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2025-08-08 12:34

#172:電子書籍『書いて考える技術』発売

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👋 こんにちは、はるなです。

今日のテーマは「書いて考える技術という電子書籍を作った話‌」です。

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✍️ずっと書きたかったテーマが、ようやく形になった

新しく「書いて考える技術」という電子書籍を制作・販売開始しました。

🛒 電子書籍「書いて考える技術」購入ページはこちら

元になっているのは、ナレッジスタックに月1回ペースで寄稿していた連載記事です。

この「書いて考える」というテーマは、5年以上も前から書きたいと思っていたものの、なかなかうまくまとめるアイデアが出ず、着手できずにいたものでした。

そんな「ずっとやりたかったけど手をつけられなかったプロジェクト」が、ようやく実現したんです。

数年レベルで進まなかったプロジェクトが、どうして今回は、完成にまでこぎつけることができたのか?

その理由は、「締切効果」と「連続ドラマ方式」の2つでした。

🗓️ 月イチ締切と連続ドラマ形式

寄稿記事は、「月に1本、お互い月末までに追加していきましょう」というルールで運用していました。

この締切が、想像以上に効果的でした。

普段の自分の仕事とは別枠で、月1本くらいのペースなら、そこまで負担にならずに続けられます。そして、「そろそろやらないと」というプレッシャーが定期的にやってくることで、1年以上続けて記事を出し続けることができました。

「月に1回、少しずつ書く」という形式が、長期的なプロジェクトにはとても向いていたんです。

電子書籍を1から書こうとすると、長編映画を撮るようなイメージで、かなり大掛かりになります。始める前から気後れしてしまうことも少なくありません。人それぞれやり方はあると思いますが、まずはアイデアから目次案を作成し、原稿を書き、校正し、電子書籍にパッケージするというような流れです。

1冊分の本の原稿となると、かなりの作業量があります。

対して、連載スタイルなら、「連続ドラマ」のイメージで、1話1話、話を重ねていくと、最後は1本の長いお話になるという形です。寄稿記事は普段自分が書いているニュースレターとボリュームは同じなので、そんなに負荷もありません。

結果的に、10本以上の寄稿記事が溜まり、その原稿をベースに、1冊の本として仕上げることができました。

「締切があること」と「小さく分けて進めること」、この2つが合わさると、少しずつでも着実に形になっていき、何年も進まなかったプロジェクトを進めることができました。

💡今回はKDPじゃない、自前販売スタイル

そしてもうひとつ、新しい試みとして、今回はAmazonのKDP(Kindle Direct Publishing)を使わずに、個人でEPUBとPDFを直接販売する形式にしてみました。

販売サイトはこちらです👇

🛒 電子書籍「書いて考える技術」購入ページはこちら

しばらくは、ニュースレター購読者限定での販売になります。通常価格は1200円ですが、今回はお試し価格として、500円で提供しています。有料プランの方はプロモコードの入力でさらに割引になります。

購入完了画面にDropboxのURLが表示されますので、そちらからデータをダウンロードしてください。

購入のメリット

しばらく経ったらKindleにも登録する予定なんですが、1〜2ヶ月は実験的にニュースレター購読者限定で販売します。(Kindleでの販売価格は1200円、Kindle Unlimitedにも対応予定)

事前購入のメリットは、書籍のPDFとEPUBデータが手に入る点です。

Kindleの場合、スクリーンショットやハイライト機能からの書き出し機能を使わないとデータ化できませんが、下記サイトからの購入ですと、PDFなどのデータが手に入るので、好きなアプリで読むことができ、書籍に直接メモを書き込みながら読み進めることができます。

📥 データダウンロード方法

購入後に表示されるページにダウンロード用のDropboxリンクがあります。

ページをスクロールすると、アプリで開くか、ブラウザで続けるか出てくるので、ブラウザで続けます。

ダウンロードボタンを押すとpdfとepub、2つのファイルがダウンロードできます。

Dropboxアカウントは特に必要ありませんので登録の必要はありません。ダウンロードをタップします。

すでにファイルダウンロードはスタートしているので、こちらのウィンドウは閉じても大丈夫です。

指定されたフォルダに保存されています。

Safariの場合、ダウンロード済みのファイルはアドレスバー横の下向き矢印アイコンから確認、虫眼鏡をタップするとファイル保存場所を開くことができます。

.epubファイルの開き方

ダウンロードしたファイルを長押し、メニューから共有をタップします。

epubファイルに対応しているアプリを選択。

Apple純正のブックアプリなどで開いて読めます。

epubファイルなら目次機能にも対応しています。

文字サイズなどの調整もできるので、読みやすさという点ではepubがおすすめです。

.pdfファイルの開き方

pdfファイルはタップするとプレビューで中身を確認できます。

右上の共有メニューからpdfファイルに対応しているアプリを選択。(または「ブックで開く」をタップ)

pdfファイルなら、マークアップが使えるため、右上の鉛筆マークをタップするとメモが書き込めるようになります。

pdfとepub、2タイプのファイルがセットになっているので、お好きな方で読んでいただけます。

購入ページはこちら

🛒 電子書籍「書いて考える技術」購入ページはこちら

誤字・脱字やダウンロードできない等の不具合がありましたら、こちらのメールに返信でお知らせいただけると大変助かります。

電子書籍の制作から販売までのプロセス紹介は、8月、有料メンバー向けの土日号として配信するので興味のある方は、この機会に有料プランに入っていただけると嬉しいです。

ということで今日は「書いて考える技術という電子書籍を作ったよ」というお話でした。



This is a public episode. If you'd like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit ipadworkers.substack.com/subscribe

サマリー

ポッドキャストでは、新しい電子書籍『書いて考える技術』の制作過程や販売戦略について語られています。この本はナレッジスタックの連載を基にしており、ビジュアルシンキングの技法を中心に構成されています。また、電子書籍ならではの縦書き形式やストライプを用いた販売方法も紹介されています。

電子書籍の制作過程
スピーカー 2
iPadの言葉から始めます。iPadオンリーなポッチキャット、iPad Workersポッドキャスト。
今日は、新しく作った電子書籍、書いて考える技術っていう本の話をします。
スピーカー 1
はるなさんがナレッジスタックで連載してくれたやつを、画質修正によってパワーアップしたやつ。
スピーカー 2
そう。ずっと、ここ最近とか何年かは、電子書籍作りも自分のプロジェクトの中にあって、年に1冊か2冊ぐらいをずっとリリースし続けてて、
1個出した後に次何の話を書こうかなっていうのを喋ったりとか、自分の中で考えたりしながらやってた中で、ビジュアルシンキングみたいなのもいつかやりたいなってずっと思ってたやつがある。
そうだね。イメージとしては5年前から言っとる感じやね。
5年前ぐらいからずっとやりたい、まとめたいとは言いつつも、でもどういうふうにまとめればいいのかがちょっとわかんないみたいになって、プロジェクトノート自体はあるんだけど、
スピーカー 1
いつかやりたいことリストで。
スピーカー 2
全然進まないやつがいたのね。
それがたまたまなんだけど、ナレッジスタックにお互いになんだけど、iPad開かずにゴリゴさんがナレッジスタックにはるなさんが原稿を寄稿し合おうみたいなのを始めたのが結構前から。
スピーカー 1
2年ちょいぐらい。
スピーカー 2
その中で、最初オブシリアンのこととか書いてたんだけど、途中から書くこと自体、書いて考える技術っていう名前をつけて、それに基づいて囲むとか繋ぐとかをテーマにして書いていた連載記事っていうのが毎月1本ずつあったのが、
もうその連載だけで10本以上たまってたから、じゃあそれをベースに本にしようってなったのが、今度出そうと思ってる本。
スピーカー 1
やっぱさ、いわゆる書き下ろしってさ、難しいんだよね。
スピーカー 2
やることがすごい多くて、まずそのテーマ考えないといけないし、じゃあそのテーマをどういう構成で見せていくのかみたいなこともやっぱり考えないといけない。
スピーカー 1
自分がね、やっぱりそういうことを意識してさ、いろんな本を読んでみるとさ、結構雑誌連載だったり、大体雑誌連載かな、をまとめて1冊の本にしているっていうパターンが多く、ああ、そういうことなんだねっていう感じがするし。
スピーカー 2
あとね、その自分が実際やってみて思ったのが、すごい締め切り効果で、機構記事。
小さく切らんといかんのだよね。
1ヶ月に毎月1本、月末までにお互い追加しましょうっていうルールで運用はしてて、1ヶ月に1回、そろそろやらないといけないなみたいなので、
自分が普段やってるやつとは別で、月に1回ぐらいならそんなに負担なく続けられて、1年以上続けられたから、その締め切り効果も結構。
スピーカー 1
結局それをさ、月に1本原稿を書くだと、やっぱ同じにはならんのだよね。難しいのが。
スピーカー 2
チェックしてくれる相手がいるから。
スピーカー 1
多分、パブリッシュすることが結構大事で、月に1本では1年でやっとまともなコンテンツ量になるって感じなんだけど、
やっぱそのスパンじゃないとできないというか、長く続けるにはそういうスパンで考えていくことが大事なんだなっていうのは、だいぶわかってきた。自分も。
スピーカー 2
で、そのベースになる原稿は、その気候記事として使ったやつをもとに、それプラスアルファで、第1章のところとか全然全部ほぼオリジナルっていうか、
全然気候記事とは関係ないやつで原稿を作成して、なんでその手書きがいいのか、書くことがいいのか、みたいなことをいろんな方向から攻めてるやつで、
基本編のところに気候記事として出してた、分けて繋いで強調して囲むみたいな、その4つの手順で物事を考えるとすごいわかりやすくなるよとか、
書く時にこういう方法で分けるといいよ、みたいな。
スピーカー 1
あとさ、もう1個大事なことがあると思うけど、今回から電子書籍というフォーマットになるとさ、縦書きになるじゃん。
スピーカー 2
うん。もともとiPad系のやつって、iPadとかApple Pencilっていう単語が英語だから、それをカタカナで表記するのは自分的に嫌で、
で、どうしても横書きの書籍にわざとしてたんね。今までのiPad系の本とか、あとは今年出したアプリ図鑑とか。
スピーカー 1
が、やっぱ同じ原稿を縦書きで読むと、厳密に同じではないんだけど、白がついた感じがするなーってやっぱ読んで思った。
スピーカー 2
それ好みの問題かなと思うけど。
スピーカー 1
多くの日本人は、俺たちぐらいの世代だったらやっぱ同じような感覚を持っていると思う。強弱はあれ。
スピーカー 2
まあ、この文章なら縦書きの方がなんかその、よくあるさ、ビジネス書っていうかの的な感じで読みやすいかなと思って、今回はその縦書きにしていて。
で、制作の部分に関しては、ジェミニCLIがすごい活用できてるかなって感じで。
スピーカー 1
あの、パブリッシュ工程みたいなやつやんな。原稿をそのePubにまとめてとか、画像を集めて。
スピーカー 2
原稿自体のその調整とか、CSSもジェミニCLIで調整をしてもらって。
スピーカー 1
あーそうね。だから文字を書く以外のことはほぼやってもらって、ついでにあの構成も手におはの間違いとかその苦闘点足りないとかそういうのもやってくれるからね。
販売戦略の考察
スピーカー 2
うん。あとはそのなんか全体を読んでもらって、なんか流れおかしいところないとか、この文章はこっちに加えた方がいいんじゃないですかみたいなその編集者視点みたいな。そういうのでチェックしてもらったりとか。
スピーカー 1
今10万字レベルぐらいだとジェミニCLIだいたい読める?
スピーカー 2
まあ、トークン数で言ったら結構な量読めるはず。
スピーカー 1
だから全容を把握してもらってコメントができるから、なんなら人間より記憶力良いレベルだよね。そうだとすると。
スピーカー 2
うん。だからまあすごいその相性も良くて、自分がその持ってる原稿のそのファイルの管理というか、オブシリアンを使っている関係者をローカルにマークダウンファイルを持っていて、
それをジェミニCLIで読んでもらってやり取りをするっていうのがものすごくちょうど良かったんだよね。
スピーカー 1
そのなんか神がかったラッキーな運がいいタイミングに登場した。クロードでも同じことはできるんだけど。
スピーカー 2
APIで操作をするとか、そういうのがやっぱちょっと億劫だったのが、なんかジェミニCLIだとパッケージングされてて、簡単にインストールすればもう簡単に使える状態みたいな。
スピーカー 1
それも含めて楽か。そうだよね。知らん人からしたら難しいけど、経験があればクッソ簡単やもんな、インストール設定みたいなやつは。
スピーカー 2
なんかインストールジェミニCLIみたいなので。
スピーカー 1
HIPとかだった気がする。
スピーカー 2
そうそう、その辺で何種類かやり方はあるんだけど、その辺詳しいやり方は過去のiPadワーカーズでもいいし、
iPadワーカーズのニュースレターでも書いてるので、そっちを見て2本ぐらい書いてるかな、ジェミニCLIについて。
ジェミニCLIっていうのはどういうものなのかっていうのと、ジェミニCLIを使ってどういうことをやってるのかっていうのの2つはあるから、そっち見てもらったらいいかな。
スピーカー 1
次あれだね、OCDNで原稿を書いてジェミニCLIで本を作るっていう本が作れるね。
本にせんくってもいい分量やもんな。
でも一つのネタにはなるよね、ジェミニCLI活用例で電子書籍を作ってみましょうっていう。
スピーカー 2
そうだね、それは手軽にできるので。
電子書籍の書籍データ自体はほぼ完成していて、あとはそれをどう販売していくかみたいな話で、
今まではずっとKindleのアリミテッド対象で電子書籍Kindleとして出すみたいな感じでやってたんだけど、なんか今回はちょっとやり方を変えてみようかみたいな話で。
スピーカー 1
普通に売りゃいいじゃんってことやんな。
スピーカー 2
そう、普通にオンラインのストアみたいなところから普通にポチって商品を買ってもらえるようにしようかなっていう。
スピーカー 1
ストライプで予約販売をして予約してくれた人にはだいぶお安く提供できますとかっていう感じに何か言うとらんかったっけ?
スピーカー 2
で、そのページもどこにどう作るかみたいな感じでいて、そのストアズみたいなさ、ああいうなんていうの、そもそも商品を販売できるサイトに商品として登録しちゃうのか、それとも全く別自分でページとかを作ってそこから買えるようにするのかみたいなので、
今そっちのページの構成だったりとか、商品紹介文みたいなのとかを考えて作ってる。
スピーカー 1
ストライプがね、やっぱあれもなんか初めて使って1年ぐらい経ったっけ自分で。なんかめちゃめちゃ便利やな。
スピーカー 2
自分で決済を作るってことやな。その決済システム自体はストライプを使っていて。
スピーカー 1
俺が今までやったことは、超アナログでお金だけ払ってもらったら、後から払ってもらったメールアドレスに手動でメールを送ります。
買ってくれてありがとう、これですっていう仕組みでずっとやっていて。
継続的に販売するっていうよりは、例えばそういう予約を集めてありがとうございますってその記事決められた日にまとめて配信するとか、そういうふうに基本的には使っているし、
オフ会のイベント参加費みたいなやつとか、そういうのとかもそれをやっておくと当日現金とか扱わなくていいからさ。
コンテンツの紹介
スピーカー 1
それが嫌な人はもちろんいるかもしれないけど、我々主催者としては非常に楽チンで助かるので、そういうふうにするようになった。
スピーカー 2
なので近々、このポッドキャストが公開されているときにはもうページをオープンしておきたい。
今撮ってる時点ではまだできてないので、1週間で頑張って作りますって感じかな。
ということで今日は、今作ってる、もうすぐ販売しようとしている電子書籍、書いて考える技術っていう本の成り立ちとか、どうやって販売していくかみたいな戦略の話かな。
スピーカー 1
コンテンツの紹介と販売戦略の紹介でした。
スピーカー 2
番組への感想やリクエストなどは、シャープiPadworkersのハッシュタグをつけて投稿してください。
それではまた来週。iPadworkers、本日でした。
12:34

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