共生社会の実現に向けた取り組み
いせさきFM 担当スタッフ
伊勢崎市長のこんにちはラジオ。こんにちは。伊勢崎市長のこんにちはラジオ。この番組は、伊勢崎市の臂泰雄市長とともに、市政情報などをお伝えしていく番組です。
臂泰雄市長
臂市長、よろしくお願いします。はい、よろしくお願いいたします。
いせさきFM 担当スタッフ
さて、12月3日から9日までは、「障害者週間」と定められています。
伊勢崎市では、障害のある人もない人も、誰もが住み慣れた地域で安心して、自分らしく生き生きと暮らすことのできる「共生社会の実現」に向けて取り組んでいるということで、詳しく聞いていきたいと思います。
まず、「共生社会の実現」のために大切なこととはどのようなことでしょうか。
臂泰雄市長
はい、今お話しいただいたとおり、伊勢崎市は共生ということを合言葉で、市政運営を行っております。
特にSDGsによる共生ということで、伊勢崎市では「障害のある人もない人も、多様な人々が分け隔てなく活躍できる街づくり」。このことを目指しております。
また、その中で障害者と言っても、障害の程度だとか、特性だとか、様々ですね。
見た目では、なかなか障害者というふうに見えない方も、障害のある方っていらっしゃるので、周囲に理解されずに苦しんでいる方もおります。
そういった方に対して、きちんと配慮しましょうということですけれども、どういうふうに配慮していいのかとか、こういうふうに配慮してほしいということも、これも人によって様々ということです。
まずは、こういった障害の特性というものをきちんと一人一人が理解をして、そしてその障害のある方たちを認め合う。
このことがまずは大事だと思います。障害者一人一人に向き合う。こういったことが一番大切なことではないかなと思います。
障害者福祉サービスの充実
いせさきFM 担当スタッフ
では、伊勢崎市の障害者福祉サービス事業所についてはいかがでしょうか。
臂泰雄市長
伊勢崎では、約1万人の障害者手帳をお持ちの方がいらっしゃいます。
その方たちと関わっている多くの障害のある方が働く施設とか、日常生活を支援する施設があります。
このそれぞれの施設ですけれども、皆さん本当に一生懸命関わっていただいていて、障害のある方の自立と社会参加の促進のためということで、
利用者の方一人一人に寄り添って、先ほど言った障害の程度とか特性に応じた支援を行っていただいております。
そうした施設を訪問することもあるんですけれども、利用者の方も職員の方も皆さん本当に笑顔で自分たちを迎えてくれているなという感じが本当にいたします。
本当にありがたいと思っております。
また市内の障害福祉施設で、障害のある方たちが作成した雑貨だとか木工製品、また野菜などを作っている施設もありますので、
こうした方々の販売を少しでもお手伝いできるようにということで、
伊勢崎福祉ふれあいマルシェというのを今年は特に毎月1回定期的に市役所の東館1階ホールで行っております。
ここには多くの施設の皆さんが参加していただいていて、また来場者の方も大変多くて賑わっておりまして、
障害のある方たちともふれあいができる素晴らしい場所になっているなというふうに感じています。
いせさきFM 担当スタッフ
お互いの知るのにもとてもいい機会かもしれませんね。
そうですね。
ありがとうございます。
障害者週間のイベント
いせさきFM 担当スタッフ
伊勢崎福祉ふれあいフェスタというイベントも行われるそうですが、こちらはどういった内容なのでしょうか。
臂泰雄市長
この度、伊勢崎福祉ふれあいフェスタということで行います。
これは市民の皆様に障害の特性だとか、障害者の方々に対する理解を深めていただくために、
12月3日から9日までが障害者週間ということになっておりますので、これに合わせて伊勢崎市で開催するイベントとなっています。
まずはこの障害者週間の市民の皆さんに理解をしていただくために、
12月3日から8日までの間に旧時報鐘楼、それから伊勢崎明治館、それから駅の北にあります障害者センター。
この3つの施設を黄色のイエローライトでライトアップするイエローライトアップキャンペーンというのを実施いたします。
それぞれの施設が浮かび上がって、これ何だろうと思いながら、障害者週間なんだよということを理解していただければいいなと思っています。
またこの期間中ですけれども、伊勢崎駅前インフォメーションセンターで障害者施設を紹介するパネル展示とか、
障害のある方が作成した作品、そういったものの展示を行っています。
それから特に12月5日木曜日と6日の金曜日は、障害者センターでハローバーク伊勢崎さんの協力をいただいて、
障害者雇用に関する企業セミナー、企業の方たちのセミナー、それから障害者就職面接会ということで、
企業の方と障害のある方との面接会、こういったものを行っております。
それから12月7日土曜日ですけれども、伊勢崎駅南口の駅前広場と伊勢崎駅前インフォメーションセンターを会場として、
これは先ほど言った定期的に開催している伊勢崎福祉ふれあいマルシェ。
これは今回場所を変えて、この駅前でやりたいと思っております。
それから障害者向けのeスポーツですね。
今障害のある方も一生懸命取り組んでいる方もいらっしゃるということで、
eスポーツの体験コーナーだとか、それから手話を理解していただくということも大事なので、手話体験コーナー。
それから群馬県の聴覚障害者コミュニケーションプラザさんの協力をいただいて、
聴覚障害の方が利用するようやく筆記という字を書くものがありますよね。
ようやく筆記の紹介コーナーなどを設けております。
障害のある人と交流したりまた触れ合える、そういった場所をここで提供したいというふうに思っております。
また当日は伊勢崎市の「くわまる君」。マスコットキャラクターの「くわまる君」も参加して、
スタンプラリーに皆さんに参加していただくと、オリジナルグッズをプレゼントいたしますので、
ぜひそれぞれの会場においでいただければありがたいと思います。
いせさきFM 担当スタッフ
ありがとうございます。ここまでたくさんお話を伺いました。最後に一言メッセージをお願いします。
臂泰雄市長
先ほど共生社会という話をしましたけれども、共生社会というのは、
ただ障害のある方と仲良くしましょうとか、一緒に住んでいきましょうということだけではなくて、
もっと本当にしっかり理解をする。お互い、場合によってはぶつかり合ったり、
ちょっとも配慮してくれないというような思いを持たれる障害のある方もいらっしゃると思います。
そこをしっかりぶつけ合いながら、お互いを理解をする。
このことによって初めて成し遂げられると思いますので、
とにかく市民の皆さんに、さまざまな機会を通じて、障害についての理解を深めていただく。
障害のある方は、自分たちが社会参加をして、多くの市民の方と触れ合っていただく。
こういったことに、これからも取り組んでいきたいと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
いせさきFM 担当スタッフ
伊勢崎市長のこんにちはラジオ。伊勢崎市の臂泰雄市長にお話を伺いました。
なお、この番組は毎月第一水曜日に本放送、第三水曜日に再放送を行っています。
臂市長、ありがとうございました。
臂泰雄市長
また来月お会いしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。