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株式会社インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、夏休み中のインターン生の星野です。
このポッドキャストでは、スマホ時代の投資・企業分析メディア、いろはに投資の記事をもとに、
投資の基礎知識から最近のトレンドまで幅広くご紹介いたします。
通勤時間などの隙間時間でながら学習をして、さまざまな知識をつけていきましょう。
本日は、5回目となるいろはにクイズをお届けしたいと思います。
今日の日付は8月16日ということで、もう8月の半分がいつの間にか過ぎてしまいましたね。
このエピソードで、一緒に8月の前半に公開したエピソード内容をクイズ形式で復習していきましょう。
第1問目は、株式の注文方法について確認していきたいと思います。
では早速、今から差し値注文に関する文章を3つ読み上げるので、誤った文章を1つ選んでください。
1.買いの差し値注文ならば、指定した値段以上の価格では取引が成立しない。
2.差し値注文の注意点として、売買のチャンスを逃してしまう可能性がある点が挙げられる。
3.売りの差し値注文の場合は、注文時に出ている最も価格が高い買い注文に対応して即座に注文が成立する。
いかがでしょうか。
このクイズの誤った文章は、3番目の売りの差し値注文の場合は、注文時に出ている最も価格が高い買い注文に対応して即座に注文が成立する、になります。
なので正解は3番目です。
まず、そもそも差し値注文は値段を指定する注文方法です。
なので、例えばB社の株を500円の差し値で3000株の売り注文と注文した場合には、株価が500円以上にならなければ成立はしません。
しかし3番目の文章では、注文時に出ている最も高い価格の買い注文に対応して注文が成立するとありました。
これでは最も高い価格の買い注文が500円未満の場合でも成立してしまうことになってしまいます。
よって誤りになります。
ちなみに、この文章は値段を指定しない注文方法である、成行注文の説明になります。
では、続いての質問です。
今からストップ高ストップ安に関する文章を3つ読み上げるので、誤った情報を含んだ文章を1つ選択してください。
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1.日本の株式市場ではストップ高ストップ安になった場合、株式売買の取引は15分間中断される。
2.ストップ高が連続した場合にはストップ高のみ4倍になり、ストップ安は通常通りである。
3.ストップ高ストップ安にはパニック入りなどの心理的不安による取引を一時的に抑制する効果がある。
それでは回答に移っていきたいと思います。
正解は1番目の文章です。
1番目の文章は、日本の株式市場ではストップ高ストップ安になった場合、株式売買の取引は15分間中断されるという文章でした。
そもそも基本的な部分からおさらいをすると、株式市場では値幅制限といって、1日の価格の変動幅が前日の終値または気配値を基準に制限されています。
そして値幅制限の上限まで株価が上がることをストップ高、下限まで下がることをストップ安といいます。
ストップ高またはストップ安した場合には、その日の取引は停止されます。
1番の文章では株式売買の取引が15分間中断されるとありました。
しかし15分ではなくその日中停止されるというのが正しい答えになります。
15分間など一定の時間だけ取引が中断される措置を取る仕組みとしては、サーキットブレーカー制度があります。
これはストップ高、ストップ安がないアメリカなどで導入されている仕組みです。
サーキットブレーカーとは、市場において想定外の価格変動が起きたときに、すべての株式売買を一旦中断したり、株価の上下する値幅を制限する制度のことです。
このサーキットブレーカーですが、ニューヨーク証券取引所やナスダックでは3段階のレベルに分けられています。
レベル1、レベル2の場合は15分間の取引の停止が、レベル3の場合はその日の取引が停止されます。
サーキットブレーカー制度についてさらに知りたいという方は、説明欄記載のURLよりぜひ記事をチェックしてみてください。
本日は、足し値注文とストップ高ストップ安についてのクイズを出題いたしました。
より詳しくそれぞれのテーマについて学びたいという方は、ポッドキャストのエピソード74または76、さらに説明欄記載のリンクより記事をご覧ください。
次回は株主還元についての記事をご紹介いたします。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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