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株式会社インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習
こんにちは。昨日、マーベルの最新作「マイティ・ソウ・ラブ&サンダー」を見たインターン生の清水です。
本日は、いろはに投資の記事紹介です。
本日ご紹介する記事は、7月11日に公開された
【財務分析・企業の安全性を示す流動比率・負債比率とは財務諸表を読めるようになろう】という記事です。
まずは、本記事の結論3点です。
1.流動比率が150から200%であれば、半期的な負債の返済に問題はない。
2.固定比率が100%以内であれば、長期的な負債の返済に問題はない。
3.インターレストカバレッジレシオが1倍以上が最低条件で、高ければ高いほど支払い利息の返済能力が高い。
投資をする際、どの企業の株を買うか迷いますよね。
銘柄を選ぶときに大切になることの一つは財務分析です。
でも、財務分析って何をすればいいの?と思う人もいると思います。
今回は、どんな方のために、安全性の観点から財務分析の方法、その際に使う財務指標の解説をしていきます。
まずは、財務指標とは何かから見ていきましょう。
ここでご紹介する指標の計算には、バランスシートとも呼ばれる対借対象表と、損益計算書の環状科目を使います。
まずは、それぞれを簡単におさらいしていきましょう。
まず、対借対象表です。
こちらは、英語のバランスシートの頭文字を取ってBSとも呼ばれます。
対借対象表は、企業の財務内容をある時点で見たもの、また資産構成の内訳が示されているものです。
主な環状科目には、棚卸資産と売上再建があります。
次に、損益計算書です。
こちらは、プロフィット&ロスの頭文字を取ってPLと呼ばれることがあります。
損益計算書は、1年間でどれだけ儲かったかを見たものです。
また、中益と費用の内訳が示されているものでもあります。
こちらの主な環状科目は、売上高と支払い利息です。
BSは、ある時点、基本的には期末でどのように資金を調達しているか、
借入金や株式など、そしてその資金がどんな状態か、原預金や備品などを表しています。
つまり、企業の財務状況を瞬間的に見たストックです。
一方、PLは、1年間の活動でどんな費用が発生し、どれだけ収益を得られたのかを表しています。
そのため、こちらは1年間の活動の結果を示したプロになります。
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企業活動の成果であるPLが、長年積み重なった結果がBSとなるのです。
BS、PLにキャッシュフロー計算書を合わせたものは、財務算表とも呼ばれています。
次に、財務分析、財務指標について見ていきましょう。
まず、財務分析とは、財務指標の数字を使い、定量的に企業の経営状態を分析することを指します。
その分析手法は、大きく収益性、安全性、効率性、成長性の4種類に分けることができます。
そして、各分析において評価基準となるのが財務指標です。
では、これらの4種類の分析の目的と代表的な指標を確認していきましょう。
まずは収益性分析です。
こちらは、企業の利益を稼ぐ力を見るために行います。
代表的な指標には、営業利益率などが挙げられます。
次に、安全性分析。
こちらは、企業の財務リスクを測るためのものです。
代表的な指標は、流動比率などです。
効率性分析は、企業が持参を有効活用しているかを見るためのものです。
代表的な指標は、総持参回転率などがあります。
最後に、成長性分析です。
この目的は、企業がどれだけ成長しているかを見るためです。
代表的な指標には、売上高成長率などがあります。
では次に、企業の支払い能力を表す指標について見ていきましょう。
まずは、短期的な支払い能力を表す指標です。
企業の短期的な支払い能力を表す代表的な指標として、
流動比率と投座比率をご紹介します。
まず、流動比率とは、流動負債に対し流動資産がどれくらいあるかを示す財務指標です。
計算式は、流動比率%イコール流動資産割る流動負債×100です。
流動資産とは、バランスシート上の流動資産。
流動負債とは、バランスシート上の流動負債を指します。
業種にもよりますが、流動比率は150から200%あれば安全と言って良いでしょう。
では、流動比率は高ければ高いほど良いというものなのでしょうか。
実は、流動比率は高ければ高いほど良いというわけではありません。
棚卸資産が大量に残っているために流動比率が高くなっているという可能性もあります。
効率的に棚卸資産が利用できているかどうかについては、
棚卸資産回転期間などの効率性指標で判断しましょう。
次に、投座比率です。
投座比率は、流動負債に対し投座資産がどれくらいあるかを示す財務指標です。
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計算式は、投座比率%イコール投座資産割る流動負債×100
もしくは、投座資産イコール流動資産-棚卸資産で求められます。
流動比率と違い、分子に棚卸資産が含まれていないため、投座比率は100%から120%あれば安全だと評価されます。
投座比率を使うことで、より厳しい安全性の評価ができます。
ですが、ここで気をつけなければならないのが業種による違いです。
棚卸資産の基準は業種によって全く異なります。
そのため、より詳しく分析するには、業種平均との比較が大事になります。
実際に業種による平均値を見てみましょう。
建設業は、流動比率が178.8%、投座比率が148.1%
情報通信業は、流動比率が244.8%、投座比率が227.5%
不動産業界や物品賃対応は、流動比率が151.1%、投座比率が98.3%となっています。
記事では、他の業種についての流動比率と投座比率の平均値が書かれています。
興味のある方は、ぜひ記事の方もご覧ください。
業種によって棚卸資産の基準が異なることが分かったと思います。
そのため、流動比率、投座比率の両方を見るのが良いと言えるでしょう。
では次に、長期的な支払い能力を表す指標について見ていきましょう。
今回は、企業の長期的な支払い能力を表す代表的な指標として、
固定比率と固定長期的合率をご紹介します。
まずは固定比率です。
固定比率とは、固定資産を自己資本でどれだけ賄えているかを表す指標です。
長期的に使用する固定資産への投資が、返済機能のない自己資本で賄えているかを評価するために使用します。
計算式は、固定比率%イコール固定資産割る自己資本かける100です。
固定資本と自己資本もバランスシート状のものになります。
固定比率が100%以内であれば、安定的な経営を行っていると評価できます。
次に、固定長期的合率です。
固定長期的合率とは、固定資産を自己資本と固定負債でどれだけ賄えているかを表す指標です。
固定負債からの投資であれば、それほど安全性を脅かさないと考え、固定比率を拡張した指標です。
計算式は、固定長期的合率%イコール固定資産割る自己資本と固定負債を足したものかける100となります。
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ここで使われた固定資産、自己資本、固定負債もバランスシート状のものです。
固定比率を見て100%を大幅に超えるようであれば、固定長期的合率を見るべきです。
固定長期的合率が100%以内であれば、その企業の財務状況はほぼ問題ないと評価できるでしょう。
また、ここでも業種による平均値が記事の方にも載っていますので、ご興味のある方は記事もご確認ください。
情報通信業の固定比率平均が67.2%と低いのに対して、宿泊業・飲食サービス業の固定比率平均は400%を超えるほど高くなっています。
一方で、固定長期的合率の平均はどの業種も100%以内となっているのがわかります。
では次に、資産構成を表す指標について見ていきましょう。
資産構成を表す代表的な指標として、ここでは負債比率や自己資本比率をご紹介していきます。
まずは負債比率です。
負債比率とは、自己資本に対する他人資本、負債の割合を表す指標です。
バランスシート上では、貸し型の構成比率として見ることができます。
計算式は、負債比率%イコール負債割自己資本かける100です。
負債と自己資本もバランスシート上に載っています。
負債比率が100%以内であれば、負債を自己資本で完債できるということになり、企業の財務状況は安全だと判断されます。
また、企業の成熟段階によって負債比率の意味合いが変わってくるので、負債比率だけで財務安全性を評価するのは現実的ではないといえます。
例えば、スタートアップ企業などは負債比率が高くなりがちな企業もあります。
次に、自己資本比率です。
自己資本比率は、総資産に対する自己資本の割合を表す指標です。
自己資本は他人資本・負債とは異なり、返債・支払い義務がないため、自己資本比率が大きいほど財務の安全性の高い企業だと評価されます。
計算式は、自己資本比率%イコール自己資本割る総資産×負債と自己資本を足したもの×100となります。
こちらは少し複雑な式になるので、聞いていてもわからないと思います。
記事の方をどうぞご覧ください。
ここで出てくる自己資本や負債についてもバランスシート上で確認ができます。
30%から40%あれば安定企業、50%以上で有料企業、70%で超有料企業だと評価することができます。
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では次に、利息の支払い能力を表す指標について見ていきましょう。
安全性分析にも、損益計算書の環状科目を使って計算する指標はあります。
その中の一つがインタレストカブレッジレシオです。
インタレストカブレッジレシオは、支払い利息に対する営業利益と金融収支の合計額が何倍かを表す指標です。
利息を払うための十分な利益を上げているか、という有利子負債偏在の安全度を示しており、謝罪の格付けなどにも用いられる指標です。
計算式は、インタレストカブレッジレシオ×イコール営業利益×受取利息×受取配当金を支払い利息で割ったものとなります。
ここで出てくる営業利益・受取利息・受取配当金・支払い利息はすべてPL上で確認ができます。
インタレストカブレッジレシオは1倍を超えているかどうかが最低限の評価基準となり、高いほど良いとされます。
一般的にはインタレストカブレッジレシオが10倍以上あると理想的な経営をしていると言えそうです。
成熟段階の企業はインタレストカブレッジレシオが大きくなる傾向にあります。
記事の方では実際に伊東円と東芝のインタレストカブレッジレシオの計算をしているので、計算式の練習をしてみたいという方は記事の方で確認してみてください。
ちなみに伊東円と東芝のインタレストカブレッジレシオはそれぞれ40.5倍、37.1倍と計算できました。
これらの結果から、両企業とも利息の偏差に関しては問題ないと評価することができそうです。
今回は安全性分析に使われる指標をご紹介しました。
万能的な財務指標はないので、分析の目的に合わせて適切な指標を使うことが重要です。
最後にこの記事の結論をもう一度確認しましょう。
1.流動比率が150から200%以内であれば、短期的な負債の返済に問題はない。
2.固定比率が100%以内であれば、長期的な負債の返済に問題はない。
3.インタレストカブレッジレシオは1倍以上が最低条件で、高ければ高いほど支払い利息の返済能力が高い。
いかがでしたか?本日はだいぶ頭を使う内容となったのではないでしょうか。
それでは本日の息抜きです。
ちょっと最近の私の息抜きがあまりに長すぎたことを反省し、今後の息抜きは短くすることを心がけていきます。
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今日は冒頭で昨日見た映画の話をしましたので、映画関連の話をしてみようと思います。
マイティーソーは早速見たのですが、他にもまだ見れていない映画、これから公開で楽しみな映画があります。
まずはトップガンですね。
これは彼と彼のご両親の4人で見に行こうと計画しています。
なぜ4人で?と驚かれるかもしれませんが、珍しく彼のお父さんの提案で大変乗り気なので、私は楽しみです。
まだ見に行けていない理由は、私と彼が前作を途中までしか見ていないからです。
1本の映画しかないのに途中までってどういうこと?という感じですが、眠くなってしまい中断してから、なかなか忙しくて続きが見れていないという状況です。
こちらは待望の人気作なので、おそらく8月いっぱいくらいまでは上映していそうですよね。
他に私が見たいのは、五等分の花嫁という2シリーズあるアニメの最終回としての映画です。
5つ子姉妹を同学年の男の子が家庭教師をするという話なのですが、弟の部屋の壁に2メートル近くあるミクという5つ子の真ん中の女の子のタペストリーが飾ってあり、私も興味を持って暇な時に見始めました。
3日間くらいで見切ったと思うのですが、弟の真横でもイヤホンもせずに見ていた時に弟に、「ネタバレになるからやめて?」と言われたんです。
えっ、こんなタペストリーまで飾ってるのに、まだ見てないってどういうこと?と驚きましたが、彼はどうやらミクというキャラクターの声優さんが好きで、アニメを見る前から先取りしてタペストリーを買っていたようです。
声優さんが好きでグッズを先に購入するとは根強いファンなのかもしれませんね。
それにしても、なぜまだ見ていないのかは不明です。
最後に、今後公開される映画で気になっているのは、ジュラシックワールド 新たなる支配者です。
7月29日に公開なので、もうすぐですね。
ジュラシックワールドの主演、クリス・ブラッドはマイティ・ソーにも出演しているので、撮影が大忙しだったかもしれませんね。
また、余談ですが、マイティ・ソーには主演の総役のクリス・ヘムスバーズをはじめ、ナタリー・ポートマンやクリスチャンベール、今回監督を務めたタイカワイティの子どもたちも出演し、わいわい楽しく撮影していたようです。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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