吉山勇さんの議員活動
いせさきFM 担当スタッフ
地域再発見番組おしえて議員さん
皆さんこんにちは。伊勢崎市議会議員の皆様をお迎えしてお話を聞く
おしえて議員さんのお時間です。さっそくご紹介しましょう。
今日は、伊勢崎市議会議員の吉山勇さんです。よろしくお願いします。
吉山勇さん
よろしくお願いします。
いせさきFM 担当スタッフ
さあ、まずは自己紹介からお願いします。
吉山勇さん
はい。伊勢崎市議会議員の吉山勇さんと申します。現在5期目になります。
趣味は音楽を聴くのもそうですし、コンガ、ボンゴ、ティンバレスとかですね、
ラテンパーカッションを叩いたりします。
スポーツですと、普段ウェイトトレーニングをしていますし、たまにゴルフに行ったりしています。
あとお酒も好きなので、仲間との飲み会も趣味に入りますかね。
まだまだ元気な63歳です。
いせさきFM 担当スタッフ
では、議員さんとしてこれまでどのような活動や取り組みをされてきましたか?
吉山勇さん
はい。私は平成11年に初めて、伊勢崎市議会議員選挙に当選させていただいて、
特に選挙の前後ですとか、議員として活動している間に、
市民の皆様からの様々な姿勢に関するご意見、要望、こういったものを聞く機会がありますので、
そうした市民の声にできる限り答えていかなければいけないなと、
そういう思いで一つ一つ実現させるための議員活動や、担当課の職員さんとの意見交換とか、
自分としてもそのための調査などの取り組みをこれまでしてきています。
活動や取り組みを重ねた先に、様々な条件が整って初めて実現するものもあるし、
なかなか実現しないものもあるということなので、何事も時間もかかりますし、
とにかく粘り強さが本当に大事だなというふうに思っています。
いせさきFM 担当スタッフ
粘り強さがとても大事ということで、何か具体的に苦労された活動ですとか、
取り組みの中でご紹介いただけることはありますか?
吉山勇さん
はい。一議員の発言で何か新しいものができたり、何かが変わったりということは、
そうそうないんですけれども、例えば私がPTAの役員をやっているときだったんですが、
小学校の授業参観で教室が暑すぎて大騒ぎになっちゃったことがありまして、
その頃、平成17年に小中学校の普通教室にエアコンを整備するべきではないかと、
こういう発言をさせていただいたんですけれども、
当時の雰囲気としては、そんなの無理に決まっているんだろうというような感じでしたが、
当時の五十嵐市長の決断で、平成24年には実施が決まりました。
これも7年かかっていますね。
いせさきFM 担当スタッフ
長いですね。
吉山勇さん
他にも結構あるんですけれども、最近では、臂市長の決断で、
小中学校体育館のエアコン整備ですとか、給食費の無償化などが、
やはり議会の議論から始まって、実施検討され、成果を上げているというものがございます。
待っていてもなかなか進まないこと、議会が時代の時には先を見て、
必要なことをより早く整えていく、実現させようとしていく取り組みというのでしょうかね。
行政のチェック機関としての機能だけではなくて、市民の声を代弁していくことで変えていく、
そんなこれまでの活動や取り組みをこれからも続けていきたいと思っています。
GXの推進と町の未来
いせさきFM 担当スタッフ
ありがとうございます。
では続いてはテーマについてお話を聞いていきたいと思いますが、
今回のテーマが、この町の未来、GXの推進で10年後の姿をどう描けるか、
こちらについてお話をいただけますか。
吉山勇さん
この町の未来、GXの推進で10年後の伊勢崎市の姿をどう描けるかについてですけれども、
福祉や教育などの今の水準を保ちながら、できればよりよく充実させていくということを
目指しながら、より便利で暮らしやすい地域社会をつくっていくことができるのではないかと考えています。
そこで大きな鍵となるのが、国が成長戦略の柱に位置づけているGX、グリーントランスフォーメーションの推進です。
地球温暖化については様々な意見があります。
地球自体の温暖化、寒冷化のサイクルは数千年、数万年という単位なので、
今生きている私たちの人生のサイクルとは比較にならない。
こういったことを考えると、災害級の異常気象がこれからも続くと予測される中で、
カーボンニュートラルを目指すことは望ましいことだというふうに考えています。
私はこれから山を削ったり、農地を使ってこれからメガソーラーを整備したりしていくことについては反対な立場です。
伊勢崎に山はありませんけれども、そうした環境のためにこれ以上環境を壊していくやり方ではなくて、
今あるものを活用してやっていくべきだなというふうに考えています。
いずれしろ何の対策も取らなければ、さらに地球全体が長期にわたって温暖化し続ける可能性がある
というふうに考えた方が正解なのではないかなというふうに私は考えています。
実際に暑い年があったり、そうでない年もあったりということではなくて、明らかに年々確実に暑くなっていますよね。
いせさきFM 担当スタッフ
確かに記録的な暑さが毎年更新されているような状況ですよね。
世界的な大問題となっている地球温暖化のお話もありましたけれども、
GXと伊勢崎市の将来の姿との関係性についてお話をいただけますか。
吉山勇さん
どのようにしてGXを市民や市政のプラスにつなげていくことができるのかという方法論について、
いきなりですが時間も限られておりますので、端折って話をさせていただきたいと思います。
まずは国の補助金・交付金を活用して、可能な限り公共施設の屋根・屋上を対象にして、
太陽光による再生可能エネルギーで公共施設やその周辺の電力を賄えるようにすることで、
圧迫している光熱費を大幅に削減できると。
もちろんイニシャルコストはかかりますが、10年、15年のスパンで見れば、
年間あたりの光熱費について大幅な光熱費の削減が図れます。
その分を行政サービスの充実に生かすこともできますし、
地域内でのエネルギー自給とか循環というものが可能になるわけですから、
異常気象とか災害があっても大丈夫とは言いませんけれども、
一時的に限定的であるものの地域に分け与えることができることなど、
地域の安全な暮らしに貢献できるはずだと考えています。
これをやるのに、私の描いている姿では、3年から5年、この間にできるのではないかなと思っています。
いせさきFM 担当スタッフ
3年から5年でそこまで進む可能性というのは、10年後はどこまでいっちゃうんでしょうか。
吉山勇さん
十分可能だと思っていますし、行政サービスのさらなる充実につながることですので、
早ければ早いほどいいです。
10年後になると、さらに固定買取制度の終了する産業用発電所の活用次第で、
自治体新電力、地域新電力の体制ができて、
公共施設だけでなく、家庭や事業者の光熱費圧迫を減らしていけることになるのではないかと思います。
GXの推進によって、環境や安全、生活コストに敏感な、
住む自治体を選ぶ意識の高い若者や子育て世代にとって、
移住・定住促進の確保の材料となるのではないかと思っています。
人口の維持についても効果的ではないかと思っています。
GXが人口減少時代の街づくりの切り札であって、
選ばれる街になるための成長戦略でもあり、また未来への投資と考えています。
こうした5年後、10年後の姿を目指して、ただGXを進めるだけではもちろんだめですが、
福祉や教育の環境の充実につながっていくことも含めて、
10年後には、今日お話しさせていただいている姿は、
10年後のビジョン
吉山勇さん
現実のものになっていると考えています。
以上、私吉山勇が描くGX推進による伊勢崎市の10年後の姿でした。
いせさきFM 担当スタッフ
ありがとうございます。最後に一言お願いします。
吉山勇さん
いつも応援くださっている皆さん、お世話になっております。
本当にありがとうございます。皆さんのご意見、ご要望、ご提案、いつでもご連絡ください。
連絡先は、伊勢崎市議会の事務局にお問い合わせいただければ教えてくれることになっております。
今後ともご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
いせさきFM 担当スタッフ
はい。伊勢崎市議会議員の吉山勇さんでした。
吉山勇さん
ありがとうございました。
