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2024-03-18 12:25

2024年3月18日OA まん中ぐんま元気情報「官民共創 株式会社ケアコム」

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群馬県の情報ラジオ番組「まん中ぐんま元気情報」

2024年3月18日OA

今回は、玉村町の企業「株式会社ケアコム」

をご紹介いたします。


#伊勢崎行政県税事務所 #株式会社ケアコム #玉村町

00:03
ラヂオななみ&いせさきFM
「まん中ぐんま元気情報」、この時間は、
群馬県伊勢崎行政県税事務所の提供でお送りします。
「まん中ぐんま元気情報」本日は2022年に
玉村町と包括連携協定を結び、小さなお子さまからお年寄りまで、
また外国の方との交流まで幅広い事業を町と連携して取り組んでいます。
玉村町を拠点とする「株式会社ケアコム」から、
地域活性化担当のゼネラルマネージャーとして事業を統括されています。
遠藤広樹ゼネラルマネージャーにお越しいただきました。
遠藤さん、おはようございます。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
おはようございます。よろしくお願いします。
ラヂオななみ&いせさきFM
よろしくお願いします。
まず、玉村町箱石に工場があるということですが、
「株式会社ケアコム」という会社について教えてください。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
「株式会社ケアコム」は、東京の調布市に本社があって、
群馬県の玉村町に工場がある、もともとナースコールを作っている会社です。
もともとと今でも作ってはいるのですけれども、
ナースコールというと病院さん向けに売っていますので、
病気になった人がお客さんなんですけれども、
10年ほど前から病気になっていない方たちにも何かできないかということで、
「健康」というのをキーワードに、いろんな事業に展開しています。
本業といいますか、ナースコールといいますと、
全国の病院の61%トップシェアをいただいております。
ラヂオななみ&いせさきFM
すごいですね。
玉村町から全国に発送されているということになるんですね。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
そうですね。
ラヂオななみ&いせさきFM
ありがとうございます。
では、最初にご紹介しました、
玉村町との包括連携協定についてお話を聞いていきたいと思います。
この協定を成立するきっかけは何だったのでしょうか。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
私は10年ほど前に玉村の工場の工場長をしていたんですけれども、
その時に玉村町といろんなイベントであったり、
取り組みをさせてもらっていまして、
2年ほど前ですかね。地域活性化ということで改めて活動しているんですけれども、
玉村町の方から「地域活性化をやるんだったら、
一緒に協定を結びましょうよ」ということで、
声をかけていただいたというのがきっかけとなります。
ラヂオななみ&いせさきFM
そうだったんですね。
では、玉村町との連携事業をいくつか具体的にお聞きしていきます。
最初に「ケアコム農園祭」についてです。
こちらはどのようなイベントなのでしょうか。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
簡単に言うと「収穫祭」ですね。
ラヂオななみ&いせさきFM
収穫祭?!
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
近隣の方を招いて、みんなで芋掘りをしたり、
そこで何かを食べたりします。
これも10年ほど前からスタートしたんですけれども、
もともとは我々社内の行事としてやっていたんですけれども、
ナースコールを作っている会社なんですけれども、
敷地内に土地が余っていたので、そこに畑を作って、
03:02
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
働いているパートさんや派遣さん、
帰りにナスとかトマトをもいでいったら楽しいなということで、
我々の社長が言い出しっぺなんですけれども、
それがきっかけでスタートしました。
私は工場長だったので、
いろんな方にそれを聞かれるんですけれども、
参加したいという方が近隣に多くいて、
「じゃあみんなでやりましょう」と公開するようになりました。
ラヂオななみ&いせさきFM
そうだったんですね。
毎年何月に行われているんですか?
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
大体ですね、6月と11月ですかね。
6月が「じゃがいも」、11月が「さつまいも」ということで。
ラヂオななみ&いせさきFM
そうなんですね。
参加をしたいという場合には直接お申込みをして、
という形になりますか。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
来ていただければ。
ラヂオななみ&いせさきFM
その日に行けばいいということなんですね。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
はい。
ラヂオななみ&いせさきFM
では続いて、
玉村町立中央小学校での
「未来のケアを考える」特別授業について教えてください。
今ありがたいことに、
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
玉村町の中で3つの小学校で授業をさせてもらっています。
「未来のケアを考える」という授業なんですけれども、
これは校長先生方とお話ししている中で、
子どもたちに覚える授業から考える授業、
こちらの方にどんどん進めていくという授業を
校長先生のお話があって、
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
では「一緒にそういう授業をやりましょう」ということで、
賛同いただいた学校、その3つの学校とやっています。
授業の中身は、
我々「株式会社ケアコム」。病院さんのこととか、
普段仕事として行っていますので、
そういったお話。「ケアってこういうことだよ」
「今はこうなっていますよ」みたいなお話をして、
宿題を出させてもらうんですね。
子どもたちに「未来のケア」。どういう人が困っていて、
その人たちに「どんなものがあったらいいかな」
というのを考えてもらう。
後日、子どもたちの方から我々に提案をいただく。
ラヂオななみ&いせさきFM
実際にそれは実現したなんていう例もあるんですか。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
実現はですね、しかかったとかはありますね。
ラヂオななみ&いせさきFM
なるほど、実際には具体的にどういった提案があったのか、
教えてもらうことはできますか。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
例えばですね、体が動かなくて目だけ動く人がいるので、
その人たちに何かできないかということで、
目の玉を動かせばナースコールが呼べるという子どもたちの提案があって、
群馬大学、大学院の理工学部の先生と生徒さんが、
面白いねって言ってくれて、実際にものは作ってもらったんですよ。
そうなんですね。
やっぱり大学院の学生、頭が良くて、本当にできたんですよ。
ラヂオななみ&いせさきFM
そうだったんですね。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
でもそれは採用にはいたらなかった。
大学はですね、ちょっと難しいところがあって、
目に光を、赤外線ですかね、光を当てて反射で目の動きを見るって、
動くのは動くんですけど、目に与える影響がひょっとしたらあるかもしれないということで、
患者さんの方に。
そこの大丈夫っていうのが取れなくて、製品にはならなかったんですけれども、
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遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
子どもたちの案もすごいですけど、それを形にする大学院の子たちもすごいなと。
ラヂオななみ&いせさきFM
どんどんそういった提案はしてもらいたいですね。
ありがとうございます。
他にはどのような授業を行っているのか、ぜひご紹介いただけますか。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
地域活性化っていうことでは、近隣の方、高齢者ですね、
一人暮らしの高齢者の方を招いて、一緒に農作業をしています。
我々ナースコールを作っている工場の周りで畑とか田んぼを借りて、
まあまあ本格的に農業をやっているんです。
野菜で言うと40品種、50品種ぐらい作っています。
ラヂオななみ&いせさきFM
そんなにですか。すごい。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
何屋さんってよく言われるんですけど、野菜を作っていまして、
その畑に一人暮らしの高齢のおじいちゃんとかを呼んで、
週に2回、大体1回2時間ぐらい農作業をしているんですよ。
帰りに採れた野菜を持って帰ってもらって、弁当も持って帰ってもらって、
健康弁当ですかね。
無農薬にこだわってやっていますので、
農作業と健康的な野菜を食べたら、どんだけ健康になるかなというような、
数値をとりながらですね、3ヶ所。
これはまた去年の5月からやっているんですけど、みるみる良くなりますね。
ラヂオななみ&いせさきFM
そうなんですね。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
血圧や、もともと動けるけど動いていないという方。
ラヂオななみ&いせさきFM
外に出ることもあって?
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
その通りですね。
血糖値、血圧なんかもみるみる下がっていくんですけど、
一番は精神的な。
ラヂオななみ&いせさきFM
心の健康が。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
そうですね。
参加したおじいちゃんからは、この歳になってお友達ができるとは思わなかったよ、
なんていうことを言われたり。
あともう一人の方は、もう俺なんかいいんだなんて言って、
健康診断も受けない方だったんですね。
それが半年ぐらい経ってからは、健康診断受けるようになってくれて。
ラヂオななみ&いせさきFM
よかったですね。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
もうちょっと頑張ってみようかななんて最近は言って。
ラヂオななみ&いせさきFM
生きる喜びにつながっているんですね。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
そうですね。楽しいと思いますね。我々も楽しいですし。
ラヂオななみ&いせさきFM
そうですね。従業員の皆さんも!
そうだったんですね。ありがとうございます。
たくさんの授業を行っていらっしゃるんですね。
そして最後に、実は今日(3/18)の午後、
県庁の32階で成果発表会があるとお聞きしました。
これは群馬デジタルイノベーション加速化補助金採択事業ということですが、
事業内容について教えてください。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
これは簡単に言うと、コミュニティ、高齢者が集まる場所ですね。
そこをゲームセンターみたいにしようというような取り組みですね。
なかなか健康診断を受けるのが嫌だったり
する方って多いんですよね。「(結果が)悪い」って出たり。
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遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
特に認知であったり。
それが、ただゲームをしているだけで、
ぼやーっと分かってきたらいいなと。
ラヂオななみ&いせさきFM
いいですね。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
フレイルっていうんですかね。少し体が弱ってきた状態になってくる。
病気の前の段階ですね。
その段階でいろいろトレーニングとか対応していけば、
病気にならなくて済むということは、
うすうす皆さん分かっていると思うんですけど、
なかなかそれが分からない。
なので楽しく、そしてゲームをしているだけで、
仕組みとしてはカメラで人の動きを見るんですよ。
どのくらい動けているかとか、角度とかスピードとか。
ラヂオななみ&いせさきFM
「このくらい動けているといいよ」っていうような基準があってというものですか?
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
基準というよりは、比較ですかね。
最近徐々に「ちょっと落ちてきたよね」みたいな。
他の人と比べて「少し落ちているね」とか。
それをゲームセンター、ゲームの中で見つけていく。
これは群馬県の方にこういうことをやりたいんだという提案をしたら、
ぜひぜひということで補助金をいただきながら今進めています。
ラヂオななみ&いせさきFM
会場があって、その中を歩き回りながらするタイプの(ゲーム)?
ではなくその場で?
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
そうですね。高齢者の玉村町の、
「ふれあいの居場所」というコミュニティが今25ヵ所あるんです。
そこを公民館であったり、そういったところを使ってやっているんです。
そこに我々が作ったゲームを設置して、
ただただ勝手に遊んでもらう。
ラヂオななみ&いせさきFM
楽しみもあっていいですね。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
そうです。楽しければ参加する方がどんどん増えていって。
先ほどの高齢者じゃないですけど、
外に出た方が健康になるというふうに言われてますもんね。
はい。
ラヂオななみ&いせさきFM
なるほど。そちらのデータ発表会が本日の午後に行われるということですね。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
はい。そうです。
ラヂオななみ&いせさきFM
わかりました。ありがとうございます。
さらに、玉村町との協定に基づいて、いくつか事業を展開されていますけれども、
企業側にとっては「どのような意義」そして「メリットがあると」
お考えでしょうか。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
大きく二つあるんですけれども、
まず、周りの方から「楽しそうね」って言っていただくことが増えたということですよね。
そうすると、やっぱり我々も楽しくて、それが一つですね。
で、もう一つは、やっぱり何かをするにしても、
どこかの市町村と組んだモデルというのがないと、
我々も水平展開したい。
我々「株式会社ケアコム」は、
本当に健康な社会を作りたいと真面目に思っているので、
それをまず玉村町で実現して、
他の市町村にも展開していけたらなと思っております。
ラヂオななみ&いせさきFM
はい。ありがとうございます。
では最後になりますが、今後の抱負や何かPRなどありましたらお願いします。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
はい。玉村町を中心に、最近は群馬県内でいろんなイベントをさせてもらったりしていますので、
ぜひぜひ!
12:02
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
「株式会社ケアコム」と見かけたら、参加していただけたら嬉しいです。
ラヂオななみ&いせさきFM
はい。本日は「株式会社ケアコム」の遠藤広樹ゼネラルマネージャーにおこしいただきました。
ありがとうございました。
遠藤広樹 氏(株式会社ケアコム)
ありがとうございました。
12:25

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