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2025-06-25 09:13

バフェット氏も注目!海外投資家が日本株に投資する理由を徹底解説!

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サマリー

海外投資家が日本株に注目する理由は、米中対立による地政学的リスク、日本企業の割安さ、そして市場の非効率性の3つです。このエピソードでは、これらの要因がどのように日本市場の魅力を高めているのかが詳しく説明されます。

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の山口です。
おはようございます。インターン生の斉藤です。
山口さん、最近、ワイスマヒロと彩子氏の海外投資家はなぜ日本に投資をするのかという本が注目されているというニュースを見たんですけど、
この本気になりながらも、なかなか読むのは時間がかかりそうで、
ちょっと簡潔にどうして日本株が注目されているのか知りたいなというふうに思っているんですよね。
確かにニュースや新聞を見ると、日本株が熱いといった話題をよく目にしますよね。
ということで、実は今日まさにそのテーマについて調べてきたんですよ。
お願いします。
海外投資家の注目背景
海外の投資家の方々が日本株に注目している理由について解説していきます。
海外投資家といえば、2023年にアメリカの投資の神様とも呼ばれている専権を持つウォーレンバフェット氏が日本に来たのも話題になりましたもんね。
そうですね。まさにそれも関係しているんです。
今日はその背景を3つのポイントに分けて説明していきます。
本編に入る前にちょこっと株辞典のコーナーです。
今日の用語はバリュー投資です。
バリュー投資とは、企業の実際の価値、バリューに比べて株価が割安な銘柄に投資する手法のことです。
企業の収益力や資産価値などを分析し、株価が本来の価値よりも低いと判断した場合に投資を行います。
具体的にはPER株価収益率やPBR株価純資産倍率などの株価指標を用いて市場の平均よりも低い数値を示す銘柄を選びます。
例えばフリマ東電の掘り出し物を探すイメージをすると分かりやすいですよね。
実際の価値より低く評価されているものを購入することで、将来価格が本来の価値に近づくにつれて安定的なリターンを期待できるということですね。
それでは本編に入っていきましょう。
海外投資家が日本株に注目している理由は大きく分けて3つあると言いました。
結構たくさんありますね。
はい、そうなんです。
まず1つ目が、米中対立による知性学的なリスクからの注目なんです。
知性学リスクってよく聞く言いはしますけど、なかなか難しいそうですね。
そうなんですよね。
具体的にはどういうことなんでしょうか。
簡単に言うと、アメリカと中国の関係が悪くなったことで、これまで中国に投資していたお金の一部が日本に流れてきているということなんです。
なるほど。つまり中国がちょっと投資しにくいから、代わりに日本に投資しようみたいな感じですか。
はい、まさにその通りです。
中国は2001年のWTO加盟以来、経済成長がすごくて海外の投資家もどんどんお金を入れてきたんですけれども、
習近平主席の体制になってから政策が変わってきて、さらにトランプ大統領の貿易戦争もあってといったように状況がコロコロ変わっているんですね。
確かにこれは投資しにくい環境になってしまったと言えそうですね。
はい、そうなんです。特にアジア地域専門のファンドにとって、中国への投資が難しくなった時に、
アジアの中で比較的安定していて、投資家の権利もちゃんと守られている国として日本が注目されるようになったんです。
なるほど。消去法的な部分もあるけど、日本の安定性が評価されているってことなんですね。
はい、おっしゃる通りです。
日本企業の割安さ
そして2つ目の要因が、日本企業の割安さなんです。
割安さですか。つまり株価が安いっていうことなんですかね。
はい。実は単に安いというのと割安なのは大きく違う点があります。
割安というのは、本来の企業価値に比べて株価が低く評価されているということなんですね。
よくニュースで耳にしますね。BBR一倍割れとかそういう感じですね。
はい、さすがです。おっしゃる通りなのですが、PBR、株価純資産倍率という指標があるんですけれども、
これが一倍を下回ると、理論上は会社を続けるよりも解散した方が株主にとって得になるという意味になるんです。
PBR一倍割れってよく聞くので、なんでしょう、なんとなくただちょっとマイナスな感じのイメージだったんですけど、
理論上会社を続けるより解散した方がいいって結構深刻な事態ですね。
はい、ちょっと衝撃的な言葉なんですけれども、ポーションプライム市場では2022年時点で、
なんと50%の企業がPBR一倍割れだったんですよ。
そんなにあるんですね。もう半分ぐらいの会社が解散した方がいいっていうことですね。
はい。
もうそれって相当な数ですね。
そうなんです。改善が進められてきた現在も2024年5月で43%とまだまだ高い水準にあります。
つまり海外投資家から見ると、まだまだ安く買える日本企業がたくさんあるということなんですね。
なるほど、確かにPBR一倍割れの企業がこんなにたくさんあったら魅力的にも見えてくる気持ちもわかりますね。
そうですね。
ただなんでこんなに日本の企業で株価が安なところが多いんでしょうか。
はい。それが3つ目の要因にも関係してくるんですけど、
日本企業の利益率の低いことや経営の意思決定が遅いことなどが原因とされています。
あとは製造業が得意だった日本が、世界がサービス業を中心に移行していく中で取り残されてしまったという部分もあるんです。
確かに韓国であったり中国の企業に押されているっていう話もよく聞きますもんね。
はい、おっしゃる通りです。
でも逆に言うとこれって改善の余地がたくさんあるということでもあるんです。
なるほど、つまり今は安くなっているけど将来性があるから今のうち安いうちに買っておこうっていう投資家が増えているってことですね。
はい、それがまさにバリュー投資の考え方なんです。
市場の非効率性
そして3つ目の要因がちょっと皮肉な話なんですけれども、非効率性なんです。
非効率性ってそれすごい悪いことじゃないんですかね。
はい、ビジネスの面では普通に考えると悪いことなんですけど、投資の世界では逆なんです。
投資では非効率な市場ほど情報を集めて分析すれば他の投資家よりより良い成果を出せる可能性が高いんです。
つまりはみんながまだ気づいていないようなお宝企業みたいなそういうのがたくさん眠っているっていうことですかね。
はい、おっしゃる通りです。
アメリカの株式市場は情報開示も進んでいてみんな同じ条件で投資をできるんですけども、それって逆に言うと差をつけにくいということでもあるんです。
なるほど、日本はまだそこまで整備がされていないから調べれば調べるだけ、しっかり調べた人ほど投資機会が見つけられるってことなんですね。
はい、その通りです。一方でこれは企業側から見ると改善すべき点でもあるんですけどね。
確かにそうですね。
先ほどビジネス面では非効率性は良くないことと言いましたが、日本の企業はビジネス面としては効率性が著しく低い部分が残っていると言えます。
例えば日本企業では重役1人に対して秘書やアシスタントが1人以上ついていることが多いんですけど、アメリカでは何人もの重役が1人のアシスタントを共有するのが普通なんです。
それを聞くともうそれだけでも効率的じゃないっていうことがわかりますね。
ビジネス面では人件費などのコスト構造面でも効率性が求められる場面があるってことですね。
はい、おっしゃる通りです。
海外投資家が日本株に注目する理由が3つもあるなんて知りませんでした。
資生学的な要因から始まって、割安さ、非効率性、いろんな角度から日本市場の魅力が高まっているとわかりました。
でもこれって一時的なブームで終わってしまう可能性もあるんですよね。
はい、そうなんです。今後は日本企業や政府がさらなる改革を進めて、持続可能な魅力を作っていく必要があるとされています。
私たち個人投資家にとってもしっかりと企業の本質を見極める力が大切っていうことですね。
はい。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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直近では20代のリスナーの方から、パチスロ会めっちゃ面白かったですという意見をいただきました。
担当会へのコメントはとても励みでした。
担当会へのコメントはとても励みになります。ありがとうございました。
インターン生に話してほしいテーマなどございましたら、ご気軽にコメントやホームに送っていただければと思います。
それではまた次回お会いしましょう。
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