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株式会社インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、夏休み中のインターン生の星野です。
このポッドキャストでは、スマホ時代の投資・企業分析メディア
いろはに投資の記事をもとに、投資の基礎知識から最近のトレンドまで幅広くご紹介いたします。
通勤時間などの隙間時間でながら学習をして、さまざまな知識をつけていきましょう。
本日ご紹介する記事は、7月12日に公開した、
【基礎解説】格付けとは格付け会社や国債の格付けを紹介、です。
まず最初にこの記事の結論を3点ご紹介いたします。
1.格付けとは信用リスクを測る指標の一つ。
2.有名な格付け会社は海外・国内に5社ある。
3.日本国債も格付け見通しが下がったことがある。
それでは記事本文に入っていきましょう。
格付けとは国債や社債など債権の信用力や、
管理金が約束通り支払われる確実性をAやBBBなどの記号で表すことです。
信用リスクを測る指標の一つとして使われ、格付け会社によって評価されています。
格付け投資情報センターによる発行対格付けはAAAが最も信用力が高く、
Dになるとデフォルトし元本を失う可能性が高いということになります。
また一般的に格付けが低くなるほど利回りが高くなる傾向があります。
格付けが低いとリスクが高まるので、
投資家の関心を引くには利回りを高くする必要があるからです。
AAB以上の格付けは投資的格格付けと言い、比較的信用度が良好だと考えられます。
一方でWB以下は信用度が低く、投機的格付けと呼ばれています。
ただしAAB以上でも絶対に安全というわけではありません。
実際にリーマンショックが起こった2008年、2009年では
AAB以上の企業のデフォルト率が上がったというデータもあります。
ではなぜ格付けが必要なのでしょうか。
格付けの意義を格付け対象者と投資家の視点で考えてみましょう。
まず最初に格付けの対象者、つまり債券発行企業や国の視点から見てみましょう。
債券を発行する際に格付けが発行コストを決定する指標の一つとなります。
格付けが高ければ低い利子で債券を発行できるためコスト負担が軽減されます。
つまり格付けは債券による資金調達のしやすさ、コストを左右します。
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そして投資家の視点です。
購入しているまたは購入を考えている債券の安全性や利回りが妥当かどうかを判断することができます。
つまり格付けは投資の判断材料になります。
続いて格付け会社について見ていきましょう。
格付け会社とは独自の基準を基に格付けを行っている組織のことで、
日本では金融庁に信用格付け業者として登録されています。
格付け会社は世界に何十社とありますが、
その中でも有名な外資企業3社と日経企業2社をご紹介いたします。
最初に海外の格付け会社について見ていきましょう。
1社目はS&Pです。
世界2大格付け機関の一つであるS&Pは1860年に設立され、
信用リスク評価に関して150年以上の歴史を持っています。
1961年に日本の発行体に初の格付けを付与し、
1985年に日本でのサービスを本格的に開始しました。
2社目はMoody'sです。
S&Pと並んで世界2大格付け機関のMoody'sは1900年に設立されました。
現在、国内の信用格付け業者ではMoody's Japan株式会社と
Moody's SF Japan株式会社が登録されています。
そして3社目はFitch Ratingsです。
1913年に設立され、ニューヨークとロンドンに本拠を置く格付け会社です。
世界の格付けの約15%を占めています。
そしてこれら3社で格付けのビジネスの95%が占められています。
続いては日本の格付け会社です。
1社目は格付け投資情報センターです。
格付け投資情報センターは1998年に発足した日本最大手の格付け会社です。
公募債市場での被災額カバー率は8割と日本一を維持しています。
また急速に拡大しているESG、SDGs分野でも評価と実績を積み重ねています。
そしてもう1社が日本格付け研究所です。
日本格付け研究所は1985年に設立され、格付け投資情報センターと並んで日本を代表する格付け会社です。
格付けを公表している日本国内の発行体約1000社のうち6割以上が日本格付け研究所から格付けを取得しています。
金融機関や流通関連業界でのカバー率はそれぞれ70%を超えている高い水準となっています。
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そして安全資産とも呼ばれる国際の格付けは各国でどのような状況になっているのでしょうか。
気になった方はぜひ説明欄に記載のURLよりご覧ください。
本日の息抜き。
皆さんはライブ配信をご覧になったことはありますでしょうか。
最近はインスタライブなどをやられているインフルエンサーや有名人の方も多くいらっしゃいますよね。
個人的には今まであまりライブ配信を見たことがなかったのですが、最近とうとう人気なライブ配信のプラットフォームを見てみました。
今回覗いてみたサービスはAmazonが所有しているTwitchというライブ配信のプラットフォームです。
Twitchとは2011年にゲーマーを対象としたライブストリーミングプラットフォームとして始められたものです。
今年の4月には約936万人ものアクティブユーザーがいたようです。
現在はゲーミング以外にも音楽やトークショーなど様々なジャンルのライブ配信が展開されています。
今までは正直なところライブストリーミングを自分でも見てみようとは思っていませんでしたが、
最近YouTubeでとあるTwitchでライブ配信をしているとても素敵なピアニストの方を見つけ、興味が湧いてTwitchを見てみました。
そしてTwitchで音楽系のライブ配信を見てみて、アーティストと視聴者の双方向性があってとても面白いという感想を持ちました。
コメント欄で送られたリクエストの曲を弾いてくれるなどといったライブストリーミングで非常に臨場感が感じられるものでした。
様々なジャンルのライブ配信が音楽以外でも行われているようなので、成長中のライブ配信業界を体験してみたいという方はぜひTwitchをご覧になってみてください。
次回は長期投資に関する記事をご紹介したいと思います。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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