとね。
だからね、ここ不思議なんだけどさ、ちょっと全然話が飛ぶけど。
うん。
ドーパミン。
快楽物質だって言うじゃん。
はい。
これを、例えば、猿に、ネズミでもいいや、スイッチを押すと、ドーパミン、あ、エサが出る。
あ、はいはいはい。
で、そこのスイッチの上に明かりをつける。
うんうん。
そのスイッチを押す前に、明かりがついた瞬間に、ドーパミンが出るようになる。
うんうんうん。
ということは、ドーパミンっていうのは、
勘違い?
ただの快楽物質ではないの。
え、ただの快楽物質じゃない?
うん。
なんの快楽物質だ?
トリガーが何かっていうのを考えて。
ライト。
スイッチを押したときに、エサが出るのは、
経験。
ついている。
うん。
でも、スイッチを押す前に、明かりがついた瞬間に、ドーパミンが出るってことは、
記憶?覚えてる?
これね。
なんだ?
この一番のトリガー、快楽物質のトリガーは、
未来への希望だったの。
うん。
未来に何かが起きる。
54:02
そうすると、未来に良いことが起こるぞっていうので、
ドーパミンが出るっていう仕組みになってたの。
なるほど、そういうことか。
で、この報酬系が、実は、
人間を動かす最強の力ってことになるわけよ。
へぇ。
だから、僕たちなんでもなくさ、
今、希望なんてないよ。
うん。
未来なんてもうダメじゃん。
日本なんてって言うけど、
この未来への希望があるおかげで、
どこまでも伸びられる。
うん。
本当にそうなんですよね。
本当にそうなんです。
綺麗事とかじゃなくて。
大谷、三笘、久保くん、藤井くん。
快楽物質が、未来への希望がトリガーだなんてさ、
こんな恐ろしいことを、よくデザインしたよね。
大きくはここで、小さくは梅干しだよね。
そう、確かに。
うなぎとか、想像しただけで。
だから、逆に言えば、
どんなに、
現実が厳しいときでも、
これを探せると、
これが出るってことは、
そうですね。
死にそうになったときに、
生き延びるための力として、
これを作ったんだよね。
生物は。
そうですよね。
脳の中で。
自分でそこから、
勝手に何もなく作り出せる。
そう。
どうです?
もし、本当に強制収容所に入ったら、
生き残れるそうですか?
自分たち。
あのね、
僕、小説にも書いたけど、
誰だっけな、
これ、ロシアで暮らしていた、
ロシアから、
ロシア系の話が得意な、
女性さんが書いた本なんだけど、
やっぱり、
ロシアにも収容所があるわけさ。
で、楽しみが何にもないの。
寒いでしょ。
で、みんな、
凍傷とかになってるわけ、
あちこち。
で、1日に、
やっぱり、
このアシビツと一緒で、
腐ったキャベツの葉っぱが浮いてる、
薄い塩のスープと、
カッチカチの黒パン一切れ、
みたいな感じで暮らしてるの。
で、楽しみが何にもないんで、
そうすると、
その人たち、
何したと思う?
踊った。
いや、
歌を歌うほどの力は、
もう残ってないし。
物語。
そう。
みんな、
ベッドで横になって、
体をくっつけ合って、
横になって、
自分が読んだ、
面白かった本を、
思い出す。
なんて、
素敵って言ったら、
あれだけど、
素敵ですね。
うん。
へえ。
で、
不思議なんだけど、
そういう状態になると、
思い出せるんだって。
へえ。
だから、
みんな、
夜になると、
何でもいいよ、
ジャン・クリストフでも、
うん。
えー、
大いなる遺産でも、
うん。
まあ、
戦争の部屋かもしれないね。
うん。
そういうのを、
何時間も、
それを覚えてる人が、
話してくれた。
いや、
なんていい話なんだろう。
そっか。
物語って、
やっぱ人の救いになることなんですね。
そう。
だから、
うん。
その、
ドーパミンみたいなものが、
こういう希望だと、
ただ、
物語はさ、
うん。
良し悪しなんだよね。
なるほど。
この物語ってさ、
うん。
いい場合は今みたいに、
うん。
生きるための力になるんだけど、
ああ。
アーリア民族の、
ああ。
優秀さ。
なるほど。
我々はアーリア民族だから、
優秀であるっていう物語だから。
うんうんうん。
だから、
これは本当に、
57:00
良くも悪くも働くんだよね。
そうなんだ。
でも、
人ってそういうことに、
やっぱ動かされるんですね。
動かされる。
物語には動かされるし、
うん。
この未来の希望も、
逆に残酷でも、
残酷だとも思わない。
そうですね。
うん。
もう死ぬって分かっているのに、
未来の希望によって、
生かされてしまって、
うん。
死ぬまで頑張って、
死なせるっていう、
うん。
さっさと諦めた方が、
楽だっていう時あるじゃん。
うん。
ある。
ありましたよね。
なんか、
この中でもそう。
だから、
本当に、
限界まで、
死と隣られさになると、
文化的興味を失われて、
うん。
性的な夢も見ずに、
うん。
ただし、
政治と宗教への関心はっていうのもね、
うん。
だから、
なんか、
まあ、
明るい未来とは違うけど、
政治と宗教だったら、
なんとかみたいなね。
うん。
だから、
人間ってなんか、
ね。
だから、
年に1回、
8月ぐらいにはさ、
人間のその、
本当。
一番良い部分と、
一番悪い部分を、
ちょっと考えてみるっていう時間を、
作るのがいいんじゃないかな。
うん。
うん。
いや、
深いな。
これちょっと、
また話がでかくなるんですけど、
うん。
なんかさっきのね、
あの、
このナチ党が、
うん。
こういうふうに、
まあ、
いろいろ政策やって、
うん。
まあ、
何、
徐々にではあると思うんですけど、
でも、
その結果だけを見てると、
もう今日から、
あの、
出てけとか、
うん。
どっか行けって言っても、
カバン1個しか持たされなくて、
うん。
だから、
その、
そこだけを、
まあ、
今、
デフォルメして、
かなり話してるにしても、
まあ、
ドラスティック、
この上ないじゃないですか。
うん。
まあ、
そういう、
国と政治の危うさというか、
うん。
今はもう、
そっから7、
80年経ってますけど、
うん。
それは今、
もう、
そこまでの危うさは、
ないんでしょうか。
まあ、
民主主義体制の国では、
まだ全然、
まだ、
中国、
ロシア、
もう全く、
ロシア、
中国では、
それはもう、
普通のことだから、
ある日突然、
お前は、
国家に対する陰謀を持っていたな、
うん。
YouTubeでは、
プーチン同士のことを、
悪口言ったろ、
うん。
ぐらいで、
刑務所だね。
てか、
シベリアの刑務所。
最悪。
願望のない、
シベリアの刑務所。
そこを知らない。
それは、
個人ベースじゃなくて、
まあ、
国の何か、
スケープゴートである、
特定の集団、
民族、
会社か分かんないですが、
まあ、
でも、
中国はもう十分あり得るか。
あり得るね。
あり得るっていうか、
あるか。
ある。
あるし、
例えば、
それは例えばさ、
今回のその、
共同富裕とかでも、
そうですね。
IT企業の大手とかにさ、
寄付しろとか言うじゃん。
うん。
そうすると、
ははーって言って、
即日1000億とか寄付するじゃん。
うん。
そういうことだよね。
でも、
全体、
まあ、
その、
まだ今はそうじゃないですけど、
ですけど、
全体としては、
やっぱりそれでも、
かなり減って良くなってる。
うん。
って思いたいし、
そうですよね。
だって、
考えてみればさ、
今から200年前は、
絶対、
欧州の国が、
1:00:00
世界の90%以上、
占めてたんだから、
全然変わりましたね。
うん。
全然進歩してる。
だから、
実際に歴史を見ればわかるよね。
うん。
そりゃ、
フランス革命やるわ。
うん。
だって、
パンがなくて食えないんだから。
うん。
そう考えると、
フランス革命になってるし、
未だに、
専制主義の国もあるし、
うん。
ただし、
民主主義も、
これも、
完成は全然してない。
そうですよね。
その話もしましたよね。
日本だって、
まだまだ、
全然ダメなとこあるよね。
うん。
格差、
女性問題、
この結果、
少子化にもなってるしね。
うん。
で、
経済も難しい。
再チャレンジしづらいですよね。
そう。
起業もしづらいし。
全然ダメだけど、
でも、
まだいいところもある。
うん。
なので、
民主主義、
完成されてないってことは、
これから、
完成するかもしんないけど、
これが怖いよね。
また、
また、
そう。
要するに、
分かんないよ、
何か訳の分かんない、
新しい、
極右政党みたいなのが出て、
うん。
みんなが、
うわ、
いいね、
また特攻隊やるよ、
みたいになるかもしんないからね。
そう思いたくないけど、
ありますよ。
何か簡単に、
ね、
一気に、
ノリでいっちゃうみたいな、
今、
またありますもんね。
日本は今、
そんなに苦しくないじゃん。
大変だとは言ってるけど。
そう。
だから、
中国や、
ロシアほど、
厳しくないけど、
そういう状態になったら、
分かんないよね。
日本人の性格からいって、
向こうはちょっとやっぱ、
怖いなとは思ってる。
やっぱり、
上野ゆうことには、
本当に、
言うこと聞くし、
女将なら間違いないっていう、
どっか、
江戸時代の、
まだ猛進ありますよね。
そう。
何か、
農民の精神性が、
残ってるからね。
分かる。
怖いです。
やってるよな。
っていうのを、
でも、
一年に一回でも、
ちゃんとこうやって、
考えないとね。
まあ、
ここのところだね。
この、
950万人、
350万人、
600万人が、
亡くなるわけだけど、
まあ、
これも、
日本と一緒なんだよね。
日本と一緒。
うん。
日本も、
1944年から、
45年にかけて、
まあ、
5、
6年戦争するんだけど、
そこの、
最後の1年とか、
1年半で、
猛烈に死者が増える。
そうですね。
まあ、
空襲が、
あったっていうのもあるし、
あの、
あちこちの島で、
負け続けるっていうのも、
あるんだけど、
この1年にさ、
ドイツも、
降伏できないんだ、
早く。
実は、
この、
アウシュビッツ収容所の話も、
やっぱり、
最後の1年、
2年がひどいわけよ。
だから、
引き際というかね。
そう。
負け際というか。
そう。
で、
しかも、
ドイツ人の悪いところ、
ここはね、
本当にひどいなって思うんだけど、
この、
42年ぐらいからやって、
43年、
44年にかけて、
ものすごく、
強制収容所、
じゃないね、
絶滅収容所で、
たくさん人が殺されるんだけど、
43年の終わりぐらいから、
ここを潰して、
解体して、
埋めていっちゃうの。
ありましたね。
そうですよね。
証拠隠滅。
だから、
アウシュビッツみたいに、
そのまま残ってたところもあるんだけど、
その前に作った、
3つの強制収容所、
絶滅収容所に関しては、
証拠隠滅で、
ごまかしちゃうんだよね。
1:03:00
なかったことにすると。
そう。
だから、
悪いことしてるって、
分かってるってことですよね。
もちろん。
非難されることやってるって。
そう。
だから、
アウシュビッツが裁かれるから、
証拠を消してやるっていう風に、
行くっていうところがね。
さすがに、
ドイツ人は日本人より、
そこら辺は、
ずる賢く頭が回るというかさ。
日本は別に、
何かやった後、
隠すとかしてないもんね。
平気だったから。
侍みたいなところがありますからね。
ある。
ごまかさないで。
いや、
恐ろしいね。
ちなみに、
アウシュビッツが一番、
規模が大きかったんだけどね。
当然。
もう、
人口10万人ぐらいの都市っていう、
イメージでいいと思う。
それがもう、
ほぼ全部ね。
人を殺すためだけに、
作られたっていうのが、
またすごいよな。
そうですね。
さあ、
ということで、
ここで、
ちょっと質問入れましょうか。
はい。
安太郎さん、
28歳男性です。
今年の4月から、
メンバーシップの会員になりました。
お三方の話すテンポや、
トーンが、
聞き心地よく、
聞いているだけでも、
リラックスできます。
さて、
相談なのですが、
私は、
彼女いない歴、
年齢の、
28歳男です。
童貞です。
平日は、
地方公務員として、
役所で、
無勘定に働き、
休日は、
俳句を作ったり、
小説を書いたり、
映画を見に行ったり、
ゼルダをしています。
なんか、
教養のある人っぽくない?
いいです。
素敵ですね。
俳句作るんだ。
女性に、
興味がないわけでは、
ありませんが、
万が一、
恋人ができたりしたら、
自分の時間が、
減ってしまいます。
現在、
ソロプレーで、
とても楽しいのですが、
30代に入る前に、
頑張って、
恋人を作って、
女性に、
受け入れてもらえるよう、
容姿や服装に、
気を使ったり、
わざわざ、
出会いの場に行ったり、
面白くもない話に、
笑顔でうなずいて、
共感してみたり、
そういった努力をして、
恋人ができたとしても、
自分の好きなことを、
好きなように、
できる時間が、
減ってしまうのであれば、
割に合わないと、
思ってしまいます。
それでも、
恋愛はしといた方が、
いいですか?
正直言ってさ、
恋愛に関して、
全く合わないという人、
いるじゃん。
いわゆる、
アセクシュアル、
性的な興味もないし、
恋愛は好きじゃない、
という人は、
しなくていいと思うよ。
ただ、
この人の場合は、
自分を変えて、
変な場所に行って、
無理やり、
モテようとするのが、
嫌なわけでしょ?
俳句作ってるんだったらさ、
句会とかでさ、
若い女性に、
合わない?
そういう趣味のところで、
話が合う人から、
ちょっとずつ探すぐらいで、
できたらいいな、
ぐらいの方で、
いいんじゃないかな?
無理やり作ることないよね。
無理やり作ることないし、
すぐできそうな気がするんですけど、
この文章だけ読めるとね。
僕もそう思う。
この文章の感じだったらね、
センスいいし。
ただ、人と会う、
女性と会うタイミングが、
少ないっていうだけなのかな、
っていう気がします。
だから、
自分の趣味の中で、
出会える限りの人と会う、
その中で、
波長が合えば、
付き合えば、
ぐらいのことで、
別に、
一生独身だったら、
全然構わないからね。
ただ、あれですよね。
結果的には、
それでいいと思うんですけど、
いずれにしても、
イナさんがおっしゃるように、
結果的に、
自分に合わないのの判断も、
してみないと、
1:06:00
わかんないから。
確かに確かに。
そうだね。
だから、そういう意味では、
もったいないし、
あと個人的には、
僕ら含めてですけどね、
今の世の中の中で、
割に合わないとか、
ソロプレイで楽しいって、
すっげぇわかるけど、
だからこそね。
そうだよ。
ちょっと一回、
外を経験しようと。
それと、今28歳で童貞でしょ。
想像してただけじゃん。
だから、エッチしたら、
めちゃめちゃハマって、
この人がすごい、
やりちん俳人になるかもしれない。
やりちん俳人。
やりちん俳人いっぱいいますからね。
だから、それ試してみたら、
小林石さんみたいになるかもよ。
ずっとそのこと書いてる。
面白いですね。
なので、それどっちでもいいけど、
一回試して、
やっぱ合わないなと思ったら、
やめればいいし、
ぐらいの感じかな。
どの辺なんだろうな、
地方って言ってもね。
そうだね。
出会いの場があるような、
地方なんか。
でも、地方でさ、
地方公務員でちゃんと、
淡々とやってますっていう人で、
休みの日には、
俳句を読んで、
小説を書きますって言ったら、
めちゃめちゃモテない。
いいですよね。
めちゃめちゃモテる。
てか、普通に私、
こういう人とデートしてみた。
だよね。
恋愛ぜひ、
ちょっと一回はしてみて。
そうだね。
とにかく、
若い女の子がいる区会に行って、
頑張ろう。
俳句が上手かったら、
絶対モテるから、
区会行って。
いいと思います。
そうなんだ。
ということで、
井浦さん、
今週の一冊を、
お願いします。
今週の一冊はですね、
今の話に、
ぴったりでした。
村田さやかさんの、
消滅世界。
村田さん、
来ましたね。
村田さんって、
基本的に、
男性女性の、
二項対立みたいなものは、
嫌だし、
異性愛みたいなものは、
もう嫌だっていう人じゃない。
で、
消滅世界は、
基本的に、
夫婦はセックスはしないんです。
夫婦で、
セックスをするのは、
禁止相関である。
なので、
夫が、
なるほどね。
キスをしてきたりすると、
警察に届けたりするの。
この人、
禁止相関しようとしました。
私、
千葉にある、
女性的な街、
エデンシティっていうのが、
あるんだけど、
そこでは、
男も女も妊娠できるし、
子供を作るのは、
国がやることになっちゃってる。
なるほど。
で、
そういう世界の中で、
性がほとんどない世界の中で、
どんな恋愛があって、
どういう結婚生活があるのか、
っていうことを書いた。
興味深い。
まあ、
なんだろうな。
フェミニズムエーセフでもあり、
哲学的なファンタジーでもある、
っていう、
不思議な小説なんだよね。
それ、
コンビニ人間より前ですか?
コンビニ人間の後です。
もう、
100キロぐらい、
北の方にぶっ飛んじゃってるんで、
極北なので、
そうなんだ。
ぜひ、
読んでみてください。
独特だよね。
面白い。
消滅世界。
そうです。
ありがとうございます。
さあ、
ということで、
今回ホロコーストでしたが、
次回は、
ホラー小説。
こっちは、
フィクションです。
ホラーとか、
恐怖とかっていうのはさ、
小説とかで読んで、
ちょっと怖いねって、
楽しむのに、
ぴったりだよね。
って思いますね。
今回これ、
話してると。
だから、
夏にさ、
ちょっと、
階段とか、
モンスターとかが出るお話読んで、
怖がるっていうのは、
逆に言うと、
なんか人間の、
すごくいい楽しみだと思わない?
うんうん。
恐怖をね、
楽しむこともできるってことですね。
こういう。
でも、
1:09:00
江戸時代の人もさ、
考えたらさ、
夏になると、
階段系の落語とか、
聞いてんだよね。
ああ、
確かに。
だから、
暑くてたまんない時に、
ちょっと怖くて震えるみたいなのを、
涼しさと、
伝えるっていうのも、
なんかちょっと、
人間らしい、
高尚な趣味じゃないですか。
うん。
全然違うんだよね、
こうは。
確かに。
でもなんかね、
次回その小説でしょうけど、
僕も最近、
講壇とか、
神田白山が好きで、
はいはいはい。
講壇の、
結構怖いの聞いたんですけど、
怖いっすね。
怖い。
ていうか、
上手いからね。
上手い。
楽語も、
階段系の楽語が怖いよ。
下手な小説で言ったら怒られるけど、
怖いですよね。
そう。
夏は、
和のね、
講壇にハマってたんだ。
彼が好きなんで、
彼からちょっと入って、
その講壇聞いてたら、
怖いなみたいな。
へー。
いや、
日本の和芸はすごいよ。
すごいっすよね。
楽語も講壇も、
もう本当にみんなすごい。
はい。
ということでね、
次回はホラー小説ということでね、
こちらもお楽しみいただければと思います。
ということで、
今夜もご視聴いただいて、
ありがとうございました。
また来週、
お目に、
お耳に、
かかりましょう。
それでは。
はい。

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